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2016年12月 6日 (火)

【福岡タクシー暴走】車両原因の可能性が高まる(#1297)

Img_2464

2016年12月3日に福岡市で発生し、3人が犠牲になったタクシー暴走事故は、どうやらいわゆる『踏み間違え事故』では無い可能性が高くなってきました。


事故の状況


この事故の経緯をまとめると、以下のようになります。

■運転手の証言によると、事故現場の300mほど手前で停車して発進した時から、ブレーキが効かなくなりはじめていた。

■エンジンブレーキをかけようと、セレクターをLレンジに入れたが効果が無かった。

■途中の一時停止2カ所も、止まることができなかった。

■暴走中も、途中の駐車車両を避けながら走行している。

■事故現場50mほどで急加速し、そのまま病院に突入した。


事故状況の分析


これらの状況からわかることは、

■ブレーキが効かなかったのではなく、エンジン回転数が異常に上がっていた状態だった。オートマチック車の場合、加速状態でエンジン回転が一定以上に上がると、フットブレーキやパーキングブレーキの制動力を加速力が上回って車を止めることはできず、エンジン回転数が最高出力付近になれば、減速することも困難。

■暴走中も、ドライバーはエンジンブレーキをかけようとシフトダウンしながら路上の障害物を避けて走行し、途中2カ所の一時停止を止まれなかったことも認識しているので、認知力低下、意識喪失、極端なパニック状態では無かったと考えられる。

■踏み間違えであれば、早い段階からアクセルペダルをブレーキと勘違いして強く踏み込んでいるので、最初から急加速する。しかし、突入直前になってさらに急加速、すなわちエンジン回転が上昇していることから、アクセルペダルを踏んだことによる車の反応では無い可能性が高い。

■ドライバーがシフトダウンした場合、加速力は強くなっても加速度自体は低下するので、最後の急加速はシフトダウンの効果とは考えにくい。(なお、最後の急加速は目撃者の見かけ上の印象である可能性も捨てきれない)


これらのことから、ドライバーの誤操作である可能性は低いと考えられます。


ハイブリッド暴走の悪夢?


ここで注目すべきは、車両がトヨタのハイブリッド車、プリウスであることです。

エンジンとモーターの出力を合成して走るハイブリッド車の場合、エンジンが正常でモーターだけが暴走した場合でも、ブレーキをかけた車を引きずって加速する力があります。

エンジンやモーターがどのように作動したかは、ドライブレコーダー、エンジン制御コンピュータ、さらに事故車両にタコグラフが搭載されていれば、それらの解析で詳細に明らかになるでしょう。

ただし、誤作動だった場合、事故車固有の機械的トラブルなどが発見されなければ、その原因究明にはかなり手間と時間がかかりそうです。

いずれにしろ、今トヨタ社内は大騒ぎのはず。数年前に米国で発生した、プリウスのニセ暴走騒動で大きなダメージを受けた悪夢が、さらに悪い形で蘇るかもしれないのです。


事故の付帯的状況


この事故のドライバーは、個人タクシー運転手です。

個人タクシーの営業資格を取得するには、法人タクシーの営業経験が10年以上無ければならず、その間に大きな事故、交通違反、乗客からの苦情などがあってはなりません。

すなわち、少なくとも運転に関しては大ベテランであり、運転技術が未熟だった可能性は排除できます。

あとは健康の問題ですが、64歳ということで、認知、運動能力の低下は多少あったとしても、認知症の可能性は低そうです。

他の理由によって意識の混濁や喪失を起こしたり、故意による突入の可能性も、証言などの報道を見る限り、高いとは言えません。

やはり、車の異常が主原因である可能性を示唆しています。


あなたならどうするか


この事故について現在わかるのはこれくらいであり、今後の調査を待つしかありません。

しかし、事故の主原因が車側のトラブルだっとしても、ドライバーの対処が適切だったとは言えません。

エンジン車でもハイブリッド車でも電気自動車でも、もしあなたが同じような状況に陥ったらどうするか、考えてみてください。

おわかりの方も多いかと思いますが、こんな事故を簡単に防ぐ方法があるのです。


車が意に反して暴走した場合、ただセレクターレバーをニュートラル(N)レンジにするだけで、エンジン、モーターと駆動系が機械的に遮断されます。

あとはブレーキをかけるだけ。ブレーキ系統は車の中でも最も信頼性が高い部分であり、本当に「ブレーキを踏んでも効かなかった」という故障はまず起こりません。

もちろん、下り坂やスポーツ走行で酷使してフェードやベイパーロックを起こすような場合は除きますが、それでも機械的故障ではありませんし。

仮にフットブレーキが効かなかったら、パーキングブレーキを思い切りかけます。

もっとも、パーキングブレーキも主にリアホイール側のディスクブレーキやドラムブレーキをフットブレーキとは別系統で作動させているので、その部分に故障があったら効きません。

しかし、普通に整備されている車ならば、まず起こり得ない故障なのです。

最近は、オートマチックのセレクターがレバーではなく、ダイヤル式やボタン式のようなものも出てきて、とっさの操作がしにくいものもありますが、そういうことを考える必要が無いくらい、暴走事故は世界的にも起きていない、ということでもあります。


今回の事故で残念でならないのは、大ベテランのプロドライバーが、それも年代的に確実にマニュアルシフト車の経験も豊富なはずのドライバーが、シフトダウンまでする冷静さを保ちながらも、『シフトを抜く』という発想に至らなかったことに尽きます。

パニックに陥ってしまえば、普段できることが何もできなくなるのが人間ではありますが。

逆に、マニュアルシフト車ならばクラッチを切るだけで大丈夫な分、それが無いオートマチック車での対処を誤らせた可能性さえあります。

下り坂などで暴走したら、まずシフトダウンしてエンジンブレーキという発想は、教習所でも教わるマニュアルシフト車での対処方なのです。


これからどんどん増える


今回の事故は、どうやら車両側に原因がありそうです。

しかし、これはごくレアケースです。一方でドライバー側の原因による暴走事故が急増していて、車両側の対処が進まない限り、これからも増えて行くことは確実です。

これは冗談ではなく、少なくとも道路上や道路に面した場所にいる時は、その場所が車に突っ込まれる可能性があるかどうか、頭の隅ででも考えることを習慣にしたいものです。

もっとも、それが怖いと感じる人は、自然とそうなるでしょうが。


命を守るのが防災


最後に、私事ではありますが、管理人はかつて、今回の現場近くにあるホール『マリンメッセ福岡』を使ったイベント運営をやっていたことがあり、今回の事故現場である原三信病院は、いろいろお世話になった場所でもあります。

周辺の土地勘もありますので、あまり他人事とも思えません。

それにしても、病院にお見舞いに来て命を落とすなど、誰が考えるでしょうか。しかも今回の場合、道路に直接面した場所でもありません。

それでも、レアケースとは言えこういう理不尽なことが起きるのが現実であり、さらに危険要素が多い場所では、起こるべくして起こります。

我々がそんな交通事故に遭遇して命を落とす確率は、巨大災害よりもはるかに大きいのです。


防災とは、命と生活を守ること。

その対象は自然災害に限らず、大切なことは、決してモノ集めや予知ゴッコではありません。

その前に何が必要か、したり顔の『専門家』などの御託など聞く前に、まずご自分で考えてみて下さい。


◼︎当記事は、カテゴリ【交通の安全】です。

2016年12月 3日 (土)

【シリーズ特別編】異国の街角で治安問題を考える(#1296)

管理人が大箱ライブに行くと書く、なんとなくシリーズ化している『超満員の○○で□□~を考える』、今回は特別編です。

今回も確かにライブには行きましたが大箱ではなく、超満員でもありませんでした。

でも、場所が特殊でした。米国西海岸、ロスアンゼルスだったのです。


なんとでも言ってくれw


一部の読者の方には、「ああ、あれに行ったんだなw」とおわかりいただけるかと思いますが、そういうことです。アホちゃうか言われても、喜んでアホですーと答えますw

ともかくも、管理人は5年ぶりに米国本土に上陸しました。記事にもたまに書いてますけど、5年前のあの日、日本時間の2011年3月11日を米国東海岸のワシントンD.C.で迎え、CNNを観ながら呆然とするしかないという、希有な体験をしました。

それ以来の米国本土ですが、西海岸は初めてです。とりあえず無事に帰国していますけど、道中はいろいろ気がかりなこともあったのです。

なにしろパックツアーではい、かなり変態的な旅だったもので。


チャレンジングな旅でした


今回の旅の目的は、ロスアンゼルスでライブを観ることが主でしたが、これまでネット上で交流していた、カリフォルニアの友人たちに会うことも大きな目的でした。

このため、まず飛行機でサンフランシスコに入り、レンタカーを借りて、家族ではない女性同行者(なんという微妙な表現w)と車で周辺を観光し、しかも一部は単独行動もして、晩にはフリーウェイを飛ばしてサンフランシスコ郊外のサンノゼ、いわゆるシリコンバレーへ移動して現地の友人と合流、翌日は車でロスアンゼルスまで約700km(東京~岡山間くらい)を移動するという。

もちろん運転は管理人。初めての右側通行にチャレンジです。借りた車は、カリフォルニアをロングドライブするならこれしかないでしょうと奮発して、これですw
Ford
フォード マスタングのコンバーチブルです。アホですねwいや最高でしたけど。

さておき、交通法規などは事前に予習して行ったものの、米国の友人からは「こっちは運転がアグレッシブだから気をつけろ」と忠告されていました。

しかし、あまり譲り合いをしないくらいで、思ったほどヤバい感じはありませんでした。ただ、いろいろな意味でヤバそうな車が結構いるので、そういうのには極力近づきません。

その一方で、遅めのスピードでもアオって来るような奴もいません。下手にそういうことをやると、どんな反撃をされるかわからないのも、あの国の現実です。
Sunjose
これはサンノゼの街角ですけど、目に入る風景はグランドナントカというゲームそのまんまなので、なんか笑えてきます。当然なんですけどねw

そんなこんなで、街を離れて延々と州間高速道路を走って眠くなっても、日本のようにパーキングエリアで一眠り、というわけにもいかんのです。
Interstate
こんな風景が延々と続くのですから、眠くもなります。アメリカは普通に広いですwそれでも、カリフォルニアは風景の変化がある方でしょうね。

なにしろ、派手な車に乗った観光客っぽいアジア人3人(友人もアジア系なので見かけは一緒)がガーガー寝ていたら、よからぬ事を考える輩がいてもおかしくない。

実際、州間高速道路の途中で小さな町に降りて燃料補給するのは危険だと、地元民に忠告されました。

ガソリンスタンドでカードのスキミング、車を降りた時の車上狙いやホールドアップ、田舎町のラフな運転による交通事故など、地元民でもできれば避けたいのに、派手な車に乗った慣れない外国人は狙われて当たり前、というくらいで。

眠くなったらどこでも寝られる日本は、これだけでもつくづく良い国だなぁと、カリフォルニアの強い陽射しの下で想う管理人でした。

エセ地震予知だの地震雲だの、ついでに言えばヤク中の芸能人とかに大騒ぎしていられるのも、身に差し迫った危険があまりに少ない(と、思っている)からなんでしょうかねw


街中も問題だ


さておき、無事ロスアンゼルスに着きました。

今回のライブ会場は、コリアタウンという韓国人居住者が多いエリア。 とはいえそれほどアジア系が目立つということもない普通にアメリカの街、と言う感じです。

メインストリートは普通にビル街ですが、ちょっと外れるとこんな、とても感じの良い街です。
Korea1
Korea2

メインストリートはこんな感じです。
Korea6_2


宿泊はコリアタウンの中心部から歩いて7~8分の住宅街にあるアパートの民泊です。米国の友人と4人でシェアして、こういう所で節約しますw 周辺は下画像ののような感じで、実に平和そうな静かな住宅街ではあります。
Korea4
でも、これがまたちょっとした問題だったのです。

このコリアタウンという街、ここ10年ほどでかなり治安が改善されているということですが、今でもガイドブックなどには”ちょっと気をつけなければならないエリア”として名前が挙がっています。

しかし、街角にホームレスが散見されるものの、中心部は昼でも夜でも、特に危険を感じるようなことはありませんでした。 ただ、ちょっとアレというかブッ飛んでる人が一人で延々と喋っていたりして、ジャンキーだったらヤバいなあ、という感じです。

実際、ライブで良い場所を確保したいファンは、会場の周辺で徹夜で並んでいましたし。仲間がたくさんいるとは言え、地元民がそうするということは、最近はまあ大丈夫ということなのでしょう。

夜になっても、パトカーのサイレンも滅多に聞こえてきません。

それでも、管理人は常に周囲を見回していましたし、特に背後には気を配っていました。まあ、そういう性分なのですw


暗闇でドッキリ?


管理人が最もナーバスになったのは、ライブ後です。

会場近くのレストランでアフターパーティが終わり、帰途についたのは午前1時過ぎ。

中心部は十分に明るくて人通りもあるのですが、宿は民泊ですから、中心から外れた住宅街。下画像は周辺の夕暮れ時ですが、夜になるとかなり暗くて、人通りもほとんど無くなります。
Korea7

かと言ってタクシーやUberに乗る距離でもないので、日米混成の男女4人で歩いて行きました。ちなみに米国組もサンフランシスコとクリーブランドで、地元じゃありません。

上画像でもわかる通り、住宅街には街灯はあるものの、人が潜める物陰や暗闇がいっぱいなんですね。基本、ホールドアップや性犯罪など、暴力行為は暗闇で起きるのです。

道路にゴミが散乱している場所も危ないと言われますが、街の中心を離れるにつれて、少しゴミが目立ってきます。

これで家並みが途切れたら、深夜にそんな場所に入って行くのは自殺行為みたいなもので。

まあこちらは男2女2の4人だし、米国人はでかいし管理人は横幅が広いしw、それほど狙われやすい感じではありませんが、銃(のようなもの)でも向けられれば処置無しだし。

実際にホールドアップ食らったら、反撃なんかしたら死にますよ。ドラマのようには行きません。

だからひたすら、人が潜めそうな暗がりと背後に目をこらして危険を可能な限り早く察知し、ヤバかったらすぐに逃げられるようにと気を張っていました。酔っぱらいなのにw


まあ、何も無かったから今こんな記事を書いているわけですけど、あれは実際怖かったですよ。

でも、治安状態に興味を持っていなかったり、その場所の情報を持っていなかったりすれば、かなり脇が甘くなってしまう人もいそうです。

見かけはあくまで平和な街なので、ほとんど恐怖を感じないでしょう。ただ暗めの街だな、というだけで。

でも危険は確実に、それも日本の何十倍という高い確率で存在し、それは犯罪発生数統計に如実に表れているのです。

悪しき追従の時代

そもそも、我が国では“治安が悪い”というイメージを持ちづらい。

女性でも、大抵の場所で深夜の一人歩きできることが普通という、世界でも希有な国なのです。

しかし、それもかなり変わって来てしまいました。

それも厄介なことに、我が国の場合はこのエリアに近づかなければなんとかなる、というものでもありません。

特に欧米では、ヤバいエリアは路上のゴミや落書きが多く、得体の知れない人間がたむろっているなどの特徴がありますが、我が国ではそういう極端なエリアはあまりありません。

基本的に、我が国独特の様々な要因によって、路上での突発的な犯罪行為が起きづらい。外国の治安が悪いエリアに比べれば、ほとんどの場所でまだまだ居住者による路上への目配りやメインテナンスが効いていますし、制度的、文化的な要素もあるでしょう。

しかしそれをかいくぐるように、バイクなどを使ったひったくりが、ある意味で最も『手軽な犯罪』として、場所や時間を選ばすに増えています。

その一方で、コンビニなど店舗への強盗、侵入盗や侵入による性犯罪など、路上から一歩中へ入った場所での犯罪も、確実に増えています。

さらに、セキュリティが甘く抵抗されづらい高齢者宅を狙った強盗も。

路上に死角が少ないから、その一歩奥で犯罪が増えつつある。それが我が国の傾向と言えるかもしれません。


近年は経済的格差の増大が言われていますが、失業者や低所得者の増加によって、金品を狙った犯罪が確実に増加しますし、ひいては性犯罪などの粗暴犯も増えていく。

もっとも、まだまだ外国のヤバい地域に比べたら、どこでも天国のようなものですが、それも確実に、“犯罪先進国への悪しき追従”が急速に進んでいるのは間違いありません。


例えば、あなたが人通りの少ない夜道を一人で歩くことが多いようならば、今までより少し意識して周りを見回して見ることから始めてください。

それだけで、自分が被害者になる確率が大きく下がります。犯罪者が最も意識するのは、『視線』だからです。

少なくとも、スマホに熱中して歩いている場合じゃあないなと、夜のロスアンゼルスで考えた管理人ではありました。


■当記事は、カテゴリ『日記・コラム』です。

2016年11月24日 (木)

【管理人ひとりごと】大雪と福島沖地震の裏に(#1295)

今回は、管理人ひとりごとでございます。


54年ぶりだそうです


本日11月24日、昨晩からの雨は夜更け過ぎに雪に変わりました。(このフレーズを使いたがる世代ですw)

管理人在住の埼玉県南部でも、午前10時現在もかなり密度の高い雪が降り続いています。

明け方より雪が乾いて来ているようで、予報どおりこのまま午後まで降れば、それなりに積もりそうです。

なんでも、東京都内での11月中の初雪は1962年以来だそうで、それがチラチラではなくこんなにがっつり降るのですから、気候の変化を感じずにはいられません。


この雪は、大陸からの寒気の南下と本州の太平洋側に沿って北上する低気圧の組み合わせによるものですが、低気圧がもっと強力な、いわゆる『爆弾低気圧』だったら、関東でもドカ雪となります。


関東暮らしが長い管理人の記憶では、昔の関東の雪は北から降ることが多かったと思います。

今よりずっと降雪量が多かった日本海側から、雪雲が上越山地を越えて関東にまで流れ込んで来て雪を降らせる、という感じでした。

でもここ数年は特に、太平洋側の低気圧が北から寒気を引っ張り込む形が急増し、冬の低気圧も確実に強力化しています。

これは、冬でも海水温が昔より高く維持されていることによる、冬の低気圧の”プチ台風化”と言っても良いでしょう。

今後、地球高温化の進展と共に、しばらくの間はこのパターンが確実に増えて行くのは間違い無く、太平洋側でも被害が出るドカ雪となることが増えて行くでしょう。


雪の中に社会問題を見るw


東京など太平洋側の都市部が雪で大きな影響を受けると、雪国の人たちには、「あの程度の雪で大騒ぎだ」と笑われます。

管理人は関東出身ですが、北海道で暮らし、豪雪地で仕事をした経験もありますので、笑う方と笑われる方、両方の感覚がわかります。

もっとも、管理人の出身地は雪があまり降らないものの、子供の頃からちょくちょく新潟へスキーに通う、雪大好き少年ではありましたがw


なにしろ、普段あまり雪が降らない場所の人が雪に慣れていないのは当然としても、相変わらず雪をナメてかかる人が多いのは困りもの。

かつてよりはだいぶ減りましたけど、これだけ予報されても、あくまでいつも通りの暮らしをしようと言うか、ぶっっちゃけ何も考えていない人、まだかなりいますよね。

正直言って、そんなのは中年男性が一番多い。ある意味で社会を動かすコア層と言っても良いその年代が、最も危機管理が甘いなと。

本来は一番危機に敏感でなければならない層が、実は変化への備えが一番後手になる。そしてそれは、雪対策に限らなくて。

降りしきる空のカーテンの向こうに、もっともっと大きな問題が見え隠れしているようだと、かなり大袈裟に考えてみる管理人ではありました。

さあ今年もまた、冬が来る。


プライドの問題だ


もう一題、全く違う話など。

先日、福島県沖の強い地震で、津波が発生しました。

すると翌日、これは名指しで行きますが、夕刊フジの大見出しがこんな感じ。

『次は関東か?』

他は管理人が見ていないだけで、タブロイド紙、週刊誌、ゴシップメディア系にはそんなのが多かったのでしょう。

しかしまあなんと意味が無い、数字のためなら何でもアリという、ジャーナリズムの欠片も無いクソ記事だこと。

中身は読まずにもわかります。最近の大きな地震を列挙して、『専門家』の「いつどこで起きてもおかしくない」とか言う当たり前のコメントを載せて、不安をアオっているだけでしょう。

あの村井とか早川は既に学究の徒ではなく、カネ儲け優先の地震予知芸人化していますけど、タブロイドとは言えいちおう報道メディアですからね。

目先の数字の前には、もう報道のプライドなんかどうでも良くなっちゃったんだなと。


でも、そんな見出しにはつい惹かれてしまうのも確かです。それでも、そんな見え透いた仕掛けに乗らないのは、メディア情報の受け手である我々のプライドの問題ですよ。

だって、大衆はバカだからメディアや『専門家』(エセを多数含む)がビビらせれば、喜んで食いついて来るって思われているんですよ。

カネ払っちゃったら、負けですw


ちなみに、予知芸人早川のメルマガ『予知するアンテナ』では、先日の福島沖地震の前にはいつも通りなんとなく東北地方を広く警戒ゾーンにしていましたが、何が凄いって予想はマグニチュード5程度なので『避難が必要な状況にはならない』って断言していましたよ。

東北地方でM5程度なんざ誰でも予想できるし、こんな無根拠の不良情報をバラ撒いて、しかもカネを取る(払う人がいる!)のが、この災害大国の現実ですよ。

村井も、福島沖地震に食いついて来るのは間違いありません。なんたって、村井的には今、関東が最高警戒度指定ですから、「次は」と騒ぐのは間違いない。というか、騒がないとカネにならない。

早川も村井も、過去の『的中率』を検証すれば、当てずっぽう以下というのが事実ですし。

ところで、近いうちに『村井のしくみw』(仮)という記事上げますね。どういうカラクリで儲けているかという。


とにかく、物事を正しく見て、正しく判断し、正しく行動する。そういう意識とプライドをしっかり持って行きましょう。

肩書きやキャッチーな見出しに振り回される、愚かな(と、メディアが考える)大衆にはなりたくないものです。


■当記事は、カテゴリ【日記・コラム】です。

2016年11月22日 (火)

福島県沖でM7.4・津波発生(#1294)

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地震発生約1分30秒後の強震モニタ画像


本日2016年11月22日、午前5時59分頃、福島県沖の深さ25kmを震源とするマグニチュード7.4の地震が発生し、福島県沿岸部などで最大震度5弱を観測しました。

この地震で福島県沿岸に津波警報(予想波高3m)が発表され、その後宮城県沿岸部にも津波警報(予想波高3m)が追加発表されました。

当記事執筆時点では、宮城県の仙台港で最大波高1m40cmの津波を観測し、なお上昇中となっています。

この地震により、福島第二原発の使用済み核燃料冷却水の循環ポンプが停止しましたが、約1時間30分後に復旧しました。現時点では、東日本沿岸部の他の原発も含め放射線漏れなどの被害に繋がるような状況は見られていません。


地震のタイプ


気象庁発表によると、この地震は『北西-南東方向に張力軸を持つ正断層型』とのことで、当初は震源深さ10kmと速報されましたが、深さ25kmに修正されています。

福島県沖におけるこのタイプの地震は、東日本大震災後に発生頻度が上がっていましたので、東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)の余震ということができます。

しかし、東北地方太平洋沖地震とは発生メカニズムが異なりますので、同一震源域での直接的な余震ではない広い意味での余震、いわゆる『誘発地震』ということができます。

東北地方太平洋沖地震は、ほぼ東西方向に圧力軸を持つ逆断層型、すなわち太平洋プレートの圧縮力による『プレート境界型地震』でしたが、今回の地震は、岩盤内に働く引っ張り力(張力)によって岩盤がずれる正断層型です。


なお、マグニチュード7.4(速報値7.3から修正)という規模は、管理人が知る限り2番目に大きな規模の余震と思われます。

最大の余震は、2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震本震の約15分後に宮城県沖で発生したマグニチュード7.5の地震で、これは『アウターライズ地震』と呼ばれるタイプの浅い地震でした。


幸運だったこと


この地震の速報値は、深さ10kmでマグニチュード7.4でした。もしその通りであれば5mクラスの津波が発生していてもおかしくなく、震央の位置からすれば、数分で陸地に到達していたでしょう。

しかし実際には深さが25kmと比較的深めだったので、海底の変形量があまり大きくなかったこと、断層の動いた方向により、最初は『引き波』が発生し、その後『押し波』に変わったことから、陸地への到達まで数十分の時間がかかりました。

また、震央がもっと陸地に近いか陸地直下だった場合、最大震度6弱~6強の揺れになったものと考えられます。過去の例を見ると、このタイプの地震が沿岸直近や陸地直下で発生していることもまれに起きているので、今回そうでなかったことも幸運と言えるでしょう。


デマに騙されないで


去る11月13日、ニュージーランド近海でマグニチュード7.8の地震が発生しました。

そして11月14日には、月の軌道が地球に接近する、いわゆる『スーパームーン』という現象がありました。

そして今回の福島沖地震が起きたので、今後しばらく両者を絡めたデマが飛び交うことと思われます。


注意しなければならないことは、何らかの関係があるとされる前提条件が、全くウソだということ。

一部で、ニュージーランドで地震が起きると日本でも起きると言われますが、統計的に見れば全く相関は見られません。これは、2011年2月22日に発生したニュージーランド・カンタベリー地震の約1ヶ月後に東北地方太平洋地震が発生したことから、まことしやかに言われ始めました。

そして今回は10日後ですから、また一騒ぎ起きそうです。さらに、『スーパームーン』が近かったということで、いろいろ言われるでしょう(既に始まっていますが)


しかし、これは偶然としか言いようがありません。そういう連鎖メカニズムが存在するかどうかということとは別の問題で、長年に渡る統計を見れば、それぞれ全く無関係に発生しています。ニュージーランドと日本の地震が近かったのが2回目だからといって、関連があるとは全く言えません。

それに、一時は南太平洋のバヌアツ諸島での地震の後、日本でも発生するという話があったものの、いつの間にかそれがニュージーランドに変わっているという、まあその程度のものです。

一部で、過去の『スーパームーン』の時に大地震が多かったなどとまことしやかに言われてもいますが、これは全く事実に反する、完全なウソです。

しかし、人の不安はとてもオイシイ商売になりますから、そういうことを広めたい手合いがたくさんいる、ということです。

そのような根拠の無いデマ情報には、決して惑わされませんように。

そんなものは全く関係なく、巨大災害はいつでもあなたの身に降りかかる可能性があるのです。

■当記事は、カテゴリ【地震関連】です。

2016年11月15日 (火)

交通状況の急変から自衛せよ(#1293)

Fujisawa
神奈川県藤沢市の踏み間違いによる転落事故画像(11/13)


別に狙ったわけでもなく、狙いようも無いのですが、これが現実ということです。


これは偶然ではない


過日(2016年11月1日)横浜で発生した高齢ドライバーによる小学生死亡事故に関連し、高齢ドライバーが増えていることによる危険を指摘する記事をアップしました。

するとその後2週間のうちに、立て続けにアクセルとブレーキの踏み間違えによる死亡事故が発生し、巻き込まれた3人が犠牲になりました。

さらに、交差点で一時停止無視の可能性が高い死亡事故も。

いずれも、認知症の可能性が高い高齢ドライバーによる事故です。

2件の踏み間違え事故のドライバーは、警察の聴取に対して、いずれも「ブレーキを踏んでも止まらなかった」と証言していると報道されました。

細かいことですが、管理人の記憶では、かつてはこのような事故の証言は「アクセルとブレーキを踏み間違えた(かもしれない)」というように、事故後に自分のミスを認識しているようなものが多かったような気がします。

警察発表や報道側のニュアンスにも影響されるものの、これらの証言は、事故後も自分のミスを認識していない、そういうレベルの高齢ドライバーが増えたという見方ができるかもしれません。

11月13日に神奈川県藤沢市で発生した、立体駐車場からの転落事故のドライバーは50代ですが、この人は「アクセルとブレーキを踏み間違えた」と証言しているのが象徴的です。

このような状況は、ここ2~3年における管理人の印象と全く一致しているだけでなく、不安な動きをする高齢ドライバーが急速に増加しているのを、日々感じています。

記事を上げた途端に類似事故が連続したのも決して偶然ではなく、こういう状況が当たり前になって行く時代だ、ということです。

言うまでもなく、ここで高齢者がどうのとか、社会がどうのとか論じるつもりは一切ありません。

ごくシンプルに、簡単に凶器になる自動車を実際に凶器に変えてしまうドライバーが、理由はさておき確実に増えている、ということを危惧しているのです。

報道される事故の裏に

それでも、約半月の間に日本中で死亡事故4件という発生率ならば、それほど差し迫った危険に思えないかもしれません。

しかし、これは恐ろしい数字なのです。10年前には、このような事故は1年に数件というレベルだったのですから。

『ハインリッヒの法則』というのをご存じでしょうか。

何か大きな事象が1回発生した場合、その裏には少しレベルが落ちる事象が多数隠れていて、その比率はおおむね

1:29:300

になるという法則です。

この場合に当てはめると、高齢ドライバーによる1件の死亡事故が起きる裏には約29件の傷害・物損事故と、約300件の事故一歩手前、いわゆる「ヒヤリ・ハット事例」が隠れていると言うことができます。

厳密な数字はともかく、ここ半月の間に3件も死亡事故が起きた裏には、少なくとも数十件の『認知力低下』に起因する、報道されない事故が起きているということです。

そして、それらすべての事例で、何か少し条件が違えば重大死亡事故に発展する可能性があり、この先さらに増えて行く。

そう考えると、決して他人事ではなくなってきませんか?

危険が存在する場所

では、そんな高齢ドライバー事故は、どんな時間や場所で起きやすいのか。

それを考えることが、自衛への第一歩です。

まず発生時間ですが、これは圧倒的に朝から夕方の間です。高齢ドライバーは夜間はあまり車に乗らず、昼間に仕事、買い物、病院通いなどで車を使うことが多いからです。

そして、これは管理人の印象ですが、朝の通勤・通学時間帯と午後遅めの時間の危険度が高くなるように感じています。

場所については、駐車場で車を停める時の踏み間違いが目立つのですが実はそうではなく、交差点での一時停止無視、大きな道への合流での飛び出し、すれ違い時などの接触、二輪車の見落としによる衝突など、言わば『普通の交通事故』が最も増えているのです。

たまたま死亡や重傷事故になっていないから、報道されないだけなのです。


もちろん、交通の危険は高齢ドライバーだけではありません。

しかし、それが事故の原因として急速に増えている要素である、ということは間違いないのです。

道を歩く時も運転するときも、そういう状況なのだと強く認識して、セルフディフェンスに務めなければなりません。


■当記事は、カテゴリ【交通の安全】です。


2016年11月 7日 (月)

子供の命を奪った火災は不可避だったのか(#1292)

昨日11月6日、東京の明治神宮外苑で開催されていたデザインイベントで展示物の火災が発生し、逃げ遅れた5歳の男の子が焼死するという、あまりにも痛ましい結果になってしまいました。

この事故を受け、主催者は「消防法の規定に基づいていた」とコメントしましたが、一方で「600以上の出品があり、すべてをチェックするのは不可能」とも言っています。

しかし、大型作品はそれほどの数があるわけでは無いので、チェックは十分に可能だったはず。


これは人災なのか?


実は管理人、かつては東京ビッグサイトなどのイベントを運営する仕事をしておりましたので、そちら方面はプロです。防火管理者資格も持っております。

そういう目で見ると、火災を起こした作品は、異常とも言える状態でした。

そんなものを出した出品者と、それを見落とした主催者の責任は免れないものと考えます。


合法と非合法の狭間


会場の設営状態は、ニュースで見る限り、確かに消防法に適合したものに見えます。

展示スペースの間にはすべて幅3m程度の通路(避難動線)があり、展示スペースの周囲は、防炎加工した合板とアルミフレームのバックパネルで囲まれています。

このパネルは、専門の業者がイベント用に製作・設営しているものであり、強度や防炎性能は消防法の規定を満たしています。

さらに、展示物の近くには消火器が設置してあるのが見えますが、これも消防法による規定です。

もっとも、会場設計の段階で消防の認可を受けているので、設営内容で問題が出ることはまずありません。


展示物に関しては、見方によって判断が分かれる部分でもあります。

それは、それが主たる展示物なのか、付帯的な装飾かということ。

例えば、燃えやすいカーテンでも、それが商品や作品など状態が変更できないものであれば、安全を確保した上で、そのまま展示できます。

しかし、それが付帯的な装飾の場合は、木製の造作は浸漬による防炎加工が必要、装飾用の布地は、浸漬による防炎加工の上で造作に密着または接着していなければならない、つまり、一気に燃え上がりやすいふわりとさせた状態は認められないなどの、消防法による厳しい規制があります。

浸漬加工とは、防炎溶液にどぶ漬けして染み込ませる加工のことで、防炎スプレーをかけるなどの加工では認められないということです。

今回火災を起こした作品は、もちろん主たる展示物ですから、構造や造作の内容について、消防法の規制を強く受けるものではありません。

しかしその展示状態は、やはり異常としか言えません。どう見ても、『火災の発生を予見できた』としか言いようがない。


最悪の条件?


Img_2272

上画像は、火災前の展示状態です。そして、暗くなったら下画像のように内側からライトアップ。

Img_2276

これがどういうことかというと、

■防炎加工をしていない木材による骨格
■非常に燃え上がりやすい大量の木屑による装飾
■熱がこもりやすい内側からライトアップ

という、燃えてくださいと言わんばかりの状態です。

照明は、発熱が比較的少ないLEDランプだったようですが、このクラスになると、点灯中は手で触れないくらいに発熱します。

それが乾燥した木屑の中に埋まるように、すなわち熱がこもるように設置されていたら、どうなるか。

さらに、作品内部に通した電気配線のショートや発熱も、無いとは言えません。

正直なところ、専門の電気業者ならば、このような設営はしないと思うのです。照明器具は、出品者側が設置した可能性が高いと思われます。


気になること


この事故は、イベント屋的な視点で見れば、起こるべくして起きたとしか思えません。

火災以前に、子供の出入りが自由という展示スタイルならば、破損や転落などの可能性も含めて、常時監視が必要だったはずですが、おそらくそれは無かったのでしょう。


実は、ネット上に救出場面の鮮明な動画がアップされているのですが、凄惨な映像なので、リンクはしません。

それを見ると、ほとんど火が消えた後に、脚立を叩きつけて作品を破壊しようとするものの効果が無く、最後には数人で持ち上げてひっくり返しています。

その程度の重量なのですから、もっと早い段階でそうするべきでした。子供が助かったかどうかは別にして。

それ以前に、もっと早い段階で全力の消火活動が行われれば、また違った結果になっていたかもしれません。炎上中の画像を見ると、火災が最も大きくなる最盛期になるまで、誰も消火活動をしていないように見えるのです。

さらに気になるのは、出火前の映像に写っている、作品の後ろに設置された消火器が、ほぼ鎮火後の救出場面でも同じ場所に写っている、ということです。使われたようには見えません。

消火器による消火が行われている画像もありますが、上記のことからも、出火後最短時間で全力の消火活動が行われたのか、大いに疑問が残ります。


・・・・と、ここまでの記事は11月7日の午前中に書きました。

その後、日没後に作業灯として持ってきていた白熱灯を作品内で点灯していた、というニュースが入ってきました。白熱灯は温度が200℃近くにも達するので、乾燥した木屑に囲まれた中で点灯すれば、過熱して出火するのはほぼ間違いありません。

どうやら、それを予見できなかった出品者側の重大な過失による事故と言えそうです。

とはいえ、本来のLED照明だけでも、木屑に囲まれた形での設置は過熱の恐れが高く、配線の過熱やショートも含めて、火災対策がなされていたとは全く言えません。

これではっきりしたことは、やはり照明器具の設置は出品者側が行ったもので、専門の電気業者ではなかったということです。プロは、あんな危険なことは頼まれてもやらないでしょう。


まだできることがあったはず


Img_2277

会場各所には、消火器が何本も設置されていたはずです。それを全体的に把握しているのは主催者側ですが、有効な初動、すなわち火がまだ小さいうちの初期消火活動はほとんど行われていなかった、という風に見えます。

主催者側には、一応防火管理者が任命されているはずですが、現実には出火時の初動は出品者任せだったものと思われます。これが屋内展示施設ならば、火炎感知器やスプリンクラー、放水銃などが作動したでしょう。

屋外だったことが、さらに初期消火を遅らせたということもできます。


実は、上画像には消火における象徴的な問題も映し出されています。

消火器使用者が風下から火点へ接近しているので熱気で十分に近寄れず、しかも消火剤が風で吹き戻されています。

しかも、消火剤をもっともかけなければならない『火の根本』ではなく正面に向けて噴射しているので、これでは火の勢いを抑えることさえほとんどできないうちに噴射が終わってしまったはず。

これは、当ブログ過去記事でも触れていますが、消火器使用における典型的な失敗例であり、普段から意識や訓練をしていないと、多くの人が陥る失敗なのです。

消火器使用における失敗例と対策については、下記リンク先の過去記事をご覧ください。
【東京防災ってどうよ05】ここがダメなんだよ【1】(#1213)


このように、この悲惨な事故は、多くの面での問題が見え隠れしています。

これからさらに真相が明かされて行くのでしょうが、元イベント屋的視点で、現段階で考えられることをまとめてみました。残念なことに、起こるべくしておきて拡大するべくして拡大した事故ということができます。

こういうことをしっかり考えて具体的な対策を行うことが、次の安全を高める道なのですが、現実にはすぐに忘れられてしまうことが多いのです。

それでは、犠牲者も浮かばれません。


■当記事は、カテゴリ【日記・コラム】です。

2016年11月 6日 (日)

冬場でも安心できません(#1291)

落雷のハイシーズンは過ぎてしまったのですが、youtubeで興味深い動画を見つけましたので、ご覧ください。


これが一番怖い


とはいえ、特に日本海側では冬場でも落雷は普通ですし、近年では冬の太平洋側でも落雷が発生することが増えてきました。

冬場は夏場のように雷雨を伴うことが少ないので、木の下などで雨宿りをすることもあまり無いでしょうが、とにかく木の下はこんなに危険だという実例です。

下動画はジンバブエで撮影されたもので、雷雨の中で傘をさした女性が立木の下に入った途端に、木に落ちた雷が飛び移る側撃雷(そくげきらい)に打たれる瞬間です。

遠景ではありますが、雷に打たれた女性が倒れるショッキングなシーンですので、視聴は各自のご判断でお願いします。

動画は44秒、落雷は22秒辺りです。

なお、この動画の女性は一命を取り留めたとのことですので、ご安心ください。



覚えておきましょう


この先、地球高温化の影響で、季節を問わずに落雷がさらに増えて行くことが予想されます。

どこにいても危険な状況を早めに察知し、すぐに安全な行動ができるように、雷についての知識はデフォルトとして覚えておきたいものです。

雷について書いた最新の記事をリンクしますので(『東京防災』へのツッコみです)、自然災害の中で、最も遭遇する可能性が高い落雷についての知識と、回避方法を確かめておいてください。

【東京防災ってどうよ17】ここがダメなんだよ【13】(#1238)
【東京防災ってどうよ18】ここがダメなんだよ【14】(#1239)


■当記事は、カテゴリ【気象災害】です。

2016年11月 1日 (火)

【管理人ひとりごと】我々は自然より恐ろしい敵に囲まれている(#1290)

Yokohama
この血に染まったボディから目を逸らすな(横浜の小学生死亡事故現場画像)

50回に渡る(番外編を入れれば54回)『東京防災』へのツッコみシリーズを終えて、少々気が抜けている管理人です。

今回は、最近ふとふと思うことなど、管理人ひとりごとです。


“その時”どこにいるか


鳥取地震の余震活動はまだ非常に活発な状態が続いていますし、イタリア中部では近年では最大級とされる、マグニチュード6.6の地震が発生しています。

しかし、どんな災害もとりあえず自分の地域に影響が無ければ、どうしても“対岸の火事”のように感じてしまうのは致し方ないかもしれませんが、災害がどこで起きるかわからない以上、『被災者』とそれ以外の違いはひとつ、ただ”その時の居場所”のみなのです。

明日は、あなたが被災者や被害者として、カメラを向けられているかもしれません。


より恐るべき敵は身近に


防災というと、自然災害のことばかり考えてしまいがちですが、例えば巨大地震に遭遇して大きなダメージを受けることより、交通事故に遭う確率の方が何倍も高いのです。

最近の交通状況におけるひとつの厳然たる事実として、車を運転する人の割合が高い、いわゆる『団塊の世代』が、一斉に高齢化する時代になりました。

そして、その上の世代も、まだまだ車に乗っています。横浜で、登校中の小学生が死亡した事故を起こしたようなドライバーが、決して特殊な例ではなくなって来ているのをお感じですか?

あのような、ドライバーの『認知力低下』による事案は、確実に増え続けています。

そんな、まともな判断ができないドライバーの車が、いつあなたに向かって突っ込んで来てもおかしくありません。


そこで大丈夫ですか?


管理人は、昼間に車で移動することが多いのですが、街中に、そういうドライバーが、以前に比べてとても目立つようになってきているのを実感しています。

ベンツ、BMW、レクサスなどの高級大型車で、フラフラと運転しているような高齢ドライバーも増えました。皆、いろいろ成功した方々なのでしょうけど、歳にはかないません。

ちょっとニュアンスは違いますが、盛者必衰の理をあらはす、という一節を思い起こさせます。

なにしろ、そのようなドライバーがこの先さらに増えて行くのは、間違いのない事実なのです。


ですから、あなたが車を運転している時はもちろん、街を歩いている時でも、「ここで何かが起きてもおかしくない」という意識を、より強く持たねばなりません。

例えば、交差点で歩行者信号を待っている時、最前列でスマホ見たりしていませんか?車が突っ込んで来るかもしれませんよ。

そうでなくても、目の前で事故が起きたら、はね飛ばされた車が突っ込んで来るかもしれませんし、急病や、故意による突入も無いとは言えません。周囲をきちんと見るか、そうでなければ少し後ろにいるべきですね。


コンビニなどの前では、駐車場に入って来る車のドライバーが、アクセルとブレーキを踏み間違えるかもしれませんよ。

踏み間違え事故は、本人はブレーキのつもりだから、力一杯アクセルを踏んでエンジン全開で加速しながら突っ込んできます。


高速道路を気持ちよく走っていたら、正面に突然逆走車が現れるかもしれませんよ。

逆走車のドライバーは走行車線を走っているつもりなので、大抵は自分にとって左寄りの追い越し車線を逆走して来ます。管理人も、実際に遭ったことがあります。

その他にも、とにかく周りが見えていない、いや見るつもりがない、もっと酷いのは見ていても危険を察知できなくなってきているか、察知しても的確な運転操作ができないドライバーが、確実に増えているのを感じます。


交通事故による死亡者は年々減少していますが、このようなかつてはあまり見られなかったタイプの事故が、確実に増えているのです。

そして、上記のようないずれのタイプの事故も、すぐに死亡事故に繋がる危険を孕んでいます。

街は、多くの人が想像している以上に、危険が増えているのです。ほぼ毎日車で移動している管理人は、それを日々痛感させられています。


くだらない話はおいといて


最近、どこぞの教授とかが、ろくに裏付けのない理論やらを振り回し、さらなる巨大地震がどうたらこうらたらと騒ぐことが増えました。

大抵はネタが欲しいメディアにおだてられた教授センセイが、なにか勘違いして大風呂敷広げているだけですが、中にはメディアに出たくて自分から売り込んでいる教授センセイもいるようです。

この状況はもう科学への冒涜というか、ほどんどデマゴーグ化と言っても良いくらいで、ある意味で危機的状況です。それはまた別記事で触れますが、とりあえず防災情報としては、全く意味の無いものです。


つまるところ、我々は災害が怖いのではなくて、自分や周りの人が死んだり傷付いたりするのを怖れているわけですから、くだらない予知ゴッコにかまけているよりも、毎日あなたの身に降りかかる危険を避ける方が先決です。

管理人がドライバーとしての視点で見ても、歩行者や自転車の安全意識、セルフディフェンス意識も、かつてより甘くなってきているのを感じます。

事故が起きる前なら、どちらの責任だとか騒げますけど、一旦事故になってしまったら、物理的に負けるのはどちらですか?

小さな権利を主張するより、自分の身体と生活を守るべきです。でも、そういう意識が希薄な人も確実に増えていますから、ドライバーとしても、違った意味でのセルフディフェンス意識を高めないと、酷いことに巻き込まれてしまいそうです。


防災とは、あらゆる災害から生命・財産を守ること。言うまでもなく、交通安全も立派な防災活動なのです。

なんだか激しくまとまりが無いのですが、あの横浜の事故への憤りがあまりに強く、あれも決して特殊な例では無い、ということを日々感じているからこそ、言っておきたいことがありました。

ひとりごとということでご勘弁ください。

■当記事は、カテゴリ【交通の安全】です。


2016年10月28日 (金)

『大川小の悲劇』に有罪判決(#1289)

Ookawa
大川小学校の悲劇は我々に何を伝えているのか(2012,10,12管理人撮影)


去る2016年10月26日、東日本大震災の日に宮城県石巻市の大川小学校で起きた、いわゆる『大川小の悲劇』の責任問題について、仙台地裁で司法判断が下されました。


学校側の責任を認める


判決では、宮城県と石巻市、すなわち学校側の責任を認め、14億円の賠償命令が出されました。

この裁判の大きな争点は、学校側が巨大津波の襲来を予見できたかどうかでした。

当時、現場では情報が非常に限られ、避難すべきかの判断が難しかった中で、学校側の責任を認めた大きな理由は、午後3時半頃、市の広報車が「津波が沿岸部の松林を超えた」と告げながら学校脇を通っていたため、それを聞いた段階で津波の襲来を予見できたはずという判断です。

さらに、避難開始後に海抜高度が7m程度の『三角地帯』を目指したのは、津波高さが6~10mと予想される中で、不適当な判断だったとされました。

事実関係からすれば、合理的な判決ということができましょう。

危機管理とは、常に考えられる最悪の状況を想定して、それに対して最良の判断と行動をしなければならない、という原則に沿った判決と言えます。


果たして自分ならば?


管理人は、この判決を批判するつもりはありません。

ただ、この悲劇の詳細を知り、実際に現場にも立ってみた管理人は、ある思いが頭から離れません。

「あの場の責任者が自分だったとしたら、最良の判断はできなかったのではないか」という思いです。

最良の判断とは、地震発生後すぐに、直近の裏山に全員を避難させる、ということです。もしそれが行われていたら、大川小の犠牲者は、おそらくゼロだったでしょう。

しかし、それは本当に可能だったのか。

この悲劇については、現地レポも含めて過去記事を書いています。(文末にリンクします)

そこで当時の状況を分析していますが、これでもかというくらい、避難開始の判断と避難場所の選定を妨害するような状況があったのです。

そんな中で、判断を迫られたのが、もし自分だったら。

もちろん今ならば、この悲劇を教訓として最良の判断をするでしょう。大切なことは、そういう社会的コンセンサスが既にある、ということです。

『大川小の悲劇を繰り返さないために』、結果的には大袈裟で無駄足かもしれない行動でも、それも止むなしとされるでしょう。

でも、あの当時はそうでは無かった。

念のため申し添えますが、管理人は被告である行政や学校側を擁護したり、原告側を批判したりする意図は全くありません。

自分も子を持つ親である一方、防災に関わって人並み以上の知識を持つ者として、両方の思いがずっとジレンマになったままなのです。


宮城県や岩手県は、それでも過去に大津波の被害を受けた記憶のある場所です。

でも、それさえも無い場所で、果たしてこのような考え方や行動が徹底できるのか?


骨抜きにされる理由


先日、南海トラフ地震被災予想地域の学校で津波避難訓練が行なわれたというニュースを見て、管理人は愕然としたのです。

東日本大震災の大きな教訓のひとつは『津波てんでんこ』、すなわち津波が予想される時には、それぞれが最短時間で安全な場所へ避難せよ、集合するのは津波の危険がなくなってから、ということでした。

なのにその津波避難訓練では、子供を親に引き渡すという。

一応、引き渡しは『津波警報が解除されてから』ということらしいのですが、実際の危険のない訓練であっても、想定の警報解除前に学校に来てしまう親も少なくなく、解除後は一斉に押し寄せて大混乱になったとのこと。

そんなこと、それこそいくらでも『予見できる』ことなのに。どう考えても、“本番”で機能するわけないシステムです。 もし東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)のように大きな余震が続いたら、津波警報は何十時間も解除されないでしょうし。


このような状態では、早く来てしまった親に子供を引き渡すために全体の行動が遅れる、後回しにされて半狂乱になる親(絶対いる)に対応して手が足りなくなる、ひとりに対応すれば我も我もと殺到するなど、目に見えている。

子供をすぐに引き渡さないのは、全員の安全を確保するためです。東日本大震災でも、親が保育園や学校へ子供を迎えに行った帰りに、一緒に津波に巻き込まれた例がたくさんあります。

引き渡したら後は知らない、では済まされません。津波の危険があるうちの送迎は引き渡しは、親子共々犠牲になる危険が大きいということを、我々は東日本大震災で目の当たりにしたはずなのに。

この場合、津波警報発表中の引渡しで、明らかに親子の危険が予見できます。現実には引き渡すしか無いのに、下手をすると「引き渡したから親子まとめて犠牲になった」と、遺族から訴えられる危険さえあるというか、たぶんそれが起こる。

一方、親への引き渡しは、大川小でも全体の避難を遅らせた大きな原因のひとつでした。学校外の場所に避難してしまったら、親が来ても引き渡せなくなるからです。


悲劇を風化させるな


なのに、引き渡しを前提とした津波避難システムが作られてしまっている。

一応『津波警報解除後』というのが教訓の反映なのでしょうが、必ず横紙破りが出てくるのが目に見えているどころか、訓練の段階でもたくさんいるという現実。

そうなったのも、敢えてストレートに書けば、東日本大震災ほど酷いことにならないと思っている親からの「早く引き渡して欲しい」というプレッシャーに学校側が負けた、ということなのでしょう。

これは、危機管理が骨抜きになって行く、典型的なパターンなのです。

厳密な危機管理とは、普段の生活を“やりづらくする”ことがとても多いので、いかに落としどころを見つけて行くかというのが大変なのですが、皆に現実的な危機感が無ければ無いほど、骨抜きで意味の無いものにされて行く。

何十年も火事なんか起きていなければ、たまに誤報を出す火災報知器は切られてしまう、ということです。


風化とは記憶の喪失ではない


これがまさに『風化』ということ。

悲劇のことを覚えているだけでは何の役にも立ちませんし、当事者以外の記憶は、否応無しに薄れて行きます。

それでも、悲劇から得られた教訓が一般化して生活に浸透させ、多くの人の安全に貢献すること。

それこそが『犠牲を無駄にしない』、『風化させない』ということなのです。

行政・学校側を告訴した遺族の最大の目的は、同じような悲劇を二度と繰り返さないために、責任の所在の明確化と有効な対策を求めるということのはず。

その想いは、果たしてどれだけ皆に届いているのでしょうか。

阪神・淡路大震災から21年、東日本大震災から5年、そして熊本地震から6ヶ月。

あなたは、そこからどんな教訓を得て、どようように生活に反映させていますか?

行政が言うから、『専門家』が言うから、防災マニュアルに書いてあるから、でもそれは、本当に役に立ちますか?

まず、ご自分で考えてみてください。それがなにより、あなたとあなたの大切な人を救う力になるのです。

■関係過去記事リンク
改めて『大川小の悲劇』を考える


■当記事は、カテゴリ【日記・コラム】です。

2016年10月24日 (月)

“ネタ”になっていない残念なネタ(#1288)

大阪の当ブログ読者の方から、面白い情報をいただきました。

『東京防災』のあのネタを、実際にやってみた人がいると。

管理人が『バカじゃないか?』と最大級のツッコみを入れた、あのネタです。


“ネタ”にして欲しかった


やっているのは、管理人は全然知らなかったのですが、『トッカグン』という若手お笑いコンビ。

迷彩服を着た彼らの出で立ちを見れば一目瞭然、なんでも元陸上自衛隊員で、過酷なサバイバル訓練なども修了したレンジャー資格者だそうです。

『トッカグン』というコンビ名が『特科群』から来ているのは、ヲタならピンと来るところ。

陸自で特科と言えば、いわゆる砲兵隊のことです。大砲や多連装ロケットを撃っていた人たちのようです。

余談ながら、先頃解散した、「体操選手と自衛隊のー」というネタで売っていたお笑いコンビ『弾丸ジャッキー』のひとりも、当初は陸自迷彩服(同デザインのレプリカ)を着ていましたが、メディア露出が増えて来た頃から、どこのものでも無い、一般的な迷彩服に変わりました。

迷彩服は自衛隊員の身分を表す制服のひとつですから、レプリカとはいえ、同デザインのものを『元』が公の場で着ることにクレームが入ったのでしょう。

そんなわけで、もし『トッカグン』が売れてテレビとか出られるようになったら、今の格好はできなくなるでしょうね。余計なお世話だけど。まあ、売れてから考えることだなw

でもさすがに元現職、マニアックな目で見ても、着こなしが素人じゃないのですw


さておき、そんなコンビですからサバイバルネタも多いようで、youtubeでいろいろやっているようです。

で、その中のひとつが、『東京防災』のあのネタを“実際にやってみた”という動画です。

ただ、彼らはあくまで『東京防災』リスペクトの立場であり、ツッコんでいるわけじゃ無いのが残念なところ。

でも、なにか『?』という空気もあったりして、いろいろ言いたいことはありそうですねw

屋外での過酷な状況を誰よりも知っている元陸自隊員、しかも日本で最高レベルのサバイバル技術を会得しているレンジャー資格者なればこそ、その使えなさっぷりをネタにして、さんざんツッコんで欲しかったのですが。

災害時は、机上で考えるだけの教授センセイより、実際に訓練し、身体で会得した君らの技術や意見の方が確実に役に立つのだから。現職時代は言えなくても、今ならば全部じゃなくてもある程度は言えるだろうし。


それでは


前振りが異常に長いのが当ブログクオリティですすいませんw

それでは、ご覧いただきましょう。

というわけで、あくまで“実際にやってみた”というレベル。

それも、公園のやわらかい砂地の上で、片足装備で数歩歩くだけという、最初から機能や実用性を検証する気は全く無い感じ。

せめて両足装備で、アスファルトの上や不整地を歩いてみなさいよ。でも、それをやるとリスペクトできなくなっちゃうけどなw

あんなもの、本当に使えると思って紹介しているのかな?素人よりはるかにサバイバル術に長けた若者が、あんなバカな話を認めてしまっているのが残念すぎる。

これも東京都のご威光ですかね。しかし、若手芸人が長いものに巻かれちゃいかんだろう。バッサリぶった斬ってお笑いにして欲しかったなぁ。

そういうネタにするなら、当ブログは協力しますよw


あの動画でいちばん印象的なのは、実はビニールひもの切り方じゃないかなw

あれがまさにプロの技で、素人はそういうのを知りたいんですよ。

ちなみに、当ブログでぶった斬った記事はこちら。

【東京防災ってどうよ23】ここがダメなんだよ【19】(#1249)

『トッカグン』のおふたり、もしこの記事を見て、『東京防災』をぶった斬る気になったら連絡くださいw

全く関係ありませんが、管理人は昨日(10/23)に埼玉県の陸自朝霞駐屯地で開催された、自衛隊記念日観閲式にご招待いただいたのですが、所用にて行けずに号泣しております。

今年の総火演は行けたんですけどね・・・

90tk1
90式戦車行進間射撃(管理人撮影)


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