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2017年3月18日 (土)

【インチキのレシピ】一応村井のことも書いておこうw(#1317)

ここ何回かの記事で、早川のインチキメカニズムについて書いてきました。

ここでやはり、“地震予知芸人”の先輩w、村井のインチキメカニズムについて触れておきましょう。


基本はおんなじ


村井や早川に限らず、この手のインチキの手口は、基本的にすべて共通です。

要は大量の“予知・予言”をばら撒いておき、ハズれたものは無かったことにして、当たるもしくはカスったものを針小棒大に騒ぐという手法。

未来を予言できるとされる占い師も、大半がこの手法です。もちろん、『元祖』ジーン・ディクソンもこの手法。ジーン・ディクソンについては、こちらの過去記事をどうぞ。

【インチキのレシピ】誰もが憧れるあの人の話など(#1298)

ところが、村井と早川には、バックグラウンドの体制に、かなりの違いがあるんですね。

早川はメルマガ読者の募集を、かなりウェブ広告に依存しています。でも、村井のメルマガ、広告見たことないですよね。

それはなぜか?


テレビ出演が最良のプロモ


現代でも、まだまだテレビのチカラは強いのです。だから、みんなテレビに出たがる。

村井も、一時はフジテレビの『Mr.サン○ー』に出演して大ウソを吹いていたものの、熊本地震を完全にハズしてからは、さすがに声がかからなくなりました。

では、なぜ村井は一時はテレビに頻繁に出られたのか?

村井は、ナントカ機構株式会社という、民間会社のクセに公的機関っぽい姑息な名前の会社をやっています(カケラでも宣伝したくないので名前は書きません)

その会社の代表、つまり社長になっている人物は、実は芸能プロダクションを経営する人物であり、アチコチのメディアに顔が利くのです。

面白いことに、ナントカ機構の本社住所は、件の芸能プロダクションの住所と全く同じ。すなわち芸能プロ内に形だけ作られた組織ということですね。

それだけで、「ふーん」って感じですがw


努力の成果


そういう人物が、あちこちに“営業”をかけているわけです。

フジテレビの『Mr.サ○デー』のプロデューサーに接近して出演を実現させたのも、小学館の『週刊P』編集長に売り込んだのも、この人物。

でも、そのプロデューサーはフジ本体じゃなくて外部制作会社の人ですから、村井出演の企画を上げても、最近はフジテレビの方が通さなくなっているんじゃないかな。出演するとクレームがやたら多いからねwそれとも、そろそろ賞味期限切れと見て自粛なのか。

その一方で、件のプロデューサー氏は村井の講演会に自ら出演してヨイショトークやるとか、個人的にもご活躍のようで。


テレビが見放す一方で、同じフジ・サンケイグループのタブロイド紙『夕刊F』は、ある意味でタブロイドの強みを最大に生かしてw、早川も含めたインチキ地震予知の記事を“売り”にしているしw

まあ、その辺りいろいろな流れがあるのでしょうな。

まあ、村井と早川を定期的にピックアップしているのは、もう『夕刊F』くらいなものだけど。まあ、あの程度のインチキにダマされる層にアピールするには、意外に効果的なのかもしれませんねw


うんその通りだ


そんな村井、ネット記事に登場して、すごく良いことを言っていましたよ。アクセス増やしたくないからリンクしませんけどw

なんと、『巨大地震はいつどこで起きてもおかしくない』って。

いや全くその通りでございますね。管理人も、何の異論もございません。でも、さすがに日本全国を警戒ゾーンにしちまったからこそ、もうそう言うしかないってことなんでしょうねw
Murai170216
今やこれだもんなw

一応、もう1年くらい前から言っている、関東近郊が村井史上初の最高警戒度だってアピールしてましたけどね。それも、他地域とはケタが違う巨大市場、関東人の恐怖をアオるのが、最も“数字”になるということと無関係ではありますまいw

それでも、メディア露出するとそれなりの反響があるし、やらなかったらジリ貧必至だから、まあこれからもいろいろやるのでしょうけどね。

引き続き、まったりとウォッチしましょう。


思い出してみよう


東日本大震災から6年。

これまで、いろんなインチキやウソつきがはびこってきました。地震予知やら火山噴火やら、放射線でどこどこが住めなくなるとか、まあいろいろありました。

もちろん、それらがすべて無根拠だとは言いませんし、未だにいろいろな可能性があるのは確かです。

でも、この6年という決して短くない間に、そいつらの言った通りのこと、何かひとつでも起きましたか?

そして、そいつらが言わなかったことが、どれだけ起きましたか?

まあ、いろんな意味で、その程度ってことですよ。

予知だの予言だのに関係なく、我々はできる備えをできるだけしておく。

それしかないのです。


■当記事は、カテゴリ【エセ科学・オカルト排除】です。

2017年3月13日 (月)

あれから6回目の311を迎えて(#1316)

あれから、6回目の3月11日が巡ってきました。今回は、私的なことを記させていただきます。


手も足も出ない


過去記事でも何回か触れたのですが、管理人はあの日、日本にいませんでした。

本来ならば東京付近にいて震度5強を経験し、帰宅困難に巻き込まれていたかもしれません。

管理人は米国ワシントンD.C.のホテルで、地震発生後2時間くらいの段階で家族からのメールで情報を得て、CNNやNHK Worldで次々に流される凄まじい映像に、ただ呆然とするしかありませんでした。

自分の国が”壊れていく”のを海外からリアルタイムで見るという、手も足も出ないあの感覚。その時点では、確認された犠牲者数は1000人に満たなかったのですが、映像からは万単位の犠牲者数になることを、確信せざるを得ませんでした。

その前年、2010年2月のチリ地震津波で、東北地方の太平洋沿岸に史上初の大津波警報が出された時、実際に避難した人は10%以下だったという事実があり、今回は巨大地震の後とはいえ、大半の津波避難が間に合わなかったことが想像されました。

もしかしたら、10万人単位での犠牲者が出るかもしれない。そんな恐怖に囚われていたのです。

管理人は、幸いなことに3月13日(成田空港再開日で計画停電開始前日)に帰国できたのですが、そういうわけで”あの瞬間”のことは何も経験していません。

米国東部時間の3月11日午前5時40分頃、眠れないままに観続けたCNNの画面撮り映像です。
■11/3/2011 CNN Japanese tsunami report recorded in Washington D.C.


何ができるのだろう


あの大惨事を、自分は何ひとつ体験していない。それは幸いだったのですが、管理人の中には、負い目のようなものがありました。

自分には、何ができるのだろう。その思いが募っていきます。

そして選んだのが、福島で動物救援ボランティアをすることでした。管理人は動物好きですが、いわゆる動物愛護活動をしているわけではありません。

管理人の考えは、飼い主と離ればなれになったペット動物を救って再び飼い主と巡り逢わせることで、人の心を救いたいと思ったのです。あくまで、人間のために。

多くの人間が犠牲になっている中、被災地ではペットのことなど嘆くこともできません。特に福島は、自分で探しに戻ることもできないのです。ならば、誰かがやらなければ。

福島を選んだのは、報道されない真実をこの目で見てやる、という考えからでもありました。放射線に関してもそれなりの知識がありますから、現実的な危険は避けられると判断していましたので、可能な限り”入って行く”つもりでした。

震災から2ヶ月が過ぎた5月初旬、福島の動物保護ボランティア団体のお手伝いをすることが決まりました。もっと早く行きたかったのですが、それまでは『自己完結』できる体制がとれなかったのです。


震災関連記事


その後しばらく、週末ごとに福島に通って動物保護ボランティア活動を行う一方、宮城県の被災地にも行って、現地のボランティア仲間の支援もしました。

当ブログでは、管理人の被災地での活動の一部を、カテゴリ【被災地関連情報】にまとめてありますので、リンクします。

■カテゴリ【被災地関連情報】

さらに、今まで非公開にしていた、福島の最前線での動画もご覧いただきたいと思います。 あれから6年、初公開です。

作業をしながらの撮影なのでごく短時間の映像ばかりですが、我々に限らず、多くのボランティアが危険を承知で、“ あの中”で活動した、いや現在もまだ、それは続いていることを知ってください。

場所は明らかにしませんが、我々の格好から、どういう場所かはご判断ください。すべて、2011年5月中の撮影です。

なお、音声はカットさせていただきました。

■Minami Souma Fukushima 2011


当ブログには、福島の状況を題材にした小説も掲載しています。管理人の災害小説の2作目『声なき声』です。

これはフィクションであり、各種設定は創作ではありますが、主人公の三崎玲奈が目にすることは、そのほとんどが管理人が見てきた事実です。

作品中、パトカーから逃げるシーンだけは、運転している男が管理人そのものです。

なお、警戒区域に入る際のシーンは完全なフィクションであり、事実とは全く異なります。

上にリンクした動画のシーンも出てきます。全22回連載の中編ですが、よろしければお読みください。

福島の警戒区域内で起きたことの一端が、ご理解いただけるかと。

下記リンクから、『小説・声なき声 第一部』(全22回)をご覧ください。なお、『小説・生き残れ』は管理人の完全創作の初回作です。

■カテゴリ【ディザスター・エンタテインメント】


東日本大震災から6年。

まだまだ、何もかもが途上なのです。

■当記事は、カテゴリ【日記・コラム】です。


2017年3月10日 (金)

【インチキのレシピ】インチキのメカニズム(#1315)

前記事(#1314)から続いて、早川の『予知』についてツッコみます。


また出たよw


早川は、『夕刊F』でこう『予知』していました。

『2月28日から3月6日までに、福島、茨城、千葉で最大震度4前後。北海道、青森、岩手で最大震度3程度、東京、神奈川では最大震度2程度、震源が陸上ならM5.0、海底ならM5.5程度

『2月28日から3月7日までに、九州でも最大震度3程度、陸上でM5.0、海底でM5.5程度のおそれ

太字部分をまず笑いましょうね。はい“いつもの奴”ですw(前記事#1314参照)

早川理論による『予知』では、地震の大半が陸上ならM5.0、海底ならM5.5前後という規模を導き出すらしいw

ちなみに、早川が言う内陸と海底のマグニチュード差はなんでだろうと思われた方も多いかと。

実際の地震では、震源が内陸直下だろうと海底だろうと、場所による規模の差など生じません。

要はこれ、陸地から離れた海底で起きた地震の場合は、内陸で起きた地震より少し規模が大きくないと、地上の揺れが内陸地震より小さくなりがちだから、なんですね。

すなわち、まず初めに例えば“地上で震度4程度”という前提があり、そのためには内陸と海底でどれくらいのマグニチュード値の地震が“必要”か、という程度の話ですね。


ブレブレじゃんw


そうでなければ、ほとんど毎回同じような『予知』結果になるはずもありません。

でも、もし早川理論では本当に毎回同程度の規模を『予知』しているのなら、地震の規模に関してはほとんど予知不可能の方法だということを自ら証明している、ということですねw

だって、結構多発しているその程度の地震さえ的中率10%程度だし、それより大規模の地震はひとつも『予知』できていないしね。

ところで。M5.0とM5.5、並べられるとなんとなく同じくらいの地震に思えるかもしれませんが、これまで何度も述べた通り、マグニチュード値が0.2上がると地震のエネルギーは約2倍。

では0.5上がるとどうなるかというと、約5.6倍と、はるかに大きな地震になるのです。そんなブレ幅の大きな『予知』しかできないということですね。

さらに、『実際の地震の規模はさらに大きくなることもある』と毎回言い訳しているのですから、「規模は全然わかりませーん!」と自ら宣言しているのと同じです。

要は、マグニチュードとか良く理解していない、わかりやすい震度に最も反応する層を、コアクラスターとしてダマくらかす商売ですかね。

法人相手から素人向けメルマガにスイッチしたのは、そういうことですねw


ここで『予知』結果を見てみましょう


記事冒頭の『予知』はどうだったでしょうか。

はい。安定の“全ハズし”ですw

該当期間中に、日本全国で震度4以上の地震は1件もなく、『予知』内容に日時、場所、規模共に該当するのは、3月6日に熊本で起きた震度3のみ。こんなにざっくりした『予知』なのにねw

てか、震度3くらいを『予知』してなんか意味あんのかよw

・・・いや、ある。もしそこで大規模地震が起きたら、「規模は違ったがその場所での地震の前兆は掴んでいた」とフカせるw

しかし熊本の震度3は、言うまでもなく熊本地震後に多発している余震であり『的中』とか言う話ではありません。

こういう検証でもしなければ、あんなインチキ予知もそのまま葬られて忘れられ、また同じような内容で更新されるだけ。

そしてたまたま当たる日が来たら、チョウチンメディアが『的中』祭りをブチ上げて、ダマされる“お客様”が量産されるという不毛な繰り返しですが、こういう商売は大げさな『宣伝』が必須ですから、これからも続くのです。

まあ、だんだんインチキも浸透して来ていますけどね。最近の『夕刊F』とかの、異様とも言える“早川先生スゴい!”的なアオりは、焦りの裏返しなんでしょうな。

飲むだけダイエット食品、水素水、地震予知・・・・ううむw


管理人のような素人の話じゃ信じられないという皆様は、こちらのブログをご覧ください。

■次々に地震を的中する早川正士名誉教授は本物か?


こういうことです


早川の“商売”は、

■地震多発地帯の広い範囲をざっくりと『予知』する
■ほとんど同じ場所を継続的に『予知』する
■『予知』する地震の規模はいつも同じくらい

という形が基本で、

■大多数のハズレは黙殺して検証もしない
■『予知』内容と重なるものは大々的に『的中』宣言する
■日時、場所、規模の多少のズレは無視して『的中』とする

というスキームで運用され、その結果が

■被害が出るレベルの地震は1件も(もちろん熊本地震も鳥取地震も)『予知』できていない
■総合的な『的中』確率は、当てずっぽうと同レベルの10%程度

という、ほとんどネ申レベルのハズし芸なんですけど、本人は「的中率7割」だってよww

こんなのが大手を振っているようじゃ、いつまで経っても防災はバカとインチキばかりって思われるよなぁ。

■当記事は、カテゴリ【エセ科学・オカルト排除】です。


2017年3月 2日 (木)

【インチキのレシピ】すでに完全に捏造レベル(#1314)

前回記事(#1313)から続きまして、早川の『予知』についてツッコみます。

今回もさらに“温故知新”でw


ある意味村井よりスゴいw


早川が現在のメルマガによる地震予知サービス『予知するアンテナ』を始めたのは、2016年9月。

ちなみにその前は、『地震解析ラボ』という会社組織の中心となって、自分の理論による当たらない予知を主に法人会員に有料でバラまいていましたが、何があったか知りませんが自分だけ抜けて、村井と同じくクレームが少なく補充が効く、素人相手のメルマガ商売に鞍替えしました。

法人会員相手だったら、そりゃクレームもキツかったでしょうね。だって全然当たらないんだもんw


さておき、早川メルマガの『予知』は紙媒体で取り上げられるというか、タイアップのチョウチン記事も結構出ています。

その内容をまとめると、シリーズ前回記事(#1313)で指摘した、なぜ2月28日の福島沖地震(M5.7)に見かけの数値は近い、【陸上ならM5.0、海底ならM5.5程度】という『予知』ができたかという理由が、実に鮮明に浮かび上がって来ます。

以下、早川がメルマガを始めてから今年(2017年)1月までに、紙媒体が取り上げられた『予知』を列挙します。事前に説明はしません。でもこれを見た後には、誰もがその理由をご理解いただけているかと。

ちなみに、掲載媒体はほとんどが『夕刊F』、ごく一部が、写真誌『金曜日』ですw

さあ、行きます。全部で14本。


これを見た後にあなたは笑うw


■2016年9月10日までに、北海道~東北で大きな地震が起きて津波が発生する。

■北海道・東北太平洋岸で、(2016年)9月中に震度5クラス

■2016年10月12日までに、岩手を中心に最大震度5弱

■2016年10月12日までに、熊本から沖縄で最大震度5弱

■2016年10月15日までに、福島~千葉でM5台

■2106年12月20日までに、道東からオホーツク海にかけて内陸ならM5.0前後、海底ならM5.5程度

■2016年12月25日までに、宮城から岩手にかけて内陸ならM5.0前後、海底ならM5.5程度最大震度は青森、福島を含めて4程度

■2016年12月25日までに、東北地方の南側から房総半島にかけて、内陸ならM5.5前後、海底ならM6.0前後福島、茨城で最大震度5弱程度

■2016年12月20日までに、北信越を中心に東海や北陸にかけての内陸で内陸ならM5.0前後岐阜と長野で最大震度4程度

■2016年12月22日までに、中国、四国、九州、沖縄で内陸海底ともにM5.5前後、最大震度4程度

■2017年1月7日までに、南九州から南西諸島にかけてM5.5前後

■2017年1月9日までに、中国、四国、九州にかけてM5.5前後

■2017年1月9日までに、小笠原諸島の海底でM6クラス以上

■2017年1月中に、福島が2度大揺れする


笑えました?


お笑いの内容に触れる前に、これらの『予知』の結果をお知らせしましょう。

これらに該当するような地震の発生は、1件もなし。見事に的中率0%を叩き出しましたw

なのに、後のチョウチン記事ではあれもこれも『的中』という話になり、なんとまあ“的中率7割”を豪語しているんですね。

しかし、メディア掲載記事では、早川側は情報自体の対価を受けていないので、ウソついても詐欺罪にはなりません。

しかも、広告ではなく『報道』ですから、誇大広告にもならないんですよ。文責はメディア側にあるし。法律の抜け穴ね。だからみんなメディアに『報道』扱いで出たがるわけで。

メルマガ読者が騒いでも(月額500円で本気で騒ぐ人がいるかは疑問ですが)、いても個人なら全然怖くないだろうし、いざとなったら何ヶ月分か返金するくらいで済むでしょうしw


改めて笑うところを


というわけで、早川の『予知』を見たら、皆様お気づきでしょう。

地震のマグニチュード値を出している記事のほとんどが、内陸ならM5.0前後、海底ならM5.5前後であり、ときたまM6が出てくるくらいだということに。

今回、2月27日までにとされた、前記事(#1313)で触れた3地域の『予知』でもそれは変わらず、さらに2月28日から3月6日までとしている2地域(書きませんw)の『予知』でも一緒。

すなわち、早川の『予知』は、大半が内陸ならM5.0前後、海底ならM5.5前後で、地上の震度4程度なんですよ。

その上で、毎回『地震の規模は予知より大きくなることもある』という注釈をしておくことで、『予知』以上の大規模地震が起きてしまった場合の責任逃れをしているわけです。でも、もし『予知』範囲内で起きたら、「規模は違ったが場所は当てた」と豪語するわけですよ。


2月28日の福島沖地震(M5.7)では、“いつもの予知”がたまたま「近い!」という印象を与えただけです。でも、マグニチュード値が0.2上がると、地震のエネルギーは約2倍ですからね。

見かけの数値の小差に騙されないように。この地震は、『予知』よりはるかに大規模な地震だったのです。

何ヶ月も連続して出している、東北全域をカバーするような予知範囲の1点(福島沖)で起きた地震が、たまたまマグニチュード値が0.2しか違わない地震だった。 『予知』した震度は、過去の地震のパターンから類推できる数値に過ぎない。

これのどこが『的中』なんですかね?


次回、このネタをもう1回掘り下げますね。

■当記事は、カテゴリ【エセ科学・オカルト排除】です。


2017年3月 1日 (水)

【インチキのレシピ】さあ“的中祭”が始まるぞw(#1313)

2017年2月28日の午後4時49分、福島県沖の深さ52kmを震源とするマグニチュード5.7の地震が発生し、宮城県岩沼市、福島県相馬市などで最大震度5弱を観測しました。

広い範囲で震度4~1を観測し、東京、神奈川では震度2程度でした。

この地震は、気象庁から『西北西ー東南東方向に圧力軸を持つ逆断層型』と発表されており、北アメリカプレート岩盤内で発生した『スラブ(岩盤)内地震』と考えられます。

東日本大震災被災地を久しぶりに大きく揺らしたこの地震で、様々な記憶が蘇った方も多いかと思います。被害の有無に関わらず、心よりお見舞い申し上げます。

そして本日3月1日にも、ほぼ同じ震源で最大震度3の地震がありましたが、これは2月28日の地震の余震と考えられます。


さて、そんな被災地の心情など関係なく、この地震で喜んでいる連中がいる。

村井も早川も、すぐに『的中宣言』を出して来るでしょうし、御用メディアは揃って“的中祭り”を始めるでしょう。その辺のカラクリを、改めて詳細に明らかにして行きます。


とてもシンプル明快なインチキ


まず、村井。2月16日のメルマガで、ついに日本全国を危険ゾーンに指定していますから、基本的にどこで起きても的中w
Murai
しかも、東北から関東の太平洋岸は、2年近く前からずっと危険ゾーンのままですし。

そんな、麻雀の『十三面待ち』みたいなことをずっとやりながら、大きめの地震が起きると、大喜びで『的中宣言』を出しているだけです。

近いうちに、おそらく、まず『夕刊F』と『週刊P』辺りがチョウチン記事やって来るでしょう。

でも、メディアに乗った時だけ見る人が大半だから、なんとなく『的中』させたという風に見えるわけで、その宣伝効果だけでダマされる人も少なくないわけです。

それにしても、プロ野球12球団全部に優勝の可能性があると言っておいて、優勝チームが決まったら「私が予想した通りだろ」と自慢しているのと何ら変わらない。

もう、語るのが恥ずかしいレベルの、“サルでもできる地震予知”という感じですねw


温故知新でバレバレw


次に早川。これがまた実に面白いので、ちょっと過去に遡って見てみましょう。

当シリーズ前記事(#1311)で、早川が2月27日までの『予知』を出していると書きました。その範囲を、2月28日の福島沖地震、発震から約1分30秒後の『新強震モニタ』画像に赤丸で描き込んでみました。
Hayakawa

主に3つの範囲ですが、東北地方ひとつは、震災後の多発地帯をざっくりとカバーしているだけ。

もうひとつは、東北南部から千葉県北部までをカバーした範囲。この表現が、『東北地方の南側から千葉県北部』というボヤかし具合です。どこだよ『東北地方の南側』って。そんな調子だから、赤丸の範囲も結構適当ですw

もうひとつは、九州から沖縄にかけてという、これまた超ざっくりな予知範囲。

このうち、『東北地方の南側から千葉県北部』は、前回の『予知』の範囲と全く同じ。あとふたつの範囲も、ほぼ毎回指定している範囲。

#1311記事で指摘した通り、多発する場所と大市場を恒常的に危険だと言っているだけです。こうやっておけば、いつかは当たるというだけのこと。


ちょっとスゴくない?w


今回の地震は、福島沖、M5.7、最大震度5弱、広い範囲で震度4、東京・神奈川は震度2という規模でした。

これに対し、早川の『予知』は東北地方、陸上ならM5.0、海底ならM5.5、最大震度は4程度、東京・神奈川では震度2程度というものです。

そして、実は毎回必ずついているのが「地震の規模は予知より大きくなることもある」という文言。『予知』より大きく起きてしまった場合の“リスクヘッジ”、わかりやすく言うと、先に言い訳をしているだけですね。

それにても、場所(予知範囲広すぎるけどw)、とりあえず地震の規模はそこそこ近くて、各地の震度は“ほぼドンぴしゃ”ですね。ここ、強調して来るだろうな。でもね。

まず、マグニチュード値は0.2上がると地震のエネルギーは約2倍になりますから、5.5と5.7では、すでに別モノの地震です。ですから、かなり広い範囲で震度5弱の揺れとなったのです。

このことから、逆説的に見えて来ることがあります。

すなわち、陸地直下の震源ならM5.0、ちょっと離れた海底の震源ならば、M5.5程度で地上の揺れは震度4程度になることが多く、それが東北南部から茨城県、千葉県北部で発生した場合には、東京・神奈川周辺は震度2程度のことが多いという、#1311記事で指摘した通り、過去のパターンに当てはめているだけ、ということです。

では、【陸上ならM5.0、海底ならばM5.5程度】という規模は、どのように『予知』されたのか。

さあ、ここから面白くなってきますよ!

と、アオりつつ、次回へ続きます。


■当記事は、カテゴリ【エセ科学・オカルト排除】です。

2017年2月28日 (火)

異常運転事故が急増しています(#1312)

Hakatataxi
博多で起きた病院へのタクシー突入事故現場


福岡で起きた、タクシーの病院突入事故のドライバーが責任能力ありとして起訴され、運転中にポケモンGOをやっていて路肩にいた人をひき殺したトラックドライバーが、懲役3年6月の判決を受けました。

他人事ではない

ここ何年も、交通事故による死者数は減少の一途です。しかしその一方で、上記のような、かつてはあまり見られなかった、理不尽な交通事故が確実に増えており、それが死亡事故につながることも少なくありません。

注目度が高いとはいえ、高齢ドライバーによる突入事故がほとんど数日おきに報道されていますが、それも人的、物的に大きめの被害が出た場合であり、その類のちょっとした物損事故は、報道される何十倍も起きています。

そしてそのどれもが、いとも簡単に死亡事故に繋がる可能性を秘めているのです。

危険が大きいのは、昼間の駐車場。スーパーマーケット(ショッピングセンター)、病院辺りが筆頭でしょう。皆様はそういう場所で、暴走車に対しての警戒をしていますか?

もちろん、駐車場だけでなく、街中どこでにでも危険があります。

管理人は昼間の車移動が多いのですが、最近、“いつやってもおかしくない”と思える高齢ドライバーが、激増しているのを感じています。車の動き、ドライバーの表情、運転姿勢などから、そう判断できるのです。

実際に信号、一時停止無視や意味不明の運転操作などを目にすることも、少なくありません。

暴走車の危険は、もうあなたの周りのどこにでも迫っているのです。


想像以上のことが起きている


管理人の知り合いに、小さな自動車整備工場をやっている人がいます。

どちらかというとスポーツ系に強いので、スポーツカー改造需要の減少とともに経営は苦しくなり、そろそろ店をたたもうかと考えていたそうです。

ところが、ここ2年ほどの間に事故車修理の依頼が急増してきて、それだけで商売が回り出したので、まだしばらく店を続けることにしたと。

急増した修理依頼の多くが、高齢ドライバーによる事故に絡んだものなのだそうです。

それほど広い商圏や多くの顧客を持つわけではない小さな整備工場が、いわゆる“若者のクルマ離れ”をはねのけて、高齢者の事故修理需要で潤うといのも皮肉ですが、それくらいの勢いで高齢者絡みの事故が増えているという、想像以上の現実があるのです。

では、この2年ほどの間に、何が変わったのか。

いわゆる『団塊の世代』が一斉に高齢化したのです。


プライドと衰えと


管理人は、ここで高齢者問題を語るつもりは毛頭ありません。問題は、ただ危険なドライバーが急増しているという一点のみです。

歳をとればとるほど、車があると便利です。基本的に、いつまでも乗っていたい。

そして、いわゆる『団塊の世代』の、特に男性は免許を持っていること、車に乗れること、車を持っていること、運転が上手いことを、ある種のステイタスと感じていることが多い世代です。

これは自動車教習所の教官に聞いた話ですが、75歳以上の免許更新時に義務付けられている高齢者更新時講習は、かなりウンザリするような状況だそうです。

まだ現在ほど車も多くなく、荒っぽく飛ばす運転が上手いと勘違いした人も多かった時代そのままだと。

狭い道ほど加速する、ブレーキを遅らせる(単純に反応が遅いことも)、急ハンドルを切る、しかし周囲の確認は適当か全くやらないというような、要は“自分はまだまだ運転が上手いんだアピール”がひどいと。

もちろん、そんなのはただの下手くそ迷惑ドライバーに過ぎません。でも自分は上手いつもりという。

しかしそれを指摘しても、まず“自分のスタイル”を変えないと。

その一方で、これで公道が走れるのかと思えるほどの高齢者も多いそうですが、多少縁石に乗ってもパイロンに当たっても超低速でも、とりあえず交通法規を守っていれば、落第にはならないのです。

でも、教習所で言われませんでしたか?縁石の向こうは崖、パイロンは人間だって。卒業検定なら一発で試験中止ですよね。

もちろん、すべてがそうでは無いでしょう。でも、毎日のようにそんなドライバーに対応している教官のウンザリ具合からは、否定のしようがない現実が見えてきます。


どうすりゃいいのか?


正直なところ、こうすれば危険を避けられる、という単純な方法はありません。

ただ絶対に必要なことは、あらゆる場面での予測です。

例えばコンビニの前にいる時、入って来る車から視線を外さない、交差点を渡る時、信号、一時停止無視がいるという前提で確認する、信号待ちなどでは最前列に出ないか、周囲から視線を切らない、など。

車を運転している時なら、動きのおかしい車がいたら自分から離れる、見通しの悪い交差点を渡る時にはアクセルを抜き、特に左側から来る車を確認しながら渡るなど。これは自分の側が青信号や優先道路の場合に必須です。

このような対策は理屈ではなく、異常運転の車が怖いと思えば、自然にそうなるものです。

しかし街中では、自分だけならともかく例えば子供連れの方でも、あまりに周りを見ていない人が多く見られますし、フラフラ走る車との車間を詰めたり、真横に並んだり(相手ドライバーはまず見ていません)する車も普通にいます。

現実には、ひとたび街に出たら、どこから“攻撃”されるかわからない、それくらいの覚悟でいないと異常運転の事故に巻き込まれる可能性が高まっており、その状況は今後さらに悪化することは疑いないのです。


■当記事は、カテゴリ【交通の安全】です。

2017年2月24日 (金)

【インチキのレシピ】これがカラクリの実例です(#1311)

いやはや面白いですねw

前の記事で、”地震予知芸人”早川のネタをやった途端に、実に面白いことが。


これで的中なら苦労はしない


2017年2月19日の午後6時19分頃、千葉県北東部の深さ60kmを震源とするマグニチュード5.4の地震が発生し、最大震度4を観測しました。

この地震について早速、タブロイド紙『夕刊F』が早川の記事を掲載しています。まあ、いわゆるチョウチン記事って奴ですねw

なんでも、早川はこの地震を『的中』させたんだそうですよ。2月13日発行の『夕刊F』に、こんな記事コメントが掲載されていたそうで(下記太字部分)

(2月)18日までに東北地方の南側から千葉北部にかけて、陸上ならM5.0、海底ならM5.5前後、最大震度は宮城、福島、茨城、千葉で、4程度。東京、神奈川では、最大震度2

とまあ、実にざっくりとした『予知』ですね。地震の規模まで予知しているのがスゴいと思われるかもしれませんが、これはいつものパターンを見れば誰でもわかること。

あの辺りでM5.0〜5.5が起きれば地上は大体震度4くらいになって、距離の離れた東京近郊は震度2程度に”なるのが普通”だと言っているに過ぎません。要は、過去多かった地震のパターンに当てはめただけ。

だから、それ自体は『予知』でもなんでもない。そんなもの、地震の発生状況を毎日モニタしている管理人にもわかりますw

でも何しろ『的中』だと強弁される。日付は1日ズレたけど、場所と規模は確かに当たっているじゃないかと。


これがカラクリだっw


まず、『予知』範囲がすんごく広い。東北南部から関東北部の太平洋岸は、東日本大震災以降、膨大な数の地震が起きている地域ですから、とりあえずこの辺りで起きると言っておくのはセオリー。

当初はこの地域を無視していた先輩”地震予知芸人”村井も、背に腹は変えられなくなって、突然この地域を危険範囲に加えてきましたからねw

だって『予知』しようがしまいが、実際にたくさん地震が起きている地域なんですから。”地震予知芸人”が取りこぼす手は無いですよねw

しかも、なんと言っても関東は他地域とは比較にならない大市場です。関東の恐怖をアオるのが、商売のためには必須なんですよ。


さておき、今回なぜ当たったか。今回は2月13日『夕刊F』掲載の記事内容がヒットしたという幸運に恵まれたので、数字になる『的中』礼賛記事が出ただけ。

これで何も起きていなければ、何も触れられずに葬られただけのこと。

なにしろ早川メルマガでは、この辺りにはほぼ毎回、同じような『予知』が発表されているんですよ。多発地帯にずっと『予知』情報出していれば、いつかは当たるって。

この究極が、前記事の『村井式十三面待ち』ですね。すでに地震多発地帯さえ超越して日本全国ですからw

早川は、この地域だけでなく、村井ほどではないにしろ、各地の地震多発地帯に恒常的に『予知』情報を出しているのです。そして、起きれば『的中』と騒ぎ、起きなければ何も言わない。

ではその『的中』確率はどれくらいかというと、こういうインチキを研究されている方の検証では、的中率なんと10〜15%程度という。これ、ほとんど当てずっぽうと同じレベルの確率なんですよ。

それも、完全にランダムな『予知』ではなく、実際の多発地帯に偏った『予知』なのにこの数字、ある意味で驚異的ですらある。

なにしろ、こういう手合いがひとつ『的中』と騒ぐ裏に、いち地域に限っても、ハズレが10も20もあるということを忘れずに。どんな理論か技術か素人には論評できませんが、少なくとも当てずっぽうレベルの的中確率しか上げられていないのは確かです。これは村井も早川も同じ。

とにかく、この手の話の基本は。『たまたま当たったら大げさに騒ぐ、多数のハズレは無視する』というカラクリで成立しているのです。

有料メルマガは、読者に”信者”の比率が高いので、ハズレは気にしないで当たりだけ礼賛してくれるし、アンチはバカバカしくてカネ払わないし、全然当たらなくても少額だから訴訟、ましてや集団訴訟なんか起きないし、まあ上手く行けば旨みタップリなんです。上手く行けばね。


定番『予知』の繰り返し


この記事では、さらに関東付近の3カ所で地震の危険があると『予知』しています。期限は、2017年2月27日までだって。

これだけ見れば、ごく短期間に限定していることから、かなり根拠がありそうな『予知』に見えます。

でも、そうじゃない。

この記事で提示された『予知』範囲は(ヨタ情報拡散したくないので書きません)、まず元来地震が多い場所。さらに、早川はほぼ毎回その辺りで地震が起きると『予知』しているのです。

多発する地域を毎回危ないと言っていれば、いつかは当たることもある、というだけのことです。村井が”別次元”へ逝ってしまった今w、ただの村井の劣化版みたいなものですね。

でも、それが良心的って意味では全然ありませんがw


マッチポンプが必要です


自分で火をつけて、自分で消して名声や利益を得るような行為を、『マッチポンプ』と言います。

村井や早川のような、大衆を相手に広く薄く課金して儲けるような”ビジネスモデル”には、そういう行為が必須。これは独裁に反乱分子の粛正が必須なのと同じくらい、世の中のセオリーです。

具体的には、『宣伝』なんですね。とにかくメディアの露出を多くして、「この人はすごいんだぞ」というイメージを作り上げて『信者』を増やすことが必要です。

まだまだメディア、特にテレビに出る人を無条件に信用してしまう人が多いですから、みんなテレビに出たがる。

そのために『予知』を大量にバラまいて火をつけて、たまに『的中』とアオって火を消して、話題をつなぐのです。

でも、一度は数字になるとテレビから声がかかったこの手合いも、あまりにも当たらないしw、視聴者だけでなく専門家からの批判も多いので、最近は声もかからない。

で、今の主戦場は話題だけでアオりたい週刊誌、タブロイド紙、ネット記事という状態。皮肉なことに、露出が減れば批判も減るので、ある意味楽かもですね。収益も減るけどw

そんな場所で『予知』をばらまきながら、ひたすら一発大逆転の大当たりを狙っているわけですよ。もし、大被害が出るような地震を『的中』させたら(させたように見えたら)、真偽はともかく話題性だけでメディア露出が急増し、『信者』も収益も急増するという。カネが入れば、批判の声など痛くも痒くもない。

過去記事で触れた、『ジーン・ディクソン効果』の実現を狙っているわけです。

何百何千のハズレがあっても、1発の『的中』(に見える)ネタがあれば、当面はそれで食って行ける(かもしれない)というわけです。

でも、忘れちゃいけません。彼らは芸能人や芸人じゃないし、商売人でもありません。

曲がりなりにも科学者なんですよ。そんな手合いがこんなヨタやっているのを、許せますか?

最後に、究極の事実をひとつ。

管理人も含めて、地震予知の実現を期待する人々は、地震の被害から生命や財産を守りたいわけです。

だから小さな地震などある意味どうでも良く、大地震の危険をヘッジできる情報でなければ、意味がありません。

でも、早川も村井も、もう何年も『予知』をやっているのに、その間に大規模地震が何度も起きているのに、

被害が出るレベルの地震をひとつも『予知』できたことは無い

という事実だけで、もう十分でしょう。


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2017年2月17日 (金)

【インチキのレシピ】ついに禁断の領域へ。究極の一発(#1310)

かなりご無沙汰してしまっており、申し訳ありません。管理人、バタつきながらもおかげさまで元気でございます。

定期的に更新できるようになるまで、もう少しお時間を頂戴したい状況です。

でも今回は、これが書かずにいられるか!というレベルの『面白ネタ』がありましたのでw、出て参りました。

あの、“地震予知芸人”村井が、ついに異次元というか究極というか、ある意味で禁断の領域に突入したものですからww


オールマイティ地震予知w


鳥取地震以降、国内の地震発生状況は、幸か不幸かかなり落ち着いています。

もちろん“幸”とは、ほとんどすべての人々にとって。一方“不幸”とは、出来もしない地震予知でカネ儲けや知名度アップを狙っている連中にとってです。

そんな状況のせいか、村井はついに究極の一発を放ってきましたよ。

管理人、麻雀やらないので良くわかりませんが、これ、究極の待ち、いわゆる『十三面待ち』みたいな奴でしょ?w

2月16日付けの村井メルマガの画像です。丸がついている場所が、村井が危険と考える場所だそうでw
Murai2017216
日本列島全部危機wwwどこで起きても的中宣言できる体制が整いました!

今までにも、丸の外で地震が起きても、丸の中も大きく揺れたとかの無茶苦茶な理屈で的中宣言してきましたからね。だから日本列島オールマイティ。

改めて思いましたけど、地上の電子基準点の“異常変動”(ノイズです)によって地震が起きる地域を特定すると言うのなら、最初から南海トラフや東北沖など、海底で起きる地震は最初から『予知』不可能なんですよねw

ところで、今までほとんど無視していた北海道が、急にほぼ全土が危険エリアに指定された理由も、“マニア”の方ならもうおわかりですよね。

今冬の北海道、寒暖の差が激しくて、降雪量がすごく多いのです。そうです。降雪、着雪によって、電子基準点のデータにノイズが出やすい状況、ということですね。

それにしてもまあ、東大名誉教授様、やりますなあ。 なんとか言ってくださいよ東大の皆様w

最近はテレビから声はかからず、書籍類でも『週刊P』が義理でたまに取り上げるくらいで、マイナーなネット記事でアオるとか、韓国の地震について大ウソコメント出すくらいのことしかできないから、いろいろお焦りなんでしょうね。

果たして、究極の『十三面待ち』で国士無双ダブル役満アガれるのか?なんて、麻雀やらないので受け売りですすいません。

でも、これほとんど多牌じゃないですかね罰符ですねw

まあ、既にどうでもいい『面白ネタ』として、次に何を言い出すかまったりとウォッチしますかw


ジリ貧がもうひとり


一方、村井の後を追って“地震予知芸人”の道を行き、メルマガで稼ごうと柳の下の二匹目のドジョウを狙った、電通大名誉教授、早川。

こちらは東大名誉教授ほどの知名度もインパクトもなく(すいません電通大ってどこにあるんですか?)、テレビにも滅多に出られず、支持する御用メディアもないものだから(それが芸能プロをバックにつけた村井との『営業力』の差です)、メルマガ読者も伸びないんでしょうね。

最近はFacebookや、このブログで使っている@niftyにいちいち早川メルマガの広告が表示されてウザいのなんの。他でもやっているんでしょうけどね。

管理人、防災ネタを多く書くので、自動的に関連広告が表示される『アドセンス』にかかっちゃうんですよ。

余談ながら、管理人は自分のブログにそういう広告が表示されるのを嫌って、持ち出しで広告なしの有料サービスを使っているんです。

とにかくなんかもう、忘れ去られないように必死、という感じ。安くない広告代払ってヨタ情報でカネ取ってペイするほど、世の中甘く無いと思いますがねw

広告コピーがまた凄いんだ。『地震は予知できる!』って断言してるもんな。少なくとも、被害が出るレベルの地震を一度も的中させたことなんか無いくせに。下画像は@niftyに表示される広告。
Hayakawa2163

2016年11月22日の、津波警報が出て多くの人が避難した福島沖地震(M7.4 最大震度5弱)の前も、福島周辺では震度5弱以上はしばらく起きない、避難の必要なし、って早川メルマガで言ってるわけですよ。

でも、後で週刊誌とかのチョウチン記事では、早川にはすっかり『福島沖地震を的中させた』という枕詞がついちゃってるんだから、もう何をかをいわんや。

なんですかね。こんなのでいいんですかね。

なお、販売や譲渡した内容が虚偽であると知りながら対価を得たら、刑法の詐欺罪が成立しますよ。だから詐欺師は「知らなかった」とか「正しいと思っていた」と強弁するのですが。


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2017年2月 2日 (木)

『通電火災』対策はどこから必要か?(#1309)

最近とみに、『通電火災』に関する情報を見聞することが増えました。

なんだか一種の流行みたいな感じさえします。管理人の感覚では、『大地震が来るぞ!』的なアオリ情報が飽きられて数字にならなくなって来ているので、『誰でも手軽にできる災害対策』として、トリビア的に採り上げるメディアが増えているように見えます。

発信量が増えれば、注目情報としてさらに採り上げるメディアが増える、そういう感じかなと。


何を今更


『通電火災』についての見識が広まったのは1995年の阪神・淡路大震災後からで、それまではそういう概念はほとんど存在しませんでした。

阪神・淡路大震災では、古い木造家屋の倒壊が多発しましたが、そのままの状態で通電が回復した時、スイッチが入ったままの電気ストーブやアイロンなどの発熱器具、破壊された電気器具、損傷した屋内配線などがら発火し、火災になるケースが多かったことが、後の調査でわかりました。

そのため、あの当時から地震避難時にはブレーカーを切れという指導が行われ始めていたのです。

あの当時は、地震の揺れで自動的にブレーカーを切る家庭用器具は、まだ存在していませんでした。それが登場して普及しだしたのは、事実上東日本大震災以降のことです。

何も、今更になってトリビア的に騒ぐようなことではありません。でも、とても大事な情報が拡散され、対策する人が増えることは素晴らしいことではあります。

対策する人がひとり増えれば、『通電火災』の発生の可能性がひとつ減る。その効果は絶大です。しかし。


諸手を上げて賛成できない


管理人が賛成できないのは、地震避難時にはブレーカーを切れということについてではありません。これは、誰もが必ず行うべきです。これはもちろん緊急避難時ではなく(可能ならばすべきですが)、避難所などに移動して、しばらく戻らない場合です。

管理人が問題視するのは、家庭用の感震ブレーカー遮断器具なのです。

最近は、地震の揺れでボールが落下することでブレーカーのトグルを落とす簡易で安価な製品があり、一部の自治体では無償配布や購入補助が行われています。

そのような製品は、震度5強程度の揺れから作動するもので、製品によっては作動震度を調整できるものもあります。

管理人はかつて、あるテレビ番組で絶賛していたその製品に対する疑問を記事にしています。2015年1月15日の記事です。

池上彰防災特番にもの申す!

ちょっと長いですが、該当部分を抜粋します(下記太字部分)
【本当は役に立たない?】
阪神・淡路大震災では、『通電火災』の問題が露呈しました。停電状態で避難した無人の家が、通電が回復した時にスイッチが入ったままの発熱器具、破損した家電、損傷した屋内配線などから出火して火災となったのです。

それを防ぐため、避難時には電気のブレーカーを切ることが推奨されています。番組では、切り忘れを防ぐ器具として、震度5強程度の揺れでブレーカーを遮断する簡単な器具が紹介されました。

揺れでボールが落ちることでトグルスイッチを落とす非常に簡単で低コストの器具で、機能的なアイデアはまあ良いかと思います。避難時のブレーカーの切り忘れは防げます。

でも、管理人は絶対につけませんね。なにしろ強い地震が来たら、通電していても確実に“停電”させて暗闇にしてくれるのですから。

ブレーカーが落ちるタイミングは、一番強い揺れが来た時。まさに家を飛び出そうとするか、強い揺れに耐えている時です。その時いきなり真っ暗。周りは明るくても、うちだけ真っ暗。強い地震が来ても、確実に停電する訳ではないのです。実際に、東日本大震災時の関東南部は震度5強の揺れに見舞われましたが、ほとんど停電は起きていません。あのレベルで強制的に暗闇にさせられるとは。

これなど、トリビア的アイデアの象徴みたいなものでしょう。造ったメーカーさんへ言うことはありませんが、それをデメリットも言わずに紹介するテレビって。いわゆる賑やかしネタに過ぎません。


東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)とは異なる、直下型の震度5強になるとまた状況は違って来るかと思いますが、必ずしも停電するわけではなく、過去の例を見ても、震度5強で大規模停電に繋がった例は少ないのです。

そう思っていたら、2017年1月31日に、こんなニュースがありました。YOMIURI ONLINEから一部を引用させていただきます。

感震ブレーカー無償配布にNPOが中断訴え
神奈川県平塚市が住宅密集地を対象に行っている感震ブレーカーの無償配布事業を巡り、耐震補強などを通じた安全なまちづくりに取り組むNPO法人「暮らしと耐震協議会」(木谷正道理事長)は30日、「停電によって避難が困難になる」などとして、配布を中断するよう落合克宏市長に申し入れた。
(引用終了)

配布中断申し入れの理由は、管理人と一緒です(当ブログも読んでいただいてるかな?w)


再考が必要では?


震度5強程度で電気回路が遮断されてしまうのならば、せめて避難経路には人感センサーライトなどが設置されていないと、暗闇で行動するのはあまりに危険すぎます。

そもそも、耐震強度が高い建物ならば震度5強程度で屋外避難する必要さえないことが多いでしょう。でも家具の倒壊やモノの散乱が起きる可能性は高く、そんな時、停電していないのに暗闇にされてはたまりません。

というわけで、管理人も感震ブレーカーのみの単独での設置には反対なのです。

もちろん、無償配布や補助している自治体では、同時に非常用照明の設置を推奨しているわけですが、正直なところ、実効性のある対策を行う人はごく少数のはず。

耐震性が高い建物の場合、大規模停電や建物の損傷が広範囲で起きる可能性が高い、震度6クラスでブレーカーを落とすことで、停電しない場合の避難の安全を確保しつつ、『通電火災』を効果的に防ぐことができるのではないかと、管理人は考えております。


■当記事は、カテゴリ【防災用備品】です。


2017年1月27日 (金)

もう少しお時間ください(#1308)

ご無沙汰しております。管理人です。

このところ、記事の更新が滞ってしまって大変申し訳ありませんが、管理人は無事ですw


もう少しお待ちください


昨年中からお伝えしている通り、今年から管理人の体制が変わりまして、現在諸々の作業に追われております。

2月前半くらいまでには一段落できるかと思います。その後は、昨年までほどではなくても、一定のペースで更新して行けると考えておりますので、もう少しお時間をいただければと。

これまでにも、大雪のことなど書きたいことはいろいろ出てきていまして、書けないのはえらいストレスではありますw


これだけは覚えてください


やはり大雪についてひとこと。我慢できないw

大雪でスタックした車のニュース映像を見ていて、北海道で豪雪や地吹雪の中走り回った管理人がテレビに向かって、いつも「ああっそれじゃダメだぁー!」と叫んでしまうこと、ふたつだけ覚えてください。

ひとつめ。

スタックした車を押し出す時は、完全に脱出するまでハンドルは絶対に中立で!

埋まってしまったら、脱出の方向を自分で定めることはできません。車が向いている方向の前後どちらかしかに、ハンドル中立で押し出すしかないのです。

タイヤを曲げると抵抗が急増しますから、脱出できる状況でも、よりドツボにはまることもあります。

タイヤの前後の雪を掘ってできるだけ取り除くと、脱出できる確率が高まります。


ふたつめ。

タイヤが空転して止まってしまったら、それ以上アクセルを踏まない!

雪で空転したタイヤがグリップを取り戻すことは100%ありません。踏み込むとより深く埋まるか、摩擦熱で溶けた雪の水分が潤滑剤となってしまいます。

その場合は一旦ゆっくりとバックして、グリップする場所を探します。後進方向には、大抵グリップしますから。

埋まってしまったら、セレクターを前後に入れ替えながら細かく前後進を繰り返す、雪国用語で言う『しゃくり』をしてやると、特に後進方向へ脱出できる確率が高まります。


とにかく、雪でスタックしたら

ハンドル中立・アクセル戻し

これだけは覚えてください。


それでは、雪道でもご安全に。


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