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2016年8月24日 (水)

【東京防災ってどうよ番外編】テロ・武力攻撃解説【1】(#1244)

『東京防災』には、なんと『テロ・武力攻撃』への対処法まであるのです。

テロやミサイル攻撃も現実味を帯びるこの時代、知っておくに越したことはないでしょう。

しかし、多くの方にとって非現実的で理解しづらいこのネタを、軍事にはやたらウルさい管理人が補足・解説させていただきます。ツッコみではありませんので、番外編とさせていただきます。


【164ページ】テロ・武力攻撃


Terror


上のイラストでは、なんかサイレンが鳴ってますね。ではまず最初に、こちらのYoutube動画をどうぞ。最初に緊急地震速報のチャイム音が流れますので、再生は人のいない場所でするか、イヤホン等を使用してください。大きな音がしますので、音量にもご注意を。

これはJアラート(全国瞬時警報システム)の警報音集です。ご存じでしたか?巨大災害が発生したり、我が国の領域が攻撃下に置かれた場合、テレビ、ラジオや防災行政無線から、これが流れるのです。

ある日、こんな不気味な音がテレビや街のスピーカーから流れました。あなたはどうしますか?という話の前に、攻撃の種類について解説しましょう。


ゲリラや特殊部隊による攻撃


突発的に被害が発生することが考えられます。攻撃目標が原子力事業所などの場合は大きな被害が生じるおそれがあります。

まず、ゲリラとは何かという話。基本的には反政府、反国家集団などに属する戦闘・攻撃部隊のことで、少人数で攻撃、撹乱などを行い、すぐに姿をくらますような行動、いわゆる『ゲリラ戦』を展開します。我が国の場合、過激派の実行部隊をゲリラと呼んでいます。

次に特殊部隊ですが、所属は基本的に国家の軍事・警察組織です。選抜された精鋭に過酷な特殊訓練を施して、戦闘力はもちろん、知力・体力・精神力を極限まで高められた、超エリート部隊です。

活動は少人数での隠密作戦が基本で、兵器による軍事的攻撃だけでなく、敵地に潜入しての情報収集や破壊活動(サボタージュ。“サボる”の語源)などから、情報収集、協力者やスパイの育成、騒乱の扇動など、心理作戦まで手がけることもあります。

北朝鮮による一連の日本人拉致事件、あれがまさに特殊部隊の活動の一部だといえば、イメージできるでしょう。強制的な拉致だけはなく、接触を繰り返して信頼させて連行することもあったのです。

このように、我が国にも過去から何度も特殊部隊の潜入が繰り返されており、それを水際で阻止することは現在でも非常に困難なので、決して絵空事では無いということです。

なお、我が国にも陸上自衛隊の『特殊作戦群』、海上保安庁の『SST』(Special Security Team)、警視庁の『SAT』(Special Assult Team)をはじめとする各種の特殊部隊が存在し、隠密裏に他国の特殊部隊やテロ攻撃などの脅威に備えています。

記事では、ゲリラとは非国家組織の戦闘員が日本国内で破壊や撹乱行動を行うことを意味していますが、国内の過激派などだけでなく、海外から潜入している可能性もあるわけです。

一方特殊部隊は、国家に属する高度に訓練された兵士が日本国内に潜入・浸透し、隠密作戦を行うこと、というわけです。


記事中、原子力施設への攻撃に言及していますが、少人数の特殊部隊が使用するような兵器では、外部から原子炉などに致命的な損傷を与えることはできません。

最大の脅威は、原子力施設を敵性勢力に占拠されて、破壊や脅迫をされることです。原子力施設は、一旦中に入ればまさに“要塞”そのものであり、爆撃や重火器による攻撃もできないので、それが最悪のシナリオと言えます。

そのような事態を防ぐために、原子力施設には武装が強化された警察部隊『銃器対策部隊』が常駐警備を行い、その他の組織も隠密裏に警備を行っています。


弾道ミサイルによる攻撃


攻撃目標の特定が極めて困難で、短時間での着弾が予想されます

弾道ミサイルとは、目標に直接向かって飛ぶミサイルに対し、ロケットで打ち上げられ、放物線に近い軌道を描いて飛び(弾道飛行)、目標に到達する中・長距離ミサイルのことです。基本的なメカニズムは、人工衛星を打ち上げるロケットとほぼ同じです。

1万km以上を飛翔し、他大陸の目標まで到達する弾道ミサイルは、大陸間弾道弾(ICBM, Inter Continental Ballistic Missile)と呼ばれ、固定発射台、移動式発射台、潜水艦から発射されるタイプがあります。

潜水艦発射タイプは、特にSLBM(Submarine Launch Ballistic Missile)と呼ばれ、最も隠密性が高い弾道ミサイルです。

現在の我が国における最大の脅威である、北朝鮮のいわゆるノドン、テポドンなどと呼ばれるミサイルが弾道ミサイルですが、最近は新型のSLBMの開発も進み、発射が繰り返されています。

一方、我が国を仮想敵国とする周辺国の弾道ミサイルの中にも、我が国の領土を目標として設定されたものもありま す。これは実際に攻撃するしないに関わらず、可能性がゼロでなければ準備する、ある意味で軍事の常識と言えるものです。

弾道ミサイルは非常に高速のため、例えば朝鮮半島での発射を探知できたとしても、数分以内に我が国の領域に着弾しますから、警報が出されても対処する時間は非常に限られます。

ただし、核弾頭ではない通常弾頭(爆薬)の場合は、直撃されず、爆心からある程度の距離と頑丈な遮蔽物があれば被害を防げる可能性が大きいので、極端に恐れる必要はありません。

問題は、発射を探知・警報できても、それがどの目標に向かっているかわかるのは着弾の直前なので、局地的な警報が間に合わず対処時間が無いこと、ミサイル自体の性能が低い場合は、落下地点が目標から何kmも逸れたり、全く違う場所に落ちる可能性もあることです。

このように、弾道ミサイルとは狙われたら防ぎ切れない、どこへ落ちるかわからないという、心理的恐怖を敵に醸成することが、最大の効果と言うことができます。


しかし、自衛隊と在日米軍の弾道ミサイル防衛能力は世界最高レベルにあるので、実際に発射された場合、迎撃ミサイルで破壊できる可能性はかなり高いと言えます。

迎撃ミサイルでの破壊に成功した場合、弾頭の落下・爆発は防げますが、破壊された破片が落下してくることもあります。

燃料タンクなどの大物が落ちて来ることもあるので、ミサイル警報が発表された場合は、安全が確認されるまで、地下や頑丈な建物に避難しているべきです。


なお、米国、ロシア、中国などが保有する高性能弾道ミサイルは、ミサイル一発につき6~10発の弾頭を持ち、宇宙空間で分離して、それぞれ別の目標を狙えるというものです。

弾頭が分離して大気圏に再突入する際には、長さ2m程度の小さな弾頭が音速の20~30倍で落下して来るので、その段階(ターミナルフェイズ)での迎撃はかなり困難です。

ですから、弾道ミサイル迎撃はロケットを噴射して上昇する段階(ブーストフェイズ)、宇宙空間を慣性で弾道飛行している段階(ミッドコースフェイズ)で行えるのが理想です。


我が国の現段階(2016年)での弾道ミサイル迎撃体制は、まず海上のイージス艦から発射するSM-3ミサイルで、高度500km~70kmの範囲で迎撃し、撃ち漏らしたミサイルがあれば、地上に配備されたペトリオットPAC-3ミサイルが、高度15km程度で迎撃する2段構えです。

また、近い将来米国が開発したTHAAD(サード 終末高高度地域防衛ミサイル Terminal High Altitude Area Difence missile)が配備される予定です。これは高度150km~40kmで迎撃しますから、3段構えの迎撃体制となり、世界最高レベルの弾道ミサイル迎撃体制が整います。

高性能迎撃ミサイルの配備は、“敵”にすれば莫大な資金と技術を投入して開発した弾道ミサイルの脅威を大きく殺ぎ、平たく言えば“脅しに使えなくなる”ので、配備場所ひとつでも国際問題になることもあるわけです。


次回へ続きます。


■当記事は、カテゴリ【東京防災ってどうよ】です。


2016年8月23日 (火)

【東京防災ってどうよ20】ここがダメなんだよ【16】(#1243)

『東京防災』にツッコむ、数えて16回目。今回は、大雪対策です。


【159ページ】大雪から命を守るために


Snow
大雪に関して、4つの項目が挙げられています。とりあえず、首都圏など普段はあまり雪が降らない地域向けと言えるでしょう。それでも・・・

【外出を控える】
大雪の予報が出たら、外出しないで済むように食料の準備をし、停電に備えて電気がなくても暖をとれる準備をしておきましょう。

その通り、大雪の時はなるべく外出をしない。特に、雪に不慣れな人は、そうすべきです。

私事ながら、かつて札幌に住み、周辺の豪雪地帯(岩見沢、美唄、三笠、夕張、石狩当別など)で仕事をしていた管理人は、雪が降るとうれしくなってガンガン外に出て行く犬型ですw だからこそ、寒さや雪に対しては一家言あるわけですが。


さておき、大雪の時は寒波が来ているわけです。でも関東地方南部など、太平洋側の普段あまり雪が降らない地域の場合、気温がマイナス5℃を割り込むようなことは、ほとんど無いでしょう。

そのくらいの気温では、市街地においては水道の凍結はあまり現実的では無く、『東京防災』でも記述がありません。しかし、起こる時は起こります。しかも凍結だけでなく、停電によって上水道の配水ポンプが止まることによる断水もあります。

集合住宅の場合は、配水ポンプが止まっても屋上受水槽があれば、水槽に水があるうちは水が出ます。しかし、最近は受水槽を持たない増圧直結配水方式の集合住宅が増えて来ていて、その場合、停電中は断水します。

すなわち、水道もシャワーも水洗トイレも使えません。

集合住宅にお住まいの方は、まずご自宅がどんな配水方式なのかを、管理会社や自治会などに確認してみてください。

というわけで、大雪の場合は送電線の着雪などによる停電が発生する可能性がありますし、その場合は比較的長時間の停電が予想されますから、備えておくのは食料だけでなく、飲み水や雑用水(バスタブ一杯あれば良いでしょう)を忘れてはなりません。

わざわざ停電に言及しているのに、水のことが無視されているなんて、これも状況を深く考えていない、いや考えられない低レベル監修者のやっつけ仕事ですね。

ところで、『電気が無くても暖を取る方法』って、オール電化やそれに近い家でも、石油ストーブでも買っとけ、いうことなのでしょうか?それが理想的ではありますが、冬の災害時や停電時だけのために灯油まで備蓄しろって話ですか?

まあ、できなくても無理があっても、監修者には関係ないか。具体例も示さずに、理屈だけ書いとけばいいんだから楽な仕事だよね。


2項目まとめます


次の2項目、【転ばないようにする】【自動車を利用する場合】は、個別にツッコむ気も起きないので、まとめちゃいます。

雪道で転ばないためには、まず靴。ほとんど平底みたいないつもの靴履いて歩く人が、想像以上に多いですね。でも、雪用のビジネスシューズやハイヒールなど、わざわざ持っている人もあまりいないでしょうが(管理人は持っていますw)

せめて、雪道の通勤はスニーカーや長靴とかにして、革靴などは別に持っていきましょう。これ、歳の行った男性ほど、なんとかなると甘く見る傾向がありますね。

雪で狭くなった歩道で、ヨタヨタ歩いたりすっ転んだりしていたら、周りの迷惑だし他の事故を誘発するかもしれません。あなただけの問題では無いのです。

凍結もある雪道で自転車乗るのも、言語道断。ちなみに、雪国で乗る人は、自転車用スパイクタイヤ履いているんですよ。それでも危ないこと夥しいのですが。


次に車の話。

雪道に慣れない人は、なるべく車に乗らないのが基本。特にスタッドレスやタイヤチェーンも無い場合は、絶対にダメ。でも大雪のたびに、夏タイヤの車が事故や立ち往生を引き起こします。

『東京防災』には、車に乗るならスコップ、長靴、毛布、非常食を用意とありますが、そりゃ雪国仕様だってw都民中心の読者に大げさなこと教えるでないwこれも、現実に則さない机上の空論ですね。

しかも、雪国の車には必ず載っている大切な、そして一番使いでがあるものが抜けているのだから、監修者の能力不足が覗いています。

それは牽引ロープ。それも、タイヤが埋まった状態で一気に引っ張っても(雪国用語で『しゃくる』という状態)切れない丈夫な奴が必要です。

あと、最近はかなり出番が少なくなりましたが、やはりバッテリーのブースターケーブルも欲しいところ。でも用意しただけじゃダメですよ。バッテリーにつなぐ順番、ご存知ですか? 間違えると、えらい目に遭いますよ。ネットで調べれられますから。

まあ実際には、『東京防災』読んでも、雪のために車にそんなもの備えたりしないでしょうけどね。おっと管理人の車には全部載ってるw


とにかく、山越えや郊外の長距離とかでなく、街中なら記事のようなものは必須ではありません。関東南部の雪程度でのスタックならば、ほとんど押せば出ます。でも、車の動かし方と押し方知らないと、いくらやってもダメですけど。

それについては、過去記事をごらんください。2012年12月の年末特集です。
【年末年始の災害対策 4】寒冷地ドライブ編

現実的には、雪の街中を走る場合に最低限備えるべきものは、フードつき防寒コートと長靴などの防水靴ですね。いつ使うかと言うと、雪の中で車を押す時と、放棄する時ですよw


もうひとつ机上の空論を


【除雪・雪下ろしの注意点】
除雪や雪下ろしは、命綱やヘルメット、滑りにくい靴を着用して必ず二人以上で行います。晴れの日は屋根の雪が緩むので、落雪に注意しましょう。

関東南部の大雪で、市街地で雪下ろしが必要になることはあまり無いでしょうが、山間部などではあり得ますし、とても危険な作業であることは間違いありません。

かなり慣れていないと、雪が積もった屋根に上がるだけで危険なわけですが、まあお気楽なことが書いてあって腹が立って来る。


雪下ろしで一番の危険は、転落。だから、命綱をつけろと。では、一般的な家屋で、命綱はどこへ結ぶ?結び方は?

転落した時に体重の何倍もの衝撃荷重を受け止める強度のある場所はどこ?そんな場所あるのか?

身体にはどこにどう結ぶ?腹や腰に縛るとか?

ロープを腹や腰に回して縛った状態で、3m以上落下して急激に止められた場合、脊椎の損傷や内臓破裂が起きる可能性がかなりあります。あなたの身体は、トップロープ上から自由落下する雪崩式バックブリーカーに耐えられますか?w

ですから、理想的には登山用や懸垂降下用のハーネスをつけて、緩衝性のある登山用ザイルを使い、さらに落下時の衝撃を吸収する装置などを使うべきです。

でも、雪下ろしでそんなことやる人いませんね。とにかく、雪下ろしで命綱、一見まともなアドバイスですが、現実には恐ろしく困難なことなのですよ。

なのに、高い場所なら命綱という安易な発想だけで、こういう実際にはできもしない指導が横行しているのです。

実際の作業では、複数で行えるならば、丈夫な柱などにロープを回したり滑車を通したりして、ひとりが地上もしくはしっかりと身体を固定できる場所でロープを保持し、常時ロープを張り合わせて、転落自体を防ぐ方法が現実的でしょう。


例えばこういう話、レスキュー隊員や自衛隊のレンジャー資格者とかは、その危険も対処法も身をもって知っているわけです。

その技術を素人がそのまま真似することは不可能ですが、素人にもできる簡易な方法や、完全でなくても安全性を高める方法があるはず。

しかしそういう人々には語る機会が与えられず、『専門家』も学ばず、できもしない机上の空論とトリビアで、なんとなく『生き残れる』ような気にさせるだけの防災情報がはびこっているのです。

まあね、下手に具体的なこと書いて、それを実践してケガでもされたら責任問題ですから、ビビッて誰もやりゃしないでしょうけどね。


なにしろ、正しい知識と机上の空論、その違いは、“本番”で現れる。それだけのことです。

それでも、あなたは『東京防災』をはじめ、巷の防災情報をすべて無条件で受け入れますか?

そして、こんなやっつけ仕事をしている『防災の専門家』を信用しますか?


■当記事は、カテゴリ【『東京防災』ってどうよ】です。

2016年8月21日 (日)

どうでも良いけど一応レスポンスを(#1242)

既にどうでも良いことなんだけど、なんだかSNSやネット記事で話題になっているようなので、一応反論的なレスポンスを。


読者増狙いだろうね


あの“愉快なご老人”村井俊治が、8月17日付けのメルマガであざといことやっているようです。しかも一部ネットメディアのタイアップつきで。

なんでも、村井が独自に設置した電子基準点(2ヶ所しかないんだけれど)のひとつ、三重県・賢島で、『異常変動』が観測されたと。

でも、何日にどんな変動があったかは、無料メルマガでは一切書いてなくて、詳しくは有料登録を、というミエミエのあざとさ。三重だけにww

でも、某ネットニュースのタイアップ記事には、メルマガに書いてない南海トラフ地震がどうのとか、4月の三重県沖地震が南海トラフ地震の前兆かもとか、明らかに中立ではない、村井側から提供されたと思われる内容の記事となっています。

で、記事の下には村井の無料メルマガがリンクされていて、でもそこには詳細は書かれておらず、有料登録ページへのリンクがwほんとミエミエ。三重だけに(←もういい)


いよいよ馬脚を現してきたな


村井情報が事実かどうか以前の最大の問題は、今回のネタ元は自社設置の電子基準点だということ。

その詳細は発表されておらず、整備状態も不明なので、仮に何らかの数値が出ているとしても、それが正確だという保証は一切無いのです。全部ウソでも、誰にもわからない。

それに対し、国土地理院が管理する全国の電子基準点は、公的に正確性が担保されており、トラブル等があればすべて公開されますし、速報の段階で含まれるノイズも、時間をかけて精査、修正されて公開されます。

しかし村井は、速報段階(速報解)のノイズが含まれたデータを使って騒いでいるだけで、ノイズ等を除去して修正されたデータ(最終解)は、一切無視なのです。もちろん、最終解の段階では、村井のインチキはすべて破綻しているわけですけど。

そして最近は、村井が『異常変動』だと騒いだデータがノイズであることを、毎回こと細かに検証して発表している方もいらっしゃるので、相当やりづらくなっているはず。


さておき、これからを考えれば“大事な時”なのに、どうやらフジテレビからは切られて、テレビという強大な宣伝媒体を失ったようだし、周囲の監視の目も厳しくなって来ている。

今回タイアップしてるネットニュースも、一応地震関係がメインのようだけど、管理人も「そんなのあったんだ」という、まあ聞いたことの無かったところだし(リンクなんかしないよw)。都墜ち感ハンパないねw

そこで、8月初旬のメルマガでは7月に震度4~5クラスが連続した南関東を、村井史上初の『警戒レベル5』に指定して首都圏で話題をアオり、今度は西日本の南海トラフ地震被災予想地域の話題を取りに来た、ということでしょうね。

でも、国土地理院の電子基準点でウソ言うとことごとく反論されるから、自社設置の電子基準点で『異常変動』だと。これなら誰にも真偽はわからない。


多分アレだ


でも、さすがに完全にウソだとバレた時大変だし、それなりの裏付けは無いとまずい。

そこで管理人、三重県賢島のすぐ近く、三重県阿児(あご)の気象データを、気象庁のデータベースで閲覧してみました。GPS電波で精密な測量をする電子基準点は、空気中の水蒸気量の影響を受けやすい、すなわち強い雨や雪の時にノイズが出ることが多いのです。

すると、8月はに全く降水が無かったのに、8月14日に時間雨量30.5ミリという強い雨が、突然降っているわけです。タイミング的にも、8月17日付のメルマガに載っている『異常変動』とは、この雨の影響による8月14日のデータではないかと、管理人は考えております。

なお、上記タイアップ記事の中には、村井の発言として『2016年2月に賢島の電子基準点を設置して以来初めての変動』ということらしいので、三重県阿児の降水データを、2月から全部閲覧してみました。

その結果、8月14日の時間雨量30.5ミリを超えた日は、6月21日の62ミリ、6月28日の31.5ミリだけで、あとはみな10ミリ台以下でした。そして8月は13日まで毎日降水ゼロ。つまり8月14日の30.5ミリは、突然来た強雨だったわけです。

6月の強雨の時や、その他の雨の時にノイズが本当に出ていなかったのかは、誰にもわかりません。でも、ノイズが出ていないとした方が都合が良い状況だとしたら、出ていても正直に言いますかね?

いや、本当に正直な方は言うでしょう。でも、正直者はこんな大ウソでカネ儲けできないですよwww

もっとも、強い雨や雪が降ったからといって、必ずしもノイズが発生するわけではありませんから、まあ大した問題ではありませんが。


しかしながら、激しい雨の時にノイズが出やすいのは、国土地理院の電子基準点のデータを見ていればわかります。

もういちいち記事にしませんが、例えば村井がある場所周辺の何ヶ所かで『異常変動』が出たと喜んでメルマガに書いた地域が、同日の豪雨の地域とピタリと重なっているなんてことは、実に良くあるのですよ。

当然、それも検証者の方に毎回公開指摘されていますので、もう下手なこと言えないわけです。

そんな中、久しぶりの強雨を受けた自社設置基準点で『異常変動』が。南海トラフにも近いし、実にオイシイ状況だったのかなとw

でも、日付とか公開すると気象状況と照合されるので(公開されなくてもやっている者好きもいますがw)、『異常変動』があったというだけで、日時も詳細も公表しないし、メルマガでは南海トラフ云々とは言わない。

なんたって、賢島で『異常変動』が出たと書いておきながら、警戒レベルアップ地点は『なし』のままなんですよ。きっと、微弱な数値変動なんでしょうね。

それでもせっかくの『異常変動』を有効利用しようと。メルマガでは具体的な警告をせずに検証者に指摘されるネタを与えず、一方でタイアップしたネットニュースで危機をアオって、読者減少が著しいメルマガのプロモーションをやるという手法を採ったのかなと。

そこまで考えているかどうかわかりませんが、結果的にそういう形になっているわけです。


これからが見モノだ


その真偽も道義的意味もすでに超越し、事業として動いている村井のエセ予知。

ある意味で、もう誰にも止められないのですよ。事業となった以上、とにかく収益を上げ続けなければならないのです。

最初から大ウソのインチキですけど、そのやり方を社会に認知させてカネを集めるスキームを構築したわけですから、あくまでそれを押し通すしかない。

もし当初のスキームが完全に破綻していていも、後戻りはできずに、我々は正しいと強弁し続けるしか無いのです。

周囲がどうディスろうとインチキを指摘しようと、これからはもっと派手に話題作りに励むのでしょうね。

そして、『予知』した場所で大地震が本当に起きるという、一発大逆転を狙い続けるのです。これは、“予知ごっこ”をやっている手合い、すべてに共通していることですけど。

みんなで生暖かく見守りましょうw


…そういえば、村井みたいな人にしかできない幕の引き方があったw

高齢や体調不良を口実に逃げるという。

でも、『村井資金w』に群がった取り巻きの恨み買うよなぁwww


■当記事は、カテゴリ【日記・コラム】です。


2016年8月17日 (水)

【管理人ひとりごと】他のことも書きたいけど無理w(#1241)

久々の、管理人ひとりごとです。台風7号は東日本をかすめるように北上して、各地に大雨をもたらしました。群馬県の水源地にも結構降ったようなので、関東の水不足もちょっと改善、という感じでしょうか。

近代都市も、所詮は自然に生かされ、自然に壊される運命なのです。


さておき、ここ最近当ブログは、すっかり『東京防災』ツッコみブログと化しておりますがw、これは決して管理人の本意ではありません。

ただ、とにかくツッコむネタが多すぎて、管理人自身にもまだ終わりが見えていないものですから、他に手が回らないというのが正直なところ。 果たして『民間防衛』との比較まで持っていけるか、早くも不安になっていますw

管理人の構想を全部記事にしたら、多分50本どころじゃ収まらない感じなんですよ。

なにしろ、皆様にお読みいただいて、いろいろ考えていただけることが、管理人のモチベーションです。記事に対するご意見ご感想、そして異論反論なども頂戴できれば幸いです。


ニッポンの防災を浮き彫りに


管理人は東京都民ではありませんから、都税の使われ方を批判する立場ではありません。

そしてもちろん、20億円超とも言われる膨大な税金を投入してでも、防災情報をあまねく広める、このような『枠組み』が作られたこと自体を批判するものでもありません。

ただ、問題は『枠組み』の中身なのです。

当ブログのこれまでの記事をご覧いただければおわかりいただける通り、我が国の防災情報には誤り、机上の空論、役に立たないトリビア、実際にはできないことがはびこり、さらには、一部の人間による恣意的なウソにまみれています。

『東京防災』は、そんな我が国の民間防災情報の現状、すなわち巨大災害から生き残るために“本当に役に立つこと”がないがしろにされ、情報提供側の様々な思惑によって誤った選択をされた、一見まともそうで興味を引くものの“本当は役に立たないこと”だらけだということを、浮き彫りにしてくれいているようなものです。

わかりやすく言えば、首都東京が結構がんばってもこの程度ということ。これが、公式情報という枠組みから外れた商業レベルでは、ごく一部を除いて何をかをいわんや、ということです。

なお、当ブログではツッコむだけでなく、必ず“本当に役に立つ”と管理人が考える情報を併記しております。

しかし、情報の過不足や誤りが含まれる可能性もありますので、お気づきの点がありましたら、ご指摘いただければ幸いです。


さらに不良情報を拡散する人々


当ブログでは既に、まともに議論する対象としていない“愉快なご老人”村井俊治ですが、『週刊P』はまだ数字になると踏んでいるようで、またなんか記事が出てます。

なんでも、村井的には関東地方が過去一度も出したことが無かった、最大級の『警戒レベル5』になったらいですよwもちろん、そんなもの関係なく、いつ大きなのが来てもおかしく無いのですが、かなり勝負に出ましたねw

その根拠として、例によってどこの電子基準点がどう動いただの言っていますが、もう真面目にツッコむレベルではなくなっています。

村井の言うことは、すべて理論的に否定されているだけでなく、『異常変動』はすべてノイズであり、中には国土地理院が機器交換や樹木伐採のためのノイズだと公式発表している数値や、地下水の季節変動による周期的な変化まで“異常変動”だと騒いでいるのです。もう、ほとんど異次元へ逝っちゃってますw

もう付帯情報を確認することもなく、自分の世界だけに耽溺しつつ数値データだけ見て、いつもと違うものがあったら、大喜びで地震にこじつけているだけの状態。残念ながら、もう誰の意見も聞く耳を持たない、どこかの芸能事務所のえらい人みたくなっているようです。もののあはれをさそいますねw

本来ならば、もう誰も相手にしないレベルなのですが、過去の実績(地震予知とは関係のない分野での実績ですが)があると、それに釣られる人も多いゆのも事実。で、肩書きの威光を最大限に利用して数字取りたいメディアがアオるものだから、村井に限らずおかしな連中がどんどん出て来る。


なお、村井がこのタイミングで『警戒レベル5』と言い出したのは、アレでしょう。関東で震度4~5弱がちょっと続いて不安が高まっているので、ここでアオれば数字、すなわち有料メルマガ読者が増えると。

村井が馬脚を現すにつれて、メルマガ読者はどんどん減ってるはずですからね。今まで村井大好きだったフジテレビも、地震予知絡みでは、どうやら別の人間(そいつもヒドいんだが)にシフトしたようだし。

エセ科学者を持ち上げた時点でアレではありますが、“旬”が過ぎたという読みのタイミングは見事、ということでしょうか。どうせなら、これから叩いてもうひと盛り上がり作ってくれw

まあ、ほとんど自分の妄想だけで人を不安に陥れ、それで浮利を得たのですから自業自得です。あとはどんどん転げ落ちてください。


村井ほどアレじゃなくても、今メディアや有料情報サービスとかやっている『地震予知』は、すべて信じるに値しません。

理論以前に、みんな基本的には『下手な鉄砲数撃ちゃ当たる』で、その上でさらに大ハズしするくらいのものですから。実績が上がらないなら、理論も誤りという判断をすべきですが、研究じゃなくてもう商売になってるから、やめられないんですよ。まだおカネ出すおめでたい人たちも企業もいるし。

なにしろ、村井も含めて的中率○○%とか吹聴しているのは、すべて我田引水的こじつけと、アオって数字取りたいメディアの粉飾に過ぎません。

統計的に見てみると、『的中率』はすべて、ただの当てずっぽうより低い10%程度なんですからw

まあ、こういう情報に惹かれてしまう層が常にある程度いるので、この手の不良情報が消滅することは無いでしょう。しかし、何年やって一発も当たらないカス情報にカネを払う企業が少なくないのには、驚かざるを得ません。


肩書信仰はやめましょうね


村井もそうですが、一流大学の名誉教授とかいう肩書きが、いかに信頼の証にならないものかということを認識する必要があります。

もちろん立派な方の方が多いのですが、そういう方々は、メディアにしゃしゃり出て大口叩いたりしません。でも、現場を離れて、何か勘違いしちゃってる方々が多いのも事実。

中には、現役の教授だってスゴいのいるからねw

こういうこと書くと、おまえごときが言うな的なツッコみが来そうですが、とりあえず管理人は東大出身ではないものの、東大関係の方々との交流はありますので、いろいろ“中の話”は聞いてますよ。 もっとも、自然災害に関わる地球物理学系の方々ではありませんけど。

でも、村井とかが出てきて、一番迷惑してるのは東大じゃないかという気もしますが。なんとかしてくださいよ東大さんw


しばらくお付き合いください


そんなわけで、まだしばらく『東京防災』中心の暮らしが続きそうですw

とりあえず、記事の具体的誤りや問題点を指摘する現シリーズが終わった時点で、その先を考えたいと思いますが、現シリーズもあと20回はあるかもw

それにしても、『東京防災』をこんなにコキおろしてるの、日本で管理人だけじゃないですか?他にいたら教えてください。


最後に、読者の皆様にお願いです。

当ブログの記事内容が正しい、役に立つとお考えいただいておりましたら、特に『東京防災』関係は、SNS等でリンクやシェアしていただきたいのです。

管理人は有名になるつもりは無いというか、表に出るつもりは一切ありませんし、このブログで儲けようという気も無いというか、赤字ですw

ただ、巷の防災情報があまりにヒドいから生まれたこのブログのコンセプトと内容を多くの方に知っていただき、既成の情報を鵜呑みにするのでなく、その真偽も含めてご自分で考えるきっかけとしていただければと、願っております。

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【東京防災ってどうよ19】ここがダメなんだよ【15】(#1240)

『東京防災』にツッコむ15回目。ここまで来ると、早くも30回の大台が見えてきます。だってネタが多すぎるんだもんなw

今回は、竜巻です。

【157ページ】竜巻から身を守るために

Tonade_2

【屋内にいたら】
窓ガラスの破片や飛来物を避けるため、一戸建て住宅では1階の窓の少ない部屋に移動、雨戸、カーテンを閉め、窓から離れて頑丈なテーブルの下で竜巻の通過を待ちます

なんとまあ一戸建てのことしか書く文字数が無くて、集合住宅の別項目も無いという時点で意味不明。マンションなどは、竜巻で建物は倒壊しないから良いとでも?

若い人が多く住んでいる、奥行きの無いワンルーム型アパートやマンションは無視ですか。一番危険なのに。

ここで『1階の窓の少ない部屋に移動』としているのは、高い場所ほど飛来物が衝突、突入する危険が大きく、2階など屋根の下の部屋は、屋根が吹き飛ばされることがあるからです。

ですから、一番危険なのは開けた場所にあるワンルーム型アパート、マンションの上層階であり、特に軽量鉄骨製など、鉄筋コンクリート製に比べて強度が無いアパートなどの上層階は、かなり危険となります。しかし、一切記述なし。


また、『雨戸、カーテンを閉め』というのは、窓ガラスが割れて飛び散ったり、飛来物が突入してくるのをできるだけ防ぐためです。

すなわち、竜巻被害の危険は主に横方向から来るのです。なのに、テーブルの下ですか?これは家屋の倒壊を想定しているのでしょうが、それ以前に、もっと大きな危険があります。

でも、ここでは『窓の少ない部屋』にいることになっているので、最大の危険は無視ということでしょうか。

もっとも、竜巻による最悪の飛来物は、窓どころか壁も突き破って飛び込んで来ますから、少なくとも窓際の部屋から移動できない場合は、テーブルの下などほとんど無意味です。

ただし、窓際の部屋から移動できない場合は、テーブルを窓に向けて横倒しにしてバリケード代わりにするなど使い様はありますが。


経験者に学べ


竜巻被害が多発する米国中西部では、地下室やコンクリート造りの家でなければ、バスルームに避難してバスタブの中に伏せろとされています。

これは、バスルームは一般に奥まった場所にあり、倒れかかる大きな家具などが無く、柱と壁が集中しているので、屋根が吹き飛ばされても壁などの構造が残りやすい、つまり横方向に多少のバリケードが残ることが多いからです。

さらに、バスタブが横方向からの飛来物の衝突を防ぎ、もし家が倒壊した場合でも、高い確率で生存空間が残るからです。

そして、家が空に吸い上げられるような最悪の場合でも、バスタブごと吸い上げられる可能性は、かなり小さくなるのです。 これがむき出しの人体だったら簡単に吸い上げられてしまい、生還できる可能性はほとんどありません。

このような方法は、木造平屋建てが多く、竜巻被害が多発する米国中西部郊外において、最善とされて来ました。

皆様は、目的が良くわからない『東京防災』式と経験に裏付けられた米国式、どちらを選ばれますか? 条件は違っても、竜巻が家屋に対してもたらす破壊は、それほど違いません。


我が国における現実的な対処方法を、過去記事にまとめていますのでご覧ください。 2012年5月に、茨城県つくば市でF3クラスの竜巻が発生した時にお送りした緊急特集記事です。
【緊急特集】竜巻から生き残れ!【1】
【緊急特集】竜巻から生き残れ!【2】
【緊急特集】竜巻から生き残れ!【3】
【緊急特集】竜巻から生き残れ!【4】
【緊急特集】竜巻から生き残れ!【5】

もうひとネタ。

【屋外にいたら】
突風や飛来物を避けるために、頑丈な建物の中や地下施設に避難します。近くにそれらがない場合は、物陰やくぼみなどに隠れて竜巻の通過を待ちます。

まあその通りです。とにかく頑丈な建物や地下に逃げ込みたいもの。スマホ向けてる場合じゃないですよw

でも、一見まともでも、後半は使いものにならない情報です。『物陰やくぼみに隠れて』だと?ほんとやっつけ仕事だな。


できるものならやってみろ


竜巻が接近してきた時、あなたは強風の中で頑丈な壁の後ろに隠れました。風も飛来物も防いでくれるので、ひと安心。そこで竜巻をやり過ごすことにしました。

ところが。

竜巻が近づくにつれて、今度はあなたがいる側から風が吹いて来たのです!風上に身を晒したあなたに、猛烈な風と飛来物が襲いかかる・・・

こんなこと、基本の基本でしょう。竜巻の周囲では、風は竜巻に向かって左回りで吹き込みますから、竜巻が移動するに従って、風向きはどんどん変わるのです。

屋外で、全方位からの暴風と飛来物を防げる『物陰』、どんな場所か挙げてみろよ監修者。


さらに、くぼみってなんだよ。文字で書いているだけで、現実は何も考えていない。風速50m超、場合によっては100mを超えるような風を防げる『くぼみ』、具体的に教えてくれよ。

監修した連中は、机上の知識をたれ流すだけで、現実にどうするかは何も考えず、その結果情報が無意味だろうが都民が傷つこうが、「自分の責任じゃないもん」とうそぶくのでしょう。

言っていることが間違いでなければ、実際にできなかろうが関係ないと。

でも、きっとあれ言うよね。『地表近くは地面との摩擦や地物による乱流で、風速が遅くなる』という理屈。だから少しでも低くなれと。それは正しいけれど、実際にどうやるかは我関せず。


現実にできることは少ない


屋外にいて、周囲に遮蔽物も少ないような場合に使える『くぼみ』は、かなり限られます。

最も使える可能性が高いのが、側溝。

側溝の中に、後頭部と首を守りながら、うつぶせかそれが無理なら横向きで伏せるのが最善と言えるでしょう。 コンクリートのふたがあったらはぎ取って、身体をふたの下に突っ込めれば、防護効果が高まります。

用水路なども使えますが、幅が広いと防護効果が落ちます。暗渠などの中に、10メートル以上入れれば理想的です。

前述の通り、竜巻の主な脅威は、激しい風によって横方向からもたらされるのです。そして、竜巻が直上付近を通過した場合には、猛烈な負圧で吸い上げられます。

ですから、とにかくできるだけ頑丈で、身体がぴったりと収まってなるべく隙間ができない、狭い『くぼみ』を探さなければなりません。それの筆頭は、街中では側溝や排水溝なのです。


なお、ふたの無い側溝などに伏せている場合、自分が吹き飛ばされなくても、飛来物が降ってきますから、上方向からの防護面積も、なるべく広く取らなければなりません。

しかし、軽い板などで覆っても、簡単に吹き飛ばされるはず。とにかく、頭と首を腕でガードしながら、後は運を天に任せるしか無いでしょう。

車の下は、車自体が吹き飛ばされたり、移動や転覆をする可能性があるので、お勧めできません。藤田スケールの下から2番目、F1程度の竜巻でも、大型トラックやバスを簡単に横転させる威力があります。

我が国では、過去にF3クラスまで起きていて、そのクラスになると最大風速は秒速約100mという、大型台風の2倍近くの暴風が吹くのです。

ですから、車の下は、他に何もない場合に、むき出しよりマシというくらいでしょうか。しかし、下手をすると隠れた車の下敷きになる可能性もある、ということです。


このように、屋外にいたら、逃げ場は非常に少ないのです。

それでも、『防災の専門家』は、物陰やくぼみとだけ言っていれば仕事になるし、都民や読者がどうなろうと責任も取る必要も無いのですから、お気楽なものですね。で、都税から報酬もらっているんですよ。

ちなみに、もう一度書きますね。『東京防災』プロジェクトに投じられた都税、20億円以上ですよ。それで、これだ。

こういうの、許しますか?


そして、まだまだネタは尽きないのです。

■当記事は、カテゴリ【『東京防災』ってどうよ】です。

2016年8月12日 (金)

【東京防災ってどうよ18】ここがダメなんだよ【14】(#1239)

『東京防災』にツッコむ14回目は、前回(#1238)から続く、落雷編です。


【155ページ】注意が必要な場所


グラウンドやゴルフ場、屋外プール、堤防や砂浜、海上などの開けた場所。さらに山頂や尾根などの高い所も注意が必要です。

すなわち、広くて平らな場所と高い所は、どこでも危険ということです。ただ、近年増えている落雷事故例からすれば、『木の下で雨宿り』することへの警告も、絶対に必要です。

一応、そういう意味合いのことは書いてありますが、雨宿りが危ないと理解できる方は少ないでしょう。


個別の例として、3つの場合が挙げられています。

【樹木などの高いものに近づかない】
雷は、樹木などの高いところや高く突き出た物に落ちやすいので、特に木の近くにいる場合は、最低でも木(幹・枝・葉)から2m以上離れます。

これは一応、側撃雷(そくげきらい)の危険を言っています。しかしこれを読んで、激しい雷の時は木の下での雨宿りをしてはいけないと理解されるでしょうか。

側撃雷は幹だけでなく、枝や葉の表面を伝って近くのものに飛び移ることがありますから(前記事#1238参照)、雨宿りできる場所は、すべて危険ゾーンなのです。

すなわち、激しい雷雨の時は、木の下で雨宿りなどもってのほか。他に安全な場所が無ければ、木から離れてずぶ濡れでいなければなりません。

基本的に、周りに地物が少ない大きな木ほど落雷の危険が大きくなりますが、過去には、市街地の街路樹に落雷し、雨宿りしていた子供が亡くなった実例があります。

森の中にいるような場合でも、現実には一番高い木に落雷するとは限らないのです。


安全距離について


『東京防災』では、『最低でも木(幹・枝・葉)から2m以上は離れます』とされています。

しかし、2m離れれば側撃雷を受けない、という意味ではありません。これは、側撃雷を受けた場合でも、死亡する可能性が小さくなるという距離です。

だから『最低でも』と表記されているのですが、そういうニュアンスは、わかる人にしかわかりませんね。2mでは、重傷を負う可能性があるのです。

最近の判断では、側撃雷を受けても軽傷程度で済むとされる距離は4mとされており、当ブログもそれを採用しています。

理屈はともかく、激しい雷雨の時に木の下で雨宿りをするのは危険である、という表記をせずに、さらには側撃雷という現象についても全く触れられていないのは問題です。

これなど、『専門家』が理論だけで書いて、しかし一般向けとして専門用語を避けた(しかも割当て文字数が足らない)結果、具体的に何をすれば良いのかわからなくなっているという、防災に限らずよくある失敗の典型でしょう。

ところで。
Tree
この記事のイラストにも、大問題があるんです。それは後ほど。


ひとつ飛ばして、3つめの項目へ進みます。

【安全な場所がないとき】
近くに安全な場所がない時は、電柱などの高い所から4m以上離れた場所に退避します。姿勢を低くして持ち物は高く突き出さないようにします。

言わんとすることは、高い場所の近くにいることで自分への直撃を避け、さらに側撃雷や地面を流れる電流の危険を避けるということなのですが、これも問題アリアリですね。てか、4m、出てきたでしょw

ここには『最低でも』と書いていないことが、2mとの危険度の違いなんですよ。でも、マニアじゃない素人は、そんなもの誰も読み取れませんよね。ほんと読者を無視した、『専門家』の理屈ごっこみたいなものです。


問題はまず『電柱などの高い所』という、ふんわりした表現。とりあえず、電柱以上の高さという理解をするにしても、じゃあ東京スカイツリーでも一緒なの?という話。

しかも、4m以上離れれば100mでもいいんかい、という。だから、これを読むのは、書いていないことも読みとれる専門家やマニアじゃないんだよ。


どうやったら安全なのか


まずそこからですが、屋内や車に退避できない場合、高いものの近くに寄ることで、自分への直撃を避けること自体は正しいのです。

ただ、『高いもの』の高さによって安全行動が変わりますし、距離だけでなく、角度も重要になります。そんな情報、この程度の文字数で書くなんて、最初から不可能なんですよ。

大地震より、何百何千倍も遭遇する可能性が高い落雷のことなんですけどね。

さておき、自分への落雷を避けるための『高いもの』の使い方は、実は過去記事にまとめてあります。

落雷事故の発生を受けて書いた、2012年5月の緊急特集です。 ぜひそちらをご覧ください。目指すところは一緒ですが、『東京防災』とはだいぶ違うのがおわかりいただけるかと。

『東京防災』には、いかに必要な情報が無いかがお分かりいただけるでしょう。もし、地震がメインだから他の災害はホドホドで良いとか考えているとは信じたくないですが、内容を見ればそうとしか見えません。

【緊急特集・番外編】雷から生き残れ!【1】
【緊急特集・番外編】雷から生き残れ!【2】
【緊急特集・番外編】雷から生き残れ!【3】
【緊急特集・番外編】雷から生き残れ!【4】


ここでは、もうひとつの問題にツッコみます。イラストです。
4m
イラストの人物、頭を抱えて体育座りみたく腰を下ろしていますが、これはとんでもないこと。

なお、雷に対して頭を抱える意味は、あまりありません。まあ、頭を手で押さえて、1cmでも低くなろうとする意識なら良いのですが。可能性としては、腕に落雷してくれれば、多少は頭部や体幹を流れる電流が減り、ダメージが軽減されるかもしれませんが、まあ理屈の世界です。

イラストは、激しい雷鳴などにビビっている様子なのかもしれませんが、誤解を招くだけの無意味な、いや有害な表現です。描く前にきちんと打ち合わせしようねw


とにかく低くなれ?


とにかくこの場合、せっかく高いものの近くにいるのですから、あなたは相対的にできるだけ低くなって、雷様から見つからないようにしなければなりません。

これは冗談ではなく、低ければ低いほど、落雷の可能性は小さくなります。しかし、ならばと地面に伏せたり、腰を下ろしてはいけないのです。

落雷した場合、避雷針にはアース線があるので、電流はそこから地面に流れます。それでも、一部が地表を流れることも考えられます。

これが立木などの場合、強い電流の大半が地表を流れることがあり、地面を稲妻が這うようなこともあります。

その場合、地面に触れている体の面積が大きいと、激しく感電してしまうのです。イラストのように腰を下ろしていたら、例えば電流が尻から入って足に抜けるというように『回路』ができやすくなってしまい、電流による体内のダメージが大きくなります。

ですから、この場合の正しい姿勢は、

『両足を揃えてしゃがむ』

のです。足が離れていると、『回路』ができやすくなりますから、できるだけぴったりと揃えて、可能ならば一点で地面と接するのが理想です。足を揃えられない場合でも、なるべく近くに。
Shisei
上画像は、国立青少年教育振興機構のウェブサイトより、子供向けの『山で雷にあったら』編からお借りした記事イメージです。体験・遊びナビゲーター

画像では頭を抱えていますが、これは少しでも低くなるための姿勢であり、推奨されているわけではありません。テキスト部分も引用させていただきます(下記太字部分)

姿勢はなるべく低く!足を開いていると、電気が体の中を通りやすくなるので、両足をそろえてしゃがむのが良いです。※足を交差するよりそろえる方が電流がながれにくいです。

なお、靴のゴム底程度の絶縁効果では、雷の大電流大電圧には全く太刀打ちできません。簡単に絶縁破壊されるか、溶けて穴が空きます。

しかし、落雷地点と距離があるなど、電流がそこまで強くなかった場合には効果があるでしょう。


そういうことがわかると、体育座りしていたり、前掲のイラストのように、木の近くで突っ立っている人など、あり得ない行動なわけですよ。

これも、イラストレーターとの打ち合わせ不足ですね。

というか、毎度ながら『東京防災』ともあろうものが、こんな大ウソを平然とタレ流しているわけですよ。管理人がいつも「監修者出て来い」と書く気持ち、お分かりいただけますか。


ざっくりしすぎ


あ、上のリンク記事お読みいただけましたか?

『東京防災』の記事が、いかにざっくりしていて不十分か、良くおわかりいただけたかと思います。

『高いもの』に寄って危険を避ける場合は、実はもっと簡単なんですね。4mとかに寄って「落ちるなよー」と、
ドキドキする必要はあまりないのです。


最後に、リンク先記事にも書いてあるのですが、トリビア的な知識を。

高圧送電線の鉄塔は避雷針代わりになりますが、高圧送電線の真下も、実は落雷しないということが、経験的に知られています。

もし他に逃げ場が無い時は、管理人ならそこへ行きます。


■当記事は、カテゴリ【『東京防災』ってどうよ】です。

2016年8月10日 (水)

【東京防災ってどうよ17】ここがダメなんだよ【13】(#1238)

『東京防災』にツッコむ、13回目。今回は、落雷です。 落雷編は、2回に渡ってお送りします。


【154ページ】落雷


Thunderstorm
雷は、命を奪うこともあります。高い所、高く突き出た物に、雷は落ちやすい性質がありますが、実は、落雷事故死の半数以上を占めているのが、ゴルフ場などの開けた平地にいるときと木の下で雨宿りをしているときなのです。雷鳴が聞こえたり、雷雲が近づいてきたりした場合は、速やかに安全な場所(鉄筋コンクリートの建築物・自動車・バス・列車の内部など)に避難します。

この部分は、おおむねその通りです。ただ、155ページの状況別解説も含めて、本当に大切な情報が抜け落ちているのです。


状況は厳しくなっている


雷が鳴ったら開けた場所にいてはあぶない、という意識をお持ちの方は多いかと思います。

実は管理人、雷の多発地域である群馬県出身でして、雷に対する経験値は、子供の頃から十分に積んでいます。

しかし近年、そういう経験をもってしても事前に予想しにくいような落雷事故が、確実に増えています。

地球高温化の影響でしょうか、雷を発生させる積乱雲が、昔に比べて大型化、強力化しているのは確実です。積乱雲は上昇気流で発生しますので、地表近くの気温が高いほど強い上昇気流が発生し、積乱雲を巨大化させるのです。

積乱雲の巨大化は、局地的なゲリラ豪雨、竜巻、突風、降雹、そして落雷被害の増加という形で、我々に襲いかかってきます。


最も危険な落雷とは


管理人が考える、最も危険な落雷は、ふたつあります。

ひとつは、雷がひどくないのに、突然起きる落雷。

もうひとつは、側撃雷(そくげきらい)です。

このふたつにより、実際に生命に関わる落雷事故が多発しています。

しかし『東京防災』には、あくまで一般論のふんわりした記述しかなく、生命に関わる危険な状況を警告していません。

少なくとも、雷がひどくなったら『絶対にやってはいけない』行動を明記すべきでしょう。とはいえ、それは実際にはかなり困難なことなのですが。


落雷事故が多発する場所


落雷事故に遭いやすいケースとしては、かつてはゴルフと釣りが筆頭でした。

どちらも、郊外や山間部、すなわち強い雷雲が発生しやすい開けた場所で、金属やカーボンなど導通性のある『棒』を振り回すという、危険極まりない行為です。

しかし、最近は雷情報が得られやすくなったり、避難施設の充実などの対策により、ゴルフや釣りでの落雷事故は、かなり減っているようです。

その一方で確実に増えて来ているのが、開けたグラウンドでのスポーツ中や、普通の街中での落雷事故です。

グラウンドや河川敷などでの落雷事故は、雷は遠くでゴロゴロいっているだけで上空はまだ明るかったり、場合によっては雷鳴や稲光は全く感じられない中でも、実際に起きています。

その最大の原因は、かつてに比べて積乱雲が巨大化しやすくなっているということです。積乱雲は、強雨や雷が発生している中心部の周りにも、非常に広い範囲にまで広がっています。
Cb
上画像は気象庁資料からお借りした、巨大に発達した積乱雲です。雷雨や突風が発生するのは中心の柱状の部分ですが、上部は成層圏に到達して横に広がり、これだけ広い範囲を覆っているわけです。

この、横に広がった部分(形状が金床に似ていることから「かなとこ雲」とも呼ばれます)の下では、まだ良く晴れていて、遠雷くらいしか聞こえないでしょう。

しかし、強力な積乱雲の場合、低く垂れ込めた中心部以外からでも落雷が発生することがあり、積乱雲が巨大で勢力が強いほど、その危険は大きくなって行きます。


一方、開けた場所はもちろん、街中でも起きやすいのが、側撃雷(そくげきらい)です。

強い雷雨の中では、ビル、鉄塔、電柱、立木などへの落雷は、かなり頻繁に発生しています。

このうち、ビルや鉄塔のように避雷針とアースが設置されている場所は、雷の電流はアース線から地中に流れますから、側撃雷はおきづらいのです(絶対に起きないわけではありません)。

しかし、特に立木に落雷した場合、電流のほとんどは幹や枝葉の表面を流れます。その時、幹や枝葉の近くに他の物体があると、雷が『飛び移る』ことがあり、それが側撃雷と呼ばれます。
Sideattack
これも気象庁資料からお借りした、マネキンによる実験画像です。これは小さな木での実験ですが、もちろん大きな木の下の方が、より起こり易くなります。

強い雷雨の最中に、幹の近くに電気を通しやすい人体がある、すなわち雨宿りをしている時は、側撃雷を非常に誘発しやすい状況なのです。

では、どうしたら良いのでしょうか。 次回へ続きます。

■『東京防災』は、東京都防災ホームページからデジタル版が閲覧できます。また、PDF版や電子書籍版も無償で配布されています。詳しくは下記リンクからご覧ください。

東京都防災ホームページ


■当記事は、カテゴリ【『東京防災』ってどうよ】です。


2016年8月 7日 (日)

【東京防災ってどうよ16】ここがダメなんだよ【12】(#1237)

番外編を挟んで、通常シリーズに復帰します。今回は、『東京防災』にツッコむ12回目。まだまだネタは山ほどあるんだよなぁw


【148ページ】簡易な浸水防止方法


Waterbag
浸水に備えるには、「土のう」「水のう」「止水板」などを活用します。ゴミ袋に半分程度の水を入れた「簡易水のう」を隙間無く並べたり、止水板の代わりに長めの板などを利用する方法もあります。

『大雨・暴風』編の中の一節です。当ブログ読者の方は、管理人が何を言いたいか、もうおわかりですよねw

当ブログが糾弾する“頭で考えただけ”で”実際には出来もしない、代表的な机上の空論の登場です。


いつの間にか変わったぞ


お馴染みのw、『水のう』が、やっぱり出てきました。

これ、当初は流し台の排水口などの上に置いて、内水氾濫によって下水が家の中に逆流するのを防ぐ、という用途だったはず。

それならば多少の効果は見込めるものの、当ブログ過去記事でも指摘している通り、浴槽の下や洗濯機の下など、水のうを置けない排水口もあるので、完全とは言えないのです。

あくまで、流し台など目立つ場所だけで活躍する、ちょっとキャッチーな『防災トリビア』の類です。

でも、いつの間にか家屋の浸水を防げるというような話になって、なんと自治体とかの公式訓練でも採用されているのです。

訓練では、水のう壁を作るまではやりますが、実際に水を満たすわけじゃない。もしやったら、大変なことになって、教官の面目丸潰れになりますからw


♪でっきるーかな?


こんなものが役に立つと主張する皆様は、もう四の五の言わずに、浴槽とかで実際にやってみてください。

浴槽のまん中に水のうをふたつくらいぴったりと置いて、その片側に水を入れたらどうなるか。滑らかな浴槽の内壁は、水のうとの密着度は理想的です。

しかも狭い壁に挟まれて横にもズレず、変形もしずらいので、水のう同士も広い面積で、ぴったり密着します。それでも、つぶれた饅頭みたくなりますけどね。

上画像のイラスト見てください。水のうがなんだか自立してますよw絶対あんな風にはなりません。大ウソです。


水を入れて行くと、まあ水深10cmかそこらくらいまでは耐えるかもしれません。でもそれを超えると、片側からの水圧で変形して、密着が失われはじめます。

そして最後には水圧に負けて型崩れするか、ズレて『決壊』してしまう。事実上、水深20cmにも耐えられないでしょう。つまり、床下浸水レベルでも防げない。

さらに、洪水時は水に流れがあるし、ゴミも流れて来ます。流れがあれば水のうはさらに動きやすく、小さなゴミの衝突ひとつで破れてしまう。

そんなもの、家財を守るために使うことを勧めますか普通。無いよりはマシ、上手く行ったらラッキーくらいなものを。


机上の対策も登場w


さすがに、大ウソつきもそれには気づいたようです。そこで、また必死に“頭だけで”考えたようです。

まず、水のうを段ボール箱に入れて重しに使い、それを壁のように並べると。
Kanisuibou12
この画像は、某自治体サイトの防災ページからお借りしました。 しかし、見事な机上の空論。

でも、段ボール箱に入れて並べるだけでは、箱同士の間の水密性がほとんどありませんから、水流の勢いを弱めるくらいで、浸水防止は全く不可能。ガムテープで目止めなんかしても無意味というか、ガムテープは濡れたら貼り付きませんよw

それに、段ボールは濡れたらすぐにグズグズです。

ならば箱の列にブルーシートを巻いて一体化しようと。
Waterbag2
この画像は、東京都の防災訓練時のものですが、ブルーシートを巻く前の状態です。こんなのが実際に訓練されちゃってるんです。でもまあ、とりあえずこれで水のう壁の水密は確保できたはず。もうこれで安心、なわけがない。

ブルーシートを巻いた水のう壁と、建物などの壁との間の水密、どうしますか?

正解はなんと、

土のうを積むのです。

ならば、最初から土のうを積めって話ですねw

百歩譲って、ブルーシートを巻いた段ボール水のう壁は、土のうの数が足らない時の、次善の策くらいにはなるかもしれません。しかしその場合でも、完全な水密を確保するためには、土のうとの併用が必要なのです。

防水壁と建物の間の水密を保つには、現実的には土のうくらいしか方法がありません。これはもちろん、『長めの板』でも同じことです。

ね、できもしないことが書いてあるでしょ。


根本的な問題


一見、役に立ちそうというイメージだけで、実は全然ダメな水のう、なんでこんなに広まってしまったのでしょうか。

ひとえに、行政に食い込んだ、低レベルの『防災の専門家』が勧めるものだから、訓練とかでも採用せざるを得なくなっているのでしょうね。

それに、テレビやネットでも流されるているから、それを検証もせずにコピペやパクリで広める輩も多いし。いや、『専門家』が言うからと、好意で拡散する一般の方々じゃなくて、それを商売にしている連中のことです。

キャッチーなトリビアとしては“優秀”なネタですから、とても使いやすいんですよ。

ちなみに、あの山村武彦とかいうNHKやフジテレビが大好きな『防災の専門家』が、水のうを盛んに推してますね。『東京防災』と、どう絡まれているかは存じませんが。これは事実だから実名ねw

思い切り脱線してしまいましたw元に戻しましょう。


水のうの根本的な欠陥は、水を使うということ。水のうの敵は、制御不能の大量の水、すなわち洪水です。

水の特徴は、力を加えればいかようにも形が変わること。それは袋に入れても大体同じですから、大量の水の力の前には、力負けして崩れてしまう。

ならば固い箱に入れて、重しにしようと。でも、水の重さ、すなわち『比重』は、水のうの中身も洪水の水も同じ『1』。同じ重さならば、量が多い方の圧力に負けますし、袋などの容器に入った水には、浮力もかかって動きやすくなる。

しかも、防水壁は片側から水圧がかかるので、アーチ状にする、裏側に杭を打って支えるなどの、構造的対策が無いと、簡単に崩壊してしまう。


一方、浸水対策として土のうが優れているのは、

■土の比重は約1.7で水よりずっと重く、水を吸うことでさらに重くなる
■積み上げて突き固めることで変形して強く密着し、水密性が高い
■アーチ状に積む、杭と板で補強するなど、構造的に強い積み方が容易

ということで、妙な言い方ですが、水のうの欠点がすべて補われているわけです。本末転倒ですけどねw


これが本物


ちなみに、ゴミ袋を使った水のうは、正しくは『簡易水のう』と呼ばれています。じゃあ簡易じゃない奴はどんなだというと、こういう奴。
Photo
これは一例ですが、要は水圧がかかっても大きく変形しない強度を持つバッグに水を満たし、地面と固定することで水圧や浮力による移動を防いでいるというわけです。

しかしこれとて、建物の浸水を防ごうと思ったら、建物の壁との水密を確保するために、土のうなどを併用しなければならないでしょう。


もうヤメにしませんか?


浸水対策には、土のうが一番。でも、一般家庭で用意するのは現実的ではなく、市販のハイテク土のうはコスト的に大変。

一般家庭や店舗では事実上、浸水に対して打つ手が無いのです。


そこで、水とゴミ袋というどこにでもあるものを使い、「誰でもお手軽に浸水防止」的なノリで、目からウロコ的なトリビアとして広まってしまったのかなと。

もっとも、自分でやったこともない『防災の専門家』が、キャッチーなネタとして拡散したのが最大の問題でしょうけどね。

というわけで、当ブログとしては、内水氾濫を除く浸水対策としての『水のうネタ』を、防災情報から今後一切削除することを提唱します。

こんな、ほとんど大ウソというレベルの話が大手を振っていて、それを拡散して商売しているのが『防災の専門家』というのが、この災害大国の現実なのです。


■当記事は、カテゴリ【『東京防災』ってどうよ】です。


2016年8月 5日 (金)

【東京防災ってどうよ・番外編】ほんとバカだよね~非常持ち出しにラーメン?~(#1236)

『東京防災』にツッコむ、今回は番外編です。

読者の方から、こんなご質問をいただきました。要約しますと、

「『東京防災』90ページの、非常持ち出し袋のチェックリストにインスタントラーメンが入っていて、イラストにもカップラーメンが描かれている。非常持ち出しには不適当だと思うが、管理人はそれについてどう考えるか?」

Nudle
確かに、真ん中に堂々と描かれているのはカップラーメンのようですし、下のチェックリストにも入っていますね。

管理人の感想は、このひとこと。

「どこのバカが監修したんだ?」


もしかしてあの人?


長い読者の方は、覚えていただいているでしょうか。管理人はかつて、読売新聞の防災記事広告の内容があまりに酷かったので公式窓口から抗議したところ、完全に無視されたというくだり。2012年9月のことです。

管理人が抗議したその記事広告に掲載の非常持ち出しに、カップラーメンが含まれていました。

当時の関連記事をリンクします。

くだらない防災記事広告の内容に怒りを感じたという記事がこちら。
お笑いと怒りの「防災の日」

カップラーメンに関する記述はこちら。
家に備える防災グッズ【5】

ついでに、抗議が完全無視されたことの報告記事がこちら。
謹んで報告申し上げます


さておき、インスタントラーメンやカップラーメンに関しては、管理人もご指摘いただいた読者の方のとほぼ同じ考え方です。

これなど、実際の被災者の声を聴けばすぐわかることですし、それ以前にちょっと考えればわかることです。しかし、監修したのが『防災の大御所』だから、相当ヤキが回っていても、誰もツッコめない。

で、大御所ってダレよってっ話ですが、上のリンク記事ご覧いただければ、当ブログ読者の方はもうおわかりですよね。

当時は奥ゆかしくw匿名表記でしたが、今は違います。

自称『防災・危機管理ジャーナリスト』を名乗り(実際は私企業の経営者)、メディアで『防災の鬼』とか持ち上げられて喜んでる、帰宅困難対策としてコンパス(だけ)を持ち歩けと未だに言っている(前置きが長いよw)、渡辺実氏なんですね。


いいかげんにしろ


『東京防災』は、誰が監修したか知りませんけどね。奥付には資料の出典元組織が列記してあるだけで、個人名は一切ありません。

しかし、おそらく複数でしょうが、監修した人間がいるはずだし、参考にした書籍などもあるはずです。

いずれにしろ、公的組織や防災の専門家や大手広告代理店が寄ってたかって、挙句が非常持ち出しにカップラーメンだって?

ほんと、いいかげんにしろよ。


なんでダメなのか


リンク先記事をご覧いただけない方のために、カップラーメンがダメな理由を記しておきますね。

■水と火力をたくさん使う
■塩辛いので食後に喉が乾く
■容器がかさばる上に破損しやすい

と、調理どころか飲料水も火力も無いかごく限られ、運べる容量が限られて丁寧な扱いもできない非常持ち出し用としては、ほとんどあり得ないものですよ。

ついでに言えば、摂取できるカロリーも大したこと無いわけです。

でも、こうして公式記事になるのですから、それなりに発言力のある人物が、こういう大ウソを拡散している、ということですね。これ監修した奴、ほんと表出て来て弁明しろよ。


インスタントラーメンやカップラーメンは、被災後一段落して、水や火力がそれなりに確保できてからならば、あるととてもありがたいものです。

冷たい食事が多くなる避難生活では、暖かい食事は何より元気の素になりますから、二次的な備蓄食品としては良いでしょう。


では何が良いのか


非常持ち出しに入れるべき食品は、コンパクトで保存がきき、調理がいらず、食器を使わずに食べられ、消化が良くて高カロリーなものです。

管理人は『カロリーメイト』推しですが、同様のエネルギーバーのようなものから、お好みで選べば良いでしょう。でもまさか、じゃあ乾パンにしよう、って人はいないですよねwでも、未だに乾パンがあれば良いと思っている方、上記リンク記事を良くお読みください。

疑問がおありなら、乾パン100グラムくらい、水なしで食べてみてくださいよ。それが答えです。


バカとウソの博覧会か?


満を持して登場した『東京防災』でさえこれなんですから、防災の世界がいかに“低レベルの連中のやっつけ仕事”で溢れているか、良くわかるというものですね。

だから、情報を鵜呑みにしないで、『自分で考える』必要があるのです。


実際の被災地では、水も火も無かったので、インスタントラーメンの乾麺をそのままかじった、というような話はいくらでもあります。

それを知った上で、まだ非常持ち出しにインスタントラーメンを勧めるような人間はただのバカですし、そういうリアルな話を知らずに『防災の専門家』を名乗る奴がいたら、それもバカ。

バカという表現に問題があるならば、こう言い換えましょう。

『職務を遂行する能力に著しく劣る、不適格な人物』

防災の世界では、そんなのが専門家ヅラして大手を振っているから、当ブログが生まれたのですw

文章の表現が過激で失礼に過ぎるって?これでも足りないくらい、こんな現状に対して頭に来てるんですよ。


次回からは、通常シリーズに復帰します。

■当ブログは、カテゴリ【『東京防災』ってどうよ】です。

2016年8月 3日 (水)

【東京防災ってどうよ15】ここがダメなんだよ【11】(#1235)

『東京防災』にツッコむ、大台越えの11回目です。これまでは基本的にページ順で進めてきましたが、080ページからの02章『今やろう 防災アクション』の中には細かい問題が多すぎるので、個別にやらずに後日まとめ記事とします。

今回はさらにページを進めて地震災害から離れ、143ページからの『そのほかの災害と対策』にツッコみます。


【152ページ】特に注意が必要な場所


Photo
144ページからの、『大雨・暴風』編の一部です。

気象災害が発生しやすい場所を、低地帯、地下室・半地下家屋、河川、山間部に分けて注意を促していますが、致命的な問題が。

【山間部】
崖地周辺や山間部では、土砂災害に注意。警報が発表されなくとも、土砂災害の前兆が見られたら、安全を確保した上で避難しましょう。

土砂災害は、発生を察知してからは避難する時間がほとんど無く、最も生命に関わる結果になる災害ですが、その『対処法』として、長らく上記のような『前兆が見られたら避難』という、机上の空論がまかり通ってきました。

記事に『詳細→152ページ』とあるので飛んで見ると、例のアレです。

崖崩れ
崖にひび割れができる、小石がパラパラと落ちてくる、崖から水が湧き出る、湧き水が止まる、濁る。地鳴りが聞こえる。

地滑り
地面のひび割れ・陥没、亀裂や段差の発生、崖や斜面から水が吹き出す、井戸や沢の水が濁る、地鳴り・山鳴りがする、樹木が傾く、など。

土石流
山鳴りがする、急に川の水が濁り、流木が混ざり始める、腐った土の臭いがする、降雨が続くのに川の水位が下がる、立木が裂ける音や石がぶつかり合う音が聞こえる、など。

とまあ、土砂災害の前兆現象がつらつらと書いてあり、それ自体は正しいのです。

しかし、当ブログでも過去から何度も指摘している通り、上記のような前兆現象が起こる時はすでに豪雨や暴風の中であり、家の中にいて、ましてや夜だったりしたら、崖などにごく近い家とかでない限り、土砂災害の前兆を察知するのはほぼ不可能なのです。

でも、長年に渡って『防災の専門家』とやらが、実際には出来もしないこと、誰も現場でやったことも無いことを“指導”して来ました。

土砂災害の前兆現象はトリビア的興味を惹くので、聞く方もすっかりダマされていたのです。


しかし、最近はメディアの表現も変わって来て、土砂災害の前兆はわかりにくいから、風雨が激しくなる前に安全な場所へ避難せよというのが主流になってきました。

NHKの言い回しなど、当ブログの表現とそっくりなのが気になってしょうがないのですがw

そんな変化に、当ブログの記事が影響したかどうかは知りません。でも、NHKに良く出演する『防災の専門家』が、当ブログの記事を恥ずかしげもなくパクって、講演やら放送で使っているのは本当ですけどね。

さておき、そういう流れの中でも、『東京防災』は旧態然とした、現実にはまずできない『前兆が見えたら避難』というスタンスなわけです。

しかも、『警報が発表されなくとも』、危険を感じたら自主的に避難せよとありますね。ところが。


この記事に何の意味がある?


前兆がどうとかはともかく、あなたは雨がひどくて居場所が危なそうなので、避難することにしました。

どこが安全かわからないから、『東京防災』に助けてもらおうとページをめくってみても・・・避難場所の記述が全く無い!

『避難しろ』とは書いてあるけど、どこへ行けと?それは自分で考えろと?

避難すべき場所は、まず地元で避難所に指定されている学校、公民館、役場など、ということになりますが、公的な避難所は、その地域に避難勧告や避難指示が発表されないと、基本的には開設されません

さらに言うまでも無く、事実上避難勧告・指示の前段階である気象警報が発表されただけでは、開設されていないのです。でも、『東京防災』様は自主避難しろと。でも、どこへ行けとは一切なし。


そんな場合は、とりあえず役場へ行って指示を仰ぐのが良いでしょう。実際には、避難を始める前に電話で問い合わせるのが良いと思いますが、災害発生が近いかもしれないと判断したら、手遅れになる前に、まず動いてしまいましょう。役場では、避難指示などが発表されていなくても、避難者の対応はしてくれるはずです。

基本的に、土砂崩れや土石流が起きやすい山間部などの場合、役場や学校、公民館などは、歴史的に災害い遭いにくいとされる場所にあることが多いので、避難場所としても適しています。

山間部などに古くからある神社仏閣も、自然災害に対して比較的安全な場所にあることが多いので、避難場所の参考になります。お住まいの地域の安全な避難場所を、事前に役場などで確認しておくと良いでしょう。


もし屋外への避難ができない状況ならば、2階以上に上がる、崖や斜面からなるべく離れた部屋に移動するという2点だけで、土砂の犠牲になる確率は大きく下がります。

家ごと押し流されるような土石流でなければ、土砂は1階部分を貫通するだけで、家の中で止まることも多いからです。

このことは、ほとんどが1階部分で犠牲者が出ている過去の土砂災害を見れば、自ずから導かれる対策です。しかしつい先頃、2013年10月の伊豆大島豪雨災害前までは、『防災の専門家』やメディアの論調は、避難開始はあくまで『前兆の察知』ありきでした。

そんな状況に業を煮やした管理人が書いた過去記事とそっくりの内容を、それまで前兆がどうのと言っていた『防災の専門家』がテレビで偉そうに語るのを見て、なんともやりきれない思いにさせられたのです。

当ブログの最初の関連記事(2012年7月)を、文末にリンクします。


でも、記事内容をパクられたのが悔しいのではなく、この災害大国で、『防災の第一人者』とか持ち上げられている輩が、実はその程度の阿呆という現実がやりきれないのです。そいつの講演の内容とかも、恐ろしくレベル低いしウソばかりだし。

とりあえず、パクられたかどうかに確証はありませんが、内容は言い回しも含めてそっくりであり、その『防災の専門家』は、他にもいろいろ他からパクっている人物ですしね。限りなく黒に近いグレーということです。でも、とりあえず確証は無いから一部イニシャルで。なあY村さんよ。

おっとなんだか管理人の文句になってしまったw

なにしろ、『東京防災』ともあろうものが、実際にはできもしない“指導”をして、しかも『避難せよ』というだけで、その場所も方法も示さない。やっぱり、裏では低レベルの『防災の専門家』が蠢いているんですかね。本当に出て来いよ監修者。

とにかくこんな“指導”など、とりあえず書いときましたというやっつけ仕事に過ぎません。一体、誰に向けた情報なのでしょうか。


新しい都知事が決まりましたけど、どうですか?『新・東京防災』(なんなら真でもシンでもいいw)作りませんか?


■■管理人が、土砂災害からの正しい避難方法について記した、最初の記事をリンクします。当ブログスタートから約半年後の、2012年7月14日の記事です。当時発生した、九州北部豪雨災害に関する緊急特集記事のひとつです。

ちなみにこの内容、他の防災情報はほ全く参考にしておらず、豪雨時の実際や過去の土砂災害の被害状況から管理人が導き出した、ほぼオリジナルの内容です。すなわち、これ以降の類似情報はパクったか『参考』にしている可能性が非常に高いということです。でも、もちろん管理人には何の連絡ひとつもありませんけどね。

正しい情報が広まることは喜ばしいことですが、『防災の専門家』、しかも営利目的でやっているプロが、素人の情報を平然とパクって商売しているのを看過するつもりはありません。相手が匿名の素人なら、筋通さなくてもいいのかな? 

ちなみに、文中の管理人独自の表現である『9割は無駄足覚悟で』という表現にごく近い言い回しを、メディアで聞くことも増えました。果たして、誰が監修しているんでしょうね。大体見えてますが。

ちなみにその輩、東京都ともいろいろ絡んでますよ。このシリーズ記事の中でも、また後でその存在が見えてきます。
【緊急特集】豪雨から生き残れ!【3】


■『東京防災』は、東京都防災ホームページからデジタル版が閲覧できます。また、PDF版や電子書籍版も無償で配布されています。詳しくは下記リンクからご覧ください。

東京都防災ホームページ


■当記事は、カテゴリ【『東京防災』ってどうよ】です。

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