ご愛読いただいている皆様へ
いつも当ブログをご愛読いただき、ありがとうございます。管理人よりお知らせです。
実は、身内に不幸がありましたので、ブログの更新を一週間程度お休みさせていただきます。来週半ばまでには再開の予定です。
なお休止中でも、緊急に皆様にお知らせしたいことがありましたら、何らかの形でアップさせていただくかもしれません。
それでは、しばらくお休みをいただきます。再開しましたら、またよろしくお願いいたします。
「生き残れ。Annex」管理人 てば拝
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「生き残れ。Annex」管理人 てば拝
三陸沖で、地震が多発しています。
5月17日から、本日5月21日の午後4時までの間に、マグニチュード4.4~5.8の有感地震を、10回観測しています。これらの地震はほぼ同じ震源かごく近くで、深さもすべて10kmと推定されています。
震央の位置は東日本大震災本震の震源域より外側で、いわゆる「アウターライズ」に当たる場所であり、すべて震源深さ10kmということからしても、「アウターライズ地震」の性格が強いものと考えられます。
現在のところ最大マグニチュードは5.8で、陸上での最大震度は3ですが、この付近でマグニチュード6台後半から7以上のクラスが発生した場合、「津波地震」となる可能性があります。
震源が陸地から遠いために、陸上での震度はそれほど大きくならないことが考えられますが、このタイプの地震は、震源深さが浅いために海底の大きな変形を比較的伴いやすく、陸上の震度からは一般的に想像しにくい大きさの津波が発生することがあります。
陸上の揺れは被害が出るような大きさでは無いのに、大津波が発生する地震を、俗に「津波地震」と呼びますが、三陸沖での一連の地震のタイプと推定される「アウターライズ地震」は、その代表的なものです。この他に、海底の断層が一気にではなく、数十秒というよな時間をかけてゆっくりとずれる、通称「ぬるぬる地震」というようなものもあります。この場合は、陸上での揺れをほとんど感じないのに、大きな津波が発生することがあります。
東日本大震災のような海溝型の大地震の後には、「アウターライズ地震」の発生がメカニズム的に予想されており、今までにも震災本震直後のマグニチュード7.5を最大に、既に何度か発生しています。幸いに、本震直後以外は津波を発生させるほどではありませんでしたが、いつ大規模に発生してもおかしくないのです。
我が国の過去の例や、海外の地震での例を見ても、東日本大震災と同様の海溝型大地震の後、数年から数十年経った後でも、本震の影響による「アウターライズ地震」の発生が、多数確認されています。東日本大震災震源域付近は、いまだに、そしてこれから長きに渡って、「アウターライズ地震」の危険の真っ只中にあると言っても過言ではありません。
震災後、本震直後を除いて、これほどまでにアウターライズでの地震が集中したことは、管理人の記憶では初めてではないかと思います。今後どのような動きになるのかは全く予断を許しませんが、大きな津波を伴う地震の危険性が、かなり高まっている可能性を考えておかなければならないでしょう。
東日本大震災被災地の皆様、地震の際には揺れが小さかったからと言ってそれだけで安心せず、すぐに津波情報を確認してください。「アウターライズ地震」の場合、震源が震災本震より外側、つまり陸地との距離があるので、震災による津波よりは、陸地に到達する時間が長くかかることは考えられますが、とにかく小さな地震でも、すぐに津波情報を確認されることを、強くお勧めします。「津波てんでんこ」の教えを、今度こそ最大限に生かさなければなりません。
当ブログの過去ログに、「アウターライズ地震」について図解した関連記事がありますので、併せてご覧ください。
こちらからどうぞ。
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しばらく緊急特集が続きましたが、レギュラーシリーズへの、久々の復帰です。前の記事を忘れてしまわれた方も多いと思いますので、一応リンクを貼っておきます。
こちらからどうぞ。
掲載は5月2日です。
さて、前回は繁華街のデートで、レストランに入りました。これから、席に案内されます。でも、まだ「防災の目」を閉じる訳には行きません。
普通、案内される席は窓際が優先されるでしょう。大抵の人は眺めが良い席を望むでしょうし、それは管理人とて同じです。でも、忘れてはいけないことは、ガラスは割れたら凶器だということです。大きな窓ガラスが激しい揺れで割れて飛び散ったら、近くにいる人は非常に危険な状態になります。地震でなくても、万一近くで爆発があったりしたら、その危険は言うまでもありません。
もちろん、これは窓際に案内されたら拒否しろということでははく、そのリスクを考えた上で席を決めるべきだということです。もちろんそれにはその場所の条件も影響します。例えば、高層ビル上層階のレストランならば、地震ですぐにガラスが割れる危険も、爆発による影響も非常に限定的になりますから、それほど気にすることは無いでしょう。
でも、「ここはちょっとイヤな感じだな」とでも感じたら、別の席を頼むのもひとつの方法です。その方が安心して食事を楽しめるなら、そうすべきです。それは自分はもちろん、同席者を思いやる行動でもあります。ただ、席を変える理由をきちんと説明しないと、いらぬ誤解を招くこともありますからご注意を(笑)
席へ案内される途中でも、店の中の配置をさりげなくチェックします。避難が必要になった時に行くべき通路はどこか、自分の席から、その通路に出るのはどちらの方向か、表のドア以外に非常口はあるか、ということです。あの、緑色のサインを探すのです。
もし非常口のサインが見つからなかったら、席についた時に店員に聞いてみましょう。すぐに答えられるかどうかで、その店の防災に対する意識や教育状態もわかると言うものです。非常口があってもなくても、すぐに答えられないような店では、少なくとも非常時の店員による避難誘導は期待できないということです。もし何かあったら、自分で状況判断をして対処しなければなりません。
ここでは、壁際の席に案内されたとします。男目線で言えば、一般には女性は奥の、つまり壁際の席を勧めるでしょう。そこでもチェック。壁に、大きな絵画の額などがかかっていませんか?ちょっと大きめの地震でも、落下する可能性が大です。木製のパネルくらいならともかく、頑丈な額は、凶器になり得ます。さらに、周囲に倒れかかりそうなもの、例えばついたて、観葉植物、置物などはありませんか?テーブルの上には、落ちたら危険なシャンデリアなどの照明、空調設備、装飾物などはありませんか?この「上」は、意外と盲点になりやすいので、特に意識してください。
テーブルは、大地震の際に身を守る、最初のシェルターになります。ふたりがもぐり込める大きさはありますか?もしそれほど大きく無いなら、代わりに何を使いますか?テーブルの足は、4本?それとも中央に1本?最短時間で自分と同席者がもぐり込むためには、どのような行動が必要ですか?最初に同席者を押し込むみますか?自分が入ってから引っ張り込みますか?
そのような視点で周囲を見て、「その時」の行動をイメージしておくのです。言うまでも無く、防災的に条件の悪い店へ行くなということでは無く(そういう選択肢もありますが)、その場所の条件をよく見て、条件が悪いなら悪いで、それに見合った行動を事前にイメージしておくべきだ、ということなのです。その備えが、危機に陥った時に「命の1秒」を稼ぎ出すことにつながります。
とりあえずこのようなチェックをした上で、ゆっくりと食事を楽しんでください。でも、こんな細々と考えながらデートなんかできないよ、なんて思われる方も多いでしょうね。
災害後に良く聞くセリフに、「こんな事になるとは思ってもいなかった」というものがあります。これは、災害報道の定番として、メディアが「積極的に」ピックアップして流すせいもあるのですが、そんな人が多いのも確かです。でも、「こんな事になると思っていたけど、本当に起きてしまった」という人も、実はたくさんいます。手前味噌ながら管理人も、少なくとも自然災害で何が起きても驚きません。でも、それにすべて対処できるわけではありませんから、怖れています。
これが自然災害ではなく、最近多発する歩行者に車が突っ込む事故ならば、だれもがその恐怖をかなりリアルにイメージできるでしょう。登下校の列についている父兄は、以前より経路の危険箇所を気に留め、周囲への目配りを多くするようになったと思います。また、こんなこともあります。自転車の車道走行が徹底されてからは、自転車で歩道から車道へ出る時に、後方確認をする人が大半になりました。それまで、特に若い人は後方確認無しで車道に飛び出したり、駐車車輌をよけてセンターライン寄りに出る人が、とても多かったのです。でも車道を走ることが増えて、車との衝突をよりリアルにイメージするようになったからこそ、後方確認をしなければ怖くなったからではないでしょうか。そのようなことこそが、「防災の本質」なのです。その最大の目的は、危険をできるだけ事前に回避することであり、起きてからの対処など二の次のことです。
それは相手が自然災害でも、なんら変わりません。防災とは、起きてほしくないことを、いかに起きないようにするか。もし起きてしまったら、その被害をいかに少なくするか。そのためには、どんな技術、装備や行動が必要か。そしてその思考と行動を、いかにして日常の生活の中に無理なく組み込んで行くか、ということなのです。
ところで、ここで述べた多くの対処方法も、やはり「覚えきれない」とお感じの方も多いでしょう。しかし、何もここでひとつひとつ覚える必要はありません。これは「慣れ」です。普段の生活で常に「防災の目」で周囲を見ていれば、デートしながら「片目でパートナーの顔を見ながら、もう片目で周囲をチェックする」(もちろん比喩的表現です)こともできるようになるでしょうし、周囲の多くの危険要素を「ぱっと見」で見抜けるようにもなるでしょう。
まず、普段の生活の中で少しずつでも、「防災の目」を意識することを始めてください。それがあなたと、あなたの大切な人の命を救う可能性を高める、最も効果的な方法なのです。
【おわり】
この「デート編」は、当初は続いて「お泊まりの防災」をお送りする予定でしたが、広島県福山市でのホテル火災の発生を受け、その内容を火災避難方法と併せて緊急特集としてお送りしましたので、今回で終了します。
次回からは新テーマでお送りします。
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5月13日に広島県福山市で発生し、7人が犠牲となったホテル火災を受けて始めたこの緊急特集は、今回で終了します。次回からは、通常のシリーズ記事に復帰します。
さて、最終回の今回は、ホテルをはじめ、ビル内、地下街など密閉性の高い空間で火災に遭った場合に、「生き残る」確率を大きく高めるグッズと工夫を紹介します。これらはすべて当ブログで紹介済みのものですが、テーマに合わせて再掲載します。
まず、ビル火災における死因ですが、一般に「焼死」とされるケースの大半が、煙に巻かれたことによる有毒ガス中毒に起因するものです。そしてそのうちの大部分が、不完全燃焼によって発生した一酸化炭素(CO)による中毒です。まず有毒ガスを吸入し、意識を失ったり行動できなくなることで、さらにガスを吸入して死亡したり、火に包まれて「焼死」してしまうのです。
そして、有毒ガスを吸入してしまう最大の理由が「逃げ遅れ」です。火災の発生に気付くのが遅れた場合はもちろん、気付いてからも、停電や煙で視界を失い、避難経路がわからずにパニックを起こし、右往左往しているうちに煙に巻かれてしまうのです。つまり、このふたつの原因に対処することができれば、火災による犠牲は大きく減らせるということになります。
停電下やあまり濃く無い煙の中で視界を確保するためには、ライトが必要です。当ブログでは、常に小型LEDライトを持ち歩くことをお勧めしています。明るさは、目安として25ルーメン(照度単位)以上のものでないと、真っ暗なビルの中などでは素早く行動できません。照度は、商品パッケージに大抵は記載してあります。そして、落としたりぶつけたりにも耐える強度と、悪天候下でも使用できる防水性能が必要です。
管理人が常時持ち歩いているいるのがこちら。

単三乾電池1本使用で、26ルーメンの明るさがあり、ボディは堅牢で防水性もあるものです。ストラップには、タイラップを巻いて手首に固定できるようにしてあります。これで、混乱の中でも落とすことはありませんし、万一暗闇の中で倒れたり、生き埋めになったりしても、ライトが常に身体から離れませんから、他者からの被発見率が飛躍的に高まります。

なお、タイラップでなくても、ストラップに輪ゴムを巻いておくだけで代用できます。これで、まず視界をかなり確保できます。
そして、最も大切な呼吸の確保です。「防煙フード」です。

これは空気を入れて膨らませ、頭からかぶるプラスチックバッグで、5分程度は確実に呼吸ができます。しかも煙の刺激から目を守りますので、視界の確保にもなります。
これがあれば、熱の問題さえ無ければ、視界ゼロの中を壁伝いに進むなどの避難行動も可能になりますから、「生き残れる」可能性は飛躍的に高まります。なお、大きな透明ビニール袋を膨らませてかぶり、首元をしっかり締めることで、同様の効果を得ることもできます。
このふたつを常時持ち歩くことで、ホテルを始めとするビル火災から「生き残る」確率を、自ら高めてください。それほど負担になる重さでもありませんから(下記)、パートナーの分も用意しておくのも良いでしょう。
もちろん、これらの装備の威力を最大限に生かすのは、その時何が起こるかに関する正しい知識、それに見合った行動、そして事前の情報収集です。それなくしては、どんな防災グッズも宝の持ち腐れになりかねません。
あなたの命は、あなた自身が守るのです。そして、あなたが生き残らなければ、大切な人を守ることはできないのです。
【緊急特集・ホテルで生き残れ! おわり】
◎参考データ
LEDライト GENTOSパトリオ6 連続点灯8時間 重量60グラム 850円前後
防煙フード 重量57グラム 価格550円前後
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本日午後5時19分頃、茨城県南部、深さ50kmを震源とするマグニチュード4.8の地震が発生し、茨城県土浦市などで最大震度4を記録しました。
この地震の震源は、最大震度が7になる可能性があると想定が変更されて話題になった、「南関東直下型地震」の予想震源域のひとつです。関東地方では、最初に「ドスン」という突き上げを感じた方が多かったと思いますが、これが内陸直下型地震の特徴です。
今回の地震は、震源深さが50kmと比較的深かったために、それでも突き上げが少し穏やかになったと思われますが、これが10km程度の浅い場所で発生すると、さらに強い「ドン!」という突き上げを感じるはずです。
一部地域では緊急地震速報も発報されたと思いますが、多くの地域で、発報より揺れの方が早く来たのではないでしょうか。管理人在住の埼玉南部でも、ケーブルテレビの緊急地震速報を受信しましたが、最初の「ドスン」から約3秒後に発報しました。震源がごく近い地震の場合は、このような状態になります。これはシステムの限界です。
このように、最初に「ドン!」や「ドスン!」をはっきり感じた場合、ごく近い震源の大きめの地震であり、数秒以内に強い横揺れが来ます。前述のように緊急地震速報は間に合いませんので、とにかく「ドン!」や「ドスン!」を感じたら間髪を入れずに、火の近くにいたら火を消し、そうでなければ、すぐに身を守る行動に移らなければなりません。その方法などについては、当ブログの「地震・津波対策」カテゴリの記事をご覧ください。
なお、しばらくの間は、この地震の余震が何回かあると思われます。余震は本震の規模を超えることはありませんが、場合によっては、余震では無い、さらに大きな地震が発生する可能性もあります。しばらくの間は警戒度を上げてください。今一度、避難用装備と、その時に取るべき行動を見直してください。
関東ではしばらく大きめの地震がありませんでしたが、それが安心に繋がる状況では全くありません。巨大地震がいつ起きてもおかしくない状況だということを、改めて肝に銘じてください。
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このシリーズは、次回で終了します。今回は、脱出編の続きです。
廊下からの脱出が不可能になり、部屋に戻って避難器具を使うことになりました。後は、とにかく冷静にはしご、避難袋、緩降機などの設定をして脱出するしかありません。過去の事例では、避難袋の入口を開くための枠の設定の仕方がわからず、本来は袋の中を滑り降りるものを、袋の外側にしがみついて降りようとして転落した事例も起きています。
冷静に、図解どおりに手順を踏めば、本来はそれほど難しいものでは無いのですが、一刻を争う状況や、パニック状態で初めて設定する時などは、かなりの困難が予想されます。せめて、一度はどんなものなのかを見ておきたいものですが、最近のホテルでは、避難器具のフタと非常ベルが連動しているものもあり、平時に下手に開けられないものもあります。同様の器具を使う避難訓練などの機会があれば、どんなものか良く見ておくべきでしょう。平常時ならば、この辺で消防が駆けつけて来るかもしれませんが、ここでは大地震後を想定しています。仮に消防が来ても、ラブホテルの周辺などでは、はしご車が使えるような場所は多く無いのが現実です。救助が間に合うとは言い切れません。
下がダメなら上層階や屋上へ逃げれば、という考えもありますが、これは本当に最後の手段です。巨大なビルならばまだ可能性がありますが、普通のラブホテル程度の建物では、屋上で猛煙に囲まれたら、進退窮まります。特にすぐに消防が来ない状況では、長時間持ちこたえるのは困難です。地上に降りられる手段と時間が残されているうちは、そちらに賭けるべきです。
我が国の災害史には、大地震の後にホテルやデパート、オフィスなどのビルが大規模な火災を起こしたという事例は無く、スプリンクラーなどの設備も作動せず、消防も対応できない中で、何が起きるかは想像するしかありません。そして、どのような想像をしてみても、平常時よりはるかに高い確率で、「逃げ遅れたら終わり」なのは確かです。今まで述べて来た脱出方法も、想定でもこんな状態になってしまうのですから、現実にはさらに困難な状態に放り込まれるでしょう。前述のように、このような行動は「対症療法」に過ぎず、確実性はとても低い上に、ひとつ判断ミスをするだけで、致命的な結果となってしまいます。
ならば、事前にできるだけ悪い可能性を潰しておくのが、「生き残る」ための近道です。それはシリーズ当初に述べたように、耐震・耐火性の高い建物を選ぶ、入室前に避難経路をできるだけ多く確認しておく、非常時に取るべき行動を知っておく、最低限の防災グッズは常時携帯するというような備えと、「その時」何が起こり、どうすれば良いかという正しい知識を会得しておくことです。
ここまで、多くの対処法を並べて来ましたが、「そんなに覚えきれない」と思われた方も多いでしょう。当然です。管理人にしても、不得意な分野だったら、これほどたくさんの(そして、これで全部では無い)知識を完全に詰め込むのは困難ですし、それをやっても大して役に立ちません。一夜漬けの試験勉強では、応用問題は解けないのです。しかし、現実は応用問題の連続です。
大切なのは、「自分の頭で考えること」です。防災グッズを揃えただけで安心したり、箇条書きの「トリビア」を覚えるのではなく、実際の状況に自分が放り込まれたことをできるだけリアルに想像し、そこで起こることを考え、ひとつひとつ対処法を考えておかなければ、イザという時に実行できないでしょう。現実には、それでも難しいのですから。
当ブログでは、その「考えること」をお手伝いし、できるだけリアルに災害をイメージしていただくために、あれこれ想定した状況をお伝えしているわけです。常に、「自分ならどうするか?」という視点を持って、お読みいただければ幸いです。
このシリーズは、次回で最終回です。最後は、火災の際に「生き残る」可能性を大きく高めるグッズを紹介します。
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今回は、いよいよ脱出です。
脱出経路は、廊下から内階段もしくは屋外の非常階段を目指します。なお、この方法はラブホテルに限らず、すべてのビル火災に共通です。
まず、脱出装備を確認します。
■化学繊維の服を身につけていないこと。溶けて身体に貼り付き、重いやけどを引き起こすのを防ぐためです。
■フェイスタオルを濡らして、息が通る程度に絞り、覆面のように鼻と口を覆うこと。両手をなるべくフリーにします。ハンカチの場合は、濡らして軽く絞ってから折りたたみ、手で持って鼻と口を覆うこと。煙の粒子や有毒物質は水分に良く吸着されるからです。しかし完全に除去できるわけでは無く、あくまでも薄い煙の中しか対応できないので過信は禁物。
■バスタオルやシーツを十分に濡らし、頭からかぶること。その際、髪の長い人はなるべくまとめるか、服の中にたくしこんでおくこと。髪は最も熱に弱いからです。
断水していて、バスタブにも残り湯が無い場合は、トイレのタンクや便器の中に溜まった水が使えます。優先順位は、まず鼻と口を覆う布を濡らすことから。呼吸の確保は、何よりも重要です。
■照明を必ず持っていること。自前のライトか、部屋に備え付けの非常灯を。それらが無く、携帯電話にライトがついている場合は、部屋の中で点灯させてから脱出します。無い場合は、液晶画面の明かりが頼りです。ライターを照明代わりにしてはいけません。ガスが漏れていたり、不完全燃焼によって発生した可燃性ガスが充満しているかもしれません。着火した途端に爆発する可能性があります。
さて、いよいよ脱出です。最優先で目指すのは、屋外の非常階段か、耐火バルコニーです。屋外へ出れば、とりあえずひと息つけます。その方向がわからなければ、まずひとりが偵察に出るのもひとつの方法です。一般的なラブホテル程度の建物なら、それほど遠く無い場所に、必ず非常口があるはずです。煙が充満しはじめている状況で、ふたりで右往左往している余裕はありません。
廊下には他の客もいるでしょう。しかし、だれかが行った方向に、ただついて行くのは危険です。その人が非常口の場所を本当に把握しているかわからず、パニックを起こしているだけかもしれません。基本的には、自分の意志で進まなければなりません。過去のビル火災では、そのような集団が袋小路に迷い込み、そこで全滅したような事例が数多くあるのです。
廊下では、まず煙が流れて来る方向を確かめます。そちらが火元に近いか、煙が階下から上がって来る経路になっています。理想的にはそれと反対方向へ進みたいのですが、普通のラブホテルでは複数の避難経路が無いことも多いものです。床近くに見通しの効く空間が少しでも残っているならば、そちらへ行かなければならないこともあるでしょう。
廊下を進む姿勢は、できるだけ低く。低い場所の方が見通しが効き、有毒物質が少なく、酸素も多いからです。床にはいつくばってでも、とにかく低く。
そしてパートナーとはぐれないために、必ずお互いの身体を触れ合いながら進みます。視界はほとんどありません。少し離れただけで、お互いの場所を見失います。手を引く、ベルトや襟首をつかませる、身体をぴったり寄せるなどして常にパートナーを意識し、感触を確かめて。
非常口になっていても、防煙ドアがついていない内階段から、濃い煙がもくもくと吹き上がって来ていたら、その階段は使えません。無理にそんな階段を降りて火元に近づくと、さらに状況は悪化し、完全に煙に巻かれることになります。広島県福山市のホテル火災で、階段室で倒れていたふたりは、この状況だったはずです。
防煙ドアが閉まっている階段の場合、開ける前に必ずドアノブを手の甲で触り、温度を確かめます。防煙ドアは鉄製なので、ドア表面の方がわかりやすいかもしれません。いずれにしても、触れないほどの温度だったら、そこはあきらめなければなりません。階段室の中はすでに熱く濃い煙が充満しているか、火が回っています。そこを開くと、「バックドラフト」が起きる可能性が高いので、絶対に開けてはいけません。
廊下の途中で防煙ドアが閉まっている場合でも、ロックはかかっていません。必ず、押すか引くかするだけで開くことができますから慌てずに。シャッターが降りるタイプの場合でも、必ずロックされていないドアがついています。真っ暗な中で床にはいつくばっているとわかりずらいのですが、必ず通り抜けられます。とにかく慌てずに。しかし、ここでもまずドアノブや扉の温度を確かめる必要があります。もし触れない程の温度だったら、その先へは進めません。
この段階になって、他に脱出ルートが見つからない場合は、廊下からの脱出は困難だと判断しなければなりません。視界がほとんど効かず、煙がどんどん濃くなる状況では、あての無い脱出口を探している余裕はありませんから、一旦部屋に戻らなければなりません。もちろん、自分のいた部屋である必要はありません。なるべく煙が来ない方向の部屋のドアを手当たり次第に開けてみて、必ずドアを閉めてから、部屋の窓を開けて外の様子を見ます。もしかしたら、自室には無い脱出方法がみつかるかもしれません。
もちろん、この段階で部屋に備え付けの避難器具がある場合は、それを使うことになります。しかし、階下の窓から火や煙が吹き出している場合は、その位置からは脱出できません。別の部屋に移動する必要があります。
長くなりましたので、以下は次回へ続きます。
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【4】から続きます。
今回は、大地震から生き残ったふたりに、火災の危機が襲いかかります。
まず、火災におけるラブホテルの「メリット」から。普通のホテルでは、ドアの密閉性がそれほど高く無く、ドアの下に隙間が開いていることもありますから、まずそこからの煙の侵入を防ぐ必要があります。そのためには、バスタオルやシーツを十分に濡らし、ドアの隙間に詰めます。濡らすことで耐熱性と密閉性が高まり、有毒物質を効果的に吸着するからです。
一方、ラブホテルは主に防音性を高めるために、一般に隙間の無い頑丈なドアになっていますから、すぐに煙が入って来ることは無いでしょう。多少は、時間を稼ぐことができます。しかしそれは、ドアを開けなければ廊下の状況がわからないというというデメリットもあるのですが。
部屋の中は停電していて、真っ暗です。もし停電していなければ、すぐに空調や換気扇を止めて、煙の侵入を防がなければなりません。もちろん、すぐに窓を開けてはいけません。もし火がすぐ近くにまで迫っていたら、酸素を供給することによって、火勢を増すことになります。
まずは手早く、管理人の感覚では1分以内で、最低限の身支度を整えます。その場合に絶対に必要なのが、照明です。当ブログでは、常に小型LEDライトを持ち歩くことをお勧めしていますが、それが無いなら、部屋に入った時に、備え付けの懐中電灯の場所を把握していなければなりません。その行動ひとつの有無が、生死を分けることも十分に考えられます。メガネ使用者は、ホテルに限らず、就寝時にはすぐに手に取れる位置に置いておくことです。もちろん、ライトも一緒に。
なお、火災の中を脱出する際には、化学繊維の衣服を着ていてはいけません。溶けて高温のまま肌に貼り付き、重篤なやけどを引き起こします。特にストッキングやタイツは危険です。既に身につけていたら、必ず脱いでから脱出します。服がすべて化学繊維だったら、むしろホテル備え付けの「綿の」ガウンや浴衣、バスタオルで身体を覆うべきです。熱に強い衣服は、綿、毛、革など天然素材のものです。その場合でも、バスタオルやシーツを十分に水で濡らして、頭からかぶることで、熱をかなり遮断できます。
脱出準備が整いました。次は「状況の確認」です。脱出のために、どのような方法があるのかを探るのです。まず、一旦ドアを開けなければなりません。その際に必ずやるべきなのは、まず「ドアノブに手の甲で触れる」ことです。これは、火災下でドアを開ける際には、すべての場合で必ずやるべきです。
もし、ドアノブが触れないほど熱くなっていたら、絶対にドアを開けてはいけません。その場合、ドアの外は既に火が回っているか、熱く濃密な煙が充満していて、そこからの脱出は不可能だからです。手の甲で触るのは、手のひらにやけどをすると、その後の行動に大きな支障があるからです。
そこでドアを開けてしまうと、炎や濃密な煙が一気に部屋に入って来るか、条件によっては「バックドラフト」が発生します。これは酸素が少ない環境で不完全燃焼していた火に、酸素が一気に供給されることによる爆発的燃焼で、猛烈な炎が爆風と共に吹き込んで来ます。それを受けたら、生き残れる可能性はほとんどありません。最低でも全身大やけどです。仮に直撃を受けなくても、部屋の中は一瞬で猛火に包まれます。
ですからドアノブが触れないほど熱かったら、廊下に出る選択肢は無くなります。部屋の窓から脱出するか、救助が来るまで持ちこたえなければなりません。しかしここでは大地震の直後であり、すぐに消防が駆けつける可能性はありません。そこで、部屋に備え付けの脱出用具を使うことになりますが、まず避難器具が備えられているか、そして、準備ができるまで持ちこたえられるかという部分で、新しいホテルを選んだかどうかの差が出ます。避難器具はともかく、防火性能の高い建物は、延焼に要する時間も長く、有毒ガスの発生も比較的少ないからです。
さて、ドアノブは熱くなかったので、ドアを少し開けて廊下を見ると、天井近くに濃い煙が充満して見通しが効かないものの、床付近はまだほとんど煙がありません。熱せられた煙は、空気よりも軽いからです。そしてここでも、事前の行動の有無が、大きな差をもたらします。
これは設備上の問題でもありますが、非常口を示す緑色のサインは、ほとんどの場合「天井近く」についています。つまり、天井近くに煙が充満しただけで、見えなくなってしまうのです。しかも、忘れないでください。館内は停電していて、真っ暗闇なのです。ライトで照らしても、煙を通して見ることはほとんど不可能です。
ドアからどちらの方向に、どれくらいの距離で非常口があるか。それを入室前に確認しているかいないか。それがかなり高い確率で、生死を分けることになります。なお、火災による「焼死」の大半は、まず煙に含まれる一酸化炭素をはじめとする有毒ガスを吸って、行動不能になるからです。出口の方向と距離がわかっていれば、息を止めてでも駆け抜けられたかもしれないのに、迷っているうちに煙に巻かれ、有毒ガスを吸ってしまって倒れるケースが、ビル火災では非常に多いのです。
最近のの建物や地下街などでは、非常口の方向を示すサインが壁の下部や床面に埋め込んであるものも増えていますが、これは煙による視界不良対策であり、少なくとも火災の場合には、そのような構造でないと役に立たない事が多いということも、覚えておくべきでしょう。
次回は、煙が立ちこめる廊下を通って脱出します。
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5月6日、埼玉県桶川市で「側撃雷」を受け、重体となっていた女の子が、残念ながら亡くなりました。心からご冥福をお祈りします。このような悲劇を繰り返さないことが、犠牲となった尊い命を無駄にしないことです。
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【3】から続きます。
今回は、ラブホテルでまったりとしている時に、大きな地震の後に火災が発生することを想定し、その時取るべき行動を考えます。
まず、ラブホテルの部屋の中で大きな地震に遭った場合の危険はなんでしょうか。最も危険なのは「テレビ」だと、管理人は思うのです。最近は薄型の大型テレビが一般的になり、ラブホテルの場合、それがベッドから見やすい、かなり高い位置に置いてあることが多いはずです。そのテレビがベッドの上や、床の上に飛んで来る可能性が大きいと考えられます。
一般に、ホテルに限らず、ベッドの上にいるときに大きな地震を感じた時は、ベッドの上に伏せて、枕やふとんで頭や身体を守れと言われることが多いのですが、管理人はそれでは不足と考えます。ふとんをかぶっても、テレビなどの重量物の直撃に対してはあまり防護効果がありませんし、天井が落下したり、建物が崩壊するような最悪の事態になると、ほとんど効果がありません。
そこでお勧めしたいのが、「ベッドから落ちる」ことです。強い地震を感じたら、すぐにベッドの脇に、できればふとんや枕ごと「落ちて」、ベッドにぴったり身を寄せて、ふとんや枕、無ければ両腕で頭と首を護りながら伏せます。ホテルのベッドはかなり頑丈ですから、最悪の場合にも、生存空間を確保できる可能性が大きいのです。
その場合、特にテレビなどがどちらに落ちそうか事前に考えておき、その方向を避けられればベストです。ベッドと壁の間に隙間があれば、物理的な危険に対しては、そこが最も安全な場所と言えるでしょう。この方法はもちろん、普通のホテルや自宅でも有効です。ツインベッドならば、その間の空間はかなり安全性が高いと言えます。
その場合、それぞれが「てんでんこ」で別々に落ちるか、パートナーと一緒に落ちるか。少なくとも、ふたりよりひとりの方が、より狭い空間で「生き残る」ことが可能になりますから、物理的な可能性だけを考えれば「てんでんこ」の方が良い、ということは言えます。しかし、そこは気持ちの問題でもありますから、必ずしもこれが絶対、と言うことはできません。
さて、ふたりは大地震の第一撃から、なんとか無事に生き残れました。幸いにも、動けなくなるような怪我もしていません。建物にも大きな損傷は無いようです。しかし部屋の備品はめちゃめちゃになり、停電して真っ暗闇です。とにかく服装を整えようとしているうちに、辺りに焦げくさい臭いが立ちこめて来ました。下の階で、火災が発生したようです。一刻を争う状況です。
いまふたりがいる部屋からは、窓から飛び降りることも、他の場所に飛び移ることもできません。廊下から脱出するしか無いのです。その場合には何が必要で、どのような行動をすべきかは、次回へ続きます。
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【2】から続きます。
あなたは、ラブホテルの一階ロビーにいます。そして入る部屋を選んでいます。ワクワクしますね(笑)部屋は、もちろん一階の部屋があれば一番脱出しやすいのですが、巨大地震になると、崩壊する危険もあります。ラブホテルは一階部分に駐車場があることが多く、つまり壁が少ないので、一階の耐震強度が比較的低いことが多いのです。管理人ならば、できれば二階にします。一階の崩壊に巻き込まれず、いざとなったら窓から飛び降りても、生命の危険はあまり大きくないからです。
ところで、そこでチェックするのは部屋ではなく、ロビーの構造なのです。ラブホテルのロビーは、客がなるべく顔を合わせないように、ついたてや装飾物などで、敢えて見通しを悪くしていることも多いものです。そして出入り口が、駐車場側と道路側のふたつ以上あるはずです。
非常時に脱出する場合、地震の場合には崩壊の危険が少ない道路側を第一に考えるべきですが、まず非常階段室の出口の位置を確認し、そこからそれぞれの出口の方向を確かめておくのです。非常時には、停電や煙で見通しがさらに悪くなっているはずですから、どちらの方向が出口なのかを一瞬で判断できることが重要です。特に火災の場合は、一瞬の迷いによる数秒のロスが、有毒ガスの吸入によって生死を分けることがあります。過去の火災事例を見ると、出口の目の前まで来ていながら、そこで力つきていた例が少なくありません。
さて、それが済んだら、部屋へ向かいます。通路を歩きながら、非常口の緑色のサインの位置を必ず確認します。特に火災を考えた場合には、屋外の非常階段の存在が重要ですから、最優先で確認を。屋内の階段室は、下層階で火災が発生した場合には、「煙突」となる可能性が高いからです。そしていよいよ部屋の前へ。ドアを開ける前に、はやる気持ちを押さえて、必ず非常口への方向を、できれば複数確認します。ドアを出たら、どの方向へ行けば良いのかを確かめるのです。
管理人は、「普通の」ホテルに泊まる際には、部屋に入る前に必ずすべての非常口まで一旦歩いてみて距離感を掴み、非常ドアの構造や脱出設備を確認するのですが、まあ、ラブホテルでそれをやれとは申しません(笑)そしていよいよ部屋に入りましょう。その後の行動にどうこう言うのは野暮の極みではありますが、以下は管理人が考える理想的な行動ということで。
大抵のラブホテルは、窓に扉がついていたり、厚いカーテンがかかっています。一度それを「ちょっとだけ」開けて、外がどうなっているのか確かめます。ベランダやバルコニーがあるか、いざとなったら飛び降りられるか、他の屋根伝いなどの脱出が可能かなどです。
部屋の中に避難はしごや救助袋、緩降機などの脱出設備がある場合もありますが、はしごはともかく、救助袋や緩降機の設定は、慣れていないとかなり難しく、火災などの緊急時に、だれでも手早く設定できるとは思えません。脱出用具のふたを開ければ、必ず設定方法が図解されていますが、短時間で理解し、設定するのはかなり困難です。これは管理人が実際にやってみた上での感想です(ホテルでじゃないですよ)。一度やっても、緊急時にまたすぐやれる自信はありません。それに同じような機能でも、機器によって設定方法が異なるのです。しかもそれを使う状況ではほぼ確実に停電していて、せいぜい窓からのわずかな明かりか、懐中電灯の明かりくらいしか無いでしょうし、何より冷静とは言えない状態ですから、より困難になります。
これらの用具は、他の脱出経路が無くなり、かつ時間的余裕がそれなりにある場合の予備くらいの感覚でいます。過去には、火災時に救助袋や緩降機を正しく設定できないうちに無理に脱出したことによる転落事故も、実際に発生しています。ですから、避難用具があるから安心という発想は、基本的には持たないことです。分秒を争う脱出の必要が無い場合でないと、なかなか使えないものだと思います。ですから、非常口や窓など、短時間で脱出が可能なルートをできるだけ多く確認、認識しておくことが、何より大切です。
さて、入室後の確認が済んだら、あとは楽しい時間を過ごしてください。次回は、その部分を割愛しまして(笑)、緊急脱出が必要な状況が起きてしまいます。その時、あなたと大切な人が取るべき行動とは。
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