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2012年2月22日 (水)

家に備える防災グッズ【8】

今回から、「防水・防寒」編です。

まず基本的考え方ですが、災害避難時も含めたアウトドアサバイバルの基本は、身体を濡らさない、冷やさないということです。つまり身体が冷えることによる様々な障害やエネルギーの無駄遣いを防ぐことが、厳しい環境を「生き残る」ために最も重要な要素なのです。これは寒い季節だけでなく、夏場でもおろそかにはできません。

身体の防寒に関しては、家には防寒衣類がいろいろありますので、特に改めて用意する必要も無いでしょう。
防寒衣類の考え方として、耐熱性を優先するのなら、木綿、毛など天然繊維が良いのですが、ちょっとかさ張るのが難点でしょうか。非常持ち出し用としては、軽量コンパクトで保温力の高い化学繊維、例えばフリースや、ヒートナントカというような発熱繊維が良いでしょう。ナイロンのウインドブレーカーのようなものでも、あると無いでは大違いです。

ところで、寒い時期の発災だった場合、避難の際に防寒衣を持ち出せるかどうかが、非常に重要になります。東日本大震災でも、一旦高台に避難したものの、防寒衣を持ち出せなかったために寒さに耐えられず、防寒衣を家に取りに戻っている最中に津波に襲われた例が、非常に多かったのがわかっています。

これは当ブログでもいつも言っていますが、地震で緊急避難する際には、「目の前にあるものしか持ち出せない」からなのです。揺れている最中や直後に別の部屋に行ったり、クロゼットを開けてコートなどの防寒衣を取り出すのは、ほとんど不可能と考えねばなりません。災害報道でお馴染みの「着のみ着のまま」という状態になるのは、偶然では無いのです。

それを解決する方法は、コートなどの防寒衣を、緊急避難の際にもワンアクションで手に取れる場所においておくこと、具体的には専用のものを非常持ち出しと一緒に置いておいたり、普段着ているコートは廊下や玄関のコートハンガーにかけておくなど、避難行動の最中にすぐ手に取れる状態にしておくことです。そして普段から、避難の際には「上着を持って出る」という意識を、家族で共有しておきましょう。言うまでも無く、お子さんやお年寄りの方が環境による条件は厳しくなるのです。

次善の策として、車の中に置いておくのも良いでしょう。車のスペアキーを非常持ち出しの中に入れておけば、確実に取り出すことができます。車の中には、災害時用以外でも雨や雪の中のトラブルを想定して、防水・防寒衣を用意しておくことをお勧めします。

次に雨具ですが、家に備えておくものとしては、機能的にはポンチョタイプがお勧めです。厚手のコートを着ていたり、荷物を背負ったり、子供を抱いたりした状態でもその上からすぐにかぶれ、一番すばやく行動に移ることができます。傘は避難生活中に使うものですから、非常持ち出しに入れる必要は無いと思います。

また避難生活中の作業や、放射性物質に対する簡易防護服としての使用も考えるならば、上下セパレートタイプのカッパも用意しておくと良いでしょう。家に装備する雨具類は、避難生活中にしばらく使うことを考えて、100円ショップものよりはしっかりしたものを用意したいものです。カッパ類は、防寒用にも優れた効果を発揮します。

今回は画像なしで恐縮ですが、管理人は非常持ち出しとしてポンチョを装備し、車の中には完全防水で保温力も高いコート(安価な放出軍用品)とセパレートカッパを家族分、カーショップで売っているプラケースに入れて、常時載せてあります。

次回は、家用の防水・防寒グッズとして欠かせないものです。

以下、Amazonの販売ページへのリンクです。
ポンチョ
レインウェア

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