地震関連情報3/14 -3
気象庁から、本日の二つの地震についての発表がありました。
(以下転載)-----------
発生日時 3月14日18時09分頃
マグニチュード 6.8 (速報値)
場所および深さ 三陸沖(えりも岬の南東、約210km付近)、深さ約10km(速報値)
発震機構等 南北方向に張力軸を持つ正断層型 (速報)
震度 【最大震度5強】北海道釧路町(クシロチョウ)、青森県八戸市(ハチノヘシ)、青森県南部町(ナンブチョウ)、岩手県普代村(フダイムラ)で震度4を観測したほか、北海道から中部地方にかけて震度3~1を観測しました。
津波注意報 青森県太平洋沿岸、岩手県(14日18時12分発表)
北海道太平洋沿岸東部、北海道太平洋沿岸中部(14日18時35分発表)
発生日時 3月14日21時05分
マグニチュード 6.1 (暫定値)
場所および深さ 千葉県東方沖、深さ15km(暫定値)
発震機構等 西北西-東南東方向に張力軸を持つ型 (速報)
震度 【最大震度5強】茨城県神栖市(カミスシ)、千葉県銚子市(チョウシシ)で震度5強、茨城県日立市(ヒタチシ)、千葉県旭市(アサヒシ)で震度5弱を観測したほか、関東地方を中心に、東北地方から中部地方にかけて震度4~1を観測しました。
(転載終了)-----------
午後6時09分の三陸沖地震については、特にアウターライズ地震との表記はありませんが、太平洋プレート沈み込み帯の沖側であるアウターライズ部分で発生していること、震源深さが10kmの正断層型と発震機構も合致していることから、管理人としては、アウターライズ地震と考えて良いと思っております。
以前にもこのシリーズ記事で書きましたが、東日本大震災震源域の南北端に接する三陸北部沖-青森沖及び千葉県北東沖-房総半島沖は、震災による東向きの地殻変動に引きずられるように、東向きの張力がかかっています。そのため今後も長きにわたって、地震が誘発される可能性が大きいと思われますので、警戒すべき震源域と言えます。
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