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2012年3月18日 (日)

毒入りひとりごと(笑)

世の中には、地震なんかに備えても仕方ないから何もしないよ、などとうそぶく人が結構います。まあ、それは個人の自由ですが。

でも、ちょっと考えて見てください。今震災では2万人近くの方々が犠牲や行方不明になっていますが、それは被災地人口の何パーセントですか?

阪神・淡路大震災では6434人の方々が犠牲になりましたが、それは神戸市の人口の何パーセントですか?

詳しい数字はさておき、「ごく一部」と言える割合に過ぎないのです。つまり大災害が起きても、「大半が生き残る」のです。

もし、巨大隕石が地球に接近しているとか、どうあがいても生き残れそうに無い状況なら、泰然自若と構えるのも良いでしょう。しかし一般的な自然災害においては、何も対策していなくても、全体から見れば、実は高い確率で生き残れるのです。

そこで、何も備えないとうそぶく人々にお聞きしたい。

あなたが生き残った時、自分は自らの意思で備えを放棄したのだから、備えをしていた人から水や食糧を分けてもらうことまで拒否しますか?生き埋めになった時、救出を拒否しますか?怪我をしても、治療を拒否しますか?

災害に対して、敢えて何も備えないという態度を取るということは、そのような覚悟が無ければやるべきではない。

でも、実際に援助を受けないなどということは不可能でしょう。結局、備えていた人々に負担をかけることになるだけです。心情的には「勝手にしろ」と言いたくても、そうは行かない。

例えば自衛隊は、倒壊家屋一軒の捜索に、約20人を投入します。大変な員数です。捜索場所が一軒増えるごとに、その他の場所で助けを求めている人の救助が遅れて行きます。

そのように、徒手空拳で災害に遭遇することは、近隣の人、救助隊、医療、行政など周囲すべてへの負担を大きくして、本当に援助が必要な人々への手当てを遅らせる結果になるのです。

だから、防災屋としては「勝手にしろ」とは言えない。

ここを読んでいただいている方の中には、そのような考えの方はいないと思いますが、もし周りにそのような方がいましたら、「何が起きても他からの援助を受けない覚悟はあるのか?」と問うてみてください。きっと明確な答えが無いか、場合によっては逆ギレされることもあるでしょう。

でも、それで災害の実際を真摯に考え、できる備えを進めるように変わってくれる方がひとりでもいれば、それが何よりなのですが。


ちょっとうんざりしつつ、独り言でした(笑)


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