地震関連情報4/14
■福島・茨城の地震に警戒を。
福島県沖で、非常に高い頻度で地震が発生しています。4月13日(金)の午後7時10分に発生したマグニチュード5.9、最大震度4の地震以来、本日14日の午後11時18分までの間に、震度1~3の地震が17回発生しています。震源は毎回ほぼ同じ場所で、深さも20kmと共通しています。
マグニチュード5.9程度の地震の余震としては非常に多い数であり、余震というよりも、何かそこで連続して発生する発震機構が存在するように思われます。
ただし、小さな地震が多発したからと言って、必ずしも大きな地震に繋がるものでもありません。しかしこの活動がどのような理由なのか、今後どのように推移して行くのか全く不透明なため、当分の間は警戒レベルを上げるべきです。
その一方で、茨城県北部内陸及び沖での地震発生回数が、若干増加傾向にあるようです。こちらは震災後ずっと多発している震源域で、発生回数の増減を繰り返しながら現在に至っています。震災後のレベルとしては特に異常という状況ではありませんが、念のため警戒してください。
もっとも、警戒と言っても備えがしっかりしていれば、あとは「心構え」くらいなものですが、それがイザという時の素早く正しい行動に繋がるのも確かです。無闇に怖れず、しかし必要な怖れを忘れずに。
また、上記の震源に限らず、他のどこで大きな地震が起きてもおかしくない状況です。上記はあくまで参考情報として捉えていただき、皆様のそれぞれの地域で、大規模地震への備えを進めていただきたいと思います。
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