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2012年5月28日 (月)

首都圏直下型地震を生き残れ!【16】☆旅行編

■旅行で生き残れ(その1)

レギュラーシリーズ、新テーマを始めます。題して「旅行で生き残れ」。普段の生活の中でしっかりと災害対策をしているあなたは、旅行に行く時も普段の生活と同様に災害対策を考えていますか?ちょっと手薄になったりしていませんか?

シリーズタイトルの「首都圏直下型地震を生き残れ!」というのは、あくまで便宜的につけたもので、特にこのテーマでは場所を首都圏以外の場所も広く想定し、さらに地震以外の災害や事故にまで対象範囲を拡げます。

今まで当シリーズでは、自宅、仕事場や普段の行動範囲の中、つまり「ホーム」での災害対策を中心に述べて来ました。「ホーム」の条件は把握しやすいので、対策もどちらかと言えば容易です。しかしここからは「アウェイ」です。不慣れな条件の中で、いかに災害に対して効果的に対応していくかを考えます。

大前提として、ここではドライブ旅行は除外します。車があれば、普段持ち歩いている、あるいはそれ以上の水、食料、防災グッズを持参できますし、車自体を「避難所」として使えることが多いからです。車の中に何を備えるべきかは、また別の機会にまとめたいと思います。

それに対し、公共交通機関を利用する旅行では、荷物の量も行動も、かなり制約を受けます。そして、移動経路や行き先によって、危険の種類も非常に多岐に渡りますから、条件はより厳しくなります。ですから、ここでは限られた条件の中で、できるだけ多くの危険に対応できる最大公約数的な「考え方」を中心に、いくつかの代表的な状況について、個別に考えて行きます。

まず最初に「どこへ行くか」です。海か、山か、街か。行き場所によって、災害の条件は大きく変わります。しかし、旅行に持参できる程度の防災グッズのレベルでは、実はそれほど内容に違いはありません。旅行用装備として、いつも同じセットにしておいても良いと思います。

その中で、特に旅行の場合には基本的には除外した方が良いのが、「刃物」です。キャンプや登山に行くならばともかく、防災グッズとしてナイフなどを持っている場合、もちろん飛行機の機内持ち込みはできませんし、その他にも痛くない腹を探られることになります。また、例えばイベントなどの荷物チェックで見つかると、面倒なことにもなりかねません。警察官の職務質問を受けて刃物が見つかると、その場ですぐに解放というわけにはいかないでしょう(これはどこでも一緒ですが)。

ましてや、海外ならば何が起こるかわかりません。ですから、ナイフ類は避けた方が無難です。次善の策として、あまり大きく無い、文房具程度のはさみを持参するのが良いでしょう。一般的な旅行で、ナイフが無いと対応できないケースなどほとんど無いはずです。もしアーミーナイフなどを持参するなら、上記のようなリスクも覚悟していなければなりません。

「アウェイ」では、たとえそれが国内であっても、いろいろな意味で「ホーム」の常識が通用しないことがあるのだという意識を持つべきであり、それが旅行における災害対策の基本でもあります。それは災害だけでなく、様々なトラブルからも身を守ることにもつながりますし、むしろその効果の方が大きいでしょう。

参考までに、我が国の銃刀法では、簡単に言えば「刃渡り5.5cm以上」の刀剣、ナイフ類が規制対象になります。しかしそれ以下のものや、例えばはさみやカミソリの刃、さらには刃物でなくても「正当な理由無く、人の身体に重大な害を加えるのに使用されるような器具を隠して携帯していた」と警察官に判断された場合、つまり武器になる物を携帯していたと判断された場合には、軽犯罪法違反に問われることになります。

その場合、対象となった刃物などの提出は、法的には任意なので拒否できるとの「トリビア」もあるようですが、実際にはほぼ強制に近い形で所有放棄の書類を書かされ、押収されます。もしそこで「正当な理由無く」拒否を続ければ身柄の拘束、つまり逮捕もあり得ます。

ですから、一般的に「武器」と見なされない、文房具程度のはさみを他の防災グッズと一緒にしておき、「正当な理由」を主張しなければなりません。その使い道、つまり「正当な理由」については、後に本文中で述べることにします。もしその主張が認められなくても、対象となった物を所有放棄して提出すれば、国内でのこのようなケースにおいては、検挙されることは無いでしょう。

実は、これは管理人自身も経験があることなのです。もちろん警察官の指示に従いましたけど、ちょっと高価なものだったので今でも非常に悔しくて(笑)。そんな場合に備えて、防災グッズとしては、特に「アウェイ」では、安物のはさみ一個くらいが適当だと考えます。

次回は、旅行に持参すべき、その他の防災グッズについて考えます。

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