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2012年6月19日 (火)

【緊急特集】台風4号の襲来に備えて【1】

強い勢力の台風4号が、本州を縦断しそうです。この台風は、その規模はもとより、時速30kmという速めの速度で移動しており、上陸後はさらに加速しそうです。

それにより、台風の進行方向前方、特に北東側(右斜め前方)では、台風に向かって吹き込むj風の風速に、台風の移動速度が合成されます。台風の進路前方、特に北東側では、台風の中心に向かって吹き込む風速以上の暴風が吹きますので、移動速度が速い台風は、特に暴風による被害を警戒しなければなりません。また、移動速度が速いということは、台風の接近に伴って、短時間で風が強くなるということでもありますから、早めの対策が必要です。

また、台風の前方、北東方向からもっとも強く湿った風が吹き込みますので、台風の通過コースにある山の東側斜面付近では、湿った空気が山にぶつかって集中的に強い雨を降らせます。山の東側斜面やその麓では、特に河川の氾濫や土砂災害に警戒が必要です。

・・・という表現を天気予報などでは良く聞きますが、いくら警戒していても、実際に氾濫や土砂崩れ、土石流などが発生してからでは、危険地帯から避難することは困難です。ましてや暴風雨の夜間などに移動するのは危険極まりないことですので、川沿いの低地、谷筋、背後に崩れる可能性のある山や崖がある場所では、早めに安全な場所に避難することをお勧めします。

行政の避難勧告や避難指示は、かなり危険な状態になってから発表されるのが常ですから、その中を小さなお子さんやお年寄りなどが避難するような危険を犯さないために、とにかく静かな、明るいうちに自主避難をお勧めします。行き先がわからなければ、お住いの地域の役場に問い合わせてください。そのためには、台風が接近する前に、まず自分の居場所が危険なのかどうかを認識しておく必要があります。ハザードマップがあれば、洪水や土砂崩れの危険地帯が、おおむねわかります。

近年、台風は次第に大型化する傾向が見られ、風速も降雨量も「過去最高」を記録するようなことも珍しくなくなりました。ですから、過去に何も起きなかったからといって、これからも起きないという発想は危険です。まずはお住いの場所の危険を正しく認識し、必要と思われたら、ためらわずに自主避難をしてください。起きてからでは遅いのです。

具体的な対策は、次回に続きます。

※記事内容を一部加筆、訂正しました(2012,6,19)

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