宏観現象による地震警戒情報【7/30】
当ブログで初めてとなる種類の記事です。この記事をお読みいただくに当たり、まずその前提をご理解いただきたいと思います。
下記の内容は、オカルトやエセ科学的な「予言・予知」とは一切無関係です。経験的に地震と関連が「あるかもしれない」とされる現象、いわゆる「宏観現象」の発生が認められましたので、あくまでテストケースとして発表するものです。言うまでもなく、地震の発生を確実に「予知・予告」するものではありません。管理人および協力者の経験則に基づく、ひとつの「警戒情報」にすぎないものとご理解ください。
なお、現時点ではどこでどのような現象が発生したのかは伏せておきます。これは、地震が発生してもしなくても、類似の現象が「予知情報」として一人歩きするのを防ぐためです。もし当該現象と相関があると思われる地震が発生した場合にのみ、その内容をお知らせしたいと思います。
では本題です。
本日7月30日から7日間程度の間に、千葉・茨城県及び周辺の海底を中心とする関東地方の東半分で、震度4クラス以上の地震が発生する確率が高まっている可能性があります。
比較的地震発生の可能性が高いと思われる震源域は、茨城県南部及びその周辺、千葉県北部及び北東沖(銚子沖)、千葉県南部及び東京湾を含む周辺の海底です。過去の経験則から判断すると、内陸部の比較的深い震源(20km以深)の可能性が高いと思われます。
上記情報の判断基準について解説します。
「7日間程度」という期間は、過去にその現象が発生した時から、関連がありそうな地震が発生するまでの日数から、経験的に想定したものです。もしそれ以降に地震が発生した場合は、その現象と地震のメカニズム的関連の有無に関わらず、とりあえず無関係と判断します。現実的には、一週間以上の期間が開いてしまっては「警戒情報」としての意味を成さないからです。
上記の予想震源域は、過去にその現象が発生した後、短期間のうちに比較的大きな地震が発生した場所と、最近比較的地震の発生が多い震源域から総合的に判断したものです。7日間以内に他の場所で大きな地震が発生した場合も、今回の現象とは無関係と判断します。
なお、上記の予想の範囲内で地震が発生した場合でも、今回の現象と確実に関連があるとの判断はしません。上記の震源域は、ただでさえ比較的活発な活動が見られる場所ですし、過去にもその現象と地震との確実な相関が見られたわけでは無いからです。しかし、その現象が発生した後には50%以上、感覚的には60~70%程度は関連がありそうな地震が発生しています。このため、敢えて今回発表する次第です。
今回の現象は、古くから「地震の前には××が起こる」と伝承されてきたもののひとつです。その相関について確実な証明はなされていないものの、科学的にも地震の発生とは十分に関連する可能性がある現象と言えるものです。もし仮に、他のブログなどで流されている「予知・予言情報」の類と重なる部分があったとしても、「あっちでも同じことを言っていたから、可能性が高い」というようなご判断はしないでください。当ブログの情報と、他の情報との一切の関連を否定します。
今回の現象は、ある条件下で限定的に観測されるもので、誰にも見つかるものではありませんから、もし他に類似情報があっても、それは「単なる偶然」であり、他の情報を補強する可能性は一切ありません。本音を言えば、「オカルトやエセ科学と一緒にするな」ということです(笑)
奥歯にものの挟まったような表現で恐縮ですが、関東地方および近隣の皆様は、まずはこれから一週間程度、警戒を強めつつ様子を見ていただければと思います。
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