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2012年7月14日 (土)

【緊急特集】豪雨から生き残れ!【2】

本日7月14日になっても、九州北部を中心に豪雨災害が拡大しています。さらに、今後も強い雨が続くことが予想されています。

九州各地では、約24万人に「避難指示」が出されています。「避難指示」とは、前段階の「避難勧告」より強い、事実上「避難命令」に近いものです。しかし現在の我が国では、避難を「命令」、つまり強制する法律はありませんので、これが最上級の警告となります。つまり、発表地域に重大な危険が予想され、致命的な状況になる可能性が高いということです。

しかし、もし仮に24万人が本当に避難しようとしても、避難者をすべて収容する場所は無いでしょう。避難所に指定されている学校や体育館だけでは収容しきれない上に、こと市街地の洪水災害に対しては、多くの避難所が浸水危険地域に含まれてしまうのです。「避難勧告・指示」が出てからあわてても、行く場所が無いかもしれません。

ですから、洪水が予想される市街地の居住者は、普段から「ハザードマップ」を見て浸水危険地域を認識しておき、安全地帯に独自の避難場所を想定しておかなければなりません。それが親戚や知人宅などならば理想的ですが、ホテルなどでも一向に構わないわけです。危険を避けるためには、多少の出費は想定しておきましょう。1~2泊で、自分や家族の「安全・安心」が買えるのなら、安いものです。

車に乗って安全地帯へ退避するというのも現実的な方法です。ちなみに、管理人のミニバンは車中泊の装備と、水や当面の食糧が常時積んであり、2~3日は持ちこたえられるようになっています。災害時の「移動避難所」として、当初から想定しているからです。この装備、もちろんレジャーでもとても役立ちますし。それに、気象災害ならば被災地域外では街のインフラが生きていますから、とにかく安全地帯へ行ければ良いわけです。しかしそんな想定をしていても、浸水が始まる前に行動しなければ、全く意味が無いのは言うまでもありません。


ところで、今回の豪雨で、二十代の若いカップルが土石流で命を落としました。報道によれば、友人宅に行って豪雨で帰れず、家ごと土石流に流されてしまったようです。女性の父親は、普段から土石流の危険について教えていたとのことですが、それが活かされなかったようです。犠牲者は、自分の居場所が土石流の危険地帯にあることを認識していたのか。もし知っていたら、「過去に経験のない豪雨」で、何故避難しなかったのか。どう悔やんでも、後のまつりです。

当ブログのテーマでもあり、何度も繰り返していますが、災害から「生き残る」ために必要なことは「正しい知識、行動、装備」しかないのです。大災害下では、誤った知識や机上の空論でも、行動を伴わない知識だけでも「生き残れない」のです。そして、その行動をサポートして成功の可能性を上げるのが、正しい装備です。この悲惨な事例が起きたのは、どのような理由にせよ「危険なのに行動しなかった」ということが、唯一最大の理由と言わざるを得ません。

我々は、ここから大きな教訓を見出し、同じような犠牲を出さないようにしなければなりません。
次回もう一度、気象災害から「生き残る」方法について考えます。


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