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2012年8月22日 (水)

予想成功に寄せての考察

当ブログでは、千葉県北部在住の協力者の方からの、井戸に現れる変化の情報に基づいて地震の「予想」を行っており、ここまで記事にした二回とも、非常に高い精度で「予想」することに成功しました。なぜ「予知」と言わないかというと、「予知」とは確立した理論に基づく、防災情報として足る精度のものでなければならないと、管理人は考えるからです。

■8/3の地震予想結果はこちらから
■8/20の地震予想結果はこちらから

当ブログで行う「予想」の根拠は、東日本大震災以降に多発する関東地方での地震と、その前に井戸に現れる変化の関係をを継続的に観察し続けることで得られた経験則によるものです。つまり記事にするずっと以前から、井戸の変化と近隣の地震との関係に、かなり明瞭な相関を確認していました。これは、東日本大震災以降に、関東で比較的大きな地震が多発しているからこそ得られたデータであり、震災以前の「静かな」状況では、ここまで明瞭な相関は確認できなかったでしょう。

その上で、管理人はこの現象がが公表するに足る精度であると判断し、テストケースとして記事にしたものです。もちろん「肩すかし」の可能性はあったのですが、ここに至り、これが「単なる偶然」である可能性は排除しても良いと思っています。


地震の前後に現れるとされる様々な変化、いわゆる宏観現象(こうかんげんしょう)には様々なものが言われていますが、こと井戸や温泉など地下水に関係するものは、特に注目に値するものだと管理人は考えています。

地震とは、地下の岩盤が破壊されることで発生する現象ですから、震源に近い地中を流れる地下水に影響が出ることは、科学的にも当然と言えます。むしろ、影響は確実に出ているのでしょう。問題は、それが地上で観測されるかどうか、ということです。その点、井戸や温泉は、地中の情報を地上に伝える有効なネットワークということができます。

しかし、その情報を防災情報として利用するためには、まずその変化が高い確率で事前に観測されることと、地震の規模や発生までの時間に、ある程度の定量的な相関があることが必須です。そしてそれを知るためには、継続的、統計的な観察を欠くことができません。

例えば、「関東でいつか大きな地震が起きる」と言うだけならば、誰でもいずれは「予知」に成功します。しかし問題は、いつ、どこで、どの程度の地震が起きる可能性が高いか、ということであり、それがわからない以上は、防災情報とは言えません。すなわち、それらの要素が伴わないものは、防災情報としてはすべて「不良情報」に過ぎないのです。

どんなエセ情報でも、最後に「警戒してください」とでもつけておけば、良心的な情報の体裁を装うことができますが、そんなものは心理的な不安を煽るだけで、それで実際に高度の警戒態勢に入る人はいないでしょう。しかも、根拠の無い情報の氾濫は望ましくない「慣れ」につながり、普段の警戒意識全体を低下させます。百害あって一利なしです。

一方それが根拠のある情報、例えばやたらとセンセーショナルに煽られる、例の「南関東に震度7の可能性」とか、「東海・東南海・南海連鎖地震で広範囲に震度7、最大34メートルの津波の可能性」とかの情報でさえ、対象地域の住人以外には、管理人に言わせれば「だからどうした」という類です。必要なことは、自分の居場所で何が起きるか、その時どうするか、ということだけです。極論すれば、大きな地震や津波が起こる可能性があることだけ知っていれば良く、それ以上は「生き残る」ためにはほとんど不要なのです。

あなたが「その時」にいる場所、街中なのか、郊外なのか、建物の中か外か、それがどんな建物なのか、ひとりなのか、保護すべき人が一緒なのかなどの条件で、取るべき行動は全く変わってきます。例えば、コンビニの駐車場と店内、さらに雑誌を立ち読みしているか、おにぎりを選んでいるかによっても、取るべき行動は違うのです。

まず最初にそれを知り、考え、必要な装備を整えること、それなくして根拠や可能性の薄弱な情報に振り回されることは、自ら「生き残る」可能性を減らしているようなものです。本当に必要な行動に気がつき、そしてその行動を実践した人のみが「生き残る」可能性を高められる、それが紛れもない現実です。

最近の、特に震災後に氾濫する「防災情報」は、暑い時にはまず水を飲まなければいけないのに、なんだかその前に地球温暖化対策について考える、みたいなものが大半に見えるのは、管理人だけでは無いと思うのですが。インパクトが強い情報が、必ずしも必要な情報では無いのです。優先順位が間違っています。


大災害下では、人の命など確率の前にひざまづかされる数字に過ぎません。そして、災害の規模が大きくなるほど、準備不足や正しくない行動が許容される範囲が急激に減って行きます。草野球レベルでは、甲子園では絶対に勝てないのです。ですから、「生き残る」ためには何をすべきか、まずそれを考えてください。考えるために「本当に必要な知識」を得てください。それは少なくとも、訳のわからない情報を見て、ただ「怖い怖い」と言うことでは、絶対にありません。

当ブログは、一見面白味に欠けるかもしれない、しかし本当に必要な情報を厳選してお送りして行きます。より多くの方に見ていただければと思っておりますので、今後ともご支援よろしくお願いいたします。

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