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2012年8月15日 (水)

何ができるのか?☆HAARP陰謀論を斬る【3】

それでは、HAARPには一体何ができるのか、陰謀論者の主張を見てみましょう。

管理人がネット上で拾ったその「機能」は、大体下記のようなものです。
■地球上いかなる場所でも、地震を起こすことができる。
■気象を操作してハリケーンなどを強大化し、その進路もコントロールできる。
■電離層を操作し、特定の場所の通信を妨害できる。
■広範囲に電磁波を照射し、国家レベルで電子機器を無力化できる。
■人工的にオーロラを発生させて赤外線を発生させ(?)、人工衛星からの赤外線探知を妨害できる。
■超長波(VLF)による対潜水艦通信(これは実在)を代替し、システムの小型化、高校率化ができる。
■微弱電波を電離層に反射させて、強力な電磁波に増幅できる。
■電磁波を特定の場所に照射して、人間の意識を混乱させたりすることができる。

という感じで、トンデモ感満点の「機能」です。本当にこんなことができれば、米国の世界征服も夢ではありませんね(笑)

基本的には、電磁波によって起こりうる(かもしれない)様々な影響を、その周波数帯や特性を無視して、すべてがHAARPによって可能であるようにこじつけているわけです。電磁波に関する非常に幼稚で断片的な知識と、HAARPが「大出力の電磁波を自由に指向できる」という事実をただ単純に結びつけただけの話です。

これに限らず、エセ科学、トンデモ系の論理展開(と、言えるかどうか)は、すべてこんな感じではあります。しかし「信奉者」は、本当にそれが可能であるかどうかは検証しません。何故なら、事実を知れば知るほど、「夢の世界」が崩壊してしまいますから。それは、「信奉者」としてのレゾン・デートル(=存在意義。←格好つけてみました)を失わせることになりますし。

さて、気持ち的には「こんなものは全部不可能」と片づけたいのですが、ここから細々と検証して行きたいと思います。管理人がこだわるのは、これが「地震兵器」や「気象兵器」としてまことしやかに語られ、世の中に余計な不安をばら撒いているからです。

その手のサイトやブログのアクセス数は常に多く、震災後はさらに増えています。そして、大きめの地震があると、ドンと跳ね上がるのです。誰もが「大地震はいつ来るのか」を知りたいと思っています。そんな不安心理の隙に、このような不良情報が浸透して行くことに、管理人は強い憤りを感じ、危惧してます。

当ブログをお読みいただいた方が、HAARPだけでなくその手のエセ科学、トンデモ系の情報がいかにくだらないことかを理解していただき、無用な不安をお感じになることがありませんよう、切に願う次第です。そんなことを気にする前に、知るべきこと、やるべきことはいくらでもあります。そしてその結果は、大災害時には必ずあなた自身に跳ね返って来るのです。

次回は、この話のメインである、「HAARP地震兵器説」を斬ります。

■このシリーズは、カテゴリ【エセ科学・オカルト排除】をクリックしていただくと、まとめてご覧いただけます。

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