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2012年9月30日 (日)

お薦め書籍のごあんない

管理人お薦めの書籍を紹介させていたただきます。

発表以来、あちこちで話題の南海トラフ地震ですが、その多くは震度7、津波34m、死者32万人とかの表面的な部分を騒ぎ立てるだけで、核心的情報を求める方の「本当はどうなんだ」という疑問に答えられるものは、それほど多くありません。

そんな、とにかく冷静かつ科学的に南海トラフ地震を理解されたい方に、お薦めの書籍です。前回に引き続き、今回も「Newton」誌ですが、今回は別冊ではなく、通常の月刊版です。価格は税込み1000円で、一般書店、コンビニ、ネット書店入手できます。
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現在発売中の「Newton」11月号の特集記事「南海トラフM9」では、例によってNewtonスタンダードとも言うべきポイントを押さえたわかりやすい解説で、南海トラフで起こる可能性のある事象について、必要にして十分な知識を授けてくれます。これだけの内容を理解していれば、それ以上は何もいらないでしょう。

もっとも、防災的な目で見れば、これほどの知識さえも必要無いのですけどね。予想震源域が過去の想定より広がったとか、そんなことは生活者にとってはどうでも良いのです。要は、「恐ろしくでかい地震と津波が来るかも」という事を知っていれば良いだけです。

それに、この想定がいくら「ワーストケース」だと言われていても、ほとんどその規模の巨大地震が来る確率が高いくらいの話になっていますね。でも、このワーストケースの地震は、マグニチュード値で言えば東日本大震災クラスですが(人類の観測史上4番目です)、強い揺れの範囲や津波の高さは、未だ人類が経験したことの無いレベルなのです。

どうにも「科学的に想定されるワーストケース」という意味が、かなり曲解されています。もちろん、最悪の規模で発生する可能性はありますが、それはごく僅かです。道路を歩いていて、車に突っ込まれる確率の方が、確実に高いと言って良いレベルです。

それより、「Newton」の記事内でも触れられていますし、管理人も過去記事で書きましたが、「死者32万人」は決してワーストケースでは無いということの方が重要です。地震の規模や状況がワーストケース通りでなくても、さらに多くの犠牲者が出る可能性も十分にあります。

しかし、仮に被災地域の全員が理想的な地震対策と避難行動を行えたとしたら、犠牲者数は数分の一以下になるでしょうから、いかにその状態に近づけるかということこそが重要なのです。それは、行政任せでは全く実現しません。語弊を承知で言えば、ひとりひとりが「自分だけは生き残る」または「自分の関係者だけは助ける」と決めて対策を進めなければなりませんし、そうでなければ、効果はあまり期待できません。そして、そんな人が増えることこそが、全体の犠牲を少なくする唯一の方法です。

話が逸れましたが、南海トラフ地震について、センセーショナリズムや煽りを一切廃した正確な情報を欲する方にとって、「Newton」11月号の特集記事は最適です。日本列島規模という、生活者にとって最大マクロレベルでの危険を知ることができますから、ぜひご一読をお薦めします。

毎度のことながら、管理人は発行者や執筆者などとは一切の関係はありません。管理人目線で、良いと思ったものだけをお薦めしています。


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