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2012年9月 3日 (月)

お薦め書籍のごあんない

管理人お薦めの書籍を紹介させていただきます。

それは「Newton臨時増刊 首都直下型震度7 大災害予測」(画像)
㈱ニュートンプレス刊、価格800円(税込)
Photo

最近、何かとこの手の書籍を書店やコンビニで見かけますが、はっきり言ってほとんどがインパクト優先で、やたらと被害想定や災害メカニズムを喧伝するばかりで、「生き残る」ために役立つ情報はあまり無いのが現実です。

管理人はそんな本を見つけるたびに購入し、いろいろ見てはいるのですが、どれも「?」がつくものばかり。一番腹立ったのが、タイトル「震度8の真実!」と言う奴。内容以前に、あんたらそこまでして売りたいか?いいかげんにせえよ、徳間書店。内容も、まあその程度ですよ。やたらと恐怖を煽るようなね。

でも、中には良いものもあります。その筆頭が、今回のお薦め。管理人はよく、災害対策の基本を「そこで何が起きるかを知り、どうするかを考える」と表現しますが、その「何が起きるかを知る」部分に関して、この本を超えるものはおそらく無いでしょう。さすがサイエンスマガジンと言える内容です。但し残念なことに、一番お薦めしたい部分が、東京23区限定の内容なのですが。

前半部は、大都市を巨大地震が襲った場合に起こることを、多くのデータ、実験の結果を踏まえて、わかりやすいビジュアルで解説しています。この辺がNewtonの真骨頂という感じで、恐怖を煽るようなことは一切無く、あくまで科学的に、淡々と解説してくれます。管理人としては、その方が災害の恐怖をよりリアルに感じられますね。

そしてさらに秀逸なのが後半。東京23区の災害危険度を、ひとつの区に見開き2ページを割いて、詳細に図示しています。そこからわかるのは、丁目ごとの建物倒壊危険度と火災危険度と、それらを合わせた総合危険度、地盤の液状化危険地域です。

さらにその地図中には、広域避難場所、災害拠点病院、救急指定病院、避難所、帰宅困難者支援施設、給水所、区役所、消防署、警察署が表示されています。この地図はかなり使えますよ。実に手間のかかった、本当に必要な情報が詰まった内容です。

この一冊で、巨大地震時に東京23区で「何が起きるか」は、すべてわかると言っても過言ではありません。必要な情報が、必要なレベルで十分に網羅されています。東京23区にお住まいの方、または通っている方には、管理人から絶対のお薦めです。

まず、この本で「何が起きるか」を知ったら、「どうするか」については、ぜひ当ブログの過去記事をご利用ください。必要なことは網羅してありますし、今後もさらに充実させて行きます。


最後に、念のため附記します。これはあくまで管理人の個人的な見解によるお勧めであり、発行者や監修者などとの一切の関係はありません。管理人は自らの信念とプライドに賭けて、良くないと思うものは絶対にお薦めしたりしません。良いものだけを良いと言うことをお約束します。


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