【茨城・千葉継続警戒を】宏観現象による地震警戒情報【11/9】
本日11月9日午後12時52分頃、福島県沖の深さ20kmを震源とするマグニチュード5.5の地震が発生し、茨城県日立市などで最大震度4を記録しました。
なお、当ブログではひとつ前の記事で、11月5日に千葉県北部の井戸に現れた変化を受け、茨城県南部から千葉県北部で発生する震度4以上の地震に警戒との情報を出しております。しかしこの地震は、現時点では井戸の変化とは無関係と判断します。井戸の場所からは震央まで100km以上の距離があること、過去にこの震源域での地震と井戸の変化には、特に相関が見られていないからです。
よって茨城県南部、千葉県北東部・北西部を中心とする震源域(下図のオレンジ色)での震度4以上に、引き続き警戒していただきたいと思います。期間としては、とりあえず変化の発生から7日目となる11月11日までとしておりますが、厳密に区切れるものでもありませんので、あくまで目安です。
今日の震度4は上図の赤い×印が震央で、この地震は黄色で表した最近の多発震源域での発生と考えて良いでしょう。震源深さは20kmと浅めですが、本震に続いて余震と思われる震度1~2クラスが、深さ30kmで発生しています。上図は管理人が観察し続けた地震発生状況から作成しましたが、茨城・福島沖震源域の範囲と震源深さについては、少し修正が必要のようです。
今後も、いつどこで大きな地震が発生してもおかしく無い状況が続きます。警戒情報を出しておきながらこう言うのもなんですが、一面的な情報にとらわれず、日々の備えを習慣としていただきたいと思います。
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