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2012年11月 4日 (日)

【福島沖震度4など】臨時地震警戒情報【11/4】

昨日11月3日午前7時34分ごろ、福島県沖の深さ30kmを震源とするマグニチュード5.0の地震が発生し、福島県天栄村で最大震度4を記録しました。天栄村は福島県中通りであり震源の直近ではありませんが、そこだけで震度4を記録した理由は不明です。一般的には地盤の関係と考えられるものの、かなり山の中の地盤が比較的強い地域の一ヶ所だけで震度4が測定されていますので、測定機器の問題である可能性もあります。

この地震は、深さ30kmということから当ブログで指摘している茨城・福島県沖の多発震源域の地震とタイプ的には似ていますが、震央位置は現在多発している場所よりはかなり沖合いです。(下図の赤い×印)この場所は東日本大震災本震に連なる一連の地震の震源域であり、震源深さも本震に近いですから、震災本震の直接的な余震とも考えられます。
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この地震と、沿岸部で多発している地震(上図の黄色の地域)との関連はわかりませんが、現在も震災本震と同メカニズムの余震が起きることは当然の時期ですから、これは直接的な余震と考える方が自然です。規模はマグニチュード5.0とやや大きめでしたが、陸地との距離が開いているので、震度3~4程度の揺れで済みました。この規模が陸地近くの沖合いや陸地直下で起きた場合、地上の揺れは震度5弱~5強となることが予想されますし、そのような地震が起きる可能性はかなり高い状態だと言えます。

一方、前回の当シリーズ記事で「千葉県北東沖震源域はかなり落ち着いている」と書いた途端に、その震源域(上図の青い地域)で立て続けに震度1~2クラスが起きはじめました(気象庁の発表では「千葉県東方沖」となっています)。11月1日から3日まで毎日1回ずつ発生しており、やはりもうしばらく様子を見た方が良さそうではあります。

その他にも、上図の多発震源域すべてで震災前よりはるかに多い、ざっと考えても数十倍と言える数の地震が、毎日のように起きています。最近は被害が出るような地震が無いから良いようなものの、震災後の日本列島は異常事態が続いているのです。そして毎度書いていますが、小さな地震の数が増えると、大きな地震の発生確率が上がることに疑いはありません。

こうやって言葉で書いても、それ自体に全くと言って良いほど恐怖感はありません。書いている管理人自身も、字面だけでは怖くない。必要なのは想像力です。それも得体の知れないくだらない想像をするのではなく、「正しく怖れる」想像をしなければなりません。余談ながらこの「正しく怖れる」という表現、最初に使ったのはあの寺田寅彦らしいとのこと。

そして、その怖れを実際の「正しい行動」に結び付けて、初めて「生き残る」力がアップするのです。日本列島は、いま備えを進めなくていつやるのだ、というくらいの状況なのですけどね。

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