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2013年1月11日 (金)

皆様はじめまして

いつもご愛読ありがとうございます。当ブログももうすぐ一周年ということでもありますので、ここでちょっとカミングアウトしたいと思います。

管理人は記事内で、震災後に何度も福島入りしているとは書いてきました。でもそこで何をしたかについては言及していません。別に隠すつもりは無いのですが、説明が面倒なのでとりあえず伏せておきました。

でも、ここへ来て黙っているのをやめることにしました。これは管理人だけでなく、身体を張っている仲間すべてのプライドの問題でもあります。

管理人は、福島の被災動物救援ボランティアに参加しています。まずはその様子を一部ご覧ください。すべて2011年中の撮影です。

まずは、私が管理人です。皆様はじめまして。こんな格好で失礼します。車のガラスで自画撮りしてみました。
Photo_2
N町では、放された牛があちこちにいました。
Photo_4
いきなり牛に囲まれることも。でも、刺激しなければ「大抵は」大丈夫。
Photo_5
シェルターでは保護した数十匹の犬猫を世話しています。じゃれ付く黒ラブちゃんを押さえ込んでブラッシングする管理人。動物好きには大変ながら楽しい作業ですが、すべてが飼い主不明か、飼育不能の被災者から預かっている犬猫なのです。
1

画像はありませんが、人が原則として立ち入れない地域では、取り残された動物たちの屍が随所に見られます。牛舎など、文字通り死屍累々の場所も少なくありません。少ないえさを奪い合い、牛も犬猫も弱いものから力尽きて行きます。そしてそれは、現在進行形でもあるのです。

管理人は最近あまり現地には行けていませんが、今も酷寒の中で保護動物の世話をしている仲間がいます。その一切見返りを求めない精神と行動を、関わっていない人間が別の目的にすり換えるのは容認しがたい。

と、ここまで書けば管理人が何に憤っているのかおわかりですよね。さらに具体的な内容については、次回に続きます…と思ったら、そんな活動をディスインフォメーションするような記事がアップされたようです。ほとんど管理人は釣られてますね(笑)でも、急遽追記します。


その通り、活動に関して問題はいくらでもあります。あのような報道は事実でもあり、そうでないものもあります。報道にある「首都圏のグループ」という書き方が、いかにも「余所者が無茶をやっている」というニュアンスに取れますが、福島や宮城の団体も活動しています。ちなみに、管理人は福島の団体を手伝ってます。

まあ、こういうのは水掛け論になるので深入りはしませんけど、ああいう報道だけを見たら、動物ボラはどこかの過激な環境保護団体と同じような見方をされるでしょうね。しかし、多くの被災者にペットとの再開を実現していますし、被災者の依頼で動くことも多いのです。

でもそれが免罪符になるとはだれも思っていないでしょう。もちろん管理人も。それくらいの覚悟は持ってやっています。ただ、このようなボランティア活動が行われる裏には、行政の対応が遅すぎたという理由が大きいのです。もちろん人間優先は当然であり、動物にまで手が回りきらないというのが現実でしょうし、それを一方的に批判するつもりもありません。

ただ、現場の近くにいると、それだけでは割り切れない理不尽がいろいろ見えても来ます。そんな中、どんどん生命が失われて行くのを座視していられない人々が、リスク覚悟で動いているのです。

被災地の動物が野生化して問題を起こす、それが「好ましからざる」ボランティア活動で助長されている。一面の真実かもしれません。でもそれに異論を唱えないあなたは、今生きている動物たちの放置と全滅を支持しますか?

少なくとも、それは外野ではなく、現地に関わっている人が決めることですけどね。

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コメント

何があった??と思いつつとりあえずポチしてすぐに分かりましたw

てばさんは動物がお好きなんですね。今日の記事には特に愛が感じられました。そして身体張って護ろうとされている。実に有難いことだと思います。ということで

てばさん断固支持!

です。人や動物に関係なく、生き死にに関わることは空論家は黙っとれ、と言いたいですね(自分のことは棚に上げておきます)。

おっしゃる通り、根本の問題は政府の対応が遅すぎた、あるいは無策だったことに尽きます。それ以外に考えられません。「餌やりはやめましょう」についても、都内でよく言われる「野良猫への餌付け」と混同してる節があります。何とヌルいんでしょう。

この辺の薄っぺらさは宮崎の口蹄疫の時に関東近辺で反応が鈍かったことにも通じますね。「こっちまで拡大しなければいいね」とか確かにそうなんですが、何故赤松に憤りを感じない!と悲しくなったものです。彼は口蹄疫発生の初期に制止を振り切ってキューバへ外遊、結局失政踏みまくりで被害が拡大して、ギリギリまで粘った宮崎牛の種馬が発症した時には「だから殺せって言ったのに」と言い放ちました。冷たいとか通り越して邪悪ですね。今もトラックの荷台から埋設穴へ飛び込んでいく子ブタたちの写真をケータイに保存してあります。数十万の無駄死にした動物たちの教訓は、福島の避難地域では全く活かされなかった、ということになります。


ついでにいうと、「いただきます」って「あなたの命をいただきます」なんですよね。そんなこともふと思いました。

>tntさん

ご支持ありがとうございます。警戒区域内でのボラ活動については、本来は存在しないことになっていますので、その活動はマスコミも一切無視しています。公式に報道したら、「入域が厳重に規制されている」地域が実際にそうではないことを暴露することになりますから。

そこで問題点だけをピックアップして、「緑豆」や「海の大型犬」のような過激にすぎる活動というイメージを醸成し、活動しずらくしようとする意図があるのでしょう。これはおそらく警察や行政の意向もはたらいていると思います。しかし東北の河北新報までがあんな報道するんですね。

ボラの活動なんてごく一部ですよ。ボラがえさをまいたから野生化が進むなんてことはありません。警戒区域に現在残っている動物は犬だけで数千匹といわれますが、ボラのまくえさでその食料がまかなえるわけがありません。今生きているのは、自然の中で生きながらえる手段を見出した、本当に強い個体だけなんです。仮にボラの活動がなくなっても、野生化した個体は十分生き残りますよ。人がいないから野生動物も増えていますし、区域内では、共食いなんて当たり前なんですよ。そんな痕跡のある死体はいくらでもあります。そういった現実を記事にせず、あくまでボラを悪役に仕立てたいようです。行政の「メンツ」って奴ですかね。

やっている人の大半は「動物愛“誤”」と言われるような原理主義的な人たちではありません。私だってそんな団体や活動には参加しない。あくまで善意で、手弁当で危険を冒しているのです。私も、区域内で結構「浴びて」きましたよ(笑)その目的は、ただ少しでも命を繋ぐことのみ。

いろいろな問題が絡んでいます。やっている人間は、批判されることも検挙されることも覚悟の上です。子供じゃないんだから、どの行動が法律に触れるかもわかっている。それでもやろうという意思を持った人たちです。

まあ、当然ながら最後は「社会正義」やら「法律」側が勝つんです。家畜の疫病にしても、最後は「法律で決められているから」ですからね。そんな理不尽は百も承知で、「自分がやらなきゃだれがやる」、その気持ちだけですね。

一番腹が立つのが、被害を受けた側でもボラひとつやったことがないどころか、現地に行ってもいない外野が、一部の報道を見ただけで大上段から意見してるってことですね。もちろん個人の意見なら自由ですが、「プロ」を名乗ってますから、「個人的意見」ではないですから。

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