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2013年2月12日 (火)

【ニュース解説・これも人工地震】北朝鮮で核実験実施

本日2月12日、北朝鮮で地下核実験が実施された模様で、日本各地でも地震動を観測しました。震央は北朝鮮国内の核実験場とされる場所に一致し、震源深さは0kmで、マグニチュード5.2に相当すると分析されています。

当ブログでこのニュースをピックアップするのには政治的、民族的、軍事的等の意味合いは一切無く、未だ一部でまことしやかに語られる「人工地震」というくだらない話を否定するためです。

もとより、「信奉者」が言うような人工地震など存在しないものです。しかし一部「信奉者」の主張が、噴飯ものの誤解と無用な不安を拡散している事実もありますので、ここで明確に否定しておきたいと思います。

「信奉者」は、小型核爆弾を地下に埋め込んで、それを起爆させて地震を引き起こすと主張することが多いのですが、自然地震と爆発による地震波は大きく異なります。

地下核実験は、ある意味で「信奉者」が主張する人工地震とほぼ同じものと言えるものの、当然のことながら自然地震とは全く違う波形が観測されています。以下に、気象庁の報道発表を一部引用させていただきます。

(以下引用)-----------------
平成25年2月12日11時57分頃に発生した北朝鮮付近を震源とする地震(マグニチュード(M)5.2)について、気象庁において今回観測された震動波形と、平成21年5月25日9時55分頃に観測された震動波形、平成18年10月9日10時35分頃に観測された震動波形、及び北朝鮮北部で発生した自然地震(平成14年4月17日M4.6)の震動波形の比較を行いました。

今回の震動波形はS波が不明瞭であるなど、平成21年や平成18年の震動波形と類似した特徴があり、これらの波形の比較で見れば、今回の地震が自然地震ではない可能性があります。
(引用終了)-----------------

爆発による人工地震の場合、自然地震で観測される最初のたて揺れ(P波)がほとんど無く、よこ揺れである主要動(S波)が突然始まります。そしてその揺れも不明瞭であるなど、要は見る人が見ればすぐわかるというものです。

この気象庁発表のPDF版をリンクしておきます。こちらには今回の地震波形、過去の核実験時の地震波形、北朝鮮で発生した過去の自然地震の波形が掲載されていまして、専門家でなくても明らかな違いが見て取れます。PDFファイルがご覧いただける環境の方は、是非見比べてみてください。

■気象庁発表(PDFファイル)はこちらから
http://www.jma.go.jp/jma/press/1302/12d/kaisetsu201302121330.pdf
上記リンク先をご覧いただいた上で、大国の陰謀による人工地震とか騒ぐことがいかにバカバカしく、犠牲者や被災者を冒涜するものであるかを考えてみてください。もっとも、当ブログの読者様にはそんなものを信じる方は滅多にいらっしゃらないと思いますが。

なお、このPDFファイルは気象庁ウェブサイトの「報道発表資料」からご覧いただけます。


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