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2013年2月26日 (火)

【栃木県北部で震度5強】地震関連情報【2/26】

昨日2月25日の午後4時23分頃、栃木県北部の群馬・福島県境付近、深さ10kmを震源とするマグニチュード6.2の地震が発生し、栃木県日光市湯元で最大震度5強を記録しました。その後、非常に多数の余震が発生しています。

この地震を起こした断層は、気象庁の速報によると西北西ー東南東に圧力軸を持つ横ずれ型断層です。つまり、太平洋側からの圧縮力によって、ほぼ南北方向に走る断層が横向きにずれたことで発生したものです。

東日本大震災後、太平洋プレートの動きが加速して、東日本に対する西向きの圧縮力が強くなっていますので、この地震も広義において東日本大震災による誘発地震と考えられます。

しかし、この震源域付近では、平常時でも地震が発生することはかなりまれであり、震災後も、今までは特に目立った動きはありませんでした。(このことについては、後ほど資料を添付して続報します)

なお、25日の本震以前にも、数日前からこの付近での小規模地震が散発的に発生しており、珍しい場所で起き始めたと管理人も気にしておりました。今にして思えば、「前震」と言えるものだったのです。しかし、ある地震がより大きな地震の前震であるかどうかを事前に知る方法は、全くありません。起きて初めて「そうだったのか」と言えるのみです。


震災後の誘発地震の発生をモニターしてきた管理人の記憶では、震災後に少なくとも横ずれ型断層で震度5レベルが発生したのは初めてではないかと思われます。

我が国においては横ずれ型断層自体が少なく、上下方向にずれる正断層や逆断層に比べてメカニズム的に動きずらいこともあって、震災前でも横ずれ型断層による大規模地震はほとんど発生していません。

今回、そのような断層が突然動いたということは、それだけ日本列島にかかっているストレスが大きいということの証左と言えます。そして、より「動きやすい」断層よりも、確率的に動きずらい断層が突然動いたということが、「いつどこで起きてもおかしくない」という事実をも証明していると言えます。


震災後に「動くかもしれない」とされている横ずれ型断層の代表的なものに、福島県の沿岸部、福島第一原発の近くを南北に走っている「双葉断層」や、東京都青梅市から立川市を通って国立市に至る「立川断層」があります。なお、「立川断層」は北西部の一部のみ左横ずれ型です。

しかし現在のところ、両者とも震災後に特に目立った動きはありません。その前に、ほとんど警戒もされていなかった栃木県北部で大きな地震が発生したということが、確率によって地震を警戒することの困難さを示しています。

どの震源域で何パーセントという発表はいろいろあり、メディアではそればかりが取り上げられますが、やはりつまるところ、「いつどこで起きてもおかしくない」のです。日本中どこでも「ここは大丈夫」という場所は無いと考えるべきで、すなわち地震への備えに地域差があってはなりません。

阪神・淡路大震災前には、関西で大地震が起きるとはほとんどの人が考えていませんでしたが、実際に起きました。日本列島の地下には、そんな地震を起こす断層が無数にあります。そして東日本大震災後、それら無数の断層に、過去には想像もしていなかったようなストレスがかかっているのは確かなのです。


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