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2013年3月 8日 (金)

【東京直下型発生】地震関連情報【3/8】

3月8日の午前7時19分頃、東京23区(気象庁発表)の深さ40kmを震源とする、マグニチュード3.5の地震が発生し、東京都内各地で震度2~1の揺れを観測しました。

この地震の震央は杉並区の荻窪付近に当たり、非常に珍しい場所です。東京23区内で地震が起きる場合はもっと東京湾沿いの方面が多く、管理人の記憶では、杉並区を震央とする地震は震災後初めてか、前例があっても震災直後の超多発期に1~2回というレベルでしょう。

この地震の震源深さは40kmということで、南関東の地下の状態を表した下図の3もしくは4に該当するタイプと思われます。
Mini
3は、二層目のフィリピン海プレート岩盤内で発生する「スラブ(岩盤)内地震」、4はフィリピン海プレートと三層目の太平洋プレートの境界で発生する「プレート境界型地震」です。震源深さからすれば、4の可能性も十分に考えられます。

なお、地震規模としては「スラブ内地震」よりも、「プレート境界型地震」の方がはるかに大規模化する可能性があり、最も警戒しなければならないタイプの地震です。東京における最悪のケースは、上図の2に当たる、最上層のユーラシアプレートと、二層目のフィリピン海プレートの境界で発生する「プレート境界型地震」です。以前、東京に震度7が来るとメディアが騒いだのは、この境界が従来の想定よりも10kmも浅い場所にあることが調査の結果わかったためでした。震源が浅ければ、それだけ地表の揺れが大きくなる可能性があるのです。

さておき、前記事で「プレート境界型内陸直下地震」の可能性が高い例として「安政江戸地震」や「明治東京地震」を挙げたばかりなのですが、いきなり「本物」が起きてしまったようです。「安政江戸地震」の震源はもっと東京湾沿いの方、「明治東京地震」の震源は東京湾直下と推定されていますが、メカニズム的には、ほぼ同じものと考えられます。これがまさに「東京直下型地震」であり、今回は「たまたま」小規模だったというだけです。大規模地震を発生させるだけのエネルギーは、既に地下にあるのです。

震災後には、数ヶ月に一度くらいの非常にまれな頻度で、東京23区内を震源とする小規模地震が発生していますが、ほぼすべての例で1回きりで終息し、連続発生するようなことはありませんでした。しかし、今後もそうであるとは誰にも断言できません。珍しい場所で地震が起きると、どうしてもそれがさらに大規模な地震の「前震」である可能性を考えざるを得ません。

結果的にそうでなければ良いのですが、やはりしばらくの間は警戒レベルを上げておくべきかなと、管理人は考えています。

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