« 豪雨災害に警戒を! | トップページ | 【本棚の地震対策01】なぜ本は落ちるか »

2013年6月24日 (月)

【EDCグッズ09】EDCしたい雨具

■EDCとはEvery Day Carry の頭文字で、当ブログでは毎日「持ち歩かなければならない」防災グッズという意味で使用しています。


当ブログでは、被災時の「防水・防寒」に、かなり重点を置いてます。それが悪条件下での体力や生命維持のために非常に重要だからだけでなく、巷の「防災マニュアル」の類に、これを無視したものがあまりにも多いからという理由もあります。

管理人は、EDC用の雨具としては、100円ショップのポンチョやカッパを推奨していますし、自分でも普段はそれを持ち歩いています。その理由は、100円ショップものはコストダウンのために素材が薄手なので、最も軽量コンパクトになるからです。

しかし、雨具としての性能には不満があるのも事実です。まず、サイズがあまり大きくないので、ポンチョの場合は身長170cmの管理人の膝上くらいしかなく、リュックの上からかぶった場合、後ろ身頃が太ももの後ろが濡れるくらいの丈になってしまいます。さらに、素材の薄さは即ち強度不足ということでもあります。ですから、短時間の応急的な使用ならば良いのですが、長時間の使用には不安が残ります。

そこで、今回は管理人が理想とするEDC雨具を紹介します。実は先日、あるアウトドアイベントに参加した際、猛烈な雷雨に見舞われましたので、管理人は大喜びで(笑)その雨具を使用しました。休日にリュックなど収納力が大きなバッグ等を持って出かける時は、必ず持参しているものなのです。それが下画像。
Rothco

管理人2回目の記事出演wですが、前回はあの白い防護服、今回はこんな姿で恐縮です。

これは米軍用品規格で作られたポンチョで、ナイロンのリップストップ生地製です。リップストップ生地とは、裂け目が広がりにくい織り方をされた生地で、耐久性が非常に高いものです。身長170cmの管理人でも、ご覧の着丈になりますから、リュックの上からかぶっても、後ろ身頃が膝丈くらいにはなり、実用的にも十分です。むしろ、リュックを背負うことを前提にデザインされているようです。

両サイドはスナップで開くことができ、開けば真ん中に頭を入れる穴とフードがついた、大きなシートになります。四隅にはハトメ穴がありますので、フード部分の穴を何らかの方法で塞げば(フードのアジャスト用ストラップを締めるだけで、ほとんど塞ぐことができます)ハトメ穴をフックに引っ掛けたり、ロープを通して張ることで、日よけ、雨よけや簡易テントが簡単に作れます。

さらにグラウンドシート、春夏の簡易シュラフなどにも使える汎用性の高さが魅力です。素材は撥水性が高く、バサバサと振ってやれば大半の水滴が落ち、すぐに乾燥します。このように、さすが軍用と同等品という機能性を備えた雨具ですから、これをEDCと出来るなら理想的でしょう。

これから雨が多い季節です。傘だけではずぶ濡れになってしまうような豪雨対策としても、せめて秋口の台風シーズンが終わるまでは、このレベルの雨具をEDCにしようと、管理人は考えています。気になる重量は285gで、畳むと下画像のようになります。
Poncho02
機能の割りには、非常に軽量コンパクトだと思います。このサイズならば、一般的なフリーザーバッグにも納まります。

この画像のものは米国のRothco(ロスコ)社製で、価格は3000~4000円程度と決して安くありませんが、機能と丈夫さのバランスが非常に高く、ホームセンターなどで売っている同価格帯のポンチョとは比較になりません。より多用途で、より頑丈で、より速乾性で、より軽量コンパクトなのです。

豪雨の中でもかなり快適に歩ける装備をEDCをしていれば、特にこれからの季節、安心感は絶大だと思いますし、もちろん被災時には、その多機能が大きな魅力ではあります。それが、価格を除けば100円ポンチョ(約100g強)+約180gで持ち歩けるのならば十分に許容範囲かと、管理人は考えています。

■このシリーズは、カテゴリ【防災用備品】をクリックしていただくと、まとめてご覧いただけます。

« 豪雨災害に警戒を! | トップページ | 【本棚の地震対策01】なぜ本は落ちるか »

防災用備品」カテゴリの記事

コメント

こんにちは。

ポンチョですが、持ち歩き用は100均です。
通常使用はゴアテックスのレインウェアですね。

EDCが主たる目的であれば迷彩模様ではなく蛍光カラーのものが最適なのかなと思いますが、軍用ポンチョのような汎用性が高いものが見あたらないです。
ご存じであれば教えてください。

シェラフとして使うのであればパラコードも持ち歩き必須ですね。

どうでも良い話ですが、職場と家にパラコードとクライミングロープ、自宅のみにトラックロープを置いてある私は重症なのでしょう。

>whokiさん

私も普段は100均ポンチョですが、やっぱり小さいんですよね。帰宅途中など、身体より荷物を濡らしたく無いのですが、リュックにしても肩掛けにしても、完全にカバーしきれないんです。すぐ風にあおられるし。やはり、膝下くらいの着丈が欲しいところです。

whokiさんも、やっぱり私と同じこと考えられてますねw私も、しっかりしたレスキューオレンジのポンチョ、かなり探しました。その結果は、「ありませんでした!」それどころか、真っ赤とか黄色とかの、目立つ色が本当に無いんです。黒なんて結構ありますが、雨の夜に黒着るなんて冗談じゃないすよね。

軍用タイプに無いのはわかるんですが、ホームセンターものとかにも無い。この際、SMCで企画しましょうか。マジで。需要はあると思うんですけどね。記事のデザートデジタル迷彩は、あのシリーズで一番視認性が高いのと、個人的にブラウン系が好きなので選びました。

そんな中、ちょっと近いものを見つけました。記事のポンチョと同じ、Rothco社製のビニールポンチョです。これは鮮やかなレスキューオレンジですが、ちょっと着丈が短いんですよ。一度、記事でも取り上げましょうか。価格は、私は特価500円で買ったのですが、まあ1000円はしないでしょう。

うちにもロープたくさんありますよw30mのザイル買おうとも思ったのですが、ラペルシートとDリングが無いと、少なくとも懸垂降下には使えないなと思ってあきらめました。でも、それ以前にうちはマンションの二階なんですがw

良い雨具を選ぶのは大切ですが、もし余裕があれば速乾性のタオルや予備の服を持ってみてはどうでしょうか?圧縮された物なら文庫本一冊位の大きさでシャツや下着、靴下とタオルが入っているのもあります。値段は1200〜2500が目安です。

>由一さん

圧縮タオルや圧縮Tシャツ、確かに災害時には役に立つものだと思います。ただ、私の考え方としては、家や仕事場、車内の備蓄用には良いと思いますが、常時持ち歩くEDCとしてはちょっと難しいかなと思うのです。

いざ使う場面まで、完全にデッドスペースになってしまうからです。それならば、バッグの底にクッション代わりに入れた白タオル一本入れておいた方が汎用性が高いと、私は思います。

もちろんEDCバッグの容量や重量に余裕があれば、持っていて損は無いでしょう。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/543100/57653911

この記事へのトラックバック一覧です: 【EDCグッズ09】EDCしたい雨具:

« 豪雨災害に警戒を! | トップページ | 【本棚の地震対策01】なぜ本は落ちるか »