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2013年6月11日 (火)

【呆れました特集】専門家って・・・もういいや(笑)【5・最終回】

今回は、【呆れました特集】の最終回として、ぶった斬った内容の補足と対策についてを記します。

【1】で指摘した「ペットボトルの滅菌」について。あのA氏は勘違いされているようですが、煮沸・滅菌した水道水は、完全に滅菌した容器で保存しなければ、原水より早く雑菌が繁殖します。保存用の水は、むしろ水道水そのままの方が適してます。何故なら消毒用の塩素が残留しているからで、通常の保存ならば、煮沸した水よりずっと長持ちします。

これからの夏場、冷蔵庫に麦茶などを用意される方も多いと思いますが、その場合にも、煮出したり、浄水器を通した水出しの場合、原水使用の場合より保存期間が短くなるということは覚えておくべきかと思います。停電で冷蔵庫が使えなくなれば、その差はさらに大きくなります。

もちろん、煮出したり浄水器を通した水(浄水器でも大部分の塩素が除去されます)の方がおいしいわけで、大抵はそうされるでしょうが、その場合は早めに飲みきり、古くなってしまったら思い切って捨てるくらいの方が安全です。

ペットボトルに水道水を保存する場合は、上記のように原水を使用し、ペットボトルを市販の食用塩素消毒薬(次亜塩素酸ナトリウム。商品名「ケンミックス4」など)の希釈液で良く洗浄してから入れれば、保存期間がより長くなります。その場合、多少塩素臭が残るでしょうが、飲む前にしばらく空気にさらして攪拌すれば、かなり軽くなります。さらに煮沸できれば臭いはほぼ消えますし、さらに安心です。

この消毒方法は、赤ちゃんのほ乳瓶にも使えます。浄水で煮沸できれば良いのですが、それができない場合の次善の策として有効です。


別の方法で、「安全な水を作る」こともできます。当ブログでも紹介している中空糸膜浄水器「スーパーデリオス」を使って濾過すれば細菌まで除去できますので、普通の水タンクに保存した水道水でも、長期間安全に飲むことができます。

「スーパーデリオス」は、濁りが出ていない程度の水道水ならば、一個で200リットル(ドラム缶一本分)の濾過能力がありますし、濾過限度は落ちるものの、あまり濁っていない、有毒化学物質やウイルスに汚染されていない川の水なども、味はともかく飲用に安全なレベルまで浄化できますから、管理人イチ推しの製品です。ちなみに管理人、持ち歩き用も含めて三個用意しています。
■紹介過去記事はこちらから。他の浄水グッズも紹介しています。

水は、命の源です。そして、我が国は水の国です。あちこちに川が流れ、都市部にも、例えばトイレのタンクやマンションの水タンク、消防用水槽など、対策すれば飲める水はたくさんあります。命を繋ぐ水は、安全であれば味など気にしないというような意識改革が必要です。

「スーパーデリオス」は、濾過キャップ部分だけなら約60g(卵一個分)で、ペットボトルの口にもぴったり合いますから、これを一個持ち歩いていれば、500gもあるペットボトル水を常時持ち歩く必要もありません。価格は最低で2500円くらいしますが(販売元によってかなり差があります)、前記事の1500円の笛と750円の地図の価格にちょっと足せば買えるわけです。あなたなら、どちらを優先しますか?

こういう高機能製品が簡単に手に入るのも、我が国ならではですから、我々はそれを利用しない手はありません。例によって、管理人はメーカーや販売者とは一切の関係はありません。あくまで管理人個人の考えでお勧めするものです。


・・・と、良く考えてみたら、他の内容はすべて本文中で解決策を書いてしまっていますので、このシリーズはこれで終了します。ご質問やご意見などありましたら、何なりとお気軽にどうぞ。

あなたとあなたの大切な人を災害から守るのは、行政でも「専門家」でもありません。あなた自身なのです。


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日記・コラム」カテゴリの記事

コメント

こんにちは。

ケンミックス4がこんなところにでてきましたねw
効能をいろいろな人に説明してもあまり理解してもらえないのでなんかホッとしました。


情報過多の時代なので真贋を見極めるのはなかなか難しいかと考えてます。
各種情報誌等も防災意識を高めるきっかけにはなるかな~程度には読んでいますが、実際には、雑誌を売るため、視聴率を上げるため、特定の商品を販促するために企画しているものが多々ありますね。
情報を受け取る側の状況や意識の差が実際の準備などに表れるではないのでしょうか。
失礼ながらてばさんが間違っていることを書いていないとも限らないですし。
別にけちをつけてるわけではありませんよw

私の住んでいるところは0m地帯なんですが、震災があり、浸水+液状化を起こしている場合、マンホールが吹っ飛んでいるでしょう。足下が覚束なくマンホール落下の事態まで想定したりしていると何が正解に近いかよく解らなくなってしまいます。
そういった意味で情報を鵜呑みするのではなく精査検証して無理せず自分の生活に取り込んでいくことが重要かなと。
無理なくな寿命がつきるまで長続きし、常に危険がすぐそこにある意識と準備。それが本当の防災・減災になるのではないでしょうか。

なに書いてるかよく解らなくなってしまいましたが、今後もブログ更新期待してます。

>whokiさん

私がケンミックス4という製品を知ったのは、whokiさんのアドバイスからでした。その節はありがとうございました。

私もメディアの姿勢とかいろいろ言っていますが、恐怖心を煽り、数字取るためにはああならざるを得ないとわかってはいます。微細に渡った超現実的な防災マニュアルなど、読んでも全然面白く無いですからね。マニア以外には(笑)

仮にそんな本出しても、売れるわけない。そんなのだったら、「米海兵隊直伝のテクニック!」とか「東大教授が絶賛!」とか、なにかでかいアドバルーンが必要なわけですよ(笑)

私の書く内容が、全部正しいと言い切る自信はありません。時々自分でも間違いを発見し、さりげなく訂正したり(笑)ただ、細部はともかく、大筋において間違えたことを提示していないという自負はあります。生き残る確率を下げてしまうような情報は無いはずだと。

結局、私がお伝えしたいのは「意識」なんです。例えば都市部育ちの人は、災害後の暗闇や冠水の下でマンホールが開いているという発想は、普通ありません。

でも、山育ちの人だったら、足元が見えなければ、そこに何か危険があるという前提で、ライトつけるなり杖で突くなりして足元を確かめるでしょう。実際にあちこちに危険があるわけですから。

場面場面の細かい知識や技術をすべてマスターするのは不可能ですが、例えば「見えない場所には危険がある」という意識がひとつあれば、あらゆる場面での行動が変わります。安全が確認できなければ、前進しなくなるわけです。

今回の記事にしても、飲み水は溜めるものじゃない。作るものだという「意識」を広めたいという思いもあります。その方がずっと楽だよと。

災害現場からはそんな教訓が山ほど得られるのですが、それを活かさずに、立場や商売やプライドにかかずらわって、半端な情報を流す「専門家」が許せんのですよ。

一銭の儲けにならなくても、ただ正論かますバカがひとりくらいいてもいいんじゃないかなと(笑)

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