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2013年7月 2日 (火)

【本棚の地震対策04】対策3rd.ステージ

サードステージです。今回は、セカンドステージの効果をさらにアップする、補助的な方法です。

セカンドステージでは、底板手前側に隙間テープを貼りました。この効果は絶大で、かなり激しく本が当たっても、背板方向に跳ね返します。でも「跳ね返す」という表現は適当でないかもしれません。実際には、スポンジが変形しながら本を受け止めて、その大きな摩擦力で動きを止めたところで、逆方向の揺れによって本が反対側へ戻るというような感じです。いずれにしろ、本の滑りを止める効果は絶大です。

次に本は背板にぶつかり、跳ね返ります。本が固い背板にぶつかると、ほぼ同程度の「反力」で跳ね返されますが、その力をできるだけ減衰させ、跳ね返る速度を遅くしたいわけです。そこで、背板にクッションをつけます。最も簡単な方法が、下画像です。
Dumper02
底板に貼ったのと同じ隙間テープを、背板に貼ります。この場合、本の高さの半分以上の場所に貼る方が効果的ですから、高さの違う本が混在する場合、複数の隙間テープを貼ると良いでしょう。

これだけでも反力を減衰する効果はありますが、普通の隙間テープのスポンジはかなり柔らかいので、当たりがある一定以上の強さになるとスポンジが完全に潰れてしまい、クッション効果が小さくなってしまいます。そこで、こんなものを用意しました。
Bousai_goods_005
これは同じ隙間テープでも、屋外の物置などにも対応する、固めのウレタンフォームを使用したものです。画像の製品は、2mで450円でした。これもホームセンターで入手できます。

これを背板に貼ることで、柔らかいスポンジの場合よりはるかに強い当たりの場合でも、クッション効果を維持できます。これらふたつの隙間テープによって本の飛び出しをブロックし、かつ背板で跳ね返る力を抑えます。図示すると、下のようになります。
Photo
その効果は明らかで、背板に何も貼らない場合、スポンジテープの場合、ウレタンテープの場合と段階的に本の暴れがより抑えられるのが実験からもわかりますが、効果が飛躍的にアップする程のものでもありません。


とりあえず、直下型地震に比較的多い周期1秒程度の揺れでしたら、感覚的に震度5強程度までは、本の落下を防げる「可能性がさらに大きくなる」と言えるでしょう。震動周期がより長い地震ならば、さらに大きな地震にも耐えられる可能性もあります。しかしもちろん、その効果を保証するものではありません。

ここまでの対策では、さらに揺れが強くなると、本が底板前面の隙間テープに当たった瞬間、そこを支点にして回転し、転がり落ちる動きが出てきてしまいますので、その動きを抑えることができれば、より大きな地震にも対応できるようになるはずです。

次回フォースステージは、その「回転運動」を抑えます。


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