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2013年8月19日 (月)

【EDCグッズ13】自動車に備えるEDCグッズ 01

■EDCとはEvery Day Carryの頭文字。毎日持ち歩く装備を意味します。

今回から数回にわたり、自動車の中に備える防災EDCグッズについて考えます。

もっとも、自動車を日常的に使わない方も多いとは思いますが、自動車は非常時のシェルターになり、状況によっては避難にも使えますから、その中にある程度の防災グッズを装備しておくことはとても有効です。ですから、自動車内の防災装備もEDCグッズの範疇として考えます。なお、ここでは主に自家用車について考えますが、事情が許せば、事業用車の中にもある程度の装備は欲しいところです。事業主や車両管理者の皆様、仕事中の社員の安全のために、是非お考えいただければと思います。

さて、まずは自動車自体を「防災グッズ」のひとつとして考えてみましょう。その能力は、移動できること、多くのモノを運べること、そして、車内に安全に長時間滞留できることです。すなわち、自動車は災害時に「移動式シェルター」となるわけです。その一方で、移動中に様々な場所で様々な災害に遭遇する危険性もありますから、自動車に備えるEDCグッズを考える時は、そのような要素に対応するものでなければなりません。


そこで、まず何より大切な、すべての自動車に共通する「EDC装備品」があります。なんだと思いますか?

特殊なものではありません。答えは「燃料」です。しかし、予備燃料タンクを常時積んでおくのは、あまり一般的ではありませんね。では、皆様は普段、どのタイミングで給油しますか?燃料計がEを指すくらいまで給油しない方も多いのではないでしょうか。もしその時何らかの災害に遭遇し、インフラが途絶したら。

東日本大震災の後、しばらくの間は広範囲で燃料の供給が滞ってガソリンスタンドは長蛇の列となり、あっと言う間に品切れで休業してしまいました。その経験から、給油のタイミングを早めるようになった方は多いと聞きますが、あれから約二年半が経ち、今でも実行されている方は、かなり少なくなっているのではないでしょうか。

最近は災害対応ガソリンスタンドもありますが、決して数は多くありませんし、都市部では確実に長蛇の列になります。特に大地震の際は、長期間にわたって燃料の輸送に支障が出る可能性が高く、発災後しばらくは、十分な量が供給されることはまず無いのです。そして災害時には自動車を「避難所」に使う例も多いわけで、移動する必要が無くてもエアコンを作動させたい時もありますから、燃料の余裕は必須です。さらに、居場所に危険が迫ったとしても、燃料が無ければ自動車を放棄するしかありません。それ以前に、燃料が無ければ燃料を入れに行くこともできないのです。


その対策は、特に解説の必要も無いでしょう。早めの給油、これに尽きます。一般的な乗用車の燃料タンク容量は50リットルくらいのものが多いので、目安としては、燃料が半分になったら、すかさず満タンにしておくくらいでしょうか。管理人はできるだけ「常時半タン以上」を維持するようにし、残量が絶対に20リットルを下回らないように気をつけています。

非常に大雑把に言ってしまえば、アイドリング1時間で約1リットルの燃料を消費するくらいですから、タンク半分あれば20時間くらいはエアコンが使えるし、移動するなら最低でも約100km程度、燃費の良い自動車ならば200km以上、車種や条件によっては300km以上移動できるわけです。

問題としては、まず最近の低燃費車は、燃料タンクの容量が少ないものがあるということです。特に軽自動車は、20〜30リットル容量のものが出てきています。走行時の燃費が良くても、停止してエアコンをかけている状態では、燃料消費量は通常車とそれほど変わらないか、条件によっては多くなることもありますから、まずはご自分の車の燃料タンク容量を把握し、その上で給油のタイミングを考えてみてください。

そしてもうひとつの問題は、電気自動車です。電気自動車は、停電時に電気を供給できる蓄電池としての機能もあり、フル充電状態の中型電気自動車ならば一般家庭の数日分と言われる容量があります。それが機能すれば災害時には強い見方ですし、節約して使えばさらに伸ばすこともできるでしょうが、それができるのは専用の充電・放電設備がある一戸建て住宅に限られます。

電気自動車はエアコン、つまり冷房も暖房も当然ながらすべて電気で作動させますが、電動エアコンは非常に電気を食います。特に暖房は、エンジンの廃熱が無いために「電熱ヒーター」を作動させますから、これが下手をすると冷房以上に電気を食うわけです。残念ながら、管理人はフル充電の停止状態でのエアコン作動可能時間を示すデータは持ち合わせていませんが、やはり乗車後は常時フル充電を心がけておくしか無いようです。

今回は、まずは自動車と燃料というハード面から考えて見ました。燃料は、主にエアコンを作動させるために使うことを想定していますが、車内に防災EDCグッズを装備しておくことにより、エアコンの作動をより少なくし、燃料を節約することもできます。

次回からは、それも含めて、車内に装備しておきたいEDCグッズを考えて行きます。


■このシリーズは、カテゴリ【防災用備品】をクリックしていただくと、まとめてご覧いただけます。

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