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2013年8月24日 (土)

【豪雨災害】犠牲の原因と結果、そして対策

8月23日から、7月末に続いて山陰地方が再び豪雨に見舞われています。山陰地方に限らず、この夏の豪雨では北陸、東北など各地で多くの犠牲者が出てしまっていますが、その原因を考えてみましょう。


土砂崩れによる死者は、すべて建物の一階部分に流入した土砂に呑まれています。例外は新潟県長岡市寺泊で発生した土砂崩れで、家の背後の切り立った崖が崩れたことで、家が真上から押しつぶされました。

土石流による死者・行方不明者は、家ごと押し流されています。土石流はその名の通り泥土、岩石、さらに大量の倒木を巻き込んだ高速の水流のため、大抵の木造家屋を一気に崩壊させ、押し流します。鉄筋コンクリート造りでも、耐え切れるとは決して言い切れません。

屋外にいた死者・行方不明者は、すべて豪雨の中か、道路等の冠水が始まっている中を行動中でした。直接の原因がわからない例が多いのですが、多くの場合、深い水中への転落か、強い水流に流されたものと考えられます。

このような報道が増えるにつれ、管理人は非常に悔しい思いを積み重ねています。すべての事例は「回避可能」だったからです。「こういうことが起こる」、「こうすれば避けられる」ということがわかっていることが、そのまま起きてしまっているだけのことなのです。

一方で、本日(8/24)も続いている島根県江津市付近を中心とした豪雨によって、すでに何件もの土砂崩れが起き、巻き込まれた家屋の崩壊も複数発生しているとのことです。しかし本稿執筆時点では、土砂崩れによる死者・行方不明者・負傷者は出ていません。その理由は、崩壊した家はすべて「避難済み」だったからです。7月末の豪雨の教訓が生かされたということでしょう。


これらの事例から導き出されることは、確実に「生き残る」ためには、家財をあきらめてでも、本格的な豪雨になる前に「早めの避難」をするしかないということです。そしてそのためには、まず自分の居場所にどんな危険があるかを知らなければなりません。土砂災害や洪水、土石流に関しては、ハザードマップを見れば危険地帯がひと目でわかります。そして同じ危険地帯でも、木造の一軒家とマンションの上層階では、当然ながら取るべき行動が違います。

共通するのは、冠水したら自動車が水没するというくらいでしょうが、それだけでも早めに危険地帯を離れる意味があります。何も地域の避難所へ行かなくても、安全な場所ならどこでも良いのですから、「動けるうちに迷わず動く」ことが必要です。避難のタイミングを逃すと、道路が冠水や土砂崩れで寸断されることもありますし、時間雨量30~40mmを超えるような豪雨になると、自動車の運転自体が困難になります。特に夜間は大きな危険を伴いますから、記録的豪雨が予想される際には、とにかく豪雨になる前に「早めに動く」しかありません。


そのような状況で被害を受けやすいのは、どうしてもお年寄りということになりますが、危険地帯では、近所のお年寄りに声をかけて二階に上がらせたり、平屋だったら避難所へ連れて行ったり、丈夫な家の二階以上に呼んだりすることも必要です。

実際にそうやっている方々も多いはずなのですが、そういう「準備万端」の様子は、まずメディアに乗りません。メディアは常に「着の身着のまま」で「不安な一夜を過ごし」、「こんなことになるとは思わなかった」と答えるような、防災的には全く無意味の映像しか採り上げませんから。報道に迫力を添える、しかし見飽きて何の実感も無いネタでしかありません。

でもその裏には、準備万端で能動的に危険を避けている人々が必ずいるのです。メディアのカメラが意識して避けるような、そういうことができる人になろうではありませんか。何より、あなたとあなたの大切な人が「生き残る」ためです。


「過去に経験の無いような」豪雨に見舞われ、そのたびに犠牲者が増えて行くような現実を目前にして、メディアも「専門家」も、実際には察知できもしない「土砂崩れの兆候」とか「避難時に長靴を履くな」とか、そんなトリビアごっこをやっている場合ですか?最近メディアでも良く聞く「命を守る行動」って、どうすることなんですか?学校で教えてくれましたか?

「防災」の世界では、野球を見たことも無い人に野球をやれと言い、野球教本を読んだだけの人に試合に出ろというのと何ら変わらないことが普通にまかり通っている。そして、実は野球がヘタクソな監督がピント外れのこと言って威張っているだけだったりする、とにかく異常な状況です。しかも「試合」は一発勝負で、負けたら死ぬんですよ。

まあ、なにをかをいわんやです。確かなことは、この先「正しい意識・知識・装備」を持ち、正しい行動ができる人とそうでない人との間には、災害から「生き残る」力に、どんどん大きな差が開いて行く状況だと言うことです。

当ブログでは、カテゴリ「気象災害」に関連記事をまとめてありますので、併せてご利用ください。


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