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2013年11月18日 (月)

千葉県北西部の地震について

去る11月16日の午後8時44分頃、千葉県北西部の深さ90kmを震源とするマグニチュード5.4の地震が発生し、茨城県坂東市などで最大震度4を観測しました。その後、ほぼ同一の震源で、余震と思われる小規模地震が5回ほど連続しています。

この地震の震源域は、関東南部の震源域の中でも、ちょっと変わった場所です。下図をご覧ください。これは、関東南部の活発な震源域を、管理人がまとめたものです。図中の文字は関係ありませんので、無視してください。
Photo
東日本大震災後、関東南部では、オレンジ色で着色した震源域での地震が数多く発生して来ました。その発生頻度は時間の経過と共に漸減していますが、現在でも同様の傾向は続いています。オレンジ色の震源域では、震源深さは40~70km程度が多く、最近は70km程度の深さで発生することが多くなっています。

その中で、ピンク色で示した震源域だけは、独特な動きが見られており、16日の地震もこの場所で起きています。この震源域は、発生頻度はそれほど多くありませんが、ここでの地震は周辺の震源域とは明らかに異なり、震源深さが80km~90kmとなります。16日の地震と、その余震も約90kmでの発生です。

この震源域で地震が起こると、東京湾岸に近いことから、東京23区内や埼玉南部、そして東京湾の対岸となる神奈川県東部まで、比較的大きな揺れをもたらします。16日の地震でも、上記の地域では震度4を観測し、はっきりとした縦揺れ(初期微動)や、振り回すような横揺れ(主要動)を感じられた方も多かったかと思います。つまり、この場所で大規模に発震した場合、東京湾岸北部とその近郊に、いわゆる「直下型」の強い揺れをもたらすのです。

今後この震源域で、被害が出るような大規模地震が発生するかどうかはわかりませんが、上図でピンク色で示した狭い範囲でだけ、深さ80~90kmの地震が多発して来ている状況がありますので、何か特殊な発震メカニズムが存在する可能性も考えられます。

いずれにしても、ここの地震は横浜・川崎付近、東京23区、千葉北部、埼玉南部という高度市街化地域に強い揺れをもたらしますので、今後も強く警戒しなければならない震源域のひとつだと管理人は考えています。


■当記事は、カテゴリ【地震関連】です。

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