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2014年1月 9日 (木)

【告知】新シリーズのおしらせ

新シリーズの予告です。

当ブログでは、これまで主に行動面と装備面から災害対策を考察して来ました。その中で、部分的に触れてきた「心理面」から、防災を考えて行く新シリーズを始めます。

しかし、管理人は心理学を正式に学んだことはなく、断片的な知識しかありませんから、専門的な内容にまで踏み込めるわけではありません。しかし、少なくとも防災に関しては、突っ込んだ心理学的知識が必要というわけでもありません。あくまで、日常生活の中でありがちな心理状態が、災害対策や災害に遭遇した際にどのように影響するのかを考察し、その対策を考えて行くものです。

管理人が思うに、平穏に暮らしている人間のごく一般的な心理が、災害対策や対応においては障害となってしまうことが実に多いのです。何故なら、災害対策においては「非日常」を想定しなければなりませんし、いざ災害が起きたら、多くの人が見たこともない、認めたくない「非日常」が、次々に目の前に現れるからです。人は基本的に「恒常性」を望むものですから、それは強いストレスとなります。

効果的な災害対策のためには、平和な日常生活が破壊されることを自ら認め、考えることが必要です。それも漠然としたイメージではなく、具体的に「何が起こるか」を想定することが必要で、そこに至る「心理の壁」を乗り越えるには、相当な覚悟とエネルギーが必要なのです。

当ブログでは、今まで巷に溢れる「防災情報」を、かなり批判的な視点で斬ってきました。それは、そんな情報の多くが現実の災害からの教訓を反映していなかったり、実際にはできもしない、効果も見込めない「トリビア」の類に偏っているからです。そんな「本当は役に立たない情報」に耳目を集まってしまうのも、人間心理の綾のひとつということができます。

個人が行う災害対策の究極の目的は「生き残る」こと、そして「生き続ける」ことです。新シリーズ【防災の心理】では、その前に立ちはだかる「心理の壁」を知り、それをいかに乗り越えて行くかを、具体例を挙げながら考えて行きたいと思います。

もっとも、管理人ごときが大上段から人間心理を語れるものではありません。これは、管理人自身が「心理の壁」に直面し、もがいてきた経験の記録でもあるのです。なお、新シリーズに関しては新たなカテゴリ【防災の心理】を作成し、そちらにまとめることにします。

新シリーズ【防災の心理】、間もなくスタートです。


当記事は、カテゴリ【日記・コラム】です。

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