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2014年1月26日 (日)

スロースリップその後

千葉県東方沖(房総半島東方沖)で1月2日頃から発生していると思われる、北アメリカプレートのスロースリップ現象ですが、1月10日以降は国土地理院や気象庁から何もリリースがありませんので、公式にはどうなっているのかわかりません。この記事は、あくまで管理人の個人的考察です。


今年1月2日、震災後にもあまり有感地震が起きていなかった房総半島東方沖、深さ30km程度でマグニチュード5.1の地震が発生しました。その後、その地震の震央とほぼ同じ場所でスロースリップが観測されたと発表がありましたので、その地震はスロースリップ現象に伴うものだと考えられます。国土地理院からのリリースでも、スロースリップの場所とこの地震の震央が併記されていますので、関連があるという判断だと思われます。

しかし、本来スロースリップ現象とは「地震波を伴わない」という定義だそうですので、この地震はスロースリップ現象に伴って、プレート岩盤の一部が少し大きめに破壊されて発生したということかと思われます。

1月2日以降も、近隣の震源で深さ20~50kmという比較的広い範囲での小規模地震が続いています。このような動きは、震災後にもほとんど見られなかったものなので、スロースリップ現象の余波と考えて良いでしょう。なお、気象庁の分類によるとすべて「千葉県東方沖」となっていますが、震央位置は九十九里浜北部のすぐ沖から房総半島中部の約30~40kmほど沖まで、比較的広い分布となっています。

なお、「千葉県東方沖」地震のうち、千葉県銚子市付近を中心として発生している深さが「ごく浅い」から10km程度の地震は、震災後に多発しているタイプですので、スロースリップ現象と直接的な関係は薄いと考えられます。


「千葉県東方沖」地震のうち、現時点で最後に観測された有感地震は、1月22日午後8時18分頃発生の深さ30kmマグニチュード3.5で、規模はかなり小さいものの、1月2日のマグニチュード5.1とほぼ同じ震源で発生しています。このことからも、少なくとも22日の時点でもスロースリップ現象が続いていたと、管理人は判断しています。

実は上記地震後の1月23日、午後6時20分頃にも「千葉県東方沖」約40km、震源深さ約40kmでマグニチュード4.5が発生していますが、管理人としてはこの地震がスロースリップ現象と関連があるかどうかは判断できませんので、とりあえず除外しました。しかし、この付近における震災後の地震発生傾向からすると比較的珍しいタイプではありますので、何か関連がある可能性はあります。


詳しい情報が無いので断言はできませんが、房総半島沖のスロースリップ現象は収束方向に向かいながらも、現時点でも続いている可能性があるかと思います。この現象が観測されるようになったのは比較的最近で、観測後に大規模地震に繋がったという事例はありません。

しかし、場所は異なるものの、過去の東南海・南海地震の記録によれば、大規模な発震の前にプレート境界のスロースリップが起きていたと思われる事象が数多く見出されていますので、この現象が大規模地震の前兆である可能性は否定できません。引き続き警戒すべき状況かと思います。


■当記事は、カテゴリ【地震関連】です。

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