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2014年2月17日 (月)

どうすりゃいいんだという話

前記事「大雪警戒情報の功罪」で、悪天候で移動困難が予想される場合などは、公式情報プラスαのレベルで個人的な警戒・対策をせよという意味のことを書きましたが、それについて、じゃあ実際はどうすればいいんだというご意見をいただきましたので、それについて。

まずは、そんな時何が起きるかを知らなければなりませんが、それは当記事執筆時点でも現在進行形の現実が教えてくれます。

交通障害が予想される筆頭は、大雪と台風です。それらは事前にピークとなる時期がわかりますので、まずはその情報を得ることから始まります。でも、大雪ならば今回のように降雪域や降雪量予想が正確でなかったり、台風ならば速度や勢力の変化によって大荒れの時間帯が変わったりしますので、その時点で時間や影響を、最低でも情報内容の50%増しくらいの感覚で考えておくことです。

そして、その拡大した時間帯や影響下で、自分が何をしているのかを予想します。特に問題になるのが、仕事上での移動と帰宅困難かと思います。仕事ならば、遅れたり目的地に行けないという前提での段取りをしておくのが当然ですから、ここでは帰宅困難について考えましょう。

大雪や台風で発生する影響は、高速道路や一般道路の通行止め、鉄道の不通、遅延、間引き運転、さらには停電もあり、すぐに復旧の目途が立たないことも少なくありません。今回の大雪では、通行止めによる車の立ち往生が各地で発生し、鉄道も豪雪や事故で長時間止まっており、多くの人が身動きできなくなりました。

そんな状況で何が必要かを考えれば、対策は自ずから見えてきます。まず服装。大雪や暴風雨に対応できる靴や防寒具、雨具が必要です。今回は、車や電車の中で暖房なしで長時間身動きできないというケースも発生しています。

そして、水と食品。せめて一晩過ごせる量を持参しているべきです。具体的にどんなものが有用なのかについては、現在再掲載もしている過去記事「普段持ち歩く防災グッズ」シリーズや、「自動車のに備えるEDCグッズ」シリーズをご覧ください。手前味噌ではありますが、今回の大雪で起きた状況については、管理人が実際に備えている装備で、帰宅困難も車の立ち往生もほぼ対応できます。それらを普段から装備していなくても、大荒れになりそうな時だけでも参考にされてみてください。

しかし、モノを備えれば安心ではありません。本当に大切なのは、考え方と行動です。

まず、移動、帰宅困難が予想される場合には、「帰らなくても良い」準備をしておくことで、ずっと楽ができます。でも、普通は勤め先には泊まれませんし、電車も動かなければタクシーも来ないとなったらどうするか。ならば、宿を取るのです。でも、大荒れの影響が出始めてからではほとんど不可能でしょう。

これは管理人が実際にやる方法ですが、居場所のなるべく近くの安い宿を、早いうちに予約してしまうのです。そこで大切なのがキャンセルポリシー。当日キャンセルでもキャンセル料金がかからない宿を普段から探しておき、大荒れの状況が予想された段階で、すかさず予約を入れてしまいます。普通のビジネスホテルならば長距離をタクシーで帰るよりは大抵は安上がりのはずですし、ベッドでぐっすり眠れて風呂にも入れるんですよw

近くにそんな宿が無い場合は仕方ありませんが、多少の移動を伴っても、一晩中悪天候の中に放り出されるよりはるかにマシかと思いますが、いかがでしょうか。サウナやスーパー銭湯でもいいですが、宿泊できないところもありますし、満員で入場できないこともあります。ネットカフェやカラオケルーム、カプセルホテルでも特に大荒れ時には直前予約は受けないでしょう。

車に乗っている場合は、「早めに諦める」のが肝心です。大雪や台風による通行止めや大渋滞は、長時間続くことが予想されます。そんな時、例えば高速道路に乗っていて、交通情報で通行止めや大渋滞の発生がわかったら、さっさと高速道路を下りましょう。つい、少しでも目的地に近づきたい、土地勘の無い場所にいたくない、なんとかなるんじゃないかという思いで、そのまま進んでしまうことが多いはずです。

でも、無理なものは無理と開き直ることも必要です。状況次第ではありますが、そこから一般道で進めれば大成功、ダメでも途中で燃料、食品などを補給できる可能性が高いですし、安全な車中泊場所を確保したり宿が取れるなど、とにかく選択肢がずっと増えるわけです。その状態で待機し、渋滞が解消されたら再出発すれば良いわけですし。

これが一般道だったら、「Uターンする勇気を持て」と。両方向が大渋滞することは、あまりありません。ならば、もし前進できる目途が立ちそうも無かったら、早い段階でとりあえず空いている逆方向へ向かうのも一つの手段です。これは意外と強い決断力が必要なのですが、その場で立ち往生するより良いかと思いますが。基本的には、にっちもさっちも行かなくなる前に、できるだけ多くの選択肢が得られる状態を確保するという考え方です。距離が伸びても、迂回ルートがあることもありますし。

もちろん、そういった選択ができないケースも多々あるでしょうが、できるならば迷わずやるという発想を、普段から持っていることが大切です。例えとしてははどうかと思いますが、「多少の犠牲を出しても、全滅するよりマシ」という考え方です。ポイントは、とにかく「早い段階で決断する」ということです。

これらはもちろん机上の空論ではなく、管理人は普段からやっていることです。管理人は幸いにして移動中に自然災害に巻き込まれたことは無いのですが、行楽シーズンの渋滞でも、ひどい事故渋滞の類だったらすぐに高速下りちゃいますね。そしてのんびりお茶でもしながら、状況を見極めて次の行動を決めます。

このような考え方の行動に加えて、せめて大荒れ時だけでも装備したいグッズ(過去記事参照)があれば、あなたは多くの人々よりずっと「楽ができる」はずです。


■当記事は、カテゴリ【日記・コラム】です。

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コメント

今回の水害に関わらず、災害は国防に関係するため、秘匿されることがあります。
全て報道されるとは限らない。天気予報でさえ、です。
命を護れるのは自分しか無いと考えます。
ゆめゆめ、お上が助けてくれると期待しないほうが良いかと。

どうすればよいか、は、実践しながら考えるしかないと思います。
知識を得てから行動するのではなく。
平日の今、何ができるか、です。

何して良いか分からないなら、まずは部屋の掃除から始まるのもあり。

>まったりさん

戦時中は軍事機密たる天気予報など全く公表されず、台風の接近もわからずに、大きな被害が出たと言います。そして、戦時下では被害自体も機密情報として隠匿される。昭和19年の昭和東南海地震など、名古屋周辺に大被害が出ましたが、未だにその存在さえ知らない人も多いですからね。

現代は、とりあえず必要な情報は手に入れることができますから、そこから個人の判断で行動することができます。もっとも、情報を生かすも殺すも個人の意識と知識。それを涵養する意識を普段から持っているかいないか、それが生死を左右する時代になって行くでしょう。

「お上」に頼ろうとしても、大災害下ではしばらく「お上」が機能しないという当たり前のことを、東日本大震災は目の当りにさえてくれました。でも、他人事として見ている人は、「自分の所は大丈夫」と根拠無く思っていたりしますし。

まあ、状況が悪くなればなるほど、普段のツケを払うことになりますよね。それを本気で恐れられるかどうか。

部屋の掃除は良いと思います。いろいろな発見もある、家の災害対策の原点と言って良いかもしれません。家具の固定とかなんとか言われますが、実際の場所を見てみれば、いかに難しいかがわかります。まずはそこからですね。

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