【豪雨・落雷・竜巻に警戒】関東地方で大気が不安定に
■6月24日18:25追記
横浜市で落雷を受けた方のひとりは重症という続報に接し、本文を一部修正しました。また、各地で激しい降雹が観測されていることから、関連過去記事リンクを追加しました。
(以下本文)
今日はアリューシャン列島と南太平洋の地震について書こうと思っていたのですが、それよりも関東地方が大変なことになっているので、急遽変更します。
今日6月24日の関東付近は、上空に流れ込んだ強い寒気のために大気が不安定になっていて、明日25日まで豪雨、落雷、竜巻などの危険が続きます。横浜市の公園では男性二人が雷撃を受けてしまったようです。
このような気象条件の場合、最も恐ろしいのは落雷です。洪水や竜巻はまだ時間的に対処のしようがありますが、落雷はところ構わずいきなり発生し、致命的な結果になりやすいからです。
黒い雷雲が近づいて来たら、開けた場所や木の下などには入らず、建物の中や車の中に避難するのが基本です。しかし空が明るくても、雷鳴ひとつ聞こえなくても突然落雷するということもありますから、「大気が不安定」と言われる時に屋外で活動する場合には、スマホや携帯などで気象レーダー画像をチェックして、強い雷雲の動きをチェックし続けることをお勧めします。早めの避難以外に、効果的な防御策は事実上ありません。
このような気象条件では竜巻も発生しやすいのですが、気象レーダー画像で赤色で示される激しい降雨域の大きさが直径数kmを超えるくらいになると、竜巻が発生する確率が急上昇しますから、竜巻に遭遇しないためにも、気象レーダー画像のチェックをお勧めします。
当ブログでは、過去記事で落雷に対処する方法をシリーズ記事でお送りしておりますので、リンクします。これから、このような気象条件が頻発する季節になりましたので、是非チェックしておいてください。リンク先記事の初回掲載は2012年5月です。
なお、リンク先の過去記事には文末にブログランキング投票タグがついていますが、現在はすべてのブログランキングへの参加を取りやめていますので、無視してください。
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