台風11号予想日米比較
強い勢力を持つ台風11号HALONG(ハーロン)が接近しています。今後は日本列島に接近し、西日本に上陸する可能性が高くなって来ました。上陸が予想される場所は、高知県付近とされていますので、再び付近が豪雨に見舞われる可能性があります。接近中の大雨も含めて、厳重な警戒が必要です。
さて、この時点での気象庁の針路予想と米海軍のNRL(Naval Reserch Laboratory)発表の予想を比較してみます。まず、気象庁発表の図表をお借りしました。
続いてNRAサイトからお借りした図表。表示時刻はグリニッジ標準時です。(日本時間マイナス9時間)
現時点ではNAR発表の方が若干東寄りのコースを取る予想になっていますが、概ね同じと言って良いでしょう。いずれにしても、九州から四国地方が再び豪雨に見舞われる可能性が非常に高いので、先の豪雨に遭っている場所では、氾濫や土砂災害に対してより一層の警戒と対策が必要です。
水防対策以外では、山崩れや土石流災害に備えて、危険地帯の方は台風接近前に安全な場所へ避難、移動されることをお勧めします。繰り返し豪雨を受けることで、脆弱性のある斜面は非常に崩れやすくなっているからです。手遅れにならないうちに、早めに行動してください。
■当記事は、カテゴリ【気象災害】です。
« 【ニュース解説】高校生が雷撃受け重体 | トップページ | エボラ出血熱アウトブレイク! »
「気象災害」カテゴリの記事
- 巨大台風襲来の時代に【その2】(#1384)(2019.11.01)
- 巨大台風襲来の時代に【その1】(#1383)(2019.10.21)
- 台風15号と千葉大停電《その3》(#1382)(2019.10.01)
- 台風15号と千葉大停電《その2》(#1381)(2019.09.27)
- 台風15号と千葉大停電《その1》(#1380)(2019.09.25)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント