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2014年10月 2日 (木)

【台風18号】日本列島直撃コースに乗る

大型で非常に強い台風18号が接近しています。予想される針路のうち西寄りのコースを取った場合には、西日本から東日本を直撃する可能性が高くなってきています。

10月2日15時45分時点での中心付近の気圧は935ヘクトパスカルで、今後日本の南海上を進みながらさらに勢力を増す可能性があります。九州接近時には、超大型クラスになっているかもしれません。

台風の接近に伴い、北海道も含めた日本列島全域で豪雨となる可能性も高く、暴風雨災害だけでなく水害、土砂災害が多発するレベルとなるでしょう。竜巻の発生も懸念されます。

台風18号の予想針路は、巨大被害をもたらした1959年(昭和34年)の伊勢湾台風の進路に近くなっています。過去、伊勢湾台風に近い進路を進んだ台風では、何度も大きな被害が出ています。

伊勢湾台風の最低気圧は895ヘクトパスカル(当時はミリバール)でしたが、台風18号も同程度の勢力になってもおかしくありません。甚大な被害が予想される台風です。

気象庁と米国のNRL(Naval Reserch Laboratory)発表による、10月2日午後6時時点で最新予想針路図をお借りして掲載します。
NRLの日付・時刻表示は世界標準時で、日本時間マイナス9時間です
T18j

T18

台風18号は、敢えてくだけた言い方をすれば、日本各地に“シャレにならない”レベルの影響と被害を与える可能性があります。水害、土砂災害が起きる可能性がある場所では、今回は災害が起きるものとして、早い段階での対策と避難が必要です。“様子見”している余裕は無いものと考えなければなりません。

まさに、伊豆大島や広島の教訓を生かすべき時です。あなたの周囲では、暴風雨、竜巻、豪雨が来たら何がおきますか?まずそこから考えてください。さらに、停電や交通機関への影響もあるものとして考えてください。そして手遅れにならないうちに、対策や避難をしてください。

台風が自分の居場所を直撃するのを見極めてからでは遅すぎます。この段階で“来るもの”と考えて、今から対策を始める必要があります。

当ブログでは、カテゴリ【気象災害】の過去記事で、各種の気象災害への対処方法をまとめています。下記リンクから是非ご覧ください。

カテゴリ【気象災害】過去記事


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