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2014年11月13日 (木)

【徹底的に防水・防寒を考える14】街中でずぶ濡れ!【応用編6】

前回記事から続きます。今回も当ブログオリジナルの内容が含まれます(いいかげんしつこいw)要は、他人のふんどしで相撲取らないで(商売しないで)いただきたいということです。曲りなりにも“プロ”を名乗るみなさま。


さて、前回はレジ袋を靴の中に履き、頭にかぶりました。今回の内容に行く前に、ちょっと前回の補足を。

【くるぶしを冷やすな】
レジ袋を靴の中に履いた際、くるぶしの部分も覆って軽く縛るようにします。

くるぶしの周りは筋肉が少なく、暖かい血液が流れる動脈が皮膚のすぐ下にあるために、熱が逃げやすいのです。

ですからそこを覆って水濡れを防ぐことで、足先の冷えを効果的に抑えることができます。厚手の靴下を履くのと同様の効果があるわけです。

では、今回の内容に行きましょう。

【手を冷やすな】
今度は、レジ袋を手袋代わりにします。手先も人体の末端で、とても冷えやすい場所です。そこを水濡れから守ることで、指先の冷たさを効果的に抑えます。

レジ袋を手にかぶせ、手首より肘に近い部分で軽く縛ります。手袋の上からならばさらに効果的です。

手首もくるぶしと同様に動脈が皮膚に近く、保温しないと血液がどんどん冷えてしまう場所なので、重点的に防水と保温をすべき場所なのです。

防寒手袋が手首の部分まで覆うようになっているのは、そういう理由からです。

指先を出しておきたい場合には、レジ袋を軽く畳んで、リストバンドのように手首に巻いておくだけでも、かなりの効果があります。

これは普段の生活でも応用できることで、例えば寒い場所で手袋を使えない作業をする場合、手首にリストバンドやサポーターをつけているだけで、指先が断然楽になります。

なお、保温のために理想的なものは、ネオプレンゴム(ウエットスーツの素材)のサポーターです。

足先や指先の冷えによる苦痛は、体力云々以前に気力を萎えさせます。そこを保温することで、過酷な状況を戦い抜く気力を、きっとあなたに与えてくれるでしょう。

【首を冷やすな】
次の重点は首。もうおわかりかと思いますが、首も動脈が皮膚に近いので、放熱が盛んな場所です。特に首の後ろ側。

熱が出た時や熱中症対策で首の後ろを冷やすのは、頸動脈と頸静脈を流れる血液を冷やして、体温を下げるためです。つまりそれだけ血液に外部からの熱が伝わりやすく、同時に逃げやすい場所ということです。

タオルやスカーフ、マフラーがあれば良く絞ってから首に巻き、その上から切り開いたレジ袋をかぶせて水濡れを防ぎます。フードの中で巻けば、さらに強力な保温効果があります。

もちろん、レジ袋を直接巻くだけでもかなりの防水・防寒効果があります。

【あとはもうできるだけ】
以上で、レジ袋による重点保温部位は終わりです。簡単にまとめましょう。
■足先(くるぶし)
■頭
■手先(手首)
■首
この4カ所を守ることで、冬の冷たい雨の中でも気力と体力を維持しやすくなるのは確実です。

しかし、これをやったからと言って、体感的にすごく楽になるかというと、そうでもないでしょう。あくまで、エネルギーの無駄な消費を抑えることで、何もしない場合に比べてずっと長時間行動できるようになるということです。

あとは、手に入るだけのレジ袋をいろいろ使って、できるだけ防水・防寒をするだけです。例えば
■開いたレジ袋を肩周りにかけてから上着を着て水の浸透を防ぐ
■レジ袋を軽く畳んで腹周りなど(下着の上)に入れて保温(冷えておなかが痛くならないように。人が多い街中で、断水でトイレは使えません)
■固定方法があれば、上着の上に開いたレジ袋をかけて防水
■バッグを包んだり、バッグの中身を包んだりして荷物の防水
など。

ここで想定しているのは、都市部の大災害下です。あなたは膨大な数の帰宅困難者のひとり。停電し、交通機関はすべて止まり、食事することも雨宿りをすることもできず、救援も期待できない中では、自ら行動し続けるしかありません。冷たい雨や雪の中であきらめて立ち止まることは、死を意味すると言っても過言では無いのです。

もちろん雨や雪が降っていなくても、このような対策をすることで、あなたが目指す場所にたどり着ける可能性を、大きく高めることになるでしょう。

でも、例えば東京都で想定される帰宅困難者650万人の中で、あなたが防水・防寒に必要な資材を手に入れられる可能性は、どれだけあるのでしょうか。

次回からは、まとめ編に入ります。

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ネオプレン リストバンド
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ネオプレン サポーター
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■レジ袋販売ページ(Amazon)へのリンク(下段はモバイル用)※シャレです。念のためw
レジ袋
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■当記事は、カテゴリ【防災用備品】です。

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