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2014年12月28日 (日)

エアアジア機が消息断つ

当ブログの趣旨とは異なりますが、交通機関、特に航空機事故に関しては、管理人の個人的趣味で関連記事をアップします。

また、マレーシア国籍機が消息を絶ちました。

12月28日、スラバヤを発ってシンガポールに向かっていたエアアジアのA320型機が、巡航飛行中に突然姿を消したのです。

報道によれば、消息を絶った場所周辺は悪天候で、アサインされた巡航高度32000フィートから、雲、恐らく積乱雲を避けるために西側へ航路の変更と38000フィートへの上昇をリクエストした直後に、何の兆候も無く連絡が途絶えました。

機体の便名、高度、速度、飛行方向などを自動的に応答するATCトランスポンダというシステムの応答が消えたのです。

当稿執筆時点では、航空管制レーダーの記録については言及されていませんので、どのような記録が残っているかはわかりません。


【機体破壊か?】
一般的には、高度1万メートル付近の巡航高度を飛行中に何の兆候も連絡も無いまま消息を絶つ状況は、ごく短時間のうちの致命的な機体破壊くらいしか考えられません。

具体的には大規模な機体破壊による電源の喪失、アンテナの破壊による発信途絶などです。

そんな状況をもたらすのは、外部からの攻撃、爆発物などによる短時間で大規模な機体破壊、乱気流による瞬間的な空中分解などが考えられます。

さらに、ハイジャックまたはテロによって機体が掌握された可能性もあります。

加えて、今年3月に発生したマレーシア航空370便不明事件以後は、故意によって管制無線やATCトランスポンダが切られるという異常事態も考慮しなければならなくなりました。

さすがにその可能性は除外しても、とてつもない異常事態なのは確かです。


仮に全エンジンが停止しても、無線の発信やATCトランスポンダによる緊急事態の宣言(スコーク7700の発信)は可能ですし、何らかの理由でまっ逆さまに墜落を開始しても、巡航高度からならば地上まで数分かかります。

機体が大規模に破壊されていなければ、その間に何らかの連絡が可能なはずなのです。

そうなると、やはり大規模な機体破壊が起きたというのが合理的な考えとなります。


【乱気流の可能性】
現場付近は悪天候だったとのことで、まず乱気流による機体破壊が考えられます。

1966年、英国海外航空(B0AC)のボーイング707型機が富士山上空で激しい乱気流に巻き込まれ、瞬間的に空中分解して乗客乗員124名が死亡した事故が思い起こされますが、果たして現場周辺でそのような強い乱気流が発生していたのかどうか、飛行ルートは実際にはどうだったのかなどの解析が待たれます。

しかし、通常の飛行をしていれば、乱気流による大規模な機体破壊はまず起きません。前記のBOAC機事故は、機長が乗客に富士山を良く見せようとして高度を下げすぎ、富士山特有の激しい乱気流に巻き込まれたことによるものです。

もちろん、管制へは通常の飛行ルートを飛んでいると連絡していました。

そのように、管制への連絡と実際の飛行ルートが異なっていれば、不測の事態が起こりうる可能性も増して来ます。


果たしてエアアジア機に一体何が起こったのか、今後の情報を待ちたいと思います。

事故の理由に良いも悪いも無いのですが、テロやハイジャックによるもので無いことを願いたいと思います。


■当記事は、カテゴリ【日記・コラム】です。

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