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2014年12月15日 (月)

冬も過激になって行く

日本列島上空に寒気が流れ込み、日本海側を中心に大雪に見舞われています。

雪による交通機関の障害も多発している一方で、かつての冬場にはあまり見られなかった、竜巻と思われる突風災害も起きています。

年を経るにつれ、日本周辺の気候が”過激化”しているのを感じざるを得ず、今後この傾向はさらに顕著になって行くと思われます。

それは、冬の生活の中で気象災害に遭遇することが急増することを意味します。


【身近になる”災害”】
豪雪、竜巻、雪崩などの大規模災害でなくても、雪などによる交通機関の不通、道路障害や停電などで、雪や寒さの中に取り残されるような状況に遭遇する可能性が、確実に高まっているのです。

そこで、そんな中で長時間耐久できる防寒装備が、より望まれることとなります。

暖房が無い中で長時間過ごすためには、普段の生活やビジネスの服装では不足です。そこで重点的にガードしなければならないのは、下半身。

寒い場所では冷気が低い場所に溜まり、ただでさえ冷えやすい下半身が、より冷やされることになります。

そんな時、アルミレスキューシート一枚を下半身に巻けるだけでもはるかに暖かく快適に過ごすことができ、状況によっては健康状態も左右します。


【まず最低限の装備を】
クルマのトランクには、膝掛けにもなる予備の防寒ジャケットなどを載せておきましょう。冬の屋外作業着も兼ねて、安物で十分です。

さらに安物のシュラフでもあればさらに快適。シュラフは冬用の厚いものでなくても、クルマの中ならば春夏秋スリーシーズン用の封筒タイプで十分。それを広げれば、2~3人用の膝掛けにもなります。


公共交通機関で移動する際にも、最低でもアルミレスキューシートの装備を。車中で暖房が無い状況を考えれば、下半身をすっぽり包める寝袋タイプが良いでしょう。

災害対策とは、何も大規模災害に対応するためだけではありません。遭遇する可能性がより高い危険に対して、できる備えをすることから始まります。


【さらに複合災害に対応を】
気候が過激になって行くということは、複合災害に遭遇する可能性も高くなるということです。

立ち往生した車中に留まるなどはまだ安全な方で、寒冷地で暴風雪や竜巻に遭遇する、交通機関が途絶した中で、雪や冷雨に降られる、そして、雪や冷雨の中で大地震が起きるなど。

そのような、寒さの中で屋外に放り出され、支援も受けられないような状況にも、できるだけ対応できる装備が必要です。

そのレベルになると、装備の有無が生死を分かつことにもなって来るのです。

そんな状況をどれだけ現実問題として真剣に考えられるか。別に、常に重装備をしている必要などありません。ちょっとした負担だけで、結果は大きく変わって来ます。

まずは、最初のひとつから始めましょう。


■当記事は、カテゴリ【防災用備品】です。

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コメント

昨年に北海道で凍死した事故がありましたね。

http://matome.naver.jp/odai/2136237031615732001

痛ましいとは思いますが…
親が子を温めて子を守ることを美談のように捉えてましたが、
私の中ではかなりの違和感がありましたね。
9才の児童が守ってもらえるべく親のジャッジミスまたは準備不足で、
将来に渡る精神的・経済的苦痛を味合わなければならないわけで、
どうもしようもなかったかも知れませんが無念だろうなとしか思えません。

当方は関東なのでイマイチ感覚的にはわかりづらいのですが…
想定もしていないので対処法も考えてはおりません。
書きっぱなしでなんですが、どうしたら良いと思いますか?

>whokiさん

過去に記事にもしていますが、私もかなり違和感を感じますね。あの場合の答えは明白です。あれは単純に判断の誤りに過ぎません。

私は北海道在住時代にあんな気象を何度も実体験していますが、あの中を子連れで車外に出るという感覚は理解できません。

軽トラが脱輪してエンジンが停止しても、既に通報済みだったわけで、最悪でも数時間程度の耐久で救助されたでしょう。あの状況では、車の中にいるべきだったのは確実です。

車の中で身を寄せて暖めあっていれば、ほぼ間違いなく生き残れたのです。気温がマイナス6℃ということで、それほど寒かったわけでもありません。

恐らく、家の近所だったことと、孫に寒い思いをさせたくないという思いから、脱出を試みたのでしょう。でも、周囲に目標物が無い郊外では地元の人さえ方向を失うということが、猛烈な地吹雪の恐ろしさを表しています。

あの恐ろしさは、実際に体験しないとわからないと思います。私の感覚では、スーツに防寒ジャケットという仕事着では、あんな中では10分以内に倒れると思いましたよ。30分間歩くなど、相当の重装備をしていないと無理でしょう。

海外の話ですが、カナダの山中を単独走行中に遭難した例では、夜間はマイナス20度程に下がったものの、エンジンがかからない車の中で2週間生存した例もあります。

車中にいれば風とたたきつける雪は完全に防げるわけですから、猛吹雪の中で絶対に車外に出るべきではないのです。

これがj本州の関東以西くらいになれば、積もった雪が舞い上がる猛烈な地吹雪はあまり起きませんから、多少は車外行動できる可能性が出てきます。

それでも、十分な知識と装備が無い場合には、無闇に車外に出るべきではないでしょう。耐久中も可能ならば時々車外に出て、マフラー周りとラジエーター周りの雪を払うことで、エンジン停止やオーバーヒートを防ぎます。

ラジエーターに雪が詰まると、通風しなくなって氷点下でもオーバーヒートします。

身を挺して孫を守ったといえば美談ですが、寒冷地サバイバルとしては、完全に間違った判断に過ぎません。

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