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2015年1月 6日 (火)

超満員のホールで行動の選択肢を考える

新年2発目はこちらの記事。


管理人が大箱ライブに行くと書く、なんとなくシリーズ化している『超満員の○○で××を考える』、今回は昨年末のクリスマスライブ参戦記です。

会場は埼玉県のさいたまスーパーアリーナで、27000人を超える観客で超満員。でもこれはライブに限ったことではなく、ビッグイベントでは常々思っていたことです。

実は管理人、ライブ参戦時は車椅子の友人の介助者として特別席に入ることが多く、今回もそうでした。人混みの中では移動に時間がかかるので、時間に余裕を持って早めに入場しました。


【間に合わないよ】
特別席に入った後、開演までまだしばらくあるので一旦喫煙所へ行き、開演15分前に戻ろうとしました。

そこで男子トイレを見てびっくり。とても15分ではけないほどの、長蛇の列になっていたのです。喫煙所へ行く前より、さらに列が伸びています。

こちらはもちろん入場前に身障者トイレで用を済ませているので問題無いのですが、あの段階で列が伸びていることが、他人事ながらちょっとショックではありました。


4時間近く続くライブ前には誰でもトイレを済ませておきたいわけで、ファン心理としても、途中でトイレに立ちたくもない。超満員の開場前にトイレが混むのは、考えなくてもわかります。

ライブに限らず、大型イベント開始直前にはどこでも同じですし。

それでも、開演直前に駆け込もうとする人がとても多いということです。もちろん、中にはギリギリで会場に着いた人もいるのでしょうが。


【考えて、先回り】
このようなこと、実は良くあります。例えば大型イベントの昼時。レストランや売店は長蛇の列となりますが、時間を30分ほど、特に前にずらせばかなり回避できたりもします。

冬場ならば、大きなスキー場のレストランなどもそんな状態です。12時過ぎに入るともう座る場所も無いような状態ですが、これが11時半ならばかなり余裕があります。

管理人がそんな場所に行く時は「昼飯は11時」。1時間前倒しすれば、かなり余裕です。基本的に人混みや行列が大嫌いな管理人としては、これは絶対です。

ちょっと早いかなと思っても、席が無くて右往左往するのはゴメンです。


【非日常に対応せよ】
多くの人が集中する場所は、ある意味で非日常空間です。普段の生活パターンは通用しません。

それでも、トイレはいつでも多少待つくらいで入れると思ったり、昼食は12時からと普段の考えで行動する人が多いということです。

そこでちょっと行動を変えるだけで、楽をできることはいくらでもあります。例えば、幹線道路が大渋滞で並行する道が空いているような時、多くのドライバーは幹線道路から外れようとはしません。 そこで裏道を行くちょっとした“勇気”があれば、ずっと短時間で移動できるようなことはいくらでもあります。

土地勘が無くても、ナビでいくらでも調べられるにも関わらず。

面白いもので、大渋滞の中から脇道に抜け出すような動きをすると、何台かのクルマがついて来ることが多いのです。

管理人とて土地勘があるわけでなく、知らない街でナビだけで脇道に入るのは、ちょっとした“非日常へのチャレンジ”です。もしかしたら袋小路や通行止めにぶつかるかもしれない。それでも、大渋滞よりははるかにマシ。

でも、誰かが動かなければ動かない人、誰かにくっついて漁夫の利を得ようとするような人、それでも動かない人の方が多いのです。


【災害時はどうなる?】
こんなことが、究極の非日常である災害時ではどうなるでしょうか。

どこにいても、災害時ならば避難所に行けば必ず救援を受けられると考えていたり、帰宅困難時は支援施設に行けば良いと考えていませんか?つまり、他力本願。

地方の小都市ならまだしも、人の数が圧倒的に多い大都市圏では通用しません。人の多さは、それだけで“凶器”です。

例えば、首都圏で大地震が起きたら帰宅困難者は650万人ともそれ以上にもなると言われています。そこで、仮に50万人分の支援施設があっても(実際にはそんなにありません)、そんなものは無いに等しいのです。

その支援が施設が満杯になる前に、それがあなたの前に現れるどうか。そんな偶然だけに左右されます。支援を受けられたら、単にラッキーだったということに過ぎません。


【キャパシティを考えよう】
実は管理人、かつてイベント業界にいたことがありましたので、ピーク帯の滞留者が約○○人で、その××%がある行動をして、平均所要時間が△分だから、ここのキャパシティはどれだけ必要だというような考え方をします。

でもそんな理屈を考えなくても、人がいっぱい→トイレや食事は混む→ピークはいつだ?→ならばピークを外すというような単純な考えひとつあれば、かなり楽ができます。

特に、ひとつの場所に万単位の人が集まるような状況では、人が集中する場所のキャパシティを考えてピークを避ける、とりわけ、なんでも前倒しして早めに行動することが大切です。


先日のライブ会場で言えば、ちょっと離れた場所には入場前に使える空いているトイレはいくつもありました。

それでも、トイレは直前に一番近くで済ませるという“普段の考え”の人が少なくなく、それは開演に間に合わなかったり、結局用を済ませられずに途中で席を立つという不利益となって、自分自身に跳ね返って来るのです。


【災害時はもっと厳しい】
ここではイベントを例に取りましたが、災害時にはそんな考えも通用しなくなります。

災害時は、人が集まる場所のピークは発災とほぼ同時に発生し、それがしばらく続くのです。


我が国では、災害時でも辛抱強く行列をする被災者の姿が当たり前となっていますが、どこでも、いつでも必ずそうだと考えていませんか?

過去の災害でも、メディアで採り上げられた状況だけが現実ではありません。外国ほどでは無いにしろいくらでも酷い状況はありましたが、報道されていないだけです。

そして首都圏。人の数は圧倒的に多く、様々な考えの人がいます。必ず秩序を保てる保証など、どこにもありません。全体的には世界最高レベルの治安状態が維持されようとも、問題は“あなた自身に何が起きるか ”ということに集約されます。


そんな状況では、自身の安全のためには人が集まる場所を避けるような行動も必要です。普段から何も備えていない人ほど、支援を声高に要求することになるでしょう。そんな場所には、できれば近寄らないのが賢明です。

そして、そんな中で危機回避を可能にする、あなたの選択肢を増やすことになるのが、普段からの考えと装備なのです。例えば、水や食事の支援を1回『受けなくて良い』だけで、災害直後における行動の自由度がどれだけ拡がるか。

雨や雪が降っても歩き続けられる装備が、どれだけあなたの身体的危険や健康状態を守り、安全度を高めるか。

それを、現実の問題として考え、現実的な備えをしてください。大型イベントなどのプチ“非日常”では、ちょっと考えて行動を変えるだけで、とても楽ができます。

そして本当の“非日常”は、突然やってきます。そんな時、日頃からの備えは、あなたが安全に『生き残る』ための選択肢を、大きく増やすのです。

開演直前のトイレの列を見て、そんなことを考えたクリスマスイブでした。

■当記事は、カテゴリ【日記・コラム】です。


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