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2015年2月10日 (火)

【ホイッスルトライアル06】究極のレスキューホイッスルとは?

当シリーズの最後に、トライアル用に購入したものの、他とのあまりの性能差に別扱いとした、エントリー♯7のレポートです。

まずはその姿をご覧ください。
Sany0019
でかくて、妙な形です。これを我々が普段から装備するのはあまり現実的ではありませんね。この形状は、厚い手袋をした状態でもがっちりと握るためのデザインだそうで。やってみました。
Grab
もっと厚い手袋でも問題無さそうです。

しかもなんとこの笛、水中でも鳴ります。スキューバダイビングなどの緊急時にも対応しているので、ならば納得のデザインと言えます。 実際に水中で吹いてみましたが、空気が抜けるボコボコという音に混じって、ピュルピュルとかなり大きな音が鳴りました。

それなりに深い水中で水圧に抗して吹くのは結構大変そうですが、普通は水中で聞こえることのない高音ですから、注意喚起にはかなり効果がありそうです。なお、水中では空気中より音の伝導速度がはるかに速く(約1500m/秒)、伝導距離もはるかに長くなります。


このホイッスルはとにかく性能を最優先した、過酷な場所で活動する人向けのもので、米軍を始め警察、消防など様々な公的機関で採用されてるとのこと。その名も『ストームセーフティホイッスル』、“嵐笛”です。価格も1480円(Amazon調べ 税別)とかなりなもの。
Sany0010
これも動画でレポートします。文末にリンクしますので、是非ご覧ください。


その特徴は、とにかく音がでかいこと。スマホの騒音測定アプリによる測定結果は最大99デシベルだったものの、録音レベルを振り切って音が割れてしまいました。数値では計れない凄まじさです。

しかも、その音質は耳の奥に文字通り刺さるような感じで、吹いている本人も辛くなるほど。これ以上の性能のホイッスルは、おそらく無いでしょう。

実は管理人、かつてイベント業界にいた時には警察官が吹いているような笛をよく使っていたのですが、明らかにそれを超える音量と音質です。


しかも、弱い息にも十分に対応します。【ため息】でも【湯冷まし息】でも、他の小型ホイッスル以上の音量と聞こえやすい音質です。

特に【湯冷まし息】で、音が裏返るように高音が出ていますが(動画参照)、あれが実に聞こえやすい音なのです。もうすこしだけ強く吹ければ、弱い息でもかなりの実力となります。


音の波形もご覧いただきましょう。下図右側の【湯冷まし息】で、赤い矢印で示した鋭いピークが2ヶ所ありますが、そこが大きく甲高いピーっという音が出ている部分です。
Wave72
これを、トライアルの【湯冷まし息】で最良だった、『コクヨ 防災の達人』と比較してみましょう。
Wave6
ストームホイッスルが、弱い息でもいかに大きな音が出ているかがわかります。 中くらいの【ため息】でも、圧倒的な音量です。


このように、ストームホイッスルはあらゆる場面で究極とも言える性能を持っています。その名の通り暴風雨の中をはじめ、工場などの轟音の中でも最も聞こえやすい笛と言えるでしょう。

過酷な環境で仕事をしたり、ハードなアウトドア活動をする方には迷わずオススメできるものです。ひとりで山歩きする際の緊急用や熊避けにも良いでしょう。その大きさが気にならなければ、もちろん一般の防災用としても最高の性能と言えるでしょう。

では管理人は持ち歩くかというと、EDC用としてはさすがに大きすぎます。でも、アウトドア活動や災害現場など、特別な場所では是非持っていたいと感じるものです。

それから、これはパッケージに書いてあることで実際に試したわけではありませんが、この笛は2万ヘルツを超える人間の不可聴域の音も発していて、いわゆる『犬笛』としての機能もあるので、ハンターが猟犬のコントロールに使っているとのことです。

それでは最後に、動画をご覧ください。凄い実力です。
youtube動画 【音量注意】究極のホイッスルとは?
http://youtu.be/GsY3v8Ms9Vs

■当記事は、カテゴリ【防災用備品】です。


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