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2015年3月11日 (水)

310/311 そして未来へ(#951)

昨日3月10日は、昭和20年の東京大空襲から70年目、そして今日3月11日は、東日本大震災から4年目です。

どちらにも共通することは、ごく普通の人々があまりにも
たくさん、あまりにも理不尽な形で命を落としたということです。

戦争でも自然災害でも、一旦起きてしまえば、多くの人々はその巨大な力に翻弄され、蹂躙されるしかありません。

だから我々が考え、行動しなければならないのは、どちらも「起きる前」なのです。

などと書くと、管理人は反戦主義者とか言われて政治的なレッテルも貼られてしまいそうですが、そういう意味合いは一切ありません。

ひとつの発言で規定されてしまうほど、人の思想は単純なものでもありません。

確かなことは、管理人は戦争も災害も、心の底から怖れているということです。自分でケンカしたり、転んだりしてケガをするならば、それはほぼ自分だけの問題です。しかし戦争や災害は、その巨大さこそが、底知れぬ恐怖の根源なのです。

戦争を起こさないようにするのも災害対策を進めるのも、突き詰めればひとつの理由に収束して行くのではないかと思います。

それは、誰も理不尽な死に方はしたくない、誰も死なせたくないという、根源的な祈りです。

どんな考えの人も、どんな立場の人も、死んでしまったら終わりなのですから。何があっても生き残り、生き延びなければなりません。

そのために何ができるかを考え、行動するのは、戦争も災害も起きていない、平和な時期です。

「起きてからでは遅い」のです。


一方、戦争や災害は生き残った人にも大きな傷を残し、復興のために大きな負担を強います。

そして今、「たった4年前」の巨大災害の傷に苦しみながら、そこから立ち直るために力を尽くしている人々がいます。

その人たちのために何ができるか、改めて考えたいと思います。

今更、「絆」なんて言わなくても良いのです。日々の生活の中で、それぞれの事情に合わせて、できることをする。例えば被災地の産物を選んで買い、機会があったら被災地を訪れ、10円でもいいから募金するなど。

それがたくさん集まれば、経済的にも精神的にも、被災地を応援する大きな力になります。


特に、これから社会の中心になって行く10代、20代の方々には、ぜひ一度被災地を見に行っていただければと思います。報道だけ見ているのでは、現実はほとんどわかりません。

現地へ行って、そこで何が起きたのか、どれくらいの規模で起きたのか、そこで何が求められているのか、そしてこれから何ができるのかを、肌で感じてください。言うまでもなく、被災地を訪れること自体が、支援にもなります。

そこではきっと、人が生を営むということの根元的な意味を問いかけられるでしょう。そしてその中で、それぞれの答えを出してください。

もっとも、これが正解というものなど存在しません。ただ、あの場所に立って感じ、考えていただければと思います。

その思いは、70年前に空襲の焼け野原に佇んでいた人々の思いに、きっと近いはずです。

■当記事は、カテゴリ【日記・コラム】です。

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コメント

こんにちは。

戦争賛美者はそれに伴う利益がある人か想像力が欠如している人なんだと思います。
憲法9条信者もまったく同じだと思いますが。

太平な世が続くと危機感が少なくなっていってしまいます。
そうすると危機管理能力が低下し、想像力が欠如していきます。
人間想像している以上のことには体が動きません。
逆にいうと想定していることには対処が可能だということです。

このブログはそういった想定力の一助になっていると思います。
継続は大変だと思いますがこれからも頑張ってください。


※下記ネタです。
http://blog.livedoor.jp/namida2ch/archives/40797391.html
ラップでグルグル巻き

>whokiさん

ネタ記事、凄いですね。極限状況でも必死に考え、諦めずにトライし続けたことが生還に繋がったのでしょう。状況によりますが、ひとつ違った方法があるなと思ったのは、裸にビニールを撒くより、濡れた服を一旦脱いで絞ったあと着て、その上からビニールを巻くほうが保温性が高まります。より多くの空気層を作れるからです。

我が国で戦争というと、どうしても太平洋戦争の対米戦と本土空襲というイメージですが、あのような全面戦争はどこでももう起きないでしょうし、焦土作戦のようなものは、現代では全く非現実的です。

大切なのは、戦争と戦闘を一緒くたにしないことと、軍事力は抑止力でもあるということを認めることかと。問題は、バランスと使い方です。

少なくとも、なんでも話し合いで解決できるとか、軍事力を持たなければ戦争に巻き込まれないというような夢物語は信じていませんし。

いろいろ意見はありますが、これ以上表で書くとブログの主旨から外れますので、この辺にしておきます。なにしろ、戦争の抑止もメランコリックな感情論ではなく、かなり技術論で語れるものなのですが、そういう議論はあまりありませんね。

当ブログでは、「何が起きるか、そこでどうするか」や「Think yourself」ということなどをテーマにしています。想定の一助になるとおっしゃっていただけるのは。大きな喜びです。今後も、なんとか続けて行きたいと思います。

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