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2015年4月14日 (火)

山手・京浜東北線が9時間以上ストップ(#967)

4月12日(日)の早朝、東京のJR秋葉原-神田駅間で架線柱が転倒し、その撤去作業のために山手線と京浜東北線が9時間以上に渡って運転を見合わせました。


【現場へ行きました】
実は管理人、事故発生日の朝には近くにいましたので、現場へ行ってみました。早い話が野次馬ですが、現場付近の高架下は人もあまりおらず、実に静かなものでした。そこが現場だということを、地上の通行人もあまり気づいていなかったようです。下画像は、高架下から管理人が撮影しました。
Stem
高架橋上の架線柱が、大きく傾いています。

次の画像は頂き物ですが、午前7時ごろ、現場を徐行して通過する電車内から撮影したものです。
Stem2

管理人が現場に着いたの時間は午前10時頃で、まだ架線柱が傾いたの倒れたのという情報しか無い段階でした。現場の様子(画像のものしか見えませんでした)から想像した状況は、架空電車線(架線)に張力を与えるための装置がついた柱が、その張力で傾いたのではないかということでした。ならば基礎の施工不良辺りかなと。

一枚目画像の、傾いた柱についている二本の筒状のものが、架線に張力を与える装置です。

しかし二枚目画像で倒れた柱上部のトラス部分が切断されているのを見て、お役ご免で撤去を待っている柱であると気づきました。本来は二本の柱がトラス構造のビームて繋がれている門形の構造物なのですが、トラスが切断されて構造強度がかなり落ちていたのです。しかし、まだ隣の張力装置(テンショナー)付きの柱とは張力ワイヤーで繋がっていて、二本が連鎖的に傾き、倒れたこともわかりました。

一枚目画像の傾いた柱は、まだ一方がトラスビームと繋がっていたために、転倒を免れたようです。なお、転倒した柱は架線柱ではなく、架線に給電するための電線を支持する「電化柱」だったそうです。


【これが平日だったら!】
事故の状況はともかく、これが平日だったなら、大変な混乱になっていたことは想像に難くありません。さらに、他の線区、例えば東海道本線にも影響していたならば、通勤列車だけでなく長距離列車もすべて立ち往生という状態になったのです。

それ以前に、倒れた柱が列車を支障、早い話が衝突したり脱線を招いたりすることも無かったとは言い切れません。そう考えると、事故は起きてしまったものの、実に幸運が重なったということもできます。

ひとつ条件が違っていたら、さらにとんでもない混乱になっていたかもしれないのです。今回は、あくまでかなり幸運でした。しかし、つくづく何が起きるかわからないなと、現場に立って改めて思ったのでした。


■当記事は、カテゴリ【日記・コラム】です。

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