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2015年5月16日 (土)

【被害妄想解消w】気象庁に電凸しました(#989)

ひとつ前の記事(#988)で、管理人は5月13日の宮城県沖地震(M6.8、最大震度5強)はプレート境界型地震だという気象庁の見解に疑問を呈しました。

そこで、自分の見解との齟齬を埋めるべく、気象庁に電話で問い合わせをしました(一部ネット界で言うところの電凸であります)

まずは、お忙しい中で管理人の質問に丁寧にお答いただいた担当者様に、この場で改めて御礼申し上げます。ありがとうございました。

その結果、管理人の疑問(と被害妄想w)は、完全に解消したのです。


【間違いではないが、正しいとも言えない】
この見出しが、管理人自身の見解に対する結論です。以下、その理由です。


電凸の結果、5月13日の宮城県沖地震は東北地方太平洋地震(東日本大震災)の余震に当たるプレート境界型地震ということで間違いないということが理解できました。

では、管理人の『スラブ内地震である』という判断は誤りかというと、素人レベルでは判断しようのない部分だったのです。


【深いプレート境界型地震だった】
担当者様の説明によると、今回の地震は海側の太平洋プレートと陸側の北アメリカプレートの境界部分の深い場所(震源深さ約46km)で発生した地震ということでした。

震災本震のような一般的なプレート境界型地震は、両プレートが接して固着している部分で発生するので、震源深さは20~30km程度となります。しかし、その先もプレート境界は地下深くまで続いているわけで、深さ40~70km程度でもプレート境界型地震は発生するというわけです。

ここで、いつもの模式図を掲載します。
Mini
図中の3番が、管理人が『スラブ内地震』と分類する地震ですが、奇しくもというか、この図でもプレート境界の深い部分で起きているようになっています。

ちなみにこの図は、某地震学者氏が監修したものを管理人がアレンジしてオリジナル製作したもので、内容的にはきちんと裏付けがあるものです。

管理人は上図3番のような地震も、周囲の岩盤内で起きる地震もまとめてスラブ内地震と分類していました。このような見方も、某地震学者氏からの、ある意味で受け売りです。

実際には、管理人がスラブ内地震と分類するプレート境界域(固着域)より陸地側の深さ40~70km程度で発生する地震の場合でも、海側及び陸地側の両プレート岩盤内(スラブ内)で発生する場合と、プレート境界の深い部分で発生する場合の2種類があるということです。

そのような地震が発生する理由は、どちらも海側プレートの移動による圧縮力によるものですから、震災震源域付近においては、ほぼすべてが東西方向に圧力軸を持つ逆断層型地震となります。ですから、発生メカニズムによる分類は不可能です。

では、厳密な意味でのスラブ内地震と深いプレート境界型地震の違いとは。


【素人には判断不能】
と、いうことなのです。違いの最たるものは、その地震波形だそうです。さらに地震動の伝播状況などの違いによる総合的な判断ということでした。

スラブ内地震と深いプレート境界型地震は震央も震源深さもほぼ同じ、発生メカニズムも同じだけど、地震波形など素人が見られない、理解できない次元の要素が異なるというわけです。

ですから、残念ながら素人である管理人には、両者の分類は不可能なのです。


【と、いうことで】
とりあえず当ブログとしては、今後もプレート境界域(固着域)より陸地側の深さ40~70km程度で発生する地震は、すべてスラブ内地震と判断することにしますというか、そうせざるを得ません。

それに、深いプレート境界型地震をスラブ内地震の一種と考えることも、決して誤りではありませんし。ただし、その中にプレート境界で発生する地震も含まれるということも、常に念頭に置いておくことにします。

実際、どちらの地震でも体感的に揺れ方が大きく違うということはありませんので、発生メカニズムなど専門家とヲタ以外にはどうでも良いことかもしれませんが。


なお、一般に岩盤の中で発生するスラブ内地震よりも、プレート境界型地震の方が大規模化しやすいという傾向があります。地上の揺れが震度5弱以上になると気象庁から報道発表が行われますので、特にそのクラスになったらプレート境界型の可能性を考えつつ、発生メカニズムの発表を注視することにします。

もし疑問があったら、また電凸させていただくかもしれません。その際は、またよろしくお願いいたします。気象庁の皆様。改めまして、その節はありがとうございました。


■当記事は、カテゴリ【日記・コラム】です。


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