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2015年8月17日 (月)

炎暑のスタジアムで楽することを考える(#1045)

Ecopa
今回のライブ会場空撮映像。丘の上で日当たりが良い上に、周囲にほとんど日陰ができないのがわかります

管理人が大箱ライブに行くと書く、なんとなくシリーズ化している『○○のスタジアムで××を考える』、今回は静岡県のエコパスタジアム、しかも2デイズに参戦してきました。

いいかげん誰のライブか書けって話ですが、本題と関係無いので書きませんwわかる方はニヤリ、もしくはドン引いてくださいww


【逃げ場が無い!】
2日間とも天気は晴れ、気温は35℃を優に超えるような状態。47000人の観客が入ったスタジアムは、スタンドに屋根はあるものの、日射は強烈です。

ライブ自体は夕方からですが、スタジアム周辺で朝から関連イベントが続くので、管理人は2日間とも朝9時には会場入りして、ライブ終了は午後7時半。2日間、炎暑の屋外に出っぱなしです。

イベントが行われるスタジアム周辺は公園のように整備されていますが、場内に大きな木立は少なく、日陰はあまりありません。ナメてかかると、簡単に熱中症はもちろん、日焼けを通り越してやけど症状になるくらい。郊外だから日射もとても強くて。

ライブ運営側からは、盛んに熱中症注意のアナウンスが流されていましたが、やはり開始前に重症者が出てしまったようで、救急車来てましたね。


【楽しいライブじゃなければ・・・】
今回は、楽しいライブイベントです。でもこれ、別の見方もできます。

この状態は、まさに『真夏の広域避難所』じゃないかと。

今回はイベントですから、集まる人は飲み物や塩キャンディー、帽子などいろいろ準備している人が多いですし、大行列とは言え自販機や売店もあれば、水道やトイレも使えます。

しかし大災害時には、そういうものを全部取っ払って、身体ひとつで同じような状況に放り込まれるかもしれないのです。

そして、炎暑の後には激しい夕立が来るかもしれません。そうなったら、吹きさらしの屋外では傘はほとんど役に立たないでしょう。

管理人は早く会場入りしたおかげでなんとか木陰に陣取れたものの、大半の人は強烈な日差しや、来たかもしれない豪雨から逃げ場がありません。

そんな状態を災害下になぞらえたのは、集まった47000人のうちでも管理人くらいだったでしょうねw

でも、運が悪かったらそれが現実になるのです。

炎暑で日陰、雨宿り場所なし、水、トイレなしの吹きさらしの広場。そんな場所へ避難しなければならないとして、何かモノを持って行けるとしたら、何が必要でしょうか。

それは、皆様がそれぞれお考えになってみてください。そして、それを非常持ち出しに加えておいてください。


【それはさておき】
今回、炎暑の会場で気になったことを記しておきます。

まず、夏場の必須アイテムであるタオル。ファングッズでもありますが、それを首にかけていたり、巻いている人がかなりいました。

一見、当たり前のスタイルですし、首の後ろを直射から遮る効果もあります。しかし、熱中症対策としては、かなり問題なのです。

首の後ろは、動脈が皮膚のすぐ下を通っているので、氷などがあったら真っ先に当てたくなる場所ですね。熱が出た時もそこを冷やしますが、それは頭へ行く血液を冷やすためなわけです。

ということは、血液の熱が外部に放出されやすい場所でもあるということ。“人体のラジエーター”のひとつなのです。

そこをタオルなどで巻いてしまうと、直射を遮って血液温度の上昇を防ぐ一方で、血液からの放熱を妨げてしまい、熱中症に一歩近づくことにもなりかねません。

ですから、暑い中で首に直接タオルをかけたり巻いたりするのは、できれば避けるべきです。

理想的なのは、後ろにも広いつばがある帽子をかぶったり、帽子から日除け用の布を垂らすこと。首の後ろへの直射を防ぎつつ、風通しを確保して血液の冷却を促すべきです。

熱帯地方では、そのような帽子をかぶっている姿が見られますが、それが効果的だからやっているわけです。今や我が国も、下手をすれば東南アジアより暑いと言われるくらいですから、そこはマネをすべきでしょう。

ちなみに管理人、夏の屋外では迷彩模様のジャングルハットを愛用しています。その名の通り高温多湿のジャングル用に開発された帽子ですから、日除け効果も通気性も抜群です。でも、ライブ会場だとそのままではちょっと寂しいので、カンバッジが10個くらいついていますがw


【グッズも兼用しよう】
屋外ライブに限らず、アウトドアでは椅子に座れないのが当たり前。

なのに、グラウンドシートを持ってきていない人、多かったですね。これが都市部のスタジアムならば、周辺はほどんと舗装です。でも今回は、芝生や土の地面が多い場所。折りたたみ椅子を持参している人もいましたが、結構な荷物になります。徒歩移動では、できるだけ荷物は減らしたいもの。

これがキャンプやピクニックならばグラウンドシートは必須アイテムなのですが、屋外ライブという、ちょっと“街”を引きずった状況では、対策がちょっと甘くなっている感じはありましたね。街中そのままのスタイルの人が多くて。

スタジアムにすぐ入れるならともかく、それまでの長時間は、完全なアウトドアなのです。屋外のスタンディングライブならばなおさら。

そんな時、ナイロンのポンチョがひとつあれば、雨具とグラウンドシートに兼用できて荷物を減らせます。しかも、さしかけて紐を縛る場所があれば、日除け雨避けの簡易テントにもなります。

薄いビニール製だと、地面の凹凸ですぐに痛んでしまいますから、使い捨てのつもりでなければ、ナイロン性がお薦め。

それに、夏場のアウトドアはどこへ行ってもゲリラ豪雨(既に死語か?)に遭遇する可能性がありますし、屋外で待ちぼうけを食う可能性もいつでもあります。だから、どこでも座れて日除け雨避けにもなって、もちろん雨具にもなるナイロンポンチョはレジャーでも防災でも、さらにEDCグッズとしても、管理人的には必須アイテムだと考えてお勧めしています。

このような装備も、炎暑や突然の雨の中、そして行き帰りにいかに『楽ができるか』と考えた結果であり、それはそのまま災害対策に応用できる考え方でもあります。


【大丈夫な人もいるけど】
実際に炎暑のアウトドアに長時間いて、特に対策をしなくても、別に問題なかったという人も多いかと思います。

でもそれは恐らく、おおくの場合であなたが若いから。ざっくり言って20代前半くらいまでの方なら、環境への適応力はかなりありますから、なんとかなってしまったりもします。

しかし、若い方ほど限界を超えた途端に一気にガクンと来るわけです。管理人、アウトドアでそういう若い方を結構見ています。

共通するのは、環境の過酷さや身体が発する危険信号を甘く見ているか、知識が無いということ。例えば、炎暑の中で頭痛を感じたら、脱水症になりかけているのに、それでもまだビールだけ飲んでいるとか。

若くて体力がある方ならば、熱中症で生命に危険が及ぶことは、あまりありません。でも、あるレベルを超えると水を飲んでも吸収されず、点滴で水分補給をしなければならなくなります。

そんなことになったら、楽しいアウトドアレジャーが台無しですし、周りにも大迷惑ですね。


【無茶な時代でした】
管理人は、スポーツの最中に水を飲むなと言われた世代です。今にして思えば、あれでよく誰も倒れなかったと思います。実に非科学的な精神論です。

今、水分を採りながら運動するのが当たり前の時代、誰もバテてなんかいないしw

でも、そういうことが結果的に暑さへの耐性をつけていたのも確かですし、今より確実に気温は低かったのです。そしてエアコンもまだあまりなく、普段から“暑さ慣れ”していた部分もあります。

しかし良くも悪くも、あの当時とは環境が全く変わってしまったのです。 そして、この先さらに過酷な炎暑が普通になって行き、それに合わせた対策が必須となって行くことは疑いありません。まだ、ボーダー上というかモラトリアムなのでしょうが、近いうちに、もっとはっきりと”亜熱帯化”して行くでしょう。

それは、インフラが止まる夏場の災害下を、さらに過酷にして行くのです。ライブ前の炎暑の中で、そんなことを考えていた管理人ではありました。


■当記事は、カテゴリ【日記・コラム】です。

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