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2015年10月25日 (日)

【宏観現象による地震警戒情報10/25】今回の変化についてのまとめ(#1073)

10月9日に発生した、千葉県北部の井戸の変化その後について注目してきましたが、この辺りでまとめをしたいと思います。

 

経緯ですが、まず10月9日の晩に、井戸水に震災以来の量とされる砂の混入が見られました。その後砂の混入は一旦収まったものの、数日後から断続的に少量の混入が見られました。そのため、警戒期間を延長して、しばらく様子を見ていました。

 

結果的に、井戸水の変化と関係がありそうな大きな地震は、幸いなことに発生しませんでした。

 

 

【関係ありそうな地震は2回】 過去の経験則から、井戸水の変化に関係がありそうな地震は、小規模ながら2回発生しました。

 

1回目は、10月15日に茨城県南部の埼玉県境寄りの深さ50kmで発生したマグニチュード2.9、最大震度1の地震です。

 

2回目は、10月24日に千葉県北西部の深さ80kmで発生したマグニチュード3.9、最大震度2の地震です。

 

いずれも小規模ですが、震災後に地震が多発している震源域で発生した“良くある地震”であり、過去には井戸水の変化の後に、非常に高い確率で発生していましたので、今回も何らかの関係があったかもしれないと考えられます。

 

ふたつの地震の震央を、下図に青い丸で示しました(わかりやすいように丸を大きくしています)
Matome 茨城県南部の地震は深さ50km、千葉県北西部の地震は深さ80kmと、多発している場所で起きた“良くあるタイプ”の地震です。

 

特に、千葉県北西部の震源は井戸の場所にごく近く、そちらの方がより井戸水の変化と関係がある可能性が高いと思われます。

 

 

【今後も変わらず警戒を】 上記2回の地震も、必ずしも井戸水の変化と関係があるとは言えませんし、これでもうしばらく起きないということでもありません。

 

過去にも、井戸水に大きな変化が出ても小規模地震しか起きなかったり、井戸に変化が無くても近くの震源域で地震が起きたこともあります。

 

震災後に多発している井戸と関係ありそうな地震は、上図の通り茨城県南部から千葉県北西部の比較的深い場所で起きているもので、メカニズム的に震災本震のように超巨大化する、例えば地上に震度6強以上をもたらすような可能性は、ほぼありません。

 

しかし、上図の震源域でも、地上に被害が出るレベルの規模で発生する可能性は、十分にあります。また、上図はあくまで過去の経験則から、井戸水の変化に関係がありそうな震源域を示したもので、関東南部には沿岸部の海底も含めて、他にも活発な震源域が存在します。

 

ですから、やはり『いつどこで起きてもおかしくない』と言わざるを得ません。今後も、もし目立つ兆候がありましたら、お伝えして行きたいと思っておりますが、場合によっては事後報告となることもありますので、その点はご了承ください。

 

 

■当記事は、カテゴリ【地震関連】です。

 

 

 

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