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2015年10月29日 (木)

【シリーズUDL21】衛生編4・こんなのならさらにお手軽(#1078)

■UDLとはUnder Disaster Lifeの頭文字。当ブログが提唱する被災生活の概念です。

アルコール(エタノール)と次亜塩素酸ナトリウム消毒剤の使い方に行く前に、今回は代用品について。


【ちょっと妥協すればお手軽に】
アルコール(エタノール)は、医薬品指定のものならば、肌を直接消毒することができます。

次亜塩素酸ナトリウム消毒剤は、食品添加物指定のものならば、飲み水の消毒に使うことができます。

その代わり、どちらもコスト的には少し高めではあります。

そこで、両者から『肌の消毒ができる』と『飲み水の消毒に使える』という機能を外してしまうと、かなりお手軽な方法が見つかります。


【たっぷり使いたい】
まずアルコール。キッチン用アルコール消毒液も市販されていますが、コスト的にはそれほどお得感はありません。

そこで、家の中や食器などの殺菌に特化してしまって、こんなものを備えておくのはいかがでしょうか。
Alchool_2

業務用アルコール消毒液です。画像のものは5リットルで2000円ちょっとと、かなりお得。管理人も5リットルタンクを備えていまして、スプレーボトルに小分けして、普段から使っています。何より、低コストでたっぷり使えるし、残量をあまり気にしなくて良いのが魅力。

最も使うのが、まな板の消毒。洗剤で洗った後に吹きかけておけば、まな板の傷の中に入り込んでいる細菌まで消毒できます。特に、肉や魚を切った後には欲しいもの。

その他、シンクの隅などカビが生えやすい場所にかけておいたり、生ゴミにひと吹きしておいて、腐敗臭が出にくくするなど、普段からとても重宝しています。キッチンの油汚れをはがす効果もかなり高いですし、エアコンの中のカビを除去するという裏技もあります。値段が高い奴だったら、そんな使い方はもったいなくてw

そしてその手軽さが、UDLではさらに効いてくるのです。環境のあらゆる殺菌に使えますし、特に作業やトイレの後で、手が十分に洗えない時の安心感が抜群です。

溜めた水で手を洗っただけでは何となく気持ち悪いですし、実際に細菌が手に残りやすいどころか、水の中の細菌が再付着することもあるのです。

あれ、肌には使えないんじゃ?という話ですが、法律とか厳密な意味での不適合とかを気にするのならば、その通り。

でも、食品添加物指定されたものならば、「食品の消毒にも使える」ということから、後は皆様の自己判断で。肌に対して完全に安全に使えるとは言えませんが、少なくともUDLにおいては、管理人は喜んで手指や身体の消毒に使うでしょう。

デメリットとしては、市販のアルコール消毒液に比べて、少しアルコール臭がきつい製品もあること、アルコール以外の添加物の効果で、木部などに使うと変色することがあることくらいでしょうか。

なお、業務用アルコール消毒液を選ぶ場合の注意点はふたつあります。
・アルコール濃度が70%以上であること(それ以下だと十分な消毒効果が得られないことがある)
・食品添加物指定されていること

この2点に注意してください。上画像と、文末に販売ページをリンクした製品は、アルコール分約74%で食品添加物指定です。その中で最安値と思われるものを選びました。


【もっとたっぷり使いたい】
さて、次亜塩素酸ナトリウム消毒液も、安価でたっぷり使えるものがあります。洗濯用やキッチン用の、塩素系漂白剤(商品名ハイターなど)です。
Photo
これの主成分が次亜塩素酸ナトリウムですが、少量の水酸化ナトリウムなど他の成分も添加されているので、飲み水の消毒には使えません。

これなど、安価なものは600ccボトルが100円しなかったりしますし、消毒用の希釈液を作るだけならば、1本あれば1年以上普通に使えます。水500ccにキャップ半分くらいしか使いませんから。

主な効能は細菌とウイルスの除去。これがあれば、インフルエンザやノロウイルス感染症が流行しても、家の中に最強のバリアを張ることができます。家の中に感染者がいる場合にも、他の家族に伝染しないようにするために、とても有効な“武器”となるのです。

普段の生活では、希釈液をアルコール消毒液と同じように使うことができますが、注意すべきは、原液に直接触れないことと、換気を良くすること。 原液は肌をかぶれさせる力が強いので、手などについたら、すぐに水で良く洗ってください。希釈液を作る時は、ゴム手袋をつけることをお勧めします。

また、希釈液を撒くとプールのような臭いがしますが、これは微量ながら有毒な塩素ガスです。吸い込みすぎると、人によっては頭痛などが起きることがあるので、使用時は換気を良くしましょう。

言うまでも無いことですが、本来は漂白剤です。色物の服についたら一発で色が抜けてしまいますので、取り扱いには十分に注意を。

裏技的使い方としては、洗濯機に水を張った後、600ccボトルの中身を全部投入して洗濯槽をしばらく回せば、洗濯槽の裏についたカビ菌を死滅させることができます(カビ自体がすべて除去できるとは限りません)。これが100円以下でできるのですから、お得じゃありませんか。


【普段から使おう】
というわけで、今回はアルコール(エタノール)と次亜塩素酸ナトリウム消毒液の安価な代用品と、普段からの使い方をお送りしました。

これらは決してUDL用備蓄ではなく、普段から手軽に使える上に、他のものでは補えない絶大な効果を生むものなのです。

できれば、すべて医薬指定品や食品添加物指定品で揃えられればより良いのですが、今回記事のような安価なものでも、その効果は絶大です。

これらを備えることで、地震災害云々ではなく、近年さらに脅威度を増している各種の細菌・ウイルス感染症に対しても、十分に太刀打ちできるのと同時に、UDL対策を普段の生活に組み込む、ということでもあるのです。


次回は、UDLにおける具体的な使い方を考えます。



■当記事は、カテゴリ【シリーズUDL】です。

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コメント

塩素は飛んでいきますが、水酸化ナトリウムは不揮発性なので、この手の漂白剤を洗い流せない環境であんまり多用するのはよくないかもしれませんね。

>りぴ太さん

ご指摘の通り、強アルカリの水酸化ナトリウムが残留するのは好ましくありませんね。

ただ、キッチン用漂白剤の水酸化ナトリウム含有量は0.5~1%程度ですし、100倍以上の希釈液を環境消毒用に使う程度でしたら、事実上問題無いかと考えます。

私が実際に金属部、木部、塗装部などに希釈液を噴霧した経験でも、変色などの悪影響は出ませんでした。

しかし、ご指摘はごもっともですので、次回記事で注意喚起をさせていただこうかと思います。

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