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2016年2月11日 (木)

【シリーズUDL35】心理編7・一歩を踏み出すために必要なこと(#1133)

Kasetsu
次へ向けて動き出さなければならないけれど・・・(画像はイメージです)

■UDLとはUnder Disaster Lifeの頭文字。被災生活の概念です。

UDLも後期になって、全体の復旧・復興が本格化して来ると、個人レベルでも復興へ向けての『同調圧力』が生まれて来ます。

しかし、災害で大きなダメージを受けた被災者には、なかなか動き出せない人も少なくありません。これからどうなるか、『先が見えない』からです。


【最前線からの声】
このことは、東日本大震災で被災された方、災害派遣で被災者の精神的ケアにも従事された自衛隊員、その他復興支援に従事された方などから、同じような声が多く聞かれました。

しかし、『先が見えない』ことの心理的ダメージは、あまり表からは見えないことが多いのです。

一見、元気で前向きに見える人でも、それは周囲に気を遣って“演じている”ことも少なくありません。責任が大きな人ほど、ひとりになった時などに、不安で押しつぶされそうになっていたりします。

そしてそれが、“災害うつ”とでも呼べるような状態にまで、悪化してしまうこともあります。

そうなると、外からの情報はあまり役に立ちません。あくまで、自分に課せられた、自分自身の問題だからです。むしろ、外からの励ましが、負担になることもあります。

「がんばれ」、「負けるな」、「前を向け」、「ひとりじゃない」

だから何だ。全部わかっているし、がんばってきた。でも、なんで自分がこんな目に遭わなければならないんだ。もう十分ひどい目に遭ったのに、この先どれだけ苦労しなければならないんだ・・・


【ひとりでは抜け出せない】
しかし残念なことに、そんな状態に対する特効薬はありません。そして、多くの場合でひとりではどうにもならないのです。そんな思いを吐き出す場所が無いと、さらに深みにはまってしまいやすい。

ならば、吐き出す場所があれば良いのでしょうか。いや、そんな簡単なものではありません。「あなたの話を聞きますよ」とか「ここでは立場を忘れて自由にやってください」などとお膳立てされて吐き出せるくらいならば、まだなんとかなるのです。

では、どうしたら良いのでしょうか。周りの助けが必要です。しかし、特効薬は無いのです。


【いろいろな方法で】
管理人は、そういう方々のケアに当たった方々に、お話を伺いました。『先が見えない』不安と恐怖、そして疲労に苛まれて気力を失ってしまった人々には、何が必要なのか。

それは単純化できるものではなく、その相手の状態に合わせて、いろいろな方法があるそうです。簡単にマニュアル化したり、トリビアで解決できるものではありません。

ただ、その中で「これはかなり効果的だった」と言える方法が、いくつかあると伺いました。

次回は、その方法です。


■当記事は、カテゴリ【シリーズUDL】です。


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