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2016年9月23日 (金)

【東京防災ってどうよ38】今できる?防災アクション【5】(#1268)

『東京防災』にツッコむ通算38回目、『今できる?防災アクション』の5回目です。

今回も『日常備蓄』をイジり倒します。それにしても、この『どうよ』シリーズ記事終わりが見えないわw


机上の空論5つのポイントw


前回記事に続き、『東京防災』092ページからの見開き記事にツッコみます。
Points
今回は、093ページの『備蓄 5つのポイント』について。重川希志依/常葉大学大学院環境防災研究科 教授監修の記事です。

ところで、管理人は大変な勘違いをしておりました。この重川氏の記事、典型的なオッサン目線に見えたので、すっかり男性だと思い込んでいたんですよ。でも、名前良く見りゃ女性ですね。で、調べてみたら、中央防災会議委員だとか、ニッポンの防災の中枢に関わっていらっしゃる。

でも女性だからと言って家事に詳くないのはおかしい、なんて言いませんよ。男女同権がどうのということじゃなくて、ハウスホールドもやる男性である管理人がそれを言ったら、自分を否定することになっちゃいますからw

ちなみに、重川氏のご専門は建築なんですね。いくら防災に関わっていると言っても、そういう方が家庭防災語らなくても良いと思うのですが。

まあ、前記事でも触れましたが、こういう方もいらっしゃるということで。

では、本編です。1項目ごとに引用させていただきますね。先に言っておきます。今回で5項目完結できませんw


1.冷蔵庫は食料品備蓄庫


一般家庭であれば、冷蔵庫の中やそのほかの買い置き食料品が1~2週間分あると言われています。例えば冷凍庫の中の物から食べ始め、次に冷蔵庫の物、そのほかの食品、と順序を考えれば、普段あるもので数日間は食べつなぐことができます。

さあ笑おうぜw

のっけから『1~2週間分あると言われています』って、誰が言ったんだよ。誰でもいいけど、あなた自身が経験的、実験的に把握していることじゃないのか?

やっぱりというか、そうじゃないんだよね。

それに、なんでも口に入れられれば食事になるわけじゃないし、冷蔵庫って調理が必要な生鮮品が中心ですよね。

皆様、ご自宅の冷蔵庫の中を思い出してください。このセンセイの言うこと、納得できますか?

冷凍庫→冷蔵庫→その他と食べて行けというのも、いわゆる“足が早いもの”から消費しろという、あくまで概念論。

実際は、冷凍庫の肉類より冷蔵庫の魚介類の方が足が早いし、肉類もあまり冷凍はせず、冷蔵庫のチルド室くらいが普通でしょう。あくまで、ケースバイケースなのです。

普段から料理をする方々ならば、納得していただけますよね。

でも、センセイにはそういう視点はなく、要はやったことが無い人間がやることも無い人間に「なるほど」と思わせる効果しかありません。すなわち、机上の空論。文字数が無いから一般論だけというのなら、マニュアルの意味がありません。

それでも、教授センセイが言うと、ノーチェックで世に出るわけです。

それに、経験則の宝庫である実際の被災地からの声さえ反映されておらず、『日常備蓄』は簡単という、自説を補強したいだけにしか見えません。

せめて、停電した冷蔵庫の開扉回数と時間は最少限に、という現実的な“指導”のひとつでもあればねえ。なに?やっぱり文字数が足らない?w

この”指導”からは、冷蔵庫の中身を数日間安全に食べられるようなイメージしか伝わってきませんが、当然ながら現実は違います。

当ブログ過去記事をご覧ください。
【シリーズUDL10】キミは震災ディナーを知っているか?(#1031)

1月に発生した阪神・淡路大震災(兵庫県南部地震)でさえ、こうだったのですよ。もちろん、東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)でも。

停電した冷蔵庫の生鮮品、特に肉や魚介を食べられるのは、冬場でもいいところ1~2日に過ぎないのです。

現実には備蓄どころか、もったいないから傷む前に必死で食べたのですよ。

どこが『日常備蓄』で、数日は食えるんだか。


2.生活用水の重要性


断水になると、最も困るのは生活用水が使えなくなること。いざという時に備えて、常に風呂に水を張っておきましょう。また、集合住宅では受水槽の水も使えますが、どのように配分するか、ルールを決めておくことが大切です。

断水すると、最も困るのは飲み水が無くなることですけどねw

あ、そうか。日常じゃない備蓄、ローリングできないストックでペットボトル水買ってあるかww

もちろん生活用水も重要なので、風呂の残り湯はキープしておきたいもの。

ちょっと昔の風呂窯式なら、バスタブには常に新しい水を張っておき、後から沸かすことも普通でしたが、最近の温水式ではそれもできませんし。

では、その水が何に使えるか。

現実的には、下水道の配管が健全な場合のみ、水洗トイレを流すことと、ちょっとした洗濯くらいでしょう。それができるだけでも天地の差ではあります。


次に、集合住宅の受水槽の水も使えるとしていますが、こちらは上水道ですよ。飲める水であり、決して生活用水ではない。

飲める水でトイレ流せって話ですか?

地下にある一次受水槽の水は、みんなで配分を決めて汲みだして使いましょう。でも、屋上の二次受水槽からは、一般的にはポンプを使わずに重力で各部屋の蛇口へ配水されますから、断水、停電しても水槽に水があるうちは水が出ます。

そうなると、早い者勝ちなんですよ。ちょっと覚えておきたいブラックトリビアですw


さておき、では集合住宅なら水が確保きるかというと、最近はそうじゃないんですね。

近年は、水道管から水を取り込み、そのままポンプで圧力をかけて各部屋へ配水する増圧直結配水方式が主流になって来ています。すなわち、受水槽が無い。

しかし、自治体によっては、断水時の水確保のために規制しているところもあります。災害時の対応が増えることを嫌って、自治体的にはあまり好ましく無いわけです。

でも、デベロッパーにとっては建設費の大幅なコストダウンになるので、どんどんやりたい。

さて、あなたのマンションはどちらですか?管理会社か自治会へGO!w


水配分のルール決めるなんてのは、センセイに言われなくてもやりますよ。子供じゃないんだから。そうではなく、こういう情報こそ、『専門家』には期待したいですけどね。

ああそうか。書きたくても文字数が足らないから書けないのかww

ちなみに管理人は、自宅マンションの防火管理者でありますから、その辺はウルサイですよ。


さて、そんなわけで次回へ続きます。


■当記事は、カテゴリ【『東京防災』ってどうよ】です。


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