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2016年9月23日 (金)

【東京防災ってどうよ39】今できる?防災アクション【6】(#1269)

『東京防災』にツッコむ通算39回目、『今できる?防災アクション』の6回目です。

前回に引き続き、『東京防災』093ページの『備蓄 5つのポイント』をイジります。
Points_2
今回で、5つめまでやりますよ。


3.オール電化住宅の必需品


オール電化住宅の場合、停電になった時にはお湯を沸かすこともできなくなります。お湯が使えれば、カップ麺など多くの食料品を利用できます。そこでカセットコンロ・ガスボンベを用意しておきましょう。オール電化住宅でなくても、ガスが供給されなくなったときにはカセットコンロが大いに役立ちます。

光熱をすべて電気でまかなうオール電化住宅が停電時にどうなるかは、べつに『専門家』にわざわざ言われなくてもわかりますよね。

最後におまけみたいに書いてありますが、オール電化住宅に限らず、カセットコンロは防災備蓄品のマストアイテムです。

プロパンガスを使用している場合でも、過去の災害ではボンベの転倒、配管やレギュレーターの破損などで使えなくなった例がかなりあるので、カセットコンロは用意しておくべきです。

ところで、カセットガスボンベはどれくらい持つかご存じですか?

1週間自活せよというならば、それに必要なガスの量をアドバイスするのがプロではないですか?まあ、下手に言い切るといろいろ問題が出るのもプロではありますがw

器具や気温などで左右されますが、カセットボンベ1本は火力全開で1時間と考えておけば良いでしょう。実際はもう少し長く使えることが多いかと。

となると、ホームセンターなどで売っている3本パック1個だけだと、ちょっと心もとないですね。とりあえず2個、6本備蓄しておけば、かなり安心でしょう。

なお、調理などだけでなく、やかんなどでお湯を沸かして暖房するというような使い方もできますから、ご自分の使用状況を考えて、必要な数のボンベを備蓄しておきましょう。


4.ひとり暮らしの備蓄


コンビニ利用が多いひとり暮らしの人は、冷蔵庫に1週間分の食料品はないでしょう。そんなときには、コンビニでカップ麺やレトルト食品、スナック菓子、ビールなど、自分の好みの物をいつもより少し多めに買い置きしておけば良いのです。

停電した冷蔵庫の中身で1週間食えるって、また言ってるよ。やっぱりオッサン目線だこの人w

量が1週間分あっても、停電したらそんなに持つわけ無いという現実を全く知らないというか、ちょっと考えればわかりそうですけどね。

被災時にはマヨネーズなめて飢えを凌いだなんて話もありますが、それさえも開封後の常温保存では3日目にはそろそろヤバいし、夏場なら2日目でも怖い。

こういう方は、ぜひマクロの防災だけやっていてくださいよ。ろくに経験も無い家庭防災に、口を出さないでいただきたい。ましてや、ひとり暮らしの防災など。


で、カジュアル感を演出したいのかw、余分に買っておくものに、ビールが入っている。

被災下でのアルコールなど嗜好品は、いろいろ怖いんですよ。なんたって、激しいストレスの中で、ほとんどの人が禁酒・禁煙を強要されている。

そんな中で、ヌルいビールwでも飲んで酔っていたら、場合によっては周囲から一斉攻撃されて、身体的危険に晒されることさえあるというのが、報道されない被災地の現実のひとつです。

酒がどうのではなくて、溜まりにたまったみんなのストレスのはけ口になってしまうかもしれない、ということ。自分のものであっても、「なんでお前だけ!」という感じで。

それに、発災から数日ですよ。地震ならば大きな余震が続いている中で、ビール飲んでる場合じゃないでしょ。あんた死ぬわよw

災害派遣の自衛隊員は、もちろん食料を持っているのですが、被災者から見える場所では絶対に食べなかったのです。

そういう気遣いが必要なピリピリした現場の空気、お役人や教授センセイには伝わっていないのでしょうね。いいところ、大名行列組んで視察するくらいだろうから。

はっきり言いましょう。特に都市部の被災地で酒、タバコなどを持っている、または持っていることを匂わせるような言動は、盗難、恐喝、暴行の被害に遭う可能性を高めます。

そこまで行かなくても、周囲との摩擦を生む可能性がありますから、取り扱いはくれぐれも慎重に。早い話が、見つからないようにね。

備蓄の話じゃなくなってしまいましたが、ビールの買い置きとか言う教授センセイは、こういう現実など全く知らないか気にしていないようなので、敢えて触れました。


5.使用期限をチェック


食品の賞味期限と同じように、電池、薬、使い捨てカイロなどにも使用期限があります。いざという時にあわてないよう、定期的に点検しましょう。

あれ、おかしな話になってきたw

通常備蓄が面倒だから、“手軽な日常備蓄”を勧める記事でしたよねこれ。

使用期限などの定期点検は通常備蓄品のためのメインテナンスであり、それが軽減されなければ、日常備蓄を勧める意味がありません。

まあ、当シリーズで述べている通り、食料品に限らず日常備蓄だけでは必要物資をまかなえないという証明を、自らやっていただいているようで。

平時の使用頻度が低い電池、薬、使い捨てカイロだからこそ、何年も放置して、いざというう時に使えなくならないようにチェックせよ例示したということでしょうが、なんとも浮き世離れしていますね。

使い捨てカイロの使用期限なんて、できることなら「みなさんご存じでしたか?」とでも書きたいトリビアネタでしょうね。 でもね、管理人は5年物を使ったことありますよ。暖かかったですよwそんなの大した問題じゃない。

つまりアレですよ。頭で考えただけ、という。

こういうのが面倒だし忘れがちだから、備蓄品が放置されるのです。「やりましょう」と言って事が済むなら、『専門家』なんていりません。

「どうやったら上手に回せるか?」を提案、指導するのが『専門家』じゃないですか?

まあ、頭で考えているだけの人には、有効なアドバイスは無理ですよ。

少なくとも、防災工学の専門家が出る幕じゃないですね。どういう経緯で登場されたか知りませんけど。


そんなわけで


『日常備蓄』についてのツッコみは、ここまでです。

最後にもう一度念を押しておきますが、管理人は『日常備蓄』を否定しているわけではありません。

でも、絶対にそれだけではダメなのです。

もちろん、『日常備蓄』だけでも無いよりははるかにマシ。何も手をつけていない方は、そこから始めましょう。

でも、それなりに手間もおカネもかかりますよ。『東京防災』が言うように、誰にでも簡単お手軽ではないのです。

それでも、少し余分に食品などがあるちょっとした安心感、それを楽しんでください。人間、楽しくないことは自主的に続けられませんから。

そして、インフラ停止下で本気で1週間自活しようと思うあなた。通常備蓄と日常備蓄を効率的に組み合わせて、あなた自身の『防災ポートフォリオ』を組んでください。

くれぐれも、「誰でもお手軽」みたいなのにダマされずにね。


最後にこれだけは。

停電した冷蔵庫の生鮮品を1週間食えるなんて、絶対に信じないでくださいね。こんな大ウソを、1200万都民の1%でも信じてしまったらと思うとゾッとする。

仮に食中毒で苦しむ人が出ようと、責任など一切取る必要が無い立場だから、こういう大ウソも言えるのでしょうね。

なにしろ、そんなことしたら、

あんた死ぬわよw


■当記事は、カテゴリ【『東京防災』ってどうよ】です。


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