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2017年3月 2日 (木)

【インチキのレシピ】すでに完全に捏造レベル(#1314)

前回記事(#1313)から続きまして、早川の『予知』についてツッコみます。

今回もさらに“温故知新”でw


ある意味村井よりスゴいw


早川が現在のメルマガによる地震予知サービス『予知するアンテナ』を始めたのは、2016年9月。

ちなみにその前は、『地震解析ラボ』という会社組織の中心となって、自分の理論による当たらない予知を主に法人会員に有料でバラまいていましたが、何があったか知りませんが自分だけ抜けて、村井と同じくクレームが少なく補充が効く、素人相手のメルマガ商売に鞍替えしました。

法人会員相手だったら、そりゃクレームもキツかったでしょうね。だって全然当たらないんだもんw


さておき、早川メルマガの『予知』は紙媒体で取り上げられるというか、タイアップのチョウチン記事も結構出ています。

その内容をまとめると、シリーズ前回記事(#1313)で指摘した、なぜ2月28日の福島沖地震(M5.7)に見かけの数値は近い、【陸上ならM5.0、海底ならM5.5程度】という『予知』ができたかという理由が、実に鮮明に浮かび上がって来ます。

以下、早川がメルマガを始めてから今年(2017年)1月までに、紙媒体が取り上げられた『予知』を列挙します。事前に説明はしません。でもこれを見た後には、誰もがその理由をご理解いただけているかと。

ちなみに、掲載媒体はほとんどが『夕刊F』、ごく一部が、写真誌『金曜日』ですw

さあ、行きます。全部で14本。


これを見た後にあなたは笑うw


■2016年9月10日までに、北海道~東北で大きな地震が起きて津波が発生する。

■北海道・東北太平洋岸で、(2016年)9月中に震度5クラス

■2016年10月12日までに、岩手を中心に最大震度5弱

■2016年10月12日までに、熊本から沖縄で最大震度5弱

■2016年10月15日までに、福島~千葉でM5台

■2106年12月20日までに、道東からオホーツク海にかけて内陸ならM5.0前後、海底ならM5.5程度

■2016年12月25日までに、宮城から岩手にかけて内陸ならM5.0前後、海底ならM5.5程度最大震度は青森、福島を含めて4程度

■2016年12月25日までに、東北地方の南側から房総半島にかけて、内陸ならM5.5前後、海底ならM6.0前後福島、茨城で最大震度5弱程度

■2016年12月20日までに、北信越を中心に東海や北陸にかけての内陸で内陸ならM5.0前後岐阜と長野で最大震度4程度

■2016年12月22日までに、中国、四国、九州、沖縄で内陸海底ともにM5.5前後、最大震度4程度

■2017年1月7日までに、南九州から南西諸島にかけてM5.5前後

■2017年1月9日までに、中国、四国、九州にかけてM5.5前後

■2017年1月9日までに、小笠原諸島の海底でM6クラス以上

■2017年1月中に、福島が2度大揺れする


笑えました?


お笑いの内容に触れる前に、これらの『予知』の結果をお知らせしましょう。

これらに該当するような地震の発生は、1件もなし。見事に的中率0%を叩き出しましたw

なのに、後のチョウチン記事ではあれもこれも『的中』という話になり、なんとまあ“的中率7割”を豪語しているんですね。

しかし、メディア掲載記事では、早川側は情報自体の対価を受けていないので、ウソついても詐欺罪にはなりません。

しかも、広告ではなく『報道』ですから、誇大広告にもならないんですよ。文責はメディア側にあるし。法律の抜け穴ね。だからみんなメディアに『報道』扱いで出たがるわけで。

メルマガ読者が騒いでも(月額500円で本気で騒ぐ人がいるかは疑問ですが)、いても個人なら全然怖くないだろうし、いざとなったら何ヶ月分か返金するくらいで済むでしょうしw


改めて笑うところを


というわけで、早川の『予知』を見たら、皆様お気づきでしょう。

地震のマグニチュード値を出している記事のほとんどが、内陸ならM5.0前後、海底ならM5.5前後であり、ときたまM6が出てくるくらいだということに。

今回、2月27日までにとされた、前記事(#1313)で触れた3地域の『予知』でもそれは変わらず、さらに2月28日から3月6日までとしている2地域(書きませんw)の『予知』でも一緒。

すなわち、早川の『予知』は、大半が内陸ならM5.0前後、海底ならM5.5前後で、地上の震度4程度なんですよ。

その上で、毎回『地震の規模は予知より大きくなることもある』という注釈をしておくことで、『予知』以上の大規模地震が起きてしまった場合の責任逃れをしているわけです。でも、もし『予知』範囲内で起きたら、「規模は違ったが場所は当てた」と豪語するわけですよ。


2月28日の福島沖地震(M5.7)では、“いつもの予知”がたまたま「近い!」という印象を与えただけです。でも、マグニチュード値が0.2上がると、地震のエネルギーは約2倍ですからね。

見かけの数値の小差に騙されないように。この地震は、『予知』よりはるかに大規模な地震だったのです。

何ヶ月も連続して出している、東北全域をカバーするような予知範囲の1点(福島沖)で起きた地震が、たまたまマグニチュード値が0.2しか違わない地震だった。 『予知』した震度は、過去の地震のパターンから類推できる数値に過ぎない。

これのどこが『的中』なんですかね?


次回、このネタをもう1回掘り下げますね。

■当記事は、カテゴリ【エセ科学・オカルト排除】です。


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コメント

 御意。
 日本民族の精神構造は戦前と殆ど変わっていないのではないかと心配になる。
 戦前は神がかりしたような軍指導部を国民が妄信するのを利用して「バンザイ突撃」させる行為が横行。
 人間魚雷「回天」は外から鍵をかけて逃げられないようにしてしまうもの。
 同じ人間魚雷でもタリアなど欧州のものは人が脱出する設計になっているのか基本。
 

>コメント主様

根っこの部分では大して変わっていないと思いますよ。

自由に考え行動できる時代でも、やはり“お上”(有名人なども含む)にすがりたいという気持ちが強いのでは。同調圧力にも、大多数は従うし。

回天はそれでも戦略・戦術的効果が見込める兵器でしたが、全く効果が見込めない人間機雷伏龍なんてのも考えてしまうわけで。精神論偏重、我田引水的発想も、根っこの部分では大して変わっていないのかなと。

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