【管理人ひとりごと】これまでのモロモロ(#1334)
なんだかんだと1ヶ月も更新が滞ってしまって、申し訳ありません。
いや実は、この間にも何本か記事を書き溜めていました。でも、結局アップしませんでした。そんな記事のほとんどが、エセ科学者や低レベルの『防災の専門家』にツッコむ内容なので、なんだか空しくなってしまったのです。
当ブログは、そんな記事がメインになるような、揚げ足取りブログじゃなかったはずだよな、という。
それでもおかげさまで
直近の記事は、1ヶ月前の7月17日にアップした、150万PV達成間近という告知でした。それから1ヶ月、全然更新しなくても多くの皆様にお読みいただいており、当記事アップ時点で、既に151万PVを超えております。
重ね重ね、皆様のご愛読に感謝いたします。これからは、更新をなんとかペースアップして行きたい所存ではあります。
気になったこと
記事を更新していない間にも、西日本各地の豪雨、台風5号の襲来、関東地方での連続地震など、いろいろなことが起きました。
その中で、いくつか「おや?」と感じることがありました。その筆頭が、台風5号関連のニュース。管理人、例によってNHKの気象報道しか視聴していないのですが、以前と情報の内容が変わっていたのです。
それは、雨量の報道。以前は、何かというと『レーダーの解析によると』という前置きで、『1時間に百何十ミリの猛烈な雨が降ったと思われる』という内容が多かったというか、大半がそんな感じでした。
でも台風5号報道では、かなりの部分が『○○町が設置した雨量計によると』という前置きで、『1時間に何十ミリの激しい雨が降った』という内容に変わっていたの、お気づきですか?そんな報道では、レーダー解析では箸にも棒にもかけてもらえない、時間雨量30~40ミリの雨でも報道されていました。
まあ、それがリアルな雨量なのですから、それで良いのです。でも、レーダー解析による100ミリ超みたいな雨量情報に慣れてしまっていたら、30~40ミリの雨なんて大したことない、なんて考えてしまっていませんか?管理人は以前からずっとそれを危惧していましたが、それを指摘した直近の記事がこちら。
つい先日、2017年7月16日の記事です。で、その直後の報道がレーダー解析中心から実際の雨量計観測値中心にシフトしたわけで、これ、当ブログの指摘のせい?まさかねw
でもなにしろ、現実離れした数値より、リアルな数値が重視されるようになるのは望ましいことです。まさか、レーダー解析数値の方がデカくて派手な数字だから、インパクト重視で積極的に報道していたわけではありますまい・・・と、信じたいのですが。
都落ちしてしてくださいw
当ブログで何かにつけてツッコんでいる、『商業ベースの防災の専門家』、山村氏(名指しw)
この御仁、例の『水害避難時は長靴を履くな』というヨタ話を盛んに拡散しているわけで、過去にはズブズブのご関係みたいなNHKに出演しては、いろいろ吹いていたわけです。
何度も指摘していますが、2013年より前には、『土砂災害の兆候を感じたら避難しろ』とか、できもしないことを堂々と吹いていたわけですよ。でも最近はさりげなく宗旨替えしていますけど。
その山村氏、今回の九州北部豪雨や台風5号の報道には登場していないのではないかな?これほどシビアな災害報道の中で、是非とも『長靴を履くな』と力説して欲しかったのですけどね。管理人が知る限りでは、お声がかからなかったようですが。
長靴禁止論のウソと問題点、解決方法は、過去記事で何度も指摘しているわけですが、まあこの御仁は相変わらず“頭で考えただけの”できもしない理屈を吹いているわけですよ。
台風5号の消滅後、なんと“地震予知芸人”村井大好きな週刊誌『週刊P』の、しかもウェブ版で『水害避難時は長靴を履くな』、『紐で締められるスニーカーなどを履け』と、十年一日の如く語っておりましたw
でも、NHKに出してもらえずに週刊誌のウェブ版とは、なんかアレですねえw
まあ、いわゆる“持ちネタ”ですから、そう簡単に変えられないというか、代わりのネタも無いのでしょうけどね。
ついでに、『時間雨量20ミリを超えると車のワイパーが効かなくなる』とかいう、これも10年以上前から言っている無根拠の大ウソも付け加えてましたわ。そんな雨量で前見えなくなったら、夏場は誰も車乗れないし事故多発確実w
というか、現実にもっとすごい雨量でも視界は確保できるし、実際に皆それを体験している。もちろん管理人も。でも、“頭で考えただけ”の、実践を伴わない持ちネタしかない(それで『防災の専門家』だとよ)は、理屈だけの持ちネタを披瀝するしか無いわけですよ。
当ブログでも過去に何度かツッコんでますけど、まあそれがご本人に届いているとは思いません。でも、そんな非現実的なことを言っていることに気付いてさえいない、取り巻きも指摘しない、そんな『防災の専門家』は、どんどん都落ちして消滅していただきたいなと。
あの人もやらかしてますw
なんか結局ツッコみばかりになって恐縮ですw
あの“地震予知芸人”村井も、なんとも面白いことやってますよ。関東北部や奥羽山脈南部とかを、どうやら最大警戒度の5に指定していたようですが(めんどくさいのでリアルタイムで見てませんw)、茨城県北部で震度5弱が起きたら、どうやら“的中”したと宣言してw、村井的警戒度を4に下げたようなんですよ。
そうしたら、茨城県南部で震度3~4が連続し、さらに千葉県北西部で震度4と、関東の北側が続けて揺れたわけです。
いや村井って、本当にネ申ですね。警戒ランクを下げるとそこで地震が起こるという、とんでもないハズし芸をモノにしているしwww
すでに真面目に論評する対象ではありませんが、そういう面白いことをいろいろやっては、なんとか地震でゼニ儲けしたいと奮闘されているわけですかね。
そういえば、“地震予知芸人”のニューカマー、早川のネタがこのところ出てきませんねえ。ネット上のアチコチで見かけた早川メルマガの広告も、すっかり見なくなりました。きっと、申し込み多数で広告の必要が無いくらいなんでしょうね!www
容赦の無い時代
当ブログがスタートした2012年から、これからの気象はどんどん『容赦なくなって行く』という表現をしていました。
あれから5年。台風でなくても甚大な被害を生じる豪雨が当たり前になり、もうあの言葉さえ、死語になりつつあります。『ゲリラ豪雨』
超豪雨が、もうゲリラじゃなくて正規軍みたいに、いつでも堂々と迫って来る時代になってしまったのです。竜巻も、起きただけではそれほど話題にもならない頻度で発生しています。
それに、いつか必ずやってくる巨大地震。加えて、テロ攻撃やミサイル攻撃の可能性まで。
そしてそんな危機は、この先さらに『容赦なくなって』行くことは疑いありません。我々は、そんな時代に生きているのです。
できもしない地震予知や、“本当は役に立たない”防災トリビアみたいなので喜んでいる場合じゃありませんよ。
あなたと、あなたの大切な人の命と財産を守るのは、あなた自身なのです。
■当記事は、カテゴリ【日記・コラム】です。