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2018年12月 7日 (金)

同時に起きないとは誰も言えない(#1360)

今年は、12月にしては異常な暖かさが続いたと思ったら、いきなりガチな冬がやってきました。


雪が多そうです


気象庁の発表によれば、2018〜19年の冬は、基本的には暖冬傾向だそうですが、その一方でエルニーニョ現象の影響により、各地で多めの降雪が見込まれるとのこと。

つまりは、雪国にはドカ雪が、そうで無い場所にも結構な量の雪が降る、ということを覚悟しなければならないようです。

でも、雪国のドカ雪や太平洋側のまとまった雪は、かなりの確率で予測することができますから、対処する時間はそれなりにありますし、その他の冬の気象災害も、サプライズ的に襲って来ることは、まずありません。だから、極端に怖れる必要は無いはずです。

そうなると、冬のサプライズ災害は、さし当たって大規模地震くらいなのかなと。ならば、予測できても被害が拡大しやすい豪雨や台風のリスクも高い夏場よりは、多少はのんびりできるのでしょうか。

いや、そうではありません。


いちばん怖いこと


怖いのは、複合災害です。

過去の地震災害で、冬に起きた例は何故か少ないのです。ざっと思い起こすと、1995年1月17日に発生した、阪神・淡路大震災(兵庫県南部地震)と、2011年3月11に発生した、東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)くらいでしょうか。

でも阪神・淡路大震災は関西地方の太平洋側ということで、寒さ自体が大きな脅威というほどではなく、東日本大震災は、寒さが緩んでこれから暖かくなるという時期だったので、厳冬期というわけでもありません。

雪深い場所が大きな被害に遭った地震の例はさらに少なく、思い起こされるのは東日本大震災の翌日未明、2011年3月12日に発生した、震災の誘発地震とされる長野県栄村地震(長野県北部地震)くらいでしょう。

しかし、大半の報道が東北地方に集中したために、この地震における被害の実態は、あまり知られていません。『忘れられた被災地』と呼ばれる所以でもあります。

なぜ真冬の大地震が少なかったのかは、根拠に乏しい諸説がはびこってはいるものの、つまるところ、


単なる偶然


にすぎません。真冬の雪や冷たい雨の中で大規模地震が発生する、もしくは直前や直後に複合する可能性は、常にあります。

今年9月に発生した北海道胆振東部地震も、厳冬期に起きていても全くおかしくなかったのです。

想像してください。たとえば昨冬、関東地方などで交通がが大混乱した大雪の中で、大規模地震が発生したら。あの中でインフラが止まり、家が損傷し、屋外で帰宅困難になったら。

「そんなことあるわけない」と楽観できる方には、何も申しますまい。でも、それがリアルな恐怖と感じるならば、まだやれることはたくさんあります。


考えが甘い!


当ブログでは、開設当初からある問題を指摘し続けてきました。

それは、巷で言われる災害対策や、いわゆる『防災グッズ』に、あまりにも防水・防寒の要素が欠落している、ということです。

非常持ち出しリュックに防水性能が無い、中身に雨具が入っていないか簡単なビニール合羽のみ、手袋は濡れや冷えを全く考えていない軍手がひと組だけ、現実には大して防寒性能は期待できないアルミレスキューシートがあれば安心的な発想など、枚挙に暇はありません。

3月とはいえまだ厳しい寒さだった東日本大震災の教訓があっても、それが十分に広まっているとは、全く言えません。

管理人が当ブログを広告が表示されない有料ブログサービスで展開している大きな理由のひとつは、そんな半端な防災グッズの広告が、当ブログに表示されるのが許せないからでもあります。

過去がどうだろうと、それが起こる可能性があるのなら、そしてもし起きたら大変な目に遭う、致命的な結果にもなり得るのが現実ならば、常に最悪を想定して備える必要があります。


改めてご覧ください


というわけで、冬の複合災害、特に大規模地震と寒さや雪の複合に対処するための方法を記した過去記事を、あらためてご覧いただき、皆様の備えの参考にしていただければ幸いです。

近々に防水・防寒関連の過去記事リンク集をお送りします。


■当記事は、カテゴリ【日記・コラム】です。


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