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日記・コラム

2019年1月30日 (水)

【管理人ひとりごと】問題だらけの避難所運営(#1373)

今回は大した内容はありません。単に愚痴みたいな管理人ひとりごとですw

現場は問題だらけ


最近、当ブログ読者の防災士さんといろいろお話をしています。その方は地域の避難所運営計画に参画されていて、イザという時のために、具体的な情報を求められています。

ですから、管理人も知る限りの情報をお伝えしていますが、その方はおっしゃいます。
「こういうのをブログ記事にしてはどうか?」と。

でも、できないんですよね。というか、管理人にその気が無いんです。

なぜなら、とてもセンシティブな問題が多いので。想像してください。普段はほとんど関わりが無いような、あらゆるクラスタの人々が一カ所に押し込められるような状況を。

地方ならば、比較的「ご近所さん」の比率が高くなりますが、それでも現場では問題が多発しています。

都市型災害の避難問題が事実上最初にむき出しになったと言えるのが1995年の阪神・淡路大震災(兵庫県南部地震)であり、その経験則から様々な対策や備えが進んではいますが、根本的な解決はありません。

避難所などにおける『人間』の本質的な問題は、あまりにセンシティブなので公式に共有されることはほとんどなく、『避難所運営の手引き』みたいなものにも書いてないのです。

しかし、現場では問題が次々に起こる。それに対処しているのは、現場の人間の努力と創意工夫なのです。管理人も実際に対処した方々のお話をいろいろ伺っていますが、そりゃもう無理難題が山積みです。

いわゆる『避難所運営』という本来の仕事ではない問題があまりに多くて、しかも「んなアホな!」と言いたくなるようなことも多くて、本当に頭が下がります。


不可避な問題


無茶な問題は別にして、管理人がとても気にしていることがひとつ。

管理人在住の街には、イスラム教圏の方が結構多いのです。そういう方々は、戒律により食べられないものがあります。ハラル食品でなければなりません。豚肉などそのものだけでなく、エキスが入っていてもダメ。

そうです。炊き出しの定番、豚汁やポークカレーがすでにダメなんですよ。ビーフカレーなら大丈夫かというと、カレールーに禁忌品が含まれているかもですよ。どうします?支援してくれる方々も、そこまではなかなか考えも物資も回らないでしょう。

加工食品の支援があっても、戒律で禁止された食物やエキスが含まれているかどうか、いちいち分類できますか?ダメなら食うなと放置できますか?平時ではないのです。平時だって簡単じゃないけど。

イスラム教に限らず、宗教や習慣による禁忌はいろいろありますが、ただでさえ不足する物資の中で、果たして対応できるのか。三度のメシという、生きるために最も根本的で重要な問題です。

この先、我が国は外国人がさらに多くなる流れです。世間では仕事の面ばかり取り沙汰されますが、みんな『生活』があるのです。日常生活はともかく、巨大災害時のことは、どれだけ考えられているのでしょうか。


とまあ、今回は思いついたことを徒然と書かせていただきました。


■当記事は、カテゴリ【日記・コラム】です。


2019年1月21日 (月)

超満員のホールで神席のデメリットを考える(#1366)

管理人が大箱ライブに行くと書く、『超満員の○○で△△を考える』シリーズ、久々のアップです。

最近、仕事の関係でなかなか遠隔地のライブに遠征できなくて、ほとんど関東近郊しか行けなくなっちゃったんですよ(愚痴)


地元開催です


今回はほぼほぼ地元とも言える、埼玉県さいたま市のさいたまスーパーアリーナで開催されたクリスマスライブに参戦して参りました。いやー近場は楽でありがたいw

過去にもこの会場でのクリスマスライブ編をアップしているのですが、条件的には今回も同じです。ただ今回、改めて「これは弱点になるな」と感じたことについて。

実は今回、メインステージ正面の3列目という、ほとんど“神席”をゲットしまして、演者とほとんどアイコンタクトできる距離で最高でした(自慢w)

ちなみに、会場のキャパシティはアリーナ、スタンド合わせて約18000人の会場で、もちろん満席です。


意外な弱点


でも、その“神席”が防災的には弱点になるな、と感じたのです。この会場の場合、出入り口が後方のスタンド方向に集中しているので、ステージ正面付近のアリーナは、どの出入り口へも一番遠い位置なのです。

もちろん、地震や火災などの非常時には勝手に動かず、その場で係員の指示があるまで待機するのが基本ですから、勝手に動いてパニックに巻き込まれるなど愚の骨頂。

でもこの“神席”、目の前がステージですから巨大トラスを組んだ照明やPA装置がたくさんあるわけです。あれ、最大級の地震に耐えるほどの耐震性は期待できません。もちろん、コンクリート床にアンカーボルトをたくさん打ってはありますが。

管理人は元イベント屋でもあるので、ああいう造作の構造は熟知しています。ものすごいのが来たら、ある程度の倒壊や落下は免れないでしょう。

そこで身を守れるものといったら、アリーナ席ではパイプ椅子だけなんですよ。スタンドの固定椅子なら倒壊物をがっちりと受け止めてくれるでしょうが、パイプ椅子だと床に伏せても気休めくらいかなと。

管理人、最高の席でライブを楽しみながら、頭の隅で「ここできちゃったらどうしようか」と考えていました。まあ、できることと言ったら、バッグで頭を守りながら、パイプ椅子の間で『ダンゴ虫のポーズ』だけなんですけどね。


小箱ならやりようもある


以前、ライブハウスのような小箱で地震に遭遇したら、避難誘導が無ければ人が殺到する客用出入り口を避けて、ステージに上がって楽屋口を目指せ、という記事を書きました。

首都圏直下型地震を生き残れ!【11】☆ライブ編
首都圏直下型地震を生き残れ!【12】☆ライブ編

でも、こんな大箱だとなかなかできませんよね。スタッフや警備員に阻止されるでしょうし、そんな人の流れを作ってしまったら、大パニックになるでしょう。楽屋の通路は広くありませんし。

じゃあどうしようか、という話ですが、大箱のアリーナにおいてこれがベスト、という答えは導き出せませんでした。そういう状況、現実にはいくらでもあるわけです。


知ること、考えること


というわけで、なんだか歯切れが悪いのですが、そこまでです。

でも、忘れてはならないことは、たとえ有効な対策や行動が取れないシチュエーションでも、そこがそういう場所だ、ということを事前に知り、次善の策のひとつでも考えておかなけばならない、ということです。

想定外の状況が起こると、人は思考も身体も固まってしまいがちです。そうなると、本来できることもできなくなります。

どんな場所でも、常に頭の隅で「ここで何が起きるか、起きたらどうするか」を考えておくことで、イザという時に『命の一秒』を稼ぎ出せる可能性が高まる、ということに疑いはありません。


■当記事は、カテゴリ【日記・コラム】です。

2019年1月 4日 (金)

新年早々ですが(#1364)

新年あけましておめでとうございます。

というごあいさつ記事のつもりでしたが、新年早々の2019年1月3日、熊本県熊本地方で最大震度6弱を観測する地震が発生しました。被害や影響を受けられた皆様に、お見舞い申し上げます。


熊本地震の余震ではない、が


気象庁の発表によれば、この地震は2016年4月に発生した一連の熊本地震の余震ではない、とのことです。

その理由は、1月3日の震源域が熊本地震のそれとは近いものの別の場所であり、本震と同一震源域で発生するという、いわゆる余震の概念とは異なるからです。しかし、巨大地震の震源域にごく近い場所の断層が動いたわけですから、全く無関係とは言えません。

地震学的には、大きな地震が起きた後に別の場所の断層が動く、すなわち誘発された地震という公式の概念はありません。でも、東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)の直後、2011年3月12日に発生した長野県栄村地震(長野県北部地震)、3月15日に発生した静岡県富士宮地震(静岡県東部地震)などは、本震とは遠隔地ながら、明らかに未曾有の巨大地震に誘発されたものと考えられます。

1月3日に熊本で発生した地震も、2016年4月から続く一連の熊本地震によって近くの断層の動きが誘発された、もしくは熊本地震による地殻変動によって、あらたな歪みが蓄積された断層が動いたものと考えられます。

逆に、この地震が熊本地震の震源域に存在するかもしれない『割れ残り』の断層の動きを誘発することも考えられますので、1月3日の震源域だけでなく、熊本地震の震源域においても、しばらくの間は警戒度を高める必要があるでしょう。


幸運でもあるけれど


今回の地震は、正月の三が日中という時期に起きましたが、幸いに大きな被害は出ていないようです。

発生場所も、熊本という雪も無く比較的温暖な場所でした。被災地の方には申し訳ありませんが、北日本から日本海側を中心に大雪となっている今年、そんな地域では無かった、ということは幸運でもあります。

もちろんこれで終わりではなく、厳冬、豪雪の場所でもいつどこで起きてもおかしくないのですが。

言うまでもなく、2018年9月に発生した北海道胆振東部地震の震源域やその近隣では、厳冬期の今も普段より地震発生の確率は高まっていますし、それ以外の場所でも、そこで地震が起きるか、起きないかということにおいては、みな同じ状況に置かれていると言っても過言ではありません。

長年起きていないからこれからも無いとは誰も言えない、ましてや地震が多発する地域では、最悪のタイミング(例えば豪雪の最中とか)で起きてもおかしくないということを、この年頭に改めて肝に銘じなければなりません。

幸か不幸か、厳冬、豪雪の中で巨大地震が起きた経験を、我々はほとんど持ち合わせていないのです。もしそれが起きたらどうなるか。

私事ではありますが、管理人はかつて札幌に住み、岩見沢、夕張、三笠、美唄、石狩当別など豪雪地で仕事をした経験もありますから、寒さと雪の恐怖は身に沁みています。


Everyday on arart


つまるところ、我々ができることは、自分の居場所がいつ『被災地』に変わっても良いように、常にできる備えをできるだけやっておくしかありません。

古くから云われる言葉を、改めて肝に銘じましょう。


災害は、忘れた頃にやってくる


なんとも予想外の形になりましたが、これを年頭のごあいさつとさせていただきます。

あなたとあなたの大切な人を守るのは、あなた自身なのでです。

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2018年12月18日 (火)

スプレーを侮るなかれ(#1362)

札幌市で、大規模なガス爆発事故がありました。あの規模の爆発で死者がゼロだったことは、まさに奇跡としか言いようがありません。


ご存じでしたか?


あの爆発の原因は、なんと室内で100本以上のスプレーのガス抜きをしたためという、なんとも呆れかえるようなものでした。それに関連して、これは今でもすごく勘違いされている方が多いのではないか、ということについて。

スプレー製品は、内容物にガスの圧力をかけて噴射させるものです。圧力をかけるために充填されるガスは、かつてはフロンガスが主流でした。

このフロンガス、いわゆる『不活性ガス』という奴で、無色・無臭で一般に毒性も低く、化学変化しずらくて火をつけても燃えないし爆発もしないという、とても使い勝手が良いものです。

しかしこのフロンガス、大気中に放出されると高層大気層までゆっくりと上昇してオゾン層を破壊するという効果がわかり、使用や取り扱いが厳しく規制されるようになったのはご存じの通り。

当然、スプレー製品もフロンガスから他のガスに変わっているわけですが、現在主流となっているガス、なんだかご存じでしたか?

すごくざっくりと言ってしまえば、都市ガスやプロパンガスと同じなのです。すなわち、火をつければ燃えるし爆発もします。

ちなみに、都市ガスやプロパンガスは、いわゆる『玉ネギが腐ったような』臭いがします。これは、漏れだしたことがすぐわかるように、敢えてつけられている臭いであって、ガス本来の臭いではありません。

スプレー用のガスには臭いはつけられておらず、ガス本来の臭いです。


缶に穴をあけるべき?


その昔のフロン時代は、スプレー缶を廃棄する時には、缶に穴をあけてガスを抜くのが普通でした。

でも今は、ガス自体が可燃性なので、缶に穴を空けること自体に危険が伴います。近くにある火気だけでなく、金属製の缶に穴を空ける際に飛ぶ火花や、作業に伴う静電気の火花でも発火・爆発の危険があるのです。

しかし現実にはそのような事故はあまり発生していないようなので(皆無ではないはず)、自治体などのスプレー缶廃棄方法指針でも、缶に穴を空けろというものと、ガスが無くなるまでスプレーボタンを押してガスを出し切って廃棄しろ、というものが混在しています。

とりあえず、一番安全確実な廃棄方法は、近くに火気が無い風通しの良い屋外で、スプレーボタンを押し続けてガスが出なくなってから廃棄という方法です。

何にしろ、屋内ではやらないことです。いかなるガスでも、密閉空間に溜めるなど絶対に避けなければなりません。一酸化炭素など毒性があるガスならば、気がつかないうちにあの世行きです。

換気扇を回していても、空気より重いガスは下の方にたまるので、確実に排出できるとは限りませんし、ガスが溜まってから換気扇をつけると、電気火花で爆発することもあります。


ガス爆発とは?


ガス爆発とは、どんな状況でも起きるわけではありません。

例えば、密閉した広い部屋の中でスプレー缶を数本ガス抜きした程度では、まず爆発は起きないのです。スプレー缶から噴出するガスに火を近づければ激しく燃焼しますが、爆発はしません。

ガス爆発とは、その空間のガスと空気がある一定の比率になった時に、なんらかの火気に触れた際に発生します。その比率は、空気に対してガスが5〜15%程度とされます。

今回の札幌の事故は、室内で100本以上という異常な数のスプレー缶をガス抜きした結果、室内の空燃比(空気と燃料の比率)が、大規模爆発に『理想的な』比率となり、その時に湯沸かし器のスイッチを入れたために起きたものです。

爆発のための火種は、どこにでもあります。電気製品の通電時にはほぼ必ず火花が出ますし、服や人体で起きる静電気の火花でも、爆発の火種には十分です。

家庭のガス爆発事故で良くあるケースは、ガスが漏れている中で、冷蔵庫のモーターが自動的にオンになる時の火花で爆発する、というものです。

中には、ガスが漏れていることに気づいて窓を開けようとしたら、金属製の窓枠がこすれて発生した火花で爆発した、というようなケースさえあります。


実はすごい危険物なんですよ


というわけで、身近にあふれているスプレー製品は、フロンガス時代よりずっと危険なものなのだ、という認識をしなければなりません。

フロン時代を知っている人ほど(管理人もその年代ですが)、認識を改めてください。ガスコンロで燃えているガスと同じものが、そこらに転がっているスプレーのボンベに詰まっているのですから。

言うまでもないことですが、中身が入ったまま火の中に放り込んだりしたら、すさまじい爆発を起こす危険物なのです。


■当記事は、カテゴリ【日記・コラム】です。

2018年12月 7日 (金)

同時に起きないとは誰も言えない(#1360)

今年は、12月にしては異常な暖かさが続いたと思ったら、いきなりガチな冬がやってきました。


雪が多そうです


気象庁の発表によれば、2018〜19年の冬は、基本的には暖冬傾向だそうですが、その一方でエルニーニョ現象の影響により、各地で多めの降雪が見込まれるとのこと。

つまりは、雪国にはドカ雪が、そうで無い場所にも結構な量の雪が降る、ということを覚悟しなければならないようです。

でも、雪国のドカ雪や太平洋側のまとまった雪は、かなりの確率で予測することができますから、対処する時間はそれなりにありますし、その他の冬の気象災害も、サプライズ的に襲って来ることは、まずありません。だから、極端に怖れる必要は無いはずです。

そうなると、冬のサプライズ災害は、さし当たって大規模地震くらいなのかなと。ならば、予測できても被害が拡大しやすい豪雨や台風のリスクも高い夏場よりは、多少はのんびりできるのでしょうか。

いや、そうではありません。


いちばん怖いこと


怖いのは、複合災害です。

過去の地震災害で、冬に起きた例は何故か少ないのです。ざっと思い起こすと、1995年1月17日に発生した、阪神・淡路大震災(兵庫県南部地震)と、2011年3月11に発生した、東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)くらいでしょうか。

でも阪神・淡路大震災は関西地方の太平洋側ということで、寒さ自体が大きな脅威というほどではなく、東日本大震災は、寒さが緩んでこれから暖かくなるという時期だったので、厳冬期というわけでもありません。

雪深い場所が大きな被害に遭った地震の例はさらに少なく、思い起こされるのは東日本大震災の翌日未明、2011年3月12日に発生した、震災の誘発地震とされる長野県栄村地震(長野県北部地震)くらいでしょう。

しかし、大半の報道が東北地方に集中したために、この地震における被害の実態は、あまり知られていません。『忘れられた被災地』と呼ばれる所以でもあります。

なぜ真冬の大地震が少なかったのかは、根拠に乏しい諸説がはびこってはいるものの、つまるところ、


単なる偶然


にすぎません。真冬の雪や冷たい雨の中で大規模地震が発生する、もしくは直前や直後に複合する可能性は、常にあります。

今年9月に発生した北海道胆振東部地震も、厳冬期に起きていても全くおかしくなかったのです。

想像してください。たとえば昨冬、関東地方などで交通がが大混乱した大雪の中で、大規模地震が発生したら。あの中でインフラが止まり、家が損傷し、屋外で帰宅困難になったら。

「そんなことあるわけない」と楽観できる方には、何も申しますまい。でも、それがリアルな恐怖と感じるならば、まだやれることはたくさんあります。


考えが甘い!


当ブログでは、開設当初からある問題を指摘し続けてきました。

それは、巷で言われる災害対策や、いわゆる『防災グッズ』に、あまりにも防水・防寒の要素が欠落している、ということです。

非常持ち出しリュックに防水性能が無い、中身に雨具が入っていないか簡単なビニール合羽のみ、手袋は濡れや冷えを全く考えていない軍手がひと組だけ、現実には大して防寒性能は期待できないアルミレスキューシートがあれば安心的な発想など、枚挙に暇はありません。

3月とはいえまだ厳しい寒さだった東日本大震災の教訓があっても、それが十分に広まっているとは、全く言えません。

管理人が当ブログを広告が表示されない有料ブログサービスで展開している大きな理由のひとつは、そんな半端な防災グッズの広告が、当ブログに表示されるのが許せないからでもあります。

過去がどうだろうと、それが起こる可能性があるのなら、そしてもし起きたら大変な目に遭う、致命的な結果にもなり得るのが現実ならば、常に最悪を想定して備える必要があります。


改めてご覧ください


というわけで、冬の複合災害、特に大規模地震と寒さや雪の複合に対処するための方法を記した過去記事を、あらためてご覧いただき、皆様の備えの参考にしていただければ幸いです。

近々に防水・防寒関連の過去記事リンク集をお送りします。


■当記事は、カテゴリ【日記・コラム】です。


2018年11月20日 (火)

ありがとう!170万PV(#1358)

最近はすっかり放置プレイ状態、でもどっこい生きてる『生き残れ。Annex』でございます。


ありがとうございます

ふと気がつけば、累計PVが170万を突破しておりました。これほど更新していないのに、マメに巡回していただいている法人アカウントの皆様(履歴は定期的にチェックしております)、時々多数の記事をまとめて閲覧していただいている皆様、記事をSNSなどで拡散していただいている皆様なども含め、当ブログを閲覧していただいている皆様に、心より感謝申し上げます。

当ブログが、皆様の防災・減災のために、少しはお役に立てているでしょうか。


そろそろアレかなと

こんな状態の当ブログではありますが、現在も連日数百、時には千を超えるPVを頂戴しております。そしてここに至り、2012年1月のスタート以来170万という、当初は想像だにしなかった数のPVをいただきました。

ほとんど何もしなくても忘れないでいてくださる皆様がいることに、さすがにこの放置プレイ状態が心苦しくなってきた管理人です。

とはいえ、かつてのような更新ペースはなかなかできない状態ゆえ、まずは過去記事の中から、是非とも多くの方にお読みいただきたいと考える記事を、多少の加筆修正も含めて【再掲載】という形でお送りして行こうと考えております。

そして、できる限り新規記事もお送りして行ければと。


狼少年かよw

過去何度もこんな事を言いながら放置を続けてしまっているので、「ああ、またか」と思わるかもしれませんが、管理人また何か書きたいなというモチベーションが、多少は高まってきております。

単純に、モノを書くのは楽しいですし。実は管理人、過去にはフリーランスのライターとして、いくつかのネット記事も書いているんですよ。防災分野はもちろん、得意のクルマ、バイク、鉄道、航空機などをちょこちょこと。今はその余裕はありませんが。

そんなわけで、まずは過去記事再掲載から始めます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


■当記事は、カテゴリ【日記・コラム】です。

2018年6月18日 (月)

大阪で“想定外”の地震(#1356)

2018年6月18日の午前7時58分ごろ、大阪府北部、高槻市直下の深さ10kmを震源とするマグニチュード5.9の地震が発生し、大阪市北区や高槻市などで最大震度6弱を観測しました。

当記事執筆時点ではまだ被害の全貌がわかっておりませんが、被害に遭われた皆様には、心よりお見舞い申し上げます。


改めてあのことを


大阪市北部という場所でこんなに大きな地震が起きるとは、ほとんどの方が想定もしていなかったはずです。それはもちろん、専門家でさえ。

それでも、こういうことが起きます。もちろんこれが初めてではなく、1995年の阪神・淡路大震災(兵庫県南部地震)など“想定の範囲外”の典型でしたし、2008年の岩手・宮城内陸地震など、気象庁による30年先までの地震発生確率ではたった0.5%という、事実上「まず起きない」とされた地域でした。

昨日、6月17日に群馬県南部で発生したマグニチュード4.7最大震度5弱の地震も、その震源域では現在の気象庁が観測を始めた1923年(大正12年。関東大震災の発生年)以来、一度も地震が起きたことが無い場所でした。

そういう現実を前に我々が改めて考えなければならないことは、既に言い尽くされたあの言葉です。

いつどこでなにが起きてもおかしくない

ということ。長いこと地震が起きていない、滅多に起きないという場所でもこうなのです。過去に起きている、頻発している場所の危険度がどれだけなのかということを、改めて心に刻み込まなければなりません。


あの連中が動き出す


こうなると、メディアやエセ科学者は、お約束のように「日本列島が地震活動期に入った。次は○○だ」という論調になり、その○○は大抵は東京など関東地方なわけです。何故なら、本能的恐怖をアオるのがもっとも『数字』、つまり視聴率や書籍の売り上げ向上に繋がり、最大の人口を抱える東京を初めとする関東地方をネタにするのが、最も効率が良いからです。

例によって、明日には『△△教授』みたいのがメディアの取材に応えた記事が出始めるでしょうが、過激なコメントをしている奴は、おしなべて大ウソつきか根拠なしの手前勝手な思い込みを吹聴しているだけ。

一見、まともな学究の徒と思いたい『教授』とかでも、特にメディア露出が多い連中の中にはロクでもない阿呆や大ウソつき、カネのためなら科学もネジ曲げる輩が少なくないことを知っておかなければなりません。

ちなみに、当ブログでもおもしろネタとして注目しているw、『地震予知芸人』村井は、昨日の群馬県南部地震を神業的精度で外したのに続き、さらに大阪地方はノーマークと、理屈がどうの以前に、少なくとも全く役に立たないということを見事に露呈しているわけです。

それでも、御用メディアが『驚異の的中率』をアオると、それなりのカネになるわけだからやめられない。でも、あんなもの信じていると、情弱と言われても仕方ありませんね。

それが恥ずかしくない層がいるから、あんな商売が成り立つのでしょうが。

ある人が言いました。

「たとえ数%でも予知できる可能性があるなら、あの手の“予知”でも信じたい」と。

でも、それは理屈としても大きな間違いです。例えば、今日行く先の地震発生確率が高いとされるから警戒度を高めよう、という発想自体は良いのですが、現実には無警戒の場所でも起きる。

そして、地震発生確率の高い場所は、過去の活動や活断層の存在により、“予知”などしなくてもわかっている。

ならば、行く先によって警戒度を変える、それも根拠に乏しい“予知”に依存するなど、全くのナンセンスです。

どこにいても完全な安心など無い以上、どこでなにが起きてもおかしくないという考えの下に、いつでも一定の警戒態勢と防災装備を維持すること、これしかないのです。

■当記事は、カテゴリ【日記・コラム】です。

2018年6月 5日 (火)

これからのこと(#1355)

4月1日にエイプリルフールネタをアップして以来、なんと2ヶ月以上も放置プレイ状態にしてしまいました。でもその間もずっと安定したアクセスを頂戴していて、ふと気がつけば161万8千PVを超えています。こんな状態ではありますが、改めてご愛読に感謝いたします。


方向転換します


これだけ放置しておいてなんですが、管理人は当ブログの更新を完全にやめたり、閉鎖したり、ましてや関係の無いネタで引っ張る(そういうの多いですよね)ようなことは考えておりません。

ただ、前にも書きましたが、まず管理人の本業が多忙になった中、これまでの記事で一通りのことを書いてしまって、これは皆様に伝えたい、ということが残っていないように感じております。要は、時間を割いてでもどうしても書きたいことが、あまり思いつきません。


そこで始めた東京都の防災本第二弾、『東京くらし防災』のレビューというかツッコミシリーズですが、幸か不幸か『東京くらし防災』の出来が想像以上に良くて、あまりツッコミどころが無いだけでなく、「これはイイネ」という部分も多いのです。

管理人、改めて気付きました。自分はロクでもないものにツッコむ時にはモチベーションがアガリまくるのですが、良いものを褒めるのは、ホント向いてないなと。ヤル気が起きないw

どうにも、シリーズして完結させるのは難しいかもしれません。そこで、とりあえず現行のシリーズを、少し方向転換します。

『東京くらし防災』の内容や構成をイジるのではなく、その内容の優れた点のうち、管理人が皆様に「ここは押さえておいて欲しい」という部分を、記事内容に沿ってピックアップして行きます。

それならば、本当に大切なことを伝えたいという当ブログの主旨にもマッチし、管理人のモチベーションもそれなりにアガります。

しばらくそうこうしながら、次のステップを考えて行きます。


そんなわけで、それほどペースは上げられませんが、時々は覗きに来ていただければ幸いです。

■当記事は、カテゴリ【日記・ コラム】です。

2018年4月 1日 (日)

【エイプリルフールネタ】情報解禁します(#1354)

ここしばらく更新ペースが落ちてしまっておりますが、それにも関連するお知らせがあります。

 

実は、あるプロジェクトが進行していたのです。本日、情報解禁します。

 

 

『本当に大切なこと』を集約する

発表します。当ブログ『生き残れ。Annex』が書籍になります。

 

普段から数字優先で中身が薄いメディアの姿勢を批判している当ブログではありますが、それでもお声がけいただけた奇特なメディアがありました。

 

しかし管理人としては、防災でカネ儲けするつもりはありませんし、当初はお断りしておりました。それに、あらゆる分野にわたる膨大な情報を一冊の本にまとめることなど無理、どうしても過不足が生じてしまうし、半端なことはやりたくなかったのです。

 

でも先方のお考えを何度か伺ううちに、それならやれそうかな、という気になりました。書籍だけではなく、ネットや映像メディアも併用した情報発信のご提案だったのです。

 

 

ひとつネタバレしますと、防災マンガも収録されまして、当ブログで連載した防災小説『生き残れ。』が原作となります。すでにプロ漫画家さんによるラフも上がっております。主人公の三崎玲奈、かなり魅力的なキャラになっていますよ。

 

その他諸々の絡みもありまして、ブログ本編での情報発信を抑えていたような状況です。

 

そんなわけで、あくまで『本当に大切な』防災情報を新しい形で発信するプロジェクトが、間もなくスタートします。

 

書籍タイトルはちょっと変わりまして、

 

生き残れ。〜あなたは”本当に大切なこと”をまだ知らない〜

 

そのまんまですがw、この”本当に大切なこと”をタイトルに入れるのは、管理人がこだわった部分ではあります。

 

 

出版日やメディア展開など詳細はまた後日お知らせします。人気書籍になるかどうかは自信がありませんが、これまで無かったタイプの防災本になるかと。

 

販売はネット上でが中心になる予定ですが、一部有名書店などでも販売されるようです。

 

 

2012年1月に当ブログを始めて6年余り、管理人がお伝えしたかったことが、いよいよ新しい形で始動します。どうぞご期待ください。

 

 

 

 

 

 

・・・という日が来る夢を見ました。すいませんエイプリルフールネタでしたーwww

 

 

 

■当記事は、カテゴリ【四月バカ】です。

2018年2月12日 (月)

続・陸自戦闘ヘリ墜落について(#1350)

前記事(#1349)から続きます。

その後の報道では、事故機のローターヘッド(メインローター取り付け部)は、メーカーで組み立てられたアセンブリを組み付けた状態だったとのこと。

ローターヘッド部の破断が事故の主原因であることがほぼ疑いない以上、部品自体の不良か、組み付け状態の不良があったことは間違いありません。

しかし、現時点ではメーカー側もしくは陸自側の問題かを断定できる状態ではありませんが。


よくもまあデタラメを


事故直後、管理人はたまたまフジテレビのニュースを観たのですが、実に香ばしい大ウソつきが登場しておりました。

”軍事に詳しい”とされる自局の解説委員が登場して、墜落時の映像を見ながらコメントしていたのですが、要約すると、

「テイルローターの機能が失われると、パイロットは操縦棹を前に倒して降下しながら加速して、機体のコントロールをしようとしたかもしれない」と。

資料映像でも、同型機画像のテイルローター部分をアップにして、いかにもそこが主原因の可能性が高いような印象でした。まあ、自局のエラい解説委員様がそう言うのだから、そういう映像になるのでしょうが。

でも、お詳しい方はもうおわかりですよね。前述の通り、テイルローターの機能喪失ならば機体は水平回転を始めますし、事故機はそうならずにすぐに落下を始めている。すなわち、テイルローターが主原因の可能性は無いのです。

なお、解説委員が言う操作とは『オートローテーション』という技術で、これは主にエンジンが停止した場合に、機首を下げてまっすぐ降下しながら速度を上げ、メインローターを風圧で回転させて揚力を得ながら着陸する方法です。

それができれば、かなりの速度で着陸することにはなりますが、人家を避けるなどの操縦は十分可能なのです。

ちなみに、一般的なヘリはメインローターとテイルローターは機械的に連結されているので(事故機もそう)、エンジンが止まればメイン、テイルともパワーがかからなくなるので、トルク反動は発生しません。だからこそ、『オートローテーション』でまっすぐに降下できるのです。

仮に、テイルローターの破損などで機体が回転を始めてしまった場合は、エンジンからローターにパワーを伝えるクラッチを切って、メイン、テールローター両方を自由回転の状態にすることで、『オートローテーション』に入れることができます。

しかし、事故機は水平回転せずに急激に落下を始めているし、それ以前の問題として、頭の上で回転しているメインローターが吹っ飛んだことを、パイロットがわからないわけがない。

この事故においては、パイロットは全く為す術が無かったのです。解説委員の発言は、万策尽きても最後まであきらめなかったはずという、パイロットを擁護するニュアンスがあったのかもしれませんが、事故原因解説としては、噴飯もの以外のなにものでもありません。

要は、映像からわかることを無視したか理解できなかったか(おそらく後者)で、とりあえず『オートローテーション』の半端な、そして全くピント外れの知識をひけらかしただけでしょう。

航空の専門家ではないにしても、解説委員、しかも”軍事に詳しい”とされる人間がこの程度ですよ。それとも、事故原因を粉飾してとりあえずお茶を濁すという、自局の人間ならではの意志でもあったのでしょうか。

何にしても、為す術もなく民家に突っ込んで行く数秒間、乗員の無念を思うと落涙を禁じ得ません。ご冥福をお祈りします。


冷静に考えよう


米軍ヘリの部品落下や異常着陸が続いている最中、今度は自衛隊もかと、誰もが感じるでしょう。

いずれも、機体の整備や運用の問題が根底にあります。それらを是正し、異常事態を根絶しなければなりません。管理人のようなマニアでも、空から何か落ちてくれば死にますし、そんな目には遭いたくない。

なんでこんなことを書くかというと、こういう事故が起こると、マニアは知識をひけらかせるので喜ぶ、という偏見が必ずあるからです。

なにしろ、問題には原因があります。それを正さなければなりません。ただ感情的に米軍が自衛隊がと非難しても、何も解決しません。天災は防げませんが、人災は防げるのです。

こじつけではありませんが、そういう理性的な姿勢こそが、防災の基本だと考えます。

それにしても、これに限らず、一部の『専門家』のレベルの低さには、呆れるのを通り越して悲しくなります。大ウソつきや能力不足の『専門家』をきちんと批判し、ご退場いただくのも我々の声ではありますが、それ以前に、各界の良識ある『専門家』の皆様も、もっと声を上げていただきたいと、切に願う次第ではあります。


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